緑のラナンキュラス
去年の12月に買ったユーカリの一枝が不思議といまだに元気で、花だけを
とりかえて生けている。
水道管も凍ってしまう厳寒のこの時期、早朝4時起きで市場に行くのも、外で
花の水揚げをするのもどれだけつらかろうと思うけれど、この冬から春へと向
かうわずかな期間だけにしか出会えない花たちがあって、その透き通るような
色と美しさを思うとやっぱり冬が好き、と花屋はいう。
そんな花屋のおかげで私も季節の彩りをたくさんもらっている。
ラナンキュラスもそんないまだけの花のひとつ。
ラナンキュラスにはたくさんの色と種類があるけれど、私はこの緑のラナンキュラ
スが好きだ。すごくかわいい。
そして、緑にはピンク。
永遠の組み合わせ。
この花が終わるころ、花屋は「また暑い季節がやってくる」といって毎年嘆くけど
季節は私の好きな夏へと向かう。
1年でもっともわくわくするとき。
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