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2014年3月11日 (火)

あれから三年

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3月11日。天気、晴れ。やや風つよし。

大気は相変わらず冷たいけれど陽射しは暖かい。

仕事部屋で仕事をしていても午後2時40分が近づくと、あ、あの時間だ、と自然

に時計を見てしまう。

あれから三年。

年をとるごとに年々、時間の経ちかたは早くなるように感じているけれど、かとい

ってこの三年が短かったのか長かったのかはよくわからない。一見、何もかもが

元通りになったかのように見えて実際には停滞感も閉塞感のようなものもずっと

続いたままだし、少なくとも意識の上では3.11以前にはもうどうやっても戻れな

いのを感じている。明らかに欠損した何かは元通りにはならない。

オリンピックの東京招致には人それぞれ賛否両論あるだろうけど、そこにかかる

莫大な費用と、震災から三年経ったいまでも住むところさえ不自由している人々

が多くいることを考えると、もうオリンピックなんて返上してしまって、そこにかける

予定のお金をぜんぶ復興に回したらいいのに、と思ってしまう。狭い島国である

日本列島をひとりの人間の身体として見るなら、どこかが激しく痛んでいるのに、

そのさなかにそれを治さず無視して楽しむことなんかできるだろうか?

先週、そんなことを息子と話していたら、日曜日のラジオ番組でクリス・ペプラー

が同じようなことをいっていて、やっぱりそうだよね、と思った。

もちろん、これが東京のスタンダードではないかもしれないけれど、少なくとも私

のまわりはそうだ。個人でコツコツ自分にできることをやり続けることはとても大

事なことだし、やり続けられている人たちのことをとても尊敬はしているけれど、

でももっと大きなところで、国自体がはっきり方向を変えてくれないことには大きく

は変わっていかない。

これまで、こんなにも何もかもが見えてしまう時代があったろうか、と友達と話す。

嘘も不誠実もご都合主義も拝金主義も自分の無知もみんなバレてしまった。

こういう時代を生きるいまの若い人たちは、もう私たちの若いころみたいにふわ

ふわした夢は見られない。でもバレてしまった以上、ここから先は国も企業もほ

んとうに人のためになることをしようよ、自分の家族には食べさせられない、使

わせられないような、はじめから人の身体に悪いとわかっているものをお金のた

めに作ったり売ったり、それで儲けたりするのはもうやめようよ、それで個人は

玉石混交、真偽の入り混じった大量の情報の中からほんとうのものだけを探し

とる自分の眼を磨いて、まずは自分の身近な愛する人を大事にすることから、

地球に宇宙に喜ばれるようなことをはじめようよ、なんて思うのだけれどそうは

いかないのだろうか。

そして個人的にはどんな時代にあっても夢見ることを忘れてはいけない、と思う。

自分の年齢からいっても時代からいっても、これからは地に足つけたままどうや

ってぶっ飛ぶかが課題。だって理論や計算、現実的思考だけじゃどうやっても超

えられないところを超えていけるのはそういう一種バカみたいな力だと思うから。

私はそれを信じる。

今日、私がもらったメッセージをあなたにも届けよう。

May God bless you !

and I hope you are always in LOVE

それからもうひとつあった。今日、私がもらったオラクル。

恐れは今のものではなく、今ではない過去と未来のものです。(B.アダムス)

自分に照らして、これってほんとうにそうだな、と思う。

恐れを捨てて、いまに生きよう。

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放射線量が高かったときもそんなこと何も知らずに地面に近いところで生きてきた

のら猫たち。この先、彼らにも影響が出ないことを祈るばかり。

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