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2014年2月28日 (金)

2月が行く。

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今年もやっぱり明けれてみれば1月は行く、2月は逃げる、で終わってゆくようだ。

3月は去るように?

このあいだ仕事の外注先とメールで「2月も終わり。なんだか早いね」みたいなやり

とりをしていたら、「先日のセミナーで脳科学者がいってたんですけど、人間は脳か

らドーパミンが出てないと時間を早く感じるそうですよ。新しいことをするといいそう

です」といわれて、なるほど、と思ったばかり。

そんな2月の終わりに届いた土居珈琲さんの定期宅配。

今年もやっぱり入ってました。誕生祝いの珈琲豆。

通常は販売してない非売品のとっておきハニー・ツァルキーが100グラム。

毎月、焙煎したての香り高い極上珈琲が飲めるだけでうれしいけれど、1年に1回

誕生月にだけ送られてくるこの珈琲を飲むのもひそかな愉しみだったりする。

さっそくいれてみたら、焙煎したての豆のなんとよく膨らむこと。

至福の珈琲タイムでした。

そして今日届いたもうひとつは私のリクエストで息子がプレゼントしてくれたCD。

ほんとうは別のものをお願いしていたのだけれどこのあいだこれを見つけて急きょ

こっちに替えてもらった、イチベレ・ツヴァルキの新譜。

一緒に写ってるのは誕生日に娘からもらったウッドブロック。

いつかブルーノートにイヴァン・リンスを聴きに行ったら、いつもキーボード弾きな

がら歌うイヴァンが途中でウッドブロックを叩いて歩きながら楽しそうに歌うシーン

があって、私もあれがほしい、と思ったのがはじまりだけど、届いてみたらこれ思

ってたよりかなり大きい。自分が持つとなんだか妙にでかく見えるし、頭にのせた

らドラえもんのプロペラみたいにパタパタ空に飛んでけそうですけど、音楽聴きな

がらそれにあわせてこれを叩くです。すると脳みそからはドーパミンが出るです。

(たぶん。)

楽しみだーーー!

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2014年2月27日 (木)

UTOPIA in BOOKS

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昨日、夕飯の買い物から帰ってポストを見たら、トレーシングペーパーの封筒に

入った様子の素敵な封書が届いていた。コトリ花店さんで知り合った布花作家、

UTOPIANOさんこと京子さんの個展の案内。

クラシカルでありつつリアリティーを感じる、とてもうつくしいポストカード。

彼女のつくる花はほんとうに生きてるみたいだ。

話には少しだけ聞いていたけれど、静岡にあるweekend books さんでの個展。

添えられたミニレターには作家在廊の日が書いてあって、会えたら、とある。

ウイークエンドブックスさんはとっても居心地のよさそうな本屋さんだし、自分に

とっては非日常のどこかで、友達や、その作品や、そこに介在する空気に触れ

られるのは新鮮でわくわくすることだけれど、三月に沼津か。

う~ん・・・・・・ 行けるかなあ?

としばし考えて、もし三月に沼津まで行くんだったら私は春の海が見たい、それに

ダダリに行きたい! と思った。

魅惑のカフェ・ダダリ

あの断崖絶壁の白いシャトーの窓に切りとられたブルー。

ああ、思いだしただけでもくらくらする ・・・・・・。

でも、ウィークエンドブックスさんのある沼津からダダリのある焼津までは1時間

ちょっともかかるんですね。それにダダリはクルマじゃないと行けないところだっ

たかなあ。もし行けるなら素敵な古書店で焼き菓子に珈琲、もいいけれど、せっ

かくなら駿河湾でとれた新鮮なお魚でつくったおいしいお寿司が食べたい、など

などと、ふだん引きこもりの東京人はいろいろ妄想するのでした。

今日は朝から久しぶりの雨。

今日の雨は花粉や大気汚染物質が雨と一緒に落ちるからちょうどよかったような

ものだけど、おひさまのない部屋の中は暗い。ここは構造上、日が斜めに長く射し

こむ晴天の冬の昼間以外はダイニングルームは昼でも電気をつけるようだけれど

3.11以降、多少暗くても電気をつけないのに慣れてしまった。

もともと昼間から電気をつけるのは嫌いだったし。

3.11直後の渋谷の毒気を抜きとられたような静けさ。もはや懐かしい。

渋谷も新宿もすぐにまたもとどおりになったけど、ネオンちかちか騒音ガーガーさ

せれば経済効率が上がるのか? よくわからない。

もとどおりにならないのは破壊された自然だけ。

大雪と強風に閉じこめられた二月も明日でおしまいだ。

un jour さんの二月のすみれのキャンドルに火をつけた。

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2014年2月26日 (水)

貴重な春の日

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久しぶりの今朝のパンとスープ。

またしても昨日の夜中に作った。

いったい大事なのは朝ごはんか睡眠か。

少なくとももっと早く寝たほうがいいことだけはたしかだけれど。

昨夜見た天気予報では今日は気温が上がって3月上旬並みの暖かさで、しかも

明日以降は天気が悪くなるから晴れて暖かい貴重な春の日だということだった。

でもベランダに出て空を見るとなんだかおかしい。

視界が粉っぽく霞んでる?

こりゃ花粉にPM2.5だ、と思って洗濯物をばさばさとふるってとりこんだ。

私は数日前からもうすでに目がかゆいし、今年もついに来たか、と思った。

世の中の人は春だ春だと寿ぐけれど、私は春は苦手だ。

春は埃っぽいし、眠いばかりで。

むしろ寒くても大気がきりっと澄んだ冬のほうがいいくらいだ。

じきに三月。

さんがつ、と発音すると、そこには明らかに二月とは違うエネルギーが流れている

から、もう私の範疇ではないのだ。誕生月もあと2日。

ちなみに今日のパンは、昨日そら屋さんに誕生月特典割引ハガキを持って行って

買ってきた、東久留米プチフールのフランスパン。すごくいい匂い。

すごくいい匂いのするパンって粉がいいのか焼き方が違うのか。

カリッと芳ばしい、おいしいフランスパンでした。

写真ではちょこっとしかのってないけど私はパンでもごはんでも主食食いだから

実はもっといっぱい食べた。でも、このあいだ友人と話していたら、それってあん

まりよくないのだって。つまり、糖質制限の観点において。

にんげんが健康に生きてくのって、実にいろいろむずかしい。

(でも、あんまり考えちゃいない。)

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2014年2月25日 (火)

りんごの樹の下で

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私に絵が描けたらいいのにな、とときどき思う。

小さいころは絵を描くのが好きだった。

小学校のとき先生に褒められたのは図工の時間と作文だけ。

中学ではよく数学の時間に廊下に立たされた。

授業中、ボーっとしていて。

「○○、西武線は5分おきに走ってるんだからね」がF先生のいつもの決め台詞。

いま考えてもよく意味がわからないけど、『おまえみたいな馬鹿、豆腐の角に頭

ぶつけて死んじまえ』程度の意味だとしたら、かなりブラック。

なにせ中学は西武線沿いに建っていたから。

廊下に立たされても性懲りもなく私は校庭の向こうを長閑に走ってゆく午後の西

武線を見ながらボーっとひとりでファンタジーに浸っていた。

いつから絵が描けなくなったかというと水彩画がはじまったころだ。

私には水彩がうまく扱えなかったから、色を塗る時点でいつも下絵をだめにした。

学校では水彩絵の具の扱い方なんてちゃんと教えてはくれなかったし。

そのうち興味は言葉にとってかわった。

それでも、いまでもときどき絵が描けたら、と思う。

ときどき、言葉でいえないことがある。

こんな感じ、っていうの。

さらさらっと描けたらどんなにいいだろう。

そうできないところがなんとも歯がゆい。

とくに音楽を言葉で表現するのはむずかしい。

昨日、久しぶりに絵が描きたいと思った。

深夜のバスルームで頭の中にマイケル・フランクスの『りんごの樹の下で」が流れ

てきて。Underneath the apple tree/Mama's got her eye on me ・・・・ とバスタブ

のお湯に浸かって鼻歌を歌いながら、頭に広がるイメージを追いかけた。

季節は新緑のまぶしい5月から真夏。

りんごの樹の下にいる魅力的なママライオンとぼく。

私に絵が描けたらね。

それで今朝おきて、娘にそろそろパネルを買いに行かなきゃね、と話していて昨夜

のことを思いだし、『Tiger in the Rain』をかけた。

ちょうどおととい、もう手に入らないといわれてたジャケットにヤギがシンメトリー

に描かれた市野元彦さんのCDを手に入れて、息子に見せたら「アンリ・ルソーの

絵みたいですごくいい!」というから、娘と2人で「ぜんぜん違うよ。アンリ・ルソー

よりこっちのほうがずっといい」といったばかりだけれど、『Tiger in the Rain』の

ジャケットの絵はアンリ・ルソー。

アンリ・ルソーにしちゃこれはよく描けてるけど、ルソーは南国に行ったこともな

ければ本物のトラも見たことないのに、近所の南国植物館に通って動物図鑑を

ひたすら眺めて、この手の絵を何枚も描いた面白い人。で、このアルバムの音

楽とこの絵は実によく合ってる。そのあたりにもマイケル・フランクスのセンスの

よさがうかがえるってとこ。

マイケル・フランクスは20代のころからいまに至るまで死ぬほど聴いたから私に

とってはもはや肌になじんだブランケットみたいな音楽だけど、聴いたことがない

って人ならいま聴いてもお洒落で新鮮かもしれない。

とくに春の気配がしてきた今日みたいな日にはぴったりだ。

『サンパク』を歌いながら陽気な気分で買いものに行こう。

ちなみに私が仕事のイラストを頼むとき、こんな感じで、ってえんぴつでサムネイ

ルを描きはじめると、きまって笑いだす人の悪い娘。

もう絵を描くのは彼女にまかせた。

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Original Album Series

マイケル・フランクスの往年のヒット作5枚がボックスに入ってなんと2381円!

ありえない!

私はみんな持ってるけど、持ってない人は買いかもね。

 

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2014年2月24日 (月)

今日のひじきサラダ

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昨日、ごま和えにしたひじきを食べて、このひじきはやっぱりサラダのほうがよさ

そうだな、と思った。それで、食べながら、これはきっとタコに合う、と思ってやって

みたのが今日のひじきサラダ。

もどしたひじきと、薄切りにして塩で揉んで水切りしたキュウリ、皮を剥いてざく切

りしたトマトと薄切りのタコを、オメガオイルと黒酢とイタリアンハーブソルトを入れ

たボウルの中で混ぜて和えただけ。

ひじきとタコはおなじ海のものだからやっぱり合うね。

味付けは和風よりやっぱりイタリアンのほうがいい。

キュウリが入ったら、なんだかちょっと春の気分。

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2014年2月23日 (日)

ヒジキな日々

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いつもTVは毎日のニュースと好きな番組をピンポイントで見るだけで、今回の

ソチオリンピックも生中継だと深夜からが多かったからほとんどニュースでダイ

ジェスト的にしか見ていなかったのだけれど、昨夜はフィギュアスケートのハイ

ライトシーンに続いてエキシビションをやるというので、めずらしく深夜2時過ぎ

まで見てしまった。子どもが寝たあとリヴィングでハロゲンヒーターを前にラプア

ンカンクリのショールにくるまって、かなり音を小さくして見ていたのだけれど、

2時を過ぎたあたりで息子がトイレに起きてきたので、それを合図にTVを消して

お風呂に入って寝た。

そして今朝目覚めたのはなんともう11時近く。

やれやれ、まいりました。

どうしてこうも寝れるんだろう。

よく何時に寝てもいつもきまっておなじ時間に目が覚めてしまう、とか、4、5時間

寝たらもう眠れない、とかいう人がいるけれど、そんな人が羨ましいくらいです。

さて、そんな遅く起きた朝に私がまず最初に何をしたかというと、小さなボウルに

袋から出したヒジキを切って入れてお湯につけた。ヒジキをもどすのには2、30分

はかかるから。

で、今日の朝ごはんはヒジキといんげんのゴマ和え。

友達はヒジキとブロッコリーのゴマ和えがおいしいといってたけれど(子供みたい

なこといってなんですが)、わたしブロッコリーとかカリフラワーとか実はあんまり

好きじゃないの。あのカチっと固まった緑とか白のかたまりを見るとげんなりする。

茎ブロッコリーは大好きなんですけれど。それで、いんげん。

ゴマ和えにしたらヒジキはがぜん和風のお総菜。

それでもこのいただいた寒ヒジキはふつうのヒジキと違ってすごく歯ごたえがいい、

とは息子の弁。それだけにやっぱりサラダのほうがいいかな。

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添えたのは五穀と黒豆のパン。

このパン、豆がいっぱい入ってて小さいながらも見た目以上に食べごたえがあって

朝はこれくらいでじゅうぶん。

17日間続いたオリンピックも今日で終わり。

ずっと寝不足だったという人も明日からはまた通常の1週間がスタートしますね。

 

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2014年2月22日 (土)

冬のアロマ

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人からときどき、まめだといわれる。

家でゴロゴロしたりしないんでしょう、といわれる。

編みものをしたりジャムを作ったり木工をしたり手作りコスメを作ったりしている

かららしい。

自分では好きでやっているからそんなふうに思うことはないのだけれど、たしか

にときどき面倒なことをやりながら、これは誰でもするってことじゃないだろうな

と思ったりする。人によっては主婦であっても食事の支度をするのも面倒という

人もいるくらいだから。

もともと仕事と家事でぱつんぱつんなのに、そこによけいなことを入れるから

ますます時間がなくなる。相変わらず夜型人間だから早起きは苦手だけれど、

ひとたび起きてしまえばしゃきしゃき動ける。ときどき疲れて横になりたいと思う

こともあるけれど、よっぽど具合でも悪くない限り昼間に寝るようなことはないし

たいていの場合、ゴロゴロしたくてもそんな時間はない。

先月、JAZZバーに行ったときに友人のヴォーカリストとピアニストの女性に乾

燥する季節だからとアロマバームを作って持って行ったら、マスターが「これ、

あかぎれにも効く?」というのでマスターの手を見れば、ほんとに痛そうにあち

こち切れてしまっている。こんど作って持ってくるね、といいながら、ここ2回は

バタバタで作る暇がなかったから、またしてもプールに行けない今日はアロマ

バームを作った。

あかぎれに効く精油はベンゾインとラヴェンダーということだったけれど、ベン

ゾインがなかったのでラヴェンダーとフランキンセンスを入れて。ベースはホホ

バオイルと自家製カレンデュラオイルとアルガンオイル少々、そこにシアバター

とビーズワックス(みつろう)を溶かして。

ほかにジンジャーの入った温め系マッサージバームと、ネロリとローズウッドと

フランキンセンスの入ったしっとり系、バラの香りのローズバームも作った。

いつも書いてることながら、こういうことをしようと思うと材料と容器を常に用意

しておかないとならないのが少々面倒だけれど、この手のものを使い慣れると

市販のものがまったく使えなくなる。

マスターのあかぎれもこれでよくなるといいんですけれど・・・・・

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ギリア

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このあいだ花屋で見たときはまだ生まれたての赤ちゃんみたいな

パイナップルヘッドみたいな花だったのに、いつのまにかまあるく

ポンポン咲きになっていた。

ギリア。

春の先頭をゆく花。



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2014年2月21日 (金)

寒ひじき

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このあいだ友達から寒ひじきをもらった。

この寒ひじき、1月のわずか数日しか獲れないもので、春の季語のひとつにも

なっているようだ。

写真のひじきは大分県産。

友達はこの時期毎年、大分に親類がいる友達から分けてもらっているのだそう。

袋の中に添えられた紙には、これを作った人の写真入りで『私が作っています』

とあり、『1月に収穫した寒ヒジキをしゃきしゃき感を残し、堅めに仕上げました。

戻したものを湯通しして、サラダでお召し上がりください。』とある。

今朝、さっそくサラダにしてみました。

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ひじきとミックスビーンズとトマトとカイワレのサラダ。

ぬるま湯に30分くらい漬けて戻したひじきを湯通しして水切りし、大きいとこだけ

細かく切って、缶詰のミックスビーンズとカイワレとざく切りトマトをボウルに入れ

オメガオイル、ハーブソルト、有機りんご酢、コショウ少々で和えただけ。

これにパンとクリームチーズと珈琲が今朝の朝食。

ひじきというと和食のイメージだけど、サラダで食べてというだけあって磯臭さが

ほとんどまったくなく、とてもやわらかくて、イタリアン風味でもまったく違和感なく

パンのつけあわせでおいしく食べられました。

こういう乾物はビタミン・ミネラル補給には貴重な自然食品であり、島国ニッポン

の古来からの知恵。大事にしたいです。

でも驚くべくは、一年でもっとも寒い時期の海でひじきを収穫して加工しているの

が、写真のようなおばあちゃんだということ。

考えるとすごいよね。

冬の貴重なカルシウム源。

ありがたくいただこうと思います。

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2014年2月20日 (木)

MULL HOUSE

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ときどき思うけど、人間の頭の構造ってどうなってるんだろうね?

たとえばPCの前に向かって、うんうん考えてるときにはどうしても書けなかった

文章の糸口がなんの関係もないときに突拍子もなくふっと浮かんで「ああ、もう

書ける」と思ったり、それまで全然あたまになかった人の名前が突然ハッとよぎ

ってその人の音を急に聴きたくなったり、今朝はなんとなく思い立ってCDラック

の中から石渡さんのCDをとりだして、気になったタイトルの曲からかけてみたら、

いやあ~、これがいい!

いま聴くとむしろびっくりするほど新鮮。

そしてそのあとの曲は息子と爆笑。

朝から吉兆ありがとうございます! って感じだ。 

石渡さんのこの音。キレ加減。そしてロマンチシズム。

猥雑さと美しさ、ハイ・テンションとダルさがごちゃまぜ。

これは息子が師匠に借りたCDなんだけど、これはやっぱり買って手もとに置いとか

なきゃね。それくらい、いい。

ちなみに今日、最初に聴いた曲のタイトルは、

魅惑のプールの底に眠る水泳者のように

いつも石渡さんの書く曲ってすごく変わったタイトルがついてる。

きっと石渡さんってああ見えて(すみません)ロマンティストなんだろうなあ。

ギタリストってロマンティストが多いような気がするなあ。

もしかするとピアニスト以上に。

ときどき、自分が知らないことの多さやその重さ、自分の無知さ加減に打ちのめ

されそうになるけど、知らない、ってことはまだ見ぬ闇(底の知れない闇)がある

かもしれないかわりに、まだ見ぬ光もたくさんあるかもしれないってことだ。

それ以上に、そんなことがどうでもよくなった。

いやあ、いい朝だ。

珈琲でもいれて、じっくりゆっくり気楽に考えよう。

それにしても。

石渡さんの頭の構造ってどうなってるんだろうね?

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MULL HOUSE  石渡 明廣

このCD、録音もすごくいい。

石渡さんのあの独特の音色がきれいに入ってます。

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2014年2月19日 (水)

昨日、上町63で

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昨日の、舗道にまだ雪の残る馬車道。

今月2度めの上町63のメンバーは滝野聡(g)、江藤良人(ds)、坂崎拓也(b)。

いつも夜ライヴに行く日は家を出る直前までバタバタで、昨日も終日北風が強く

てすごく寒いのと仕事が終わらないのとでついめげてギリギリで断念しそうにな

ったけど、行けてよかった。ライヴによく行く人ならわかってくれると思うけど、ラ

イヴって一度きり、大げさじゃなく一期一会のものだから、たまたま行くつもりで

行けなかったライヴが凄くよかったなんて後で聞かされたときの残念さはひとし

おだし、体調不良でもない限り、行くと決めてたライヴには行ったほうがいいに

きまってる。もちろん、プロとてミュージシャンも人間だから、日々まいにち気分

も体調もバイオリズムも違えば、天候による楽器の調子や演る相手や箱の大き

さや機材の関係なんかで、うまくいったりいかなかったりするのは当然のこと。

とくに放ったフレーズに相手がどういう反応するかで曲の展開がまったく変わっ

てしまうJAZZではなおさらのことだと思う。

上町63における滝野さんの相手は江藤さんだけがフィックスでベースが変わる

ようだ。昨日は初めて聴く若手のベーシスト。見た目の印象からもっとやんちゃ

な人なのかと思ったら意外と正統的なプレイをする方で、江藤さんのドラムとあ

わせて抜群の安定感。あまりの気持ちよさにお酒の酔いもあってちょっと眠くな

ってしまったほど。もちろん昨日もよかったのだけれど、それほど多くはないに

してもこれまで聴いてきた(自分の好きな)滝野さんの演奏からすると、まだまだ

控えめというか、おとなしいような印象。ほんとうの滝野さんはこんなもんじゃない

でしょう、と思ってしまう。でもそれは、滝野さんがブレイクするのを待つしかない

んだろうな。それで個人的には滝野さんにはエレベのほうが合う気がする。

それは堀剛さんとの演奏があまりに鮮烈だからかもしれないけれど。

個人的な覚書として昨日のセットリスト。

1st 

 I Remember You

  Giraffe

  ベジ・ブルース(このベジはベジタブルのベジ??)

 How's Ever (・・・と聞こえたのだけれど間違ってるかも)

2nd

  All The Things You Are

  シモーネ 

 In Your Oun Sweet Way

  Chorus People

ファーストもセカンドも4曲ずつ、でも1曲の尺が長かったのか、セカンドが終わって

時計を見たらすでに10時59分!!

終電の早い私はあわててお会計をして上町を出ました。

でも夜の馬車道通いももう慣れた。

もう半分眠ってたってばっちり迷うことなく目指す改札から改札へいつもの早足で

移動できる。

それにしても昨日の行きの東急東横も死ぬほど混んでたなあ。

渋谷駅が新しくなってから横浜に座って行けることはなくなりました。

こんどは国分寺経由中央線で武蔵小杉乗り換えで行ってみようかな。



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2014年2月18日 (火)

二月の花屋

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あさ、まだ誰も起きてこない静かな部屋のなかでピアノを聴いた。

冬の固い舗道に、コツコツと靴の足音が響いているようなピアノ。

モノローグのような、短い手紙のような、散文詩のようなピアノ。

このひともどうやら冬のひとみたいだな、と思う。

外は北風が吹き荒れ、自転車で出かけるのが躊躇われるほどの寒さだったけど

陽射しはわずかに暖かい。自転車でひとっ飛びして行った二月の花屋の入り口で

迎えてくれたのは、このあいだ降った雪が黄色く染まったような、黄色い金平糖の

ような、綿のぽんぽんのような、ミモザ。

まるで無邪気なこどもみたい。

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それから、ラナンキュラス。

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こんなに風の強い寒い日なのに、花屋はすでに今日を祝う先客ありで、ミモザの

花冠をつけた女の子が「それではよい誕生日を!」といって、擦れ違いざまに出

て行った。

寒い冬の早起きは大変だし、水は凍るように冷たいけど、しあわせな花屋。

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ぎりぎり水瓶座の最後の日に生まれた君へ。

Happy Birthday !

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私は一束の春のブーケを買って帰った。

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花がくるまれていた英字新聞に踊る活字と写真も、まさしく今ならではのシーズ

ンカラーだな、と思う。

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花は中心から時計まわりに、白のラナンキュラス、まるでジュエルのようなピンク

のスカビオーサ、つぼみのついたユーカリ・ポポラス、ギリア、淡いピンクのヒヤ

シンス、濃いピンクのスカビオーサ。

ヒヤシンスのそれほど甘くない爽やかな香りは早春とよぶのにぴったりだ。

「毎年ギリアを見ると春が来たって思うの」

花屋のそんな何気ない言葉が私にはひどく印象的だったりする。

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2月の花屋で。

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2014年2月17日 (月)

スノードロップ

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今日は朝早くから窓を開け放して2時間半ぶっ続けで掃除をした。

仕事部屋にしている部屋の本棚やCDラックに積もった埃をはらい、棚や机の上

をミントの精油を垂らした雑巾で拭いたら、すごくすっきり。このところ続いている

雪のせいで汚れていた玄関のたたきも外のドアもミントの雑巾で拭いたら去年の

大掃除以来のすっきり感。すっかり部屋の空気も入れ替わったことだし、これで

また爽やかな気持ちで新しい1週間が始められる。ここは私の家であって仕事場

でもあるから、クリアな頭で仕事をするには家のクリーニングは必須事項だ。

今日もバタバタと一日が過ぎて、夕方、日が傾きかけたベランダに出て「あ、きれ

いだ」と思うとなんどでも撮ってしまう。

スノードロップ。

相変わらず寒さの底で厳しい寒さの日が続くけど、このあいだあたりからだいぶ

日が伸びてきましたね。


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2014年2月16日 (日)

雪見ぜんざい

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遅いお昼のような、おやつのような、今日の2回めのごはんは、ぜんざい。

気温が上がってだいぶ雪は溶けてきたけれど、クルマが通るたびに残った雪の

上に乗ったタイヤがザクザクとすごい音を立てている。とうぶんは、残った雪が

溶けたり凍ったりしてアイスバーンになったところがあるから気をつけて歩かない

といけない。

朝のうちはベランダにちょっと出るぶんには陽射しが暖かいように思えたけれど、

北風が吹き荒れる外はやっぱりそうとう寒いようだ。

そんな日にこうして家の中であたたかいぜんざいを食べられるしあわせ。

東京に大雪が降ったところでまだ1日か2日でやむからいいものの、そうじゃない

ところはほんとうに大変だ。雪に降りこめられて全てのインフラが断たれて家で籠

城するしかなかったり、救助を待つしかない状況があちこちで起きているという。

今日はスーパーに行ったらパン売り場にパンが全然なかった。

大雪で入荷がまったくない、という。

近くに大手のメーカーのパン工場がいくつもあるこの地域ですらこれか、と思った。

野菜も一気に高騰。

それでもまだ買いものに行けるだけ、買うものがあるだけいいか、と思う。

どうかこれ以上、大雪の被害が拡大しませんように。



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雪かきの朝

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北風が強いけど、数日ぶりにおひさまがさんさんとあたるベランダ。

あの子にもらったスノードロップが咲いた。

外ではせっせと雪かきの音。

あの子もいまごろ必死で雪かきしてるころかな。

軒先からはたえまなく溶けた雪が水滴になって流れ落ちる音。

まぶしい朝。

久しぶりにバラにたっぷりと水をやった。

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2014年2月15日 (土)

おひさまのほうをむいていきよう。

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今日、ある映画を見終わったあと(映画自体は『ここではないどこかにトリップで

きる』という点ではとても美しいアートだったのだけれど)、自分はきわめて陽性の

あるいは陽性志向の人間なんだと思った。

そして「私はしあわせになりたい」と、シンプルに思った。

いかに完璧な美しさであろうと私は氷の国より太陽の国が好きだし、イルカより熊

より人間の愛が必要だ。

こんなことを書いたところであまりに唐突すぎてなんのことやらさっぱりわからない

と思うけど、今日のところはこれでいい。横にいる息子だけはわかってくれている

ようだから。そういう意味ではこの時点ですでに私はじゅうぶんしあわせだ、という

こともできる。

先週に引き続き今日は雪のせいで2週連続でプールに行けなかった。

今日はコーチが忘れてさえいなけりゃ、バックのサイドキックをやる日。

はずしたくなかったのになあ。

雪の後で今日も冷えるから、夜はいつものヒマラヤソルトにローズヒップを入れた

のに、ジンジャー、マンダリン、フランキンセンス、パルマローザを入れてお風呂に

入った。

今夜は獅子座の満月。

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バレンタインは終わっちゃったけど

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ピープルツリーのフェアトレードチョコレート。

これはバレンタインというわけではなくて、このあいだフリーシップのときにまとめ

買いしておいたもの。

世の中においしいチョコレートなんていくらでもあるけど、最近、私が好きなのは

もっぱらこれ。おいしくってオーガニック、しかもフェアトレード、っていうのがその

理由だけど、このパッケージも好き。

素朴で繊細でうつくしい。

とくに好きなのはオレンジとレモン。

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ミルクチョコレートとオレンジの味、ビターチョコレートとレモンピールの風味が

絶妙なのです。

甘いものを食べ過ぎるとすぐに弊害がでるわたくしであるから、ちびちび食べる。

コーヒー・タイムに。

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2014年2月14日 (金)

雪の夜

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部屋の窓から外を見るかぎりではもう雪はやんだように見えて、そのうち雨に

なるのかなと思っていたら、夜9時半過ぎにアルバイトから帰って来た娘によ

ればまだ降ってるという。それで「降りかたはこのあいだのほうがすごいけど、

このあいだより積もってる。まるで生クリームでデコレーションしたみたいにき

れいだったよう!」 なんていうので夜も11時になろうというのに「ちょっと見て

くる」といったら、キッチンで洗いものをしていた娘も「私も行く!」と大慌てで洗

いものをすませてついてきた。

階段の踊り場から下を見下ろすと、たしかにまだ降ってる。

で、外に出て驚きました。

1階の階段から地面に降りたらもうその時点で長靴を履いてても足をとられて

うまく歩けないほど。すごい。たしかにこのあいだより積もってる。

この時点でまだ吹雪いていて視界は悪い。

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住宅の前の通り。

ほんとだ、これは生クリームだー!

キラキラしてて、なんだかうまそうです。

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近所の公園に行って誰も踏んでない雪に踏み込んだら、うわっ!

長靴もすっぽり!

これはちとヤバイ。

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その公園のなかを駆けまわる子供。

犬か、君は。

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こんなひどい雪の夜、のら猫パンダはどこにいるんだろうねえ、と見回すものの、

猫の姿どころか人間の姿もなし。

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去年の夏も過酷だったけど、今年の冬も過酷だなあ。

うまく生きのびてくれるといいんだけどなあ ・・・・・・

などなどといいつつ、わずかなあいだに2人ともすっかり雪でずぶ濡れになって

大雪の夜の酔狂な散歩を終えたのでした。

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またしても大雪

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あさ起きたら雪、雪、雪!

しかも、またしても大雪だ。

午前中は「こんどの雪はこのあいだと違って水っぽいからそんなに積もらない

だろう」なんていってたのに、とんでもない。夕方にはあっという間にこのとおり。

このあいだほど猛吹雪じゃないものの、吹雪いてることに違いはない。

今日はほんとうは近所で友達とランチをする予定だったのだけれど、昨日午前

の段階で延期することにして正解だった。

代わりに午後は仕事の電話会議。

世の中には、その人と話してるだけでどんどん頭がクリアーになって面白いほど

ぐるぐる気がまわって次から次へとアイディアが湧いてくるタイプの人と、話せば

話すほど頭がごちゃごちゃしてきて混沌としたまま不毛な会話で終わるタイプの

人がいるけど、今日の午後の会議の相手は後者だった。

物事は決まるどころか何も決まらないまま、整理されてたはずの自分の頭もい

つのまにかごちゃごちゃしてきて、これじゃいつまで話しててもちっとも埒があき

そうにないので、つい「この件は私に任せてもらうということで一任してもらって

いいですか」なんていってしまった。その時点で自分に何か得策があったとわけ

でもないのに。それで受話器を置いてから「あーっ、もうどうしよう」と思わず机に

突っ伏してから、「ちょっと外いって頭まっさらにしてくる」と外に出たのだった。

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外に出るともうこの時点で雪は思った以上に積もっていて、またしても世界は

一変していた。

白と黒だけの、氷の世界。

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こんな景色を見ているといったい自分はどういうところに住んでるんだろう、と思

うけれど、雪に覆い尽くされて白と黒だけになった景色を見ながら「シンプルって

いいな」と心底思った。それでまたまっさらな頭で、もういちどゼロから考えてみよ

う、なんて思ったわけです。

それにしても、子供には「ピンクの長靴なんて」と馬鹿にされたけど、つくづくこの

長靴を買っといてよかった。この長靴のおかげで、こんな雪でも何も気にせずに

ザクザク歩ける。

夕方5時過ぎで、この積もりかた。

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しばらく歩いたらすぐに薄暗くなってきて、考えたらちょうど夕飯の買い物に最適

な時間で、この降りかたじゃこの時間に外に出なかったらうっかり買い物もでき

なくなるところでした。

行く先々でちょうど学校帰りの高校生たちと遭遇したのだけれど、女子高生の短

いスカートから出た脚が真っ赤になってててすごく寒そうでかわいそうだった。

(というか、真冬なんだからタイツくらい履きなさい。)

ラストは、すっかり雪でなんだかわからなくなった車道の真ん中を歩いてゆく高校

生のカップル。

なんだか青春だなあ ・・・・・・

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昨日の上町63

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それほどしょっちゅう出かけてるわけじゃないのに、たまに遠出しようと思う日に

限って仕事でバタバタするのはなぜだろう。

昨日も2日連続でアドレナリンが放出しちゃうようなことがあって、翠さんに誘わ

れてでもいなかったらうっかり今回も断念するところだった。着の身着のままって

言葉があるけど、家にいたまま上着をひっかけて外に出ると、なんだかソックス

の色がおかしかったけど時すでに遅し。電車に乗れば乗ったで西武線も東横線

も遅延していて、たまに出かけるたびに100%遅延するって最近の状況もなん

なんだろうと思う。それでも歩くのが早いせいで遅延した割には思いのほか予定

どおりに着いた。待ち合わせの蕎麦屋に入ると、入り口に背を向けて蕎麦を食べ

ている男性の姿、その少し先のついたての陰にいた翠さんに声をかけてふと見

れば、蕎麦を食べてたのって上町のマスターじゃないですか。人の顔を見るなり

いつものポーカーフェイスで「あれ? 今日はなんなんですか?」なんていう。

なにもかにも、おたくに行こうとしてるに決まってるじゃないですか、といったら、

それまでぜんぜん気づいてなかった翠さんが「え、佐々木さん、そこにいたの? 

私ちゃんと予約のメール送ったじゃない」。そこでしばし、メール送ったとか見て

ないとかのやりとりがあって、もう可笑しいったら。

ともあれ蕎麦屋で腹ごしらえして上町63に行ってトイレから出てきたら、超猫好

きの翠さんとギタリストの市野さんが2人で猫談義をしてて、これまで市野さんの

ことをそんな間近で見たことはなかったのだけれど、間近でお顔を見たらすごく

かわいい目をしていてびっくりしました。ちょっと眠そうな二重のたれ目。あの猫

好きぶりからいって、きっとすごーく優しい人なんだろうなあ。

・・・・・ と、そんなことはどうでもいいとして、昨日のMANI

まだ聴くのは2回めで、何をやるかわからないって楽しい♪ といいながら、わく

わくしながら聴いたのだけど、めちゃめちゃよかったです。

何も知らない人のためにちょっと説明すると、『MANI』とは竹内直(ts,,fl,bcl)、市

野元彦(g) 田中徳崇(ds)からなるトリオで、バンド名となった『MANI』の語源は

チベット仏教のマントラ「オム・マニ・ペメ・フム」(Om・Mani・ Pedme・Hum)からと

ったものだそう。前に直さんに聞いたところによれば他の2人がバンド名を考え

てくれないから適当につけたということだったけれど、実にらしい名前だと思う。

MANIの何が面白いかって、それは未知数のところ。

何をやるかわからない。この先どう変容するかわからない。それぞれのオリジナ

ルをやっても、たとえスタンダードをやってもいつもとはぜんぜん違う。

たとえば鉄と木と石、あるいは風と火と水、みたいにそれぞれ違った固有の世

界を持った3人の音が複雑にぶつかりあうとき、そこに生まれる新鮮で陶酔的

なサウンド。荒波(直さん)に洗われる砂浜に宝石のようなキラキラひかる石を

散りばめるのが市野さんのキターだとしたら、空気に紗をかけるのが田中さん

のドラムス、みたいな。下手な比喩ですけど。昨日は、消えそうで消えない小さ

なロウソクの火のようなグルーヴが、徐々に大きく太くなって静かに激しく燃焼

するような、そんな瞬間を何度も味わいました。

MANIの音楽、ヤバイよ。ちょっと麻薬的。トランスになっちゃう。

なんて、いったのでした。

いまおぼえてるかぎりで昨日やった曲を個人的な覚書のために順不同で書き

だしてみると、直さんのオリジナルで『Dewey Circe』(たぶん)、『Calypso24』、

『Peridot』、市野さんのオリジナルで『 Doze Off』、『Ammonite』、コール・ポーター

の曲で『I Concentrate on You』、ウエイン・ショーターの曲で『United』、チャーリ

ー・ヘイデンの曲で『La Pasionaria』、というところかな。(昨日もアマレットのオン・

ザ・ロック1杯で酔っ払っちゃった割にはけっこうちゃんとおぼえてるもんですね。)

オープニングの曲こそちょっと散らかった印象で記憶にないものの、あとはみん

なよかった。なかでもかなり長尺だった『ラ・パッショナリア』がとてもきれいなメロ

ディーを持った曲で、すごく美しかった。たぶん、このメンバーでやりはじめた早い

時期から直さんの頭のなかにはあったんじゃないかと思うけど、そう遠からぬ日

にMANIはアルバムになるだろうと確信しました。

昨日は私が上町に行くようになってから見たこともないほど満員御礼で、後から

来た人が座るところもないほど。バレンタインデーの前日ってことで、何やらあち

こちでチョコレートが飛びかっていたなあ・・・・・・

バタバタでそんなこともぜんぜん頭になかった私。

お蕎麦屋で翠さんにとっておきのいよかんジャムを渡したら、ハイって渡されたの

はジャムの空き瓶に詰まったチョコレートでした。

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珈琲豆をチョコレートでコーティングしたチョコ。

チョコレートと珈琲。

私にとってはふたつの『好き』のマリアージュ。

さすが翠さん、わかってる!

そして、また雪の今日は、ホワイトデーならぬ、ホワイト・バレンタインデーだ。

昨日、翠さんから聞いたところによると、翠さんの愛猫なるとがまだ家に来たばか

りのころ大雪が降って、まだ子猫のなるとに家のドアを開けて「ほら、雪だよ!」

っていったら、ダーッと外に駆けて行って、まるでキタキツネみたいに雪の上で

ぴょんぴょんしたそうだ。もう嬉しくて嬉しくて。それで雪の上をぴょんぴょんし過

ぎて肉球の皮が剥けちゃったんだって。

そんななるとも15歳となったいまや、雪を見せるとげんなりして知らんぷりだそう

です。年をとるって、猫も人間もそういうことなのね。

昨日、私はめずらしく相棒(カメラ)を連れて出るのさえ忘れて写真1枚ないから

今日はかわりに猫なのだけれど、この3匹の猫、じーっと見てると何やら昨日の

MANIの3人に見えて・・・・・・

きませんよね。ハイ、スミマセン。



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2014年2月10日 (月)

すみれいろ

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あの日に買った、すみれいろの花たちがひらきはじめた。

あの日もっとも気になったのは濃い紫のラナンキュラス。

緑のフェチダスとあわせたらすごく合いそうだった。

きゅっと小さく閉じていたときもかわいかったけど、ひらきはじめると

花びらの白いところがコントラストになってまたかわいい。

これも2月のアメジストいろ。

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keino さんとun jourさんにプレゼントしてもらった

色味の違う紫の花たちと緑のラナンキュラス。

春まだ遠い2月の食卓。

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2014年2月 9日 (日)

A Perfect Day for" Yukimi-daifuku"

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昨日の夜、娘がアルバイトから帰るなり「いいもの買ってきた♪」と見せてくれた

『雪見だいふくスペシャリテとろ~り生チョコストロベリー』。

先日ネットで話題入りしたというのを見て私が「これ食べたーい」といったのを、

どうやら覚えててくれたらしい。

ハイ、わたくし、こういうとこ、けっこうミーハーです。

昨夜の雪の降りかただったらまさしくこのタイトル通りだったのだけれど、一夜

明けた今日は雪も風もやんで、まったくもって昨日の天気が嘘みたいな快晴。

でも、食べましたとも。雪が溶ける音を聞きながら。

ピンクのお餅の中にはストロベリーアイスが入ってて、まんなかにチョコ。

『スペシャリテ』というには、いちごの味もチョコもジャンクでフェイクなお味なん

だけど、まあ、それなりにおいしかったです。

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そして夕方は都知事選の投票に。

すべては誰かさんが都知事になるのを阻止するためでしたが、結果は・・・・・・

がーーーーーん!!!!!

「東京を世界一の街にするって、ナポレオンのいいかたにくらべたら曖昧ね。

ナポレオンは『パリを世界一うつくしい街にする!』っていったのよ」と私。

まさか、世界一弱者に厳しい街じゃあるまいね?!shock

 

 

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2014年2月 8日 (土)

大雪の日

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布団の中にいるときから外に雪が積もっているのはわかってた。

下の舗道を通る車のタイヤがくぐもった重い音をたてていたから。

起きてベランダに出るとすごい雪だ。

しかも長いこと見たこともなかったようなパウダースノー、粉雪。

これは積りそうだ。

いちおうプールに行くつもりでそういう時間に起きたのだけれど、今日は無理そう

だなと思っていたら、しばらくしてスイミングクラブから電話がかかってきた。

今日は全館休業となったのでスイミングもお休みです、振り替えについてはまた

後日お知らせすることになると思います、という。振り替え? もう10年以上もや

ってるけど、こんなことってスイミングをはじめて以来。

昨日のうちから娘は学校を休むことにしていたし、今日は午後になればなるほど

風が強くなって猛吹雪になるってことだったから、雪が降り積もって身動きできなく

なる前に買い物に行ってしまおうと食事の後すぐに娘と家を出る。

驚いたことに、家のドアをあけたら部屋の前から階段、踊り場まですでにかなりの

雪が降り積もってる。そして横殴りの雪。・・・・・・ もうすでに吹雪だった。

ちょっと寄り道していこうと脇道を入って水道道路に出ると、ここはいったいどこ?

というくらい、あたりいちめん雪景色。

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四方八方から雪が飛んでくるものだから、カメラを出すのも危険なほど。

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ちょうど向かい風だったから雪をもろにかぶってしまって、この道を行くのはすぐに

あきらめた。

雪のなかで鮮やかな紅椿。

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娘いわく、昨日は長蛇の列だったというスーパーマーケットも今日はガラガラ。

買い物をすませて外に出るといつも猫だらけの公園にも猫の姿は一匹もいない。

いったいこんな日、ノラたちはどこにいるのやら。

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いつもの道だってこんな風。

どこが車道でどこが歩道かわからないくらい。

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全身すっかり雪でまっしろになりながら、娘も私も家に帰ったら今日はコトリさんに

借りた映画のビデオでも見ようと思っていたのに、娘は職場から「学校が休みなん

だったら早く来て!」といわれたとかで、夕方、吹雪のなかアルバイトへ。

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それを右手に見ながら私は自治会に雪掻き用のシャベルを借りに行った。

私が住んでいる住宅の階段の人たちは誰一人雪掻きをする気配がないから、こう

なったらもう自分でやるしかない。すでに1階の階段は階段じゃなくなってスロープ

と化してるし、このままだと娘が帰ってくるころには上れなくなってしまうから。

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それから、吹きつける雪でびしょびしょになりながら鼻水たらしながら4階から下

までひたすら雪掻きすること1時間半。

終わるころにはすっかりグロッキー。

腰にきました。

ふう、やれやれ。

雪国の人の気持ちがちょっとだけわかった日。

ここで一句読めたらいいんだけど、もうそんな余裕もなし。

ヤワな東京人なんてこの状況が3日も続いたらもうアウトです、たぶん。

 

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2014年2月 7日 (金)

すみれの花の砂糖づけ

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今年もまたはじまりました。

コトリ花店さんの2月のイベント、『すみれの花の砂糖づけ』。

明日、東京は16年ぶりくらいの大雪になるということだし、そうなったらとうぶん

自転車であそこまでは行けないし、誕生日だというのに食卓に花もなかったから

今日も寒かったけど自転車でひとっ走りして行ってきました。

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春というにはまだまだ遠い、厳寒の2月。

私が行ったのはもう午後遅くで光が足りなかったので写真では数枚しかご紹介

できないけれど、お店の中はすみれにまつわるキャンドルやお菓子、ガラス作品

や絵やアンティークの食器やグリーティングカードなど、どこもかしこも一足早い

春のすみれでいっぱいです。

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私は今日はすみれ色の花束だけ買いました。

そうしたら、外にいて今日が私の誕生日だと知ったガラス作家のkeinoglassさんと

キャンドル作家のun jourさんが花を選んでいる最中にお店の中に入ってきて、

私に1本づつ花をプレゼントしてくれました。びっくり。

面と向かってそういうのってなんだか照れるし、もうまいりましたけど、嬉しかった

です。keinoさんとun jourさん、どうもありがとう

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コトリ花店さんの『すみれの花の砂糖づけ』は今日7日からはじまって定休日の

木曜13日をぬかして次の土曜日、15日までです。

外はまだまだ寒いですけど、この時期だけにしか会えない可憐なすみれ色に

会いに、ぜひコトリ花店までお出かけください。

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2014年2月 6日 (木)

猫化する

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猫セーターのことはもう書いたっけかな。

なにしろこうも長くブログをやってると、何を書いて何をまだ書いてないか、時々

忘れてしまう。

私にとって『猫セーター』とは、かぎりなくふわふわであったかくてチクチクしない

ノンストレスでくつろげて、ひとたびそれを着たら脱ぎたくなくなるようなセーター

のことだ。それはたいてい、カシミアである場合が多い。とはいってもブルジョア

が着るような高級なカシミアじゃなくって、庶民にも手が届くようなヤツ。それを

もう、穴のあくほど着る。いや、穴があいたら繕ってまで着る。そうやって飽きる

ほど着てくたくたになってさえ、まだ捨てるのがもったいなほどだ。

そして、いまの時期みたいに寒さも底になるともうやっぱり私は猫セーターしか

着たくなくなる。猫セーターに付いている表示タグには『いくら気に入っているか

らといって、毎日同じものを着続けるとかならずピリングができやすくなりますか

ら、1日着用したら2日休ませるなど、ローテーションを考えて着てください』なん

て書いてあるけど、そんなことは知ったことか、だ。

でもって、やっぱり今年の冬も私はとくべつなお出かけのとき以外は毎日おなじ

猫セーターばかり着ている。

「猫だってもっとちゃんと着替えるよ!」と、鎌倉のハンタ猫はいう。

でも、なんといわれたって私はチョコレート色した2月の猫だ。



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2014年2月 5日 (水)

こたつ de みかん

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昨日、外出から帰ったら鎌倉のハンタさんから数日早い誕生日のプレゼントが届

いてびっくり。やっぱり今日はいい日だ、と思ったのだけれど、内容が実に鎌倉の

ハンタ猫さんらしかった。鎌倉名物、豊島屋の鳩サブレーにはじまって、可笑しか

ったのはこの『炬燵』というお菓子。

箱のなかに入っていた説明書きにはこんなふうに書いてある。

ちょっと長いけどそのまま引用すると、

未だ電気、ガス等による暖房システムが無かった時代、炭を使った”炬燵”

火鉢”が家庭の暖房の主流だった。それもついそこの、昭和二十三、四年頃。 

寒さが厳しくなって参りますと、居間の炬燵を囲み、こごえた手足を”炬燵”の

け布団に包み、暖をとりつつ一家で語り合う団欒の姿が懐かしく想い起され

ます。そんな時のつき物は炬燵の上に置かれたみかんが主役であったようで

した。 

その懐かしいみかんのお味を白餡に練り込み、小さく丸めました。昔の小学校 

唱歌の一節に、猫はこたつで丸くなる♪ があったことなど、想い出し頂ければ 

と存じつつ ・・・・・・

これを読んで思い出すのはいまは亡き祖母の家だ。

昔ながらの平屋の一軒家の祖母の家の居間には掘りごたつがあって、あれは

すごく楽ちんだった。真冬なんか一度入ったらもう出られない。庭に面して家の

北側、廊下のつきあたりにある暗くて寒いトイレに行くのも億劫になってしまう。

いったいそこで、どれだけ祖母や叔父たちと食卓を囲んだことだろう。

子だくさんの祖母の家は子供が自立してからもいつも賑やかだった。

私が子どもだったころ、祖母はすでに猫は飼っていなかったけれど実はそれに

は理由があった。あるとき、長らくかわいがっていた飼い猫の姿が見えなくなっ

て、ずいぶんと長いこと探し歩いたけれどとうとう見つからずに、きっとあの子は

自分の命がもう長くないことがわかったから家族に見つからないようにひっそり

どこかに死にに行ったのだろうとあきらめたころ、掘りごたつの下を掃除しようと

してあけてみたら、その隅に猫の亡骸があるのを見つけた。祖母はたいそう悔

やんで悲しんで、以来もう猫を飼うことはなかったという。母から聞いた話。

そんなわけで祖母の家にはもう猫はいなかったけれど、家のまわりはいつも猫

だらけで、小さかった私がよく夕飯のごはんを残すと、そこに焼き鮭のほぐした

のや筋子を混ぜた贅沢な猫まんまを作っては縁側の下の大きな沓脱石の上

にのせていた。するといつのまにやらどこからか一匹二匹と猫が集まってきて

にゃごにゃご喉を鳴らしながら食べはじめる。それをガラス戸越しに見ているの

が好きだった。そんな祖母の家を母は『猫屋敷』と呼んでいた。

人間の記憶ってすごいもので、いまそんな風に思い出していると祖母の家の

細部までがホログラフィックに思い出される。場と人、そこにあった音と空気、

匂いまでもが。

昔の古い家の作りって私には謎で、部屋の中に何のためか小さな凹んだスペ

ースがあったり、節くれだって妙にデコラティブな立派な木が柱に使われていた

り、大した家でもないのに妙に凝った彫刻欄間があったりして、子どもながらに

なかなかミステリアスだった。もし私に絵が描けるなら描いておきたいようだ。

このお菓子に付いていた栞の文章にもあるように、こたつがある風景はわずか

数十年前にはどこにでもある当たり前のものだったのに、いまや昔の物語のよ

うだ。最近、息子とよく話すのは、わずか数十年のあいだにテクノロジーをはじ

めとする生活そのものが高度に近代化したことのツケ、というか歪が極まった

のが、いまの日本なのじゃないかということ。息子によれば、毎日のようにニュ

ースで報じられる陰惨な事件や犯罪の多くが昭和初期に起きていたものと酷似

しているという。それを私的に解釈するなら、衣食足りてなかったころの時代の、

といい換えることもできる。

こたつにはじまり、話は長くなったけど、箱の中身はこんな風。

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小さなみかんがいっぱいだ。

ハンタさんの家は雪が降る季節を前に心配がピークに達してしまって、ついに

またもやノラ猫を3匹も引き受けてしまったらしい。数なんてとてもいえないよ、

といいつつ新たな猫との日常をじっつに楽しげに語る相変わらず猫ばかなハン

タさんなのだった。いずれ、このみかん団子と同じ数になる日も近いかも。

(やーめーて~、という声が聞こえてきそうだけど。)

さて、お茶にしますか。

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ハンタさん、今年もこの東京の西の猫のことをおぼえてくれていてありがとう cat

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2014年2月 4日 (火)

東京は吹雪!

140204snow

明治神宮参拝の後はまっすぐ電車に乗って新宿に出た。

いつものように原宿から表参道へ歩くには今日はちょっと寒すぎたし、傘の人混

みは面倒だった。それに私は猫だから、勝手知ったるところじゃないと落ち着い

てごはんが食べられない。

新宿では迷うことなく伊勢丹会館に行って、お昼ごはんというよりもう夕飯みたい

な時間にタイ料理を食べた。寒いからHOTなものが食べたかったのだけれど、出

てきた炒めものもトムヤムクンも「ここってこんなに辛かったっけ!」というほど辛

くて、またしても泣き泣き食べた。アイドルタイムの店内は空いていてのんびりした

雰囲気で、お店のマネージャーらしき年配の男の人は優しい表情をしていて厨房

からは始終タイ語と日本語の入り混じった賑やかな話し声と笑い声が聞こえてきて

タイ語の歌謡曲みたいなBGMともあいまって妙になごんだ。

ここはいい職場みたいだな、と思った。

(実際にレジでお金を払うときにそういってしまった。まあ、いつものことだけど。)

食事のあと伊勢丹の地下で買い物をして出ようとすると外はすごい雪だった。

暗い地下の階段から上を見上げたとき、「あ、これは絵になる!」と思って瞬時に

撮ったのが今日の写真。

写っているのはH&Mのショーウインドーで、その上からぱらぱらと舞うように降っ

てくる雪がなんだかすごくきれいだったな。

こういうとき、コンデジはほんとに便利。

コンデジの命はAFスピードの速さにあると思うけど、いつでも無造作に服のポケ

ットに突っ込んで持ち歩ける気軽さ。写り云々とかあるけど、このアクティビティー

にはかえられない。

そして外に出るともう、そこは吹雪!

すごく寒かったけど、伊勢丹の通用口の前の通りではデパートで働いてるんだろう

と思われる女の子がふたり雪を見上げながら立っていて、通り過ぎざま、片方の子

が「なんだか楽しい!」とかいって目をキラキラさせるのが見えてかわいかった。

ニットキャップをかぶって傘もささずに歩いてた外国人の男の子もなんだか嬉しそう

な顔してたなあ ・・・・・・

ニューヨークならともかく、ここ東京で吹雪なんてこと、滅多にないからね。

夕方からとつぜん、激しく降りはじめた雪はまるで舞台装置のようにいつもの汚い

新宿の街をキラキラしたドリーミーな景色に変える。

たぶんこれも、吉兆。

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立春の雪

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節分の昨日は恵方巻きは食べなかったけれど夜、豆まきをして、12時かっきりに

お正月に父からもらった『一陽来復』のお札を今年の恵方である寅卯の方向に向

けて申酉の壁の高いところに貼った。これで今年も一年、お金に困りませんように。

晴れて5月並みの陽気だった昨日とはうってかわって、今日は朝から冷たい雨。

立春に雨が降るなんてめずらしい。

少なくとも立春に明治神宮参拝をするようになってから一度もなかったような気が

する。おととい、父も一緒に行かないかと誘ったら昨日になって断りの電話がきた

けれど、それで賢明だったというわけだ。父は妙なとこ慎重だから。80過ぎまで生

きるって、きっとそういうことなんだろう。

天気予報が当たって昼過ぎには雨は雪に変わった。

いつもなら午前中に行くところを、今日はいろいろやることがあって午後遅くなって

から家を出た。昨日が暖か過ぎたというせいもあるけれど、今日は久しぶりに真冬

の寒さ。指なしハンドウォーマーから出た指の先がかじかむほどだった。

それでも明治神宮に着くと参拝客はたくさんいる。

今日、目についたのは韓国人、中国人、ドイツ人、それに日本人が少し。

これでも例年の晴れた立春よりはやっぱり少ない。

長い参道の砂利道を、寒いな、と思いながら歩いていたら、男並みに速足の私を

後ろから元気に追い越してゆく人がいて、見たらその男性、2番めの大鳥居の前

でさっと一礼したあと、何やら愛情たっぷりに鳥居に触ってから歩き去った。

それを見ていたらなんだか爽やかな気持ちになって、私もますます元気に歩いた。

参拝自体はいつもあっという間に終わってしまう。

家を出るころには雪だったのが原宿に着くころには雨に変わり、参拝を終えるころ

にはみぞれになった。

ふたたび、いま来た長い参道を歩きはじめると、いつもの深い鎮守の森の木立か

ら射しこむ清らかな木漏れ日の光こそなかったけれど、今年もこの立春の日にこ

こに来られてよかった、という気持ちがまたしてもふつふつと湧いてきて、ただただ

ありがたいありがたいと思いながら歩いた。

ここからまた一年。

健やかに。

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2014年2月 2日 (日)

ケーキ三昧

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じきに日が暮れる。

今日は父が孫の誕生祝いに来た。

なんたって娘はいま学校とアルバイトに明け暮れる生活で限られた時間しか家に

いないから、それ以外の予定を入れるのがとても難しい状況で、今日も午後3時

までの時間しかなかった。おまけに父は足腰が悪くてあまり歩けないときてるから

雨でも降ろうものなら来られない。そうじゃなくても寒い時期だし、ケーキを大量に

買ってこられても困るから、それを阻止しようと、「寒いから無理しなくていいよ」と

やんわりいってみるのだけれど、そこは親心ならぬおじいちゃんごころとでもいう

べきか、父はやってくる。

今日はそろそろ来る時間だからちょっと見に行ってくる、と家をでたらどんぴしゃで

ちょうど父が階段を上がってくるときだった。相変わらず片手にケーキの大きな箱

を持ち、片手にスーパーのビニール袋、という両手荷物で。それでいったいどうや

って手すりにつかまって上まで上ってくるつもりだったんですか、と思う。

駅前の不二家で買ったいちごのバースデーケーキに、さらになぜかブルーベリー

のショートケーキがふたつ。スーパーで買ったいちご1パックに、出店を出してる

中国料理屋の中国人のおばさんに買わされたと思われる中華総菜が1パック。

相変わらず不思議な父の買い物。

まずは恒例のバースデーケーキ囲んでの記念写真をチェキで撮り、みんなでケー

キを食べる。いつもの他愛のない話。

そうこうするうちに娘はバイトに行く時間が近づいて、父の買ってきたお総菜プラス

アルファで遅いお昼を食べて出かけて行った。父は自分の買ってきたものを目の

前で誰かが食べれば満足なのでご機嫌だった。「孫の顔を見るのがたのしみだか

ら」と父はにこにこしながらいった。

今日の昼ごはんは父が来るので昨日のうちに豆入りキーマカレーを作っておいた

のだけれど、また例によって「食べない」とかいうかと思ったら、今日はめずらしく

素直に食べた。いつも妹と話すのだけれど、老人というのはきわめて気まぐれな

生きものだ。そこには多分にその日の体調が機嫌に反映しているのだと思うけど

年をとって限りなく子どもに近づいているようにも見える。

父が来ると私は何もできない。

父の話がいかにもう何十回となく聞いて耳にタコができそうな退屈きわまりない

話でも、我慢づよく聞いてないとならない。逆に何もかもあきらめて大仏みたいに

ドーンと鷹揚にかまえてにこにこしていられたら、おおかたうまくいくような気もする。

今日はなんとかうまくいった。

今日は晴れて風もなく、昼間のうちはまだ暖かかったし、父は顔色もよくて元気そ

うだった。子どもたちもそこそこ祖父につきあっていた。

夕方、父を駅まで送るころにはもうすっかり寒かったけど、父が途中で昔馴染みの

仕事仲間の店(不動産屋)にふらっと入ってしまったときは、なかなか出てこないの

で家に帰ってしまおうかと思ったけれど、それもあきらめてしばらく外で待っていた。

駅までの道すがら、父がまた「あとは4年後のオリンピックまで生きていられるかだ

な」といったので、「そのころにはあの子たちもどうにかなってるでしょうから、きっと

何かいいことあるかもしれないし、元気で生きていればいいじゃないの」といった。

私の知る、情のある人たちというのはどの人も、じゃあね、と手を振った後にも何度

もふり返ってこちらを見たり、手を振ったりする。

昔の恋人も、Sも、親友たちも、祖母も母も、みんなそうだった。

じゃあ、といったら最後、こちらをチラとも見ずにまるで別人の顔で車を発進させる

ような男とは、しょせん縁がないってことなのかもね、と私は思う。

父は何度もふり返りながら、にこにこと手を振った。

私も手を振りかえした。

機嫌のいいときの老人と子どもは天使だ。

そして血縁との時間が何事もなく終わると私は心底ほっとする。

家に帰って、「もう太ってやる!」とばかりにまたしても1人でケーキを食べた。

昨日、18センチホールの6分割を3人でそれぞれ1ピース食べたのの残り。

昼間は父が買ってきた5号のケーキを4分割して食べたばかりだというのに。

冷蔵庫には父が今日買ってきたケーキがあとふたつ。

こうやっていつも2月は毎年、気づけば胃がやられているというわけなのだ。

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You are my precious!

14gift

昨日、バースデーケーキにローソク灯して、歌を歌って吹き消したあと、私がプレゼ

ントを渡す前に娘が私と息子に小さな包みをくれた。

こんなのってはじめてだ。なになになに?

あけてみるとミナ・ペルホネンの蝶々のマスキングテープにマカロニ・クリップ。

色は私の好きなブルーと白。

このあいだ私がクリップがないないといってたのを覚えてたらしい。

オレンジ色のリーフ柄のティーバッグみたいなのはチョコレートだそうです。

私の子だけあってなかなかセンスがいい。

手製の小さなカードを開くと『You are my precious!』と書いてありました*

小さなことだけど特筆すべきこと。



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2014年2月 1日 (土)

Happy Birthday!

14birthday_cake_03

いちご増量、生クリーム増量。の、今年のバースデーケーキ。でかい。

大きなローソク2本に小さなローソク2本。

4歳か? nonnonnon..........

あのチビだった女の子がよくここまで大きくなったもんです。

私が年とるわけです。

でも感慨に浸ったりしないよ。

浦島太郎みたいになっちゃいそうだから。

茨の道を行くもおひさま燦々のんびりカントリーロードを行くも君の自由だ。

自由、万歳!

HAPPY BIRTHDAY !!!

ふっっっ ・・・・・

14happy_birthday

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