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2014年1月31日 (金)

水瓶座の新月

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新月になった。

今月、2回めの新月。

水瓶座の新月だ。

つまり、私と娘と友達にとっての特別な月のはじまり。

また新しい一年がスタートする。

日々、思い煩うことはあるけれど、バタバタ時間は過ぎていくけど、

一日一日を大切にしよう。

できるだけ自分のための時間をつくろう。

明日は娘の誕生日。

明日はプールで行けそうにないから今日、コトリ花店に行った。

一日早い誕生日のブーケ。

母の日に初めてもらった花がチューリップだったとき以来、娘の花はチューリップ。

花束には毎年欠かさず入れてもらう。

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友達が娘のために作ってくれた、春いろ、しあわせ色のミモザのリースと。

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彼女が貸してくれた別野加奈(わかれの・かな)さんのCD。

ちょっと物憂げで透明な、これも春の歌だと思った。

コトリさんがいったとおり、嘘のない声。

でも、私が(青春を)生きた時代とは違う時代の歌だと思った。

別野さんは映像作家で、シンガー・ソング・ライターだそうです。

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新月だから、今日、目に入ってきた言葉を書いておこう。

 You’re never too old to dream a new dream.

・・・・・・ ほんとにね。

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2014年1月30日 (木)

冬の柑橘、いよかんジャム

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おととい市役所が閉まるギリギリの時間に納税に行って、税金を納めてすっきり

したのと同時に一気にプアになって、ちょっと意気消沈しながら近くのそら屋さん

に行ったら、店頭で冬の柑橘が売られているのを発見。

去年の暮れから何度か作ったりんごジャムにもそろそろ飽きてきたところだし、

柑橘系のジャムを作りたいと思っていたところだったからちょうどよかったと、と

りあえずお試しにいよかんを3個と洗双糖を買って帰って来た。

例によって、夕飯の片づけが終わった遅い時間に作りはじめる。

柑橘系のジャムはこれまでにも何度か作ったことがあるから、その要領で。

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柑橘系のジャム、というかマーマレードを作るのに何が面倒かって、果肉をひとつ

ひとつ袋から出さなきゃならないのと、皮の下ゆで処理を何度もしなきゃならない

のが手間!

それで予想以上に時間がかかって、もう深夜遅くだったから作り終わるころには

疲れてへろへろになりつつ後片づけをしたのだけれど、実をいうとこれは失敗だ

った。火を止めたときには鍋の中でまだシャバシャバしていたのに、熱いうちに

ビンに詰めて冷めてから冷蔵庫に入れたのを翌朝だしてみると、が~ん!・・・

あろうことかジャムというよりアメになっている。どうやら、うっかり火を入れ過ぎ

たらしい。それはそれで不味くはなかったし食べられないことはなかったけれど、

せっかくオーガニックのいよかんを買ってきてこれじゃ嫌だ。

・・・・・ というわけで、飴になったいよかんジャムを救済すべく、またしても今日の

夕方そら屋さんに行ってこんどはいよかんを5個と洗双糖をもう1袋、それにスー

パーでオレンジキュラソーを買ってきた。

おとといの要領と同じように作って、7分方できあがってきたところで前日作った

ジャムをビンから鍋に戻し、レモン汁をくわえてよく混ぜて煮溶かしてから最後に

オレンジキュラソーを入れてひと煮立ち。今回は前回より、かなり手前で火を止

めた。なので、袋から出したいよかんの房がまだちょっと残ってるくらいの感じ。

完全なプリザーブドスタイル。

そして、できあがったのをひとくち味見してびっくり!

柑橘の味がすごくフレッシュで香り高くてジューシー。

皮のほろ苦さもちょうどいい。

やったね!

できあがったのは、昨日の朝(飴状のを)パンに塗って少し食べちゃったからボン

ヌママンのビンに4個と半分くらい。

今回も洗双糖を使ったのできれいなオレンジ色です。

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おとといのアメ状のとはうって変わって今回はゆるめ。

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まずは久しぶりに食べるカスピ海ヨーグルトにかけて。

明治のR1なんてものがまだ世の中に出てないころは、医者の友人が乳製品で食

べてもいいといっていたのは、このカスピ海ヨーグルトとチーズだけでした。

どちらも発酵食品だから。

そしてカスピ海ヨーグルトもR1同様、免疫力強化にとても優れた効果があるとい

われている。このヨーグルトの特徴はなんといっても粘りが強いことと酸味が非常

に少なくて食べやすいこと。はじめて食べたときは甘くないアイスクリームみたい

だと思ったくらい。なので、酸っぱいのが苦手でヨーグルトが食べられないという男

の人にはぜひ試してみてほしいヨーグルト。

そして話をもどすとこのジャム、自分で作っておいてなんですが、こんなにおいしい

マーマレード、私はじめて食べました!

子供のころはマーマレードって好きじゃなかった。なんといってもあの苦みが苦手

で。でも。これは ・・・・・・ !

というわけで、手間暇かけて作った甲斐がありました。

前述のことがあるからこれと同じようになるかどうかはわからないけれど、また後

ほど覚え書き程度にレシピを載せようと思います。

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2014年1月28日 (火)

インフルエンザの季節

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最近、電車に乗って吊革につかまっているとき何気なく目に入ってくるのが各社

の乳酸菌製品の広告ポスター。

すでに、『身体の健康は腸をきれいにすることから』、『免疫力を高めるにはお腹

の悪玉菌を減らして善玉菌を増やすことが重要』というのは周知のことなのだと

思うけれど、これだけ大々的にあちこちに広告が貼られているということは、それ

だけニーズも関心も高いってことなのでしょう。

現代人は常に食べ過ぎ、カロリーオーバーの栄養失調状態だといわれていて、

量的には足りているようでも偏食傾向にあったり、栄養どころか身体に害になる

ようなものを食べていたりして、けして腸がきれいとはいえないところに過労やス

トレス、不規則な生活に飲酒に喫煙ときたら、自分の身体を自ら傷めつけている

ようなものだから、とうぜんその弱ったところに強力なウィルスがやってくればた

ちまち感染してしまうだろう。

今年もまたニュースで連日インフルエンザとノロウィルスの感染拡大が報じられる

季節となりました。

我が家では先週、私と同じ日に街なかに出かけて行った息子が翌日からクシャミ

鼻水・涙の劇的発症をして、本人いわく、これはどう考えても風邪の症状じゃない

から花粉症に違いない、すでに花粉症になったという人をネットの中で数人見た

から、という。「えー、まだ1月なのに?」とはいったものの、それをたまたま電話

をかけてきた医者の友人に話したところ、「そりゃ、あーた、花粉じゃなくて黄砂か

PM2.5ですよ」という。春の花粉症の原因となるスギ花粉が飛ぶにはまだ気温

も低すぎるし、飛散の条件がそろっていないというのだ。彼は関西圏の人間なの

でこんどは思わず「えー、関東圏でも?」といってしまった。強い偏西風が吹いて

いるときは関東圏ですら影響があるという。実際、友人のクリニックには風邪とも

花粉症とも症状のよく似た咳で、でもほんとうの原因はPM2.5や黄砂による大気

汚染による症状だと思われる患者がたくさん来ているそうだ。

息子の症状は大量にティッシュペーパーを消費したあげく3日くらいで終息したけ

れど、治まってから息子がいうことには、「やっぱり風邪だったかもしれない」と。

なぜかというと、自分の身体から『風邪の匂い』がしたそうだ。

それは当たってるような気がする。

そして息子の症状が比較的早めに改善したのには、この乳酸菌の力もあったの

じゃないかと思う。

ヨーグルトも含めて乳製品はできるだけ摂らないほうがいいといっている医者の

友人が唯一、勧めるのがこの明治のR1というヨーグルト。ほかのヨーグルトとくら

べて何が違うのかというと、ウイルス細胞をやっつけてくれるナチュラルキラー細

胞を活性化する力が強いのだそうだ。つまり風邪やインフルエンザにかかりにくく

なるということ。

息子の症状があまりに酷くてかわいそうだったのと、移りたくない気持ちからこの

R1を家族で4日続けて毎日食べた。朝じゃなくて夜、寝る前。正確にいうとお風

呂あがりの時間に食べて、夜効く系のサプリメントを一緒に摂った。

すると夜、お腹がぐるぐる動く感じで、4日でずいぶんお腹がすっきりした感じが

します。

そして、写真右は、前述の私が電車の広告で見た『プラズマ乳酸菌』。

プラズマ乳酸菌なんて言葉、初めて聞いたからインパクトがあったけれど、これ

はかなりキャッチーだと思う。ゆえにその時点で成功してる。で、市場価格はR1

より少し安い。詳しいことはこちらのサイトで → プラズマ乳酸菌

これは月曜、めずらしくアルバイトが休みで1人断食をしていた娘に飲ませてまし

た。日本の製品はどれもまずくないのがいい。まずいと売れない国。そこにも多々

問題はあるにしても。

かくいう私は去年の1月にインフルエンザにかかって酷い目にあった経験から、

今年は外から帰ってきたら必ず手洗い・うがいを励行しています。

ほんとにこの歳になってインフルエンザなんてかかるもんじゃありません。

・・・ というわけで、私が担当するHPの今月のキーワードは『インフルエンザ』。

今月もお役に立てていただけたら幸いです。



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2014年1月26日 (日)

みぞれが降ってきた。

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この週末はなんだか天気予報が外れちゃったな。

晴れて3月の陽気ってことだったけど、昨日も今日も薄曇りの冴えない天気だし

陽射しがないせいでそれほど暖かく感じない。

今日は午後になるにつれて北風が吹き荒れはじめて、2時を過ぎたころ北側の

自分の部屋にいた息子が「降ってきた!」といったと思ったら雨。

あわてて洗濯物をとりこむ間もなく、さやさやという音とともに雨がみぞれに変わ

った。携帯のメール着信が鳴ってあけて見れば、いまアルバイトに出かけて行っ

た娘から「雪!」と一言メール。

昨日はプールに行けなかったのと今朝は娘の早朝バイトがなかったせいでこの

2日間は家族みんなして馬鹿みたいによく眠った。ちょっと寝過ぎ。もう覚えてな

いけど2日続きで変な夢をたくさん見た。これから冬眠するわけでもあるまいし、

なんでこんなによく眠れるのか。せっかくの休日がもったいない。

先週、土用の入りになって、季節の変わり目だからかな、と思う。

まだこれからが寒さの本番のように思うけど、季節はゆるやかに冬から春へ。

北村太郎の『冬を追う雨』という詩集のタイトルを思い出している。



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2014年1月25日 (土)

焼きチーズビーフカレー

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おととい、辛いビーフカレーを作ったのは、実はこれがやってみたかったためでし

た。いつか宮城毅さんの個展を観に宝町のギャラリーに行ったときに、帰りに寄

った『3丁目のカレー屋さん』。

その日も娘は学校やらアルバイトやらで時間が立て込んでて、あらかじめごはん

を食べるところを決めていったのだけれど、行ってはじめて知ったことにはなんと

このカレー屋さん、ギャラリーと同じビルの地下にあったのでした。

行って驚いたのは庶民的な店の名前とはギャップのある、一見高級ビストロ風の

重厚な内装。看板にはOld Jazzの店とあったのだけれど、立派なオーディオセット

から壮大な音で流れていたのはヴィヴァルディの四季。メニューを見るとこれまた

ちょっと変わっていて、いわゆる普通のカレーがない。かといって、どこのカレーと

いうのでもなくこの店独自のオリジナル。

そこでオーダーしたのが、この焼きチーズビーフカレーなのでした。

イメージを一言でいうなら見たまんま、カレードリアですね。

ココットにカレーライスが入ってチーズをかけて焼いてある。

出てきたのはグッツグツに煮えたぎったカレードリア。

しかも中辛を頼んだのにめちゃめちゃ辛い!

娘と泣き泣き食べながら、でも、これは食べたことなくて新しい、面白い。こんど家

でもやってみよう、ということになったのでした。

実物はこれ。

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これを、横にチラッと写ってるスコップみたいなスプーンで食べるのです。

けっこう変わってる。

でもこれがおいしかった。

食べながら、この濃厚こってり系の味は息子が好きだろうなあ、と思っていたら

案の定、息子は「いやあ~、これはうまい!」の連発。

たしかにこれはちょっと癖になる味かも、です。

コツは大きな牛肉がごろごろ入った黒カレーともいうべき、濃厚で辛いカレーを

作ること。そこさえクリアしたらけっこうお店の味に近いものができます。

カレーをたくさん作ったら一度めはふつうに食べて、それに飽きたらドリアにする、

というのも手。

寒い季節のアツアツ焼きチーズビーフカレー。

ぜひ一度お試しあれ!!

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*  3三丁目のカレー屋さん 

  都営浅草線 宝町 駅A4出口 徒歩1分 

  ウィンド京橋ビルB1F

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2014年1月24日 (金)

緑のラナンキュラス

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去年の12月に買ったユーカリの一枝が不思議といまだに元気で、花だけを

とりかえて生けている。

水道管も凍ってしまう厳寒のこの時期、早朝4時起きで市場に行くのも、外で

花の水揚げをするのもどれだけつらかろうと思うけれど、この冬から春へと向

かうわずかな期間だけにしか出会えない花たちがあって、その透き通るような

色と美しさを思うとやっぱり冬が好き、と花屋はいう。

そんな花屋のおかげで私も季節の彩りをたくさんもらっている。

ラナンキュラスもそんないまだけの花のひとつ。

ラナンキュラスにはたくさんの色と種類があるけれど、私はこの緑のラナンキュラ

スが好きだ。すごくかわいい。

そして、緑にはピンク。

永遠の組み合わせ。

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この花が終わるころ、花屋は「また暑い季節がやってくる」といって毎年嘆くけど

季節は私の好きな夏へと向かう。

1年でもっともわくわくするとき。

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2014年1月23日 (木)

出かける前に

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辛口ビーフカレーを作った。

大きな牛肉とジャガイモとニンジンがごろごろ入ったビーフカレー。

昨日の夜からコトコト煮て作ったビーフカレーはとっても濃厚。

ひと口スプーンですくって味見してみたら、う~ん・・・ けっこう辛い!

これが今夜の留守番の夕食。

私は夜からライヴです。

出かける前、働く主婦はいつだって忙しい。

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2014年1月22日 (水)

アネモネ、ひらきはじめた。

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八重咲きのアネモネ、セントブリジット。

きれいだ。

春を呼ぶ花。

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まだ微かにレモングラスの香りがする、un jour さんのソイワックス。

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2014年1月21日 (火)

冬の花屋

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午前中は明るい陽射しがさんさんと射していたから今日はあたたかい日になると

思っていたのに、午後からしだいに雲がでてきて一気に寒くなってしまった。

冬の花屋に行くには重装備が必要だ。

ウールリネンだのカシミアだの、たくさん重ね着してコトリ花店に行くと、いつのま

にか庭の池にも氷が張ってて、靴の先で押してみると私が乗ってもだいじょぶそ

うなくらい中までカチコチに凍っている。

季節は真冬。これからひと月くらいが1年でもっとも寒いときだ。

陽射しがないだけで花屋もすっかり冬の様相。

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こんなだから、まだとでも『春』という感じではないのだけれど、そう遠くない未来

への憧憬でしょうか。

ただいま、コトリ花店さんでは、昨年の『ルミエールの子どもたち』の続編となる

イベント、『春にして君を想う』~ルミエールの子どもたちから~、開催中です。

中西美香さんによる映像や写真(写真を加工した作品)に、コトリ花店の店主で

ある永島理夏さんがつくるお花のコラボレーション。

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店のあちこちにはこんな風に映像が埋め込まれて、冬の大気のなかではかない

またたきを放っていました。

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二人が紡ぎだした物語が、これから時間とともにどんな風に変遷してゆくのか、

楽しみです。

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今日は早々に帰るつもりが、赤いほっぺのマトリョーシカみたいな球根乙女が

やって来て、しばし歓談。

北風が強くなってきてますます天気があやしくなるなか、私はろくろく展示も見

られずに、きゅっとつぼみのアネモネ一束買って帰ってきました。

寒い冬でも、ここはいつもサンクチュアリ。

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お隣りのクスクスさんが撒いたのかな。

デッキテラスにコトリのエサ。

ヒマワリの種まであるってことは、インコも来るってこと?

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今日も寒風吹きすさぶなかぶっ飛びで帰り、花を生けて珈琲をいれる。

久しぶりに花のある食卓。

一束のアネモネで部屋の気が変わる。

今日、私は大事なことを思い出した。

なんど聞いても自転車で走って家に帰るころには忘れてしまうのだけど、うっすら

産毛の生えたかわいい葉っぱは、ダスティミラー。

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2014年1月19日 (日)

DANCE TO THE ONE ~A Tap Dancer's Journey~

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観てきました!

本日午後2時より、渋谷Bunkamuraオーチャードホール。

熊谷和徳 凱旋公演2014 DANCE TO THE ONE

すごくよかった。

ちょっと無理してでも行ってよかったです。

実は私はBunkamuraのメールマガジンでこの公演のことを知るまで、熊谷和徳と

いう人のことをまったく知らなかった。

なぜ、ふだんダンスにまったく無縁の私が今回この公演を観に行こうと思ったか

というと、メールマガジンにリンクされていたサイトで見た写真にピンときたから。

それは熊谷和徳さんが暮らすニューヨークの街のなかで撮った何気ない日常の

スナップ写真だったのだけれど、街の空気にすっかり溶けこんだその姿からは

すごく自然体で地に足が着いていながらいまにもタップの音が聴こえてきそうな

動きを感じたし、ニューヨークの都市の鼓動とタップダンサーのハートビートが一

体となって押し寄せてくるような、そんなわくわくする躍動感を感じたから。

写真についていたキャプションもよかった。

そして今日、見事に私の勘は当たって、会場は始まる前からオーディエンスの熱

い期待と興奮に包まれた。あんなにボルテージの高いステージを見たのはBlue

Noteでミルトン・ナシメントを見たとき以来かもしれない。

ステージ上には7段だったか、バックスクリーンに突き出るように高いステージが

設けられていて、その小さな四角いステージの上でタップダンサーが踊り始める

とまるでバックの景色のなかにいるように見えるという趣向。

ジョアン・ジルベルトの声とギターを初めて聴いたときには、これってたった一人

の人間が出してる音と思えない。いったい何本、手があるの? と思ったくらいだ

ったけど、熊谷和徳のタップシューズの音がとにかく凄くて、いったいどうやったら

これだけの速さでこんなにたくさんの音が刻めるのかと、目が痛くなるほどオペラ

グラスの中を凝視してしまうのでした。もちろん、それはマジックみたいで、いくら

凝視したところでわかるわけじゃないのだけれど。ふつうの人がやったら間違い

なく、あっという間に身体がバラバラになりそうな感じ。きっと極限までそぎ落とさ

れたダンサーの身体は、細いながらも鍛え抜かれたしなやかで強靭な筋肉と関

節をしているのだろうと思った。

前半はニューヨークきっての女性コレオグラファー(振付師)だというミシェル・ドー

ランスが途中で入って彼女1人の見せ場も多かったものの、後半は熊谷和徳が

ほぼ全編ひとりで踊り続け、その姿はタップダンサーというよりもう、アスリートの

よう。ストイックそのものでした。

私の席は3階席と、それほど良い席ではなかったものの、オペラグラスを貸して

もらえたので、踊り続けるダンサーの身体がしだいに汗で濡れてくるところまで

つぶさに見ることができました。

いつも行く音楽のライヴでは音からその人の人格まで見えると思っているのだけ

れど、ダンスもまたしかり。熊谷和徳は『世界で見るべきダンサー25人』の1人に

選ばれるなど、華々しいキャッチがついているのだけれど、ご本人はいたって自

然体で、世間の評価に対する気負いとか野心などは感じられず、ただ表現したい

ことがあってそれを素直にストレートにやっている、という感じがひしひしと伝わっ

てきました。派手ではないけどシックで美しかった。

そして。もうひとつの私のお目当てだったのは現在ニューヨークの第一線で活躍

しているというJAZZミュージシャンたちの演奏を聴くこと。

だったのだけれど、そんなにジャズジャズした感じじゃなかったなあ。

印象的だったのはビブラフォンとウッドベース。

とくに突出していたのはウッドベースのアレックス・ブレイク。

この人のグルーヴと声(スキャット)が素晴らしかった。

弦を掻き鳴らす大きな手。シックでエレガントでミステリアスな存在感。

この人の名前はぜひ忘れずにチェックしておきたい。

サウンドエフェクトのタカヤ・ナガセさんのセンスもとてもよかった。

バックスクリーンに映し出される映像の使い方のうまさは熊谷和徳さんのパート

ナーで、今回のステージのアートディレクターを務めるカヒミ・カリィさんによるも

のでしょう。

全体のパッケージとしても情熱とセンスが融合した燃焼度の高い素晴らしいス

テージでした。

ラストはたくさんの観客がスタンドオベーション、アンコールの拍手が鳴りやまな

いなか、息を弾ませながら再び出てきた熊谷和徳が挨拶と再度メンバー紹介を

するだけで終わってしまうかと思いきや、コートを着て出て行く人もいるというの

に、三度出てきた熊谷和徳は1人でタップを踊りながら客席まで降りてきてみん

なに感謝の言葉を述べつつ、最後の最後で「僕の奥さん、カヒミ・カリィ!」と叫

んだところで満場拍手でついにエンドでした。

外は北風の吹きすさぶ真冬の寒さだったのに、ステージが終わってホールを出

るころには暑いくらい。出てくるなり「あー、すっきりした!」と叫んだ若い女の子

が印象的だったけど、そう、実に気持ちのよいステージでした。

終わった後は夜から青山スパイラルホールでさらにアフター・ショー・パーティー

があるということでチケット売りの声がにぎやかだったけど、夜はどんなショーを

見せたのでしょうか。

私はどこかでお茶して帰りたかったけど、下のドゥ・マゴは混みそうだったし、駅

前の喧騒を避けて神泉から吉祥寺経由で、お茶もしないで子供にお土産買って

帰りました。

写真は今日、夕方のBnkamura前。

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地鶏のエスニックピラフ

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昨日、Hさんからもらった地鶏でエスニックピラフを炊いた。

これをパパッと食べたら今日は出かけます。

渋谷Bunkamura オーチャードホール。

ドキドキ、わくわく♪



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2014年1月18日 (土)

親知らず

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今日は娘が午前中に親知らずを抜きに行くというので、いつもの土曜日より早く

朝食をとった。昨日うっかりコーヒー・フィルター買ってくるのを忘れて今朝は珈琲

が飲めず、食後にハーブ・ティーを飲んでいるときに諍いは起きた。

今朝の火種は息子じゃなくて娘。

「はい」と返事はすれどもいっこうに暖簾に腕押し、その無機質・無表情、人の目

も見ずろくに声さえ発しない娘の態度に私の我慢の限界がきたのだった。良くも

悪くもオープンでよく話す息子と違ってこれまで家族にさえ心を曝け出すことを

まったくしてこなかった娘のほうが実は根が深いのかもしれない。

業を煮やした息子によって叩き落とされた娘のマグカップから床に飛び散ったお

茶を雑巾で拭きながら朝からほとほと疲れてしまった。

どこの家庭も多かれ少なかれ様々な問題を抱えていて、うちだけじゃないのは

よく知っている。一見、何不自由なくしあわせに暮らしているように見える人たち

だって外に出さないだけで本当は深刻な問題を抱えていたりする。とくに家族の

問題は大きい。それはスイミングクラブでもときどき耳にするし、それが70代に

なった彼らの40過ぎの娘や息子の心配だったりするから、もう自立して家を出て

行った子供といっても親はやっぱりいつまでたっても親なんだなあ、と思って感心

するとともになんだかげんなりする。

母親には子供がいくつになってもかわいかった小さいころの記憶がつい昨日の

ことのように鮮明に胸に刻まれてるから、あんなに天真爛漫だった子がいつから

なぜ、こんな風に、と思ったりもするけれど、むろん、自分が若いころから思って

いたように誰だって無疵で大人になれはしないのだ。いくら私が母親だからって

100%ケアできるわけじゃなし、もう二十歳も過ぎたらその傷を自分なりに自分

の力で超えていくか、傷そのものをユニークな自分の個性として生きるしかない。

とは何度も子供にいってきたこと。

そして、同じ親でありながら親の役目を果たしていない人たちにいいたいのは、

子供を育てるって365日、こういう毎日の涙ぐましい1ミリ単位の積み重ねなの。

そういう努力も苦労もなしに誰かにあずけた自分の子供がある程度まっとうに育

っているなら、その一点だけでも相手に感謝したほうがいい、ってこと。

直接こんな強い言葉を誰かに放ったことは一度もないけど、これは男女関係なく

いいたいこと。世の中、あまりにも無責任でノーテンキな人が多すぎるから。

感受性が強すぎるせいでちょっとセンシティブ過ぎるけど息子の根が優しいのに

は違いなく、事がおさまったあと娘は歯医者に行き、私はいつものようにプール

に行った。

何がこたえるって家族のことほどこたえることはない。

更衣室の鏡の前ではスイムキャップをかぶろうとして自分の顔を見て「なんだか

シミ・ソバカスが一気に増えたみたい」とショックを受け、シャワーを浴びに行くと

こんどは一番上のクラスの方に「なんだか一段と痩せたんじゃない?」といわれ

かと思うとプールサイドではサーフィンをやってる年下の女の子に「華奢できれ

いな足!」といわれ、つまり水着なんか着てある種自分を曝け出して泳いでるっ

てこういういこと。それはそれでいい。目に見えることのほうが解決しやすいから。

朝の一件のせいか、今日はぜんぜん泳げなかった。

なんだか身体がひどく重くて。

寒いせいなのか体調を崩している人が多いのか今日は同じレーンで泳ぐ人は

5人しかいなかったけど、賑やかなHさんが来ていてよかった。

先週、用事があって来れなかった彼女にプール帰りに自家製りんごジャムを届

けたら、レストランで食べるのみたいにおいしかったといってくれた。あの、ブラ

ンデーとキルシュワッサーがドバっと入ってしまったりんごジャム。

代わりに今日はおいしい地鶏のもも肉をいただいた。

彼女はただ明るくて元気なだけじゃなくて、いつだっていまより水泳が上手くなり

たいと思ってるとこ、いくつになってもきれいになることをあきらめてないところが

好きだ。

そうでなくっちゃ。



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2014年1月17日 (金)

ホ・オポノポノ手帳2014

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昨日は満月だったせいかめずらしく感情があっちこっちいっちゃって落ち着かな

くてまいった。

そうしたら今朝、タイムリーにもAmazonからこれが届いた。

ホ・オポノポノ手帳。

去年、発売前からメールマガジンでお知らせをもらっていて面白いと思いつつ、

どうせ私は手帳なんか買ってもきっと三日坊主で使わないしなあ、と思って買わ

なかったもの。でも、最近になってやっぱり気になって買うことにした。

この手帳のいいところは、こんなふうにいたるところに自分を取り戻すために効

果的なイハレアカラ・ヒューレン博士とKR女子の言葉が書いてあるのと、

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これですね。

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ウィークリーのスケジュールを書くページの今日の日付の下に今日クリーニング

すべき(気になったこと)を書いて切りとって捨てられること。

そんなことしたって何になる、という人もいるかもしれないけれど、北村太郎いう

ところの『にんげんは抽象する生きものなんだよ』のとおり、あなたが武道の型を

すれば、いますぐには無理でも続けていくうちにしだいにその型の意図するスピ

リットになれるわけです。『捨ててしまいたい思い出』なんて言葉もあるとおり、頭

のなかから不要な記憶を紙に書いて切りとってピリピリ破いてゴミ箱に捨てる、と

いうのはすごくわかりやすい具体的なクリーニングの実践法だと思う。

・・・・・・ というわけで今日はこれをやって寝ます。



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2014年1月16日 (木)

かなしみに侵食されないグリーンとブルー

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ときどき悲しくなっちゃうんだよな。

たとえば机の前にいても、ふと心に浮かんだキーワードから昔よく知ってた町

の駅前の風景をうっかりコンピュータのディスプレイで見てしまったようなとき

次から次へと記憶が掘り起こされて、いまとなったらもう悲しむことなんか何も

ないのに、あっという間に心はひとつの感情で満たされてしまう。

つくづく記憶力が良すぎるっていうのも考えものだと思うよ。

去年のいつごろからだったか、ずっと魅了されている石があって、まばゆい

その石の色はネオンブルーともネオングリーンともつかない色をしていて、

想像を超えるほどの浄化力を持っていることはたしかだった。

それは黄昏時に、裸木となった街路樹の間から垣間見える赤信号が青に

変わった瞬間のあの緑のようでもあったし、暗闇のなかで光るEXITマーク

のようでもあるし、真夏の太陽の下でゆらめくプールの水のようでもあって、

頭のなかで思い浮かべるだけでも効果を発揮した。

だからなのか、年が明けるとともに浮かんだ言葉がこれなのだった。

こんなことをいったってふつうの人には、いや私以外の人にはわかるまい。

グリーンは輝くペリドット。あるいはトルマリンかエメラルド。ブルーは澄みき

るアクアマリンかセレスタイト。あるいはトルマリンかアパタイト。グリーンは

風にそよぐ緑のさざなみ。深呼吸したくなるディープフォレスト。再生の緑。

ブルーは山の上の冷たい水と、空と海。果てしなく広がり、洗い流し、洗い清

めるブルー。どちらも命を生き返らせる色だ。

そのとっておきのグリーンとブルーを頭の中心に思い浮かべて、その色に自

分自身をチューンする。とつぜん思いついたヒーリング法だった。

そう思ったらさらに閃くものがあって、去年の暮れに机の引き出しを片づけて

いるときに出てきたメモを開くと、そこに自分の守護ボトルが書いてあって、

それがまさしくグリーンとブルーなのだった。

ボトルナンバー88 翡翠の皇帝。

いっそ『かなしみに侵食されないグリーンとブルー』というタイトルで知り合い

の絵描きさんに抽象画でも描いてもらおうかと思ったりして。

じきにまた誕生日もくることだし。



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2014年1月14日 (火)

ショコラブレッド

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昨日、近所のパン屋で見つけて思わず買ってしまったショコラブレッド。

チョコレートが混ざった生地のところどころにチョコチップが入って、いい匂い。

今朝からまた通常食。

たった1日断食しただけでも胃が縮むのか、昨夜はやわらかく炊いた玄米ご飯に

里芋の煮物と大根のお味噌汁だけでもうお腹がいっぱいになっちゃって、食後の

デザートに買ったイチゴすら食べられなかった。

生野菜のサラダを作るのに野菜を50度洗いすると、目に見える汚れが落ちる

だけじゃなくてお湯が白濁してなぜか泡立つから、それを一度見てしまったらもう

面倒でも50度洗いせずにはいられない。イチゴも50度洗いすると嘘みたいに

甘くなるというから今朝思い切ってやってみたらほんとに甘くておいしかった。

断食するにあたって食べられないのもだけれど珈琲が飲めないのがつらいと思

っていたのに、昨日はそれほど珈琲を飲みたくならなかった。なぜだろう。

つまりカフェイン中毒ではないらしい。

全ての嗜好品のほとんどがそうだろうけど、珈琲の味ってつくづく健康のバロメ

ーターだと思う。からだの調子がよくないときは珈琲もおいしくいれられないし、

おいしく飲めない。

食べものがおいしく食べられるってことは、シンプルだけどしあわせの基本。

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2014年1月13日 (月)

朝がゆ

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昨日は夜になるころ私が1日食べなくてもなんとかなるもんだな、と考えていたら

息子は「もうお腹が空いて集中力がでないからお風呂に入る」といってさっさとお

風呂に入ってしまった。と思ったら途中で出てきて洗面所でゲーゲーやっている。

私が「だいじょうぶ?」と聞くのにも答えず裸のままトイレに入ってしまった。風邪

をひくんじゃないかと思って心配しながら、出てきた息子に「空腹のところを湯船

であったまりすぎたからのぼせたんじゃないの?」というと、「いや、最後に飲んだ

ジュースの糖分でやられたみたい」という。お風呂から出てきた息子の顔は紙の

ようにまっしろで、久しぶりにドラキュラ伯爵みたいな顔を見た。

娘はジュースと三年番茶を1杯ずつ飲んだだけで朝7時半から6時間半も休みな

く働いたわけだけど、「体温がなかなか上がらなくて手足が冷たいままだった」と

いうほかはいたって平気な顔をしているのに、病気をしちゃうくらいだからやっぱり

この人は弱いんだなあ、と思う。

思えば潰瘍性大腸炎が酷かったころはヒマラヤブラックソルトを入れたお風呂に

入るたびこんな風になっていた。たぶん過剰にデトックスが始まってしまうせいだ

と思うけれど、息子によればこうなると体調の悪さも峠を越して身体がすっきりす

るのだという。症状が治まった後はケロッとして「1日食べなくても意外となんとか

なるもんだね」というから、それがわかっただけでもやってよかったよ、といった。

人間ってそうやって様々な思い込みをしてるんだと思う。食べないとだめだとか、

これは自分には無理だとかできないとか。プールで泳いでてもほんとうはまだ泳

げるのに、疲れてきて息が苦しくなるとすぐ「ああ、もうだめ」とか思って立ったり

するのも、もうみっともないからやめようと思う、と話した。

自分の体力を無視して気だけで自分を振り回すのとは違う、自分自身の深いと

ころとコンタクトしながら意識的に自分をコントロールするということがどういうこ

とか、それが少しわかりかけたような数日。それは風邪をひいていて体調が悪

いからいいプレイができない、ということを見事に超えてみせた先日のライヴの

感覚にも通じる。

いつもは休日でも目覚まし時計を枕元に置いて寝るところを、昨日は目覚まし

時計をかけずに寝た。休日だからたまにはそういうのもいいだろうと。てっきり

お腹が空いて早く目が覚めるかと思いきや、目覚めたら部屋の中がすっかり

明るくて、起きたらもう10時。なんと9時間も寝てしまった! 

昨日の朝、私は首をおかしくしてしまって痛みがひどく、1日湿布を貼って過ご

したのだけれどそのせいなのか、それとも寝過ぎたせいなのか、ひどい頭痛。

昨日は首の痛みがなかったらもっと快適に過ごせたと思う。

食べないとお腹はすくけれど胃腸は疲れないし、作って食べて片づける時間が

ないと1日が食べることに追われずにゆったり過ごせる。

たった1日なのに年末年始の休みよりゆっくりできたような気がする。

いっそお正月は毎年『おせちを食べる』から『何も食べない』ことを選択すれば

主婦はずっとのんびり休めるんじゃないかと思ったりして。

遅く起きた今日の朝ごはんは梅がゆ。

黒ゴマとあぶった揉み海苔をかけて。

しみじみと、食べるって、食べられるってありがたい、と思った朝。



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2014年1月12日 (日)

バラの剪定と植え替え

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やっとバラの剪定と、いくつかのバラの植え替えが終わった。

バラの開花期はいつ鋏を入れたかによるから今年の開花は遅いかもしれない。

でもここ数年、きれいな新芽がでそろって蕾が上がってきたころに強風による被

害で駄目になったりすることが多かったから、これがいいほうに転んでくれれば

いいけれど。

バラの剪定をしながら、こんなに大胆に切ってしまっていいものかと毎年ちょっと

不安になる。それは何年やってても思う。剪定し終わったバラには最低3本の太

い枝が欲しいところだけど、実際は理想的な樹形をしたバラはごくわずかでそれ

以外はほんとうにこれでだいじょうぶなんだろうか、というものばかり。

久しぶりにすっきりして少々殺風景になったベランダを見てまたバラを増やそうか

などとはゆめゆめ思ってはいけない。毎年5月にはジャングル状態なんだから。

枯れてしまったミニバラを鉢から引っこ抜いたら土の中からまたしてもコガネム

シの幼虫がいくつか出てきたから、ずっとなんとなくほかのバラと様子が違って

元気がないと思っていたセント・セシリアも引き抜いてみたら、こちらはだいじょ

うぶだった。とすると元気のないのは何故?

にんげん、集中して何かをやっているときはお腹がすいたことも忘れてるけれど

作業が一段落した途端に「ああ、お腹がすいた」と思う。しかたがないからジュー

スを飲む。いつもより味わって。

いつもだと、いつ聞いても「お腹すかない」という息子がいちばん堪えてるのが

わかって笑える。ほんとうは2日続けてやることも考えてたけど、これだと1日で

精一杯だろうなあ。

・・・・・・・・・・・・・・・・

お腹はすいてるけれど朝からずっと働き続ける。

よくYahho!の海外のニュースなんかで『食事も与えずに働かせ続けた』なんて

記事を見るけれど、ひどいよ。人非人め!

陽が傾きはじめて少し寒くなってきたけど土を買いに20分くらい自転車で走って

ホームセンターまで行く。

セルリアとボトルパームも鉢増しして早く家に入れてあげなければ。



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プチ断食

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今朝も6時起きでアルバイトに行く人あり。

でも本日、我が家はプチ断食敢行。

いくらでも摂っていいのは水分のみ。

用意したのは水、三年番茶、添加物なしのりんごジュースにぶどうジュースに

野菜ジュース。ダイエットではありません。

いままで痩せててダイエットとは無縁なことをいいことに、私には我慢というも

のがなかった。病気をして検査をしたりオペのために絶食した、なんて経験も

ありがたいことにいままで一度もない。子供のころから人の顔さえ見れば「もっ

と食べなさい」「あなたは食べないから痩せてるのよ」という大人に囲まれて育

って大人になるころには痩せていることがコンプレックスになり、いつのまにか

「自分は痩せてて身体に溜めがないから食べないと駄目なんだ」と思い込んで

きたけど、果たしてほんとうにそうなのか。試してみるのもいいんじゃない? 

と思ったのだった。

家の中ではいつだって私がいちばんお腹減らしで、いつも真っ先にお腹がすく

人だから、お腹がすいたとき食べられないのはほんとにつらい。たかが丸一日

くらい、と笑われたってやっぱりつらい。友人の医者は「あなたは代謝がとても

いいんですよ」というけれど、ほんとにそうなのかなあ。

あのジョンとヨーコは月に一度は1週間ばかりジュースだけしかとらない断食を

していたという。頭の切れのよさは同時に身体の切れのよさだから頭をクリアー

にするためだろうと思うけど、もっともお抱えデリカテッセンがいたくらいだから

ときどきそんなことでもしないとカロリーオーバーになってしまうのかも。

断食を習慣にしている人たちはみんな、数日絶食すると身体が軽くなる、腸が

きれいになって肌が明るくなる、というけれど、たった一日じゃそこまではならな

いかもしれない。

私にとってのプチ断食は、一日食べなくても人間はだいじょうぶだということを

知る、食べられないということがどういうことかリアルに知る、ということだろうか。

本格的な寒さになってくるとノラ猫も路上生活者のことも気になるし。

いずれ先進国にまで食糧危機がおよぶことを思えばいまのうちに飽食から脱

することを考えるのもいいかもしれない、なんて思う。



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2014年1月11日 (土)

初泳ぎ

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雲ひとつない快晴。

朝は寒かったけど午後は風もなく暖かい。

12月28日に泳いで以来だから2週間ぶりのプール。

今月もKコーチだ。やった!

さすがにコーチも今日は休養明けということで身体をならすことが中心。

それでも自分の泳ぎの欠点が2ヵ所わかって今日は収穫。

相変わらずアップはキツかったけど、ダウンになったらとても気持ちよく、きれいな

フォームでスムースに泳げた。

いつでもこんなふうにクロールが泳げたらいいんだけどなあ。

終わるころになったらバリバリに凝ってた身体がやっとほぐれてきて、終了のチャ

イムが鳴ったあともう30分くらいよけいに泳げればもっといいのになあ、と思う。

ジャグジーで身体を温めて、更衣室の鏡の前でみんなと賑やかに喋って、晴れ晴

れとした気持ちで自転車飛ばして帰って来た。

やっぱりプールはいい。



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2014年1月10日 (金)

お聴き初め@白楽ビッチェズブリュー

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昨日は北風が吹き荒れる、いまにも雪が降りそうな寒い夜だったけど、めげずに

出かけた。白楽ビッチェズブリュー。

去年の1月はここでの直さんの7daysに最低2回は行くつもりで早くからスケジュ

ールをチェックしていたのに、あろうことかインフルエンザにかかって1日も行け

ずに終わってしまったのだった。昨日はそのリベンジというところだけれどブッキ

ングが凄かった。あの『OUR TRIBAL MUSIC』の金剛督さんと竹内直さんのデュ

オ。これを聴き逃すわけにはいかないでしょう。

でも、なんと昨日はめずらしく直さんが風邪なんかひいてると思ったら金剛さん

は金剛さんで全身の関節が痛くてたまらない、とJAZZバーの隅でずっとコート

を着たまま固まっていて、ありゃあー、という感じだったのだけれど、「それでは

今日は風邪っぴき対決ってことで」と直さんがいって始まるや、いったいどこが

風邪っぴきなんですか? というくらい二人ともちゃんと音が出るわけです。

なにしろ狭い部屋に管2本、手を伸ばせば届きそうな近距離でバリバリのイン

プロヴィゼーションを聴くのだからもうその音量、音圧といったら。凄い。

最初の1曲めで2本のサックスが炸裂しまくったときにはまるで頭の中の大きな

白い壁をダーッと一気に塗り潰されるような感じでなんだか血圧まで上がってき

て、「うわぁー、どうしよう!」という感じだったのだけれど、それも最初だけで次

の曲からはなんとかなった。

14livebitches_brew

完全なフリーだから聴いているあいだはほとんど瞑想状態で何も考えなかった

けれど、そんななかでぼんやり頭をよぎったのは、子供のころよく母に「あんた

の頭をパカッと割って中を見てみたい」といわれることがあって、親になったいま

では私もときどきそんなことを自分の子供に対して思うのだけれど、けっきょく、

人の頭をパカッと割ってみたところでなんにもわからないんだろうなあ、というこ

と。音はその人そのもので、それがいかに精妙で、複雑で、深遠か。いったい

それがその人のどこからやってくるのか、考えた。事前にどんな暗黙の了解が

あるのかないのかわからないけれど、年じゅう会っているわけではない二人が

まったくリハなしで、なんの打ち合わせもなく、合図もなくどちらかが始めると、

流れを読んでもう片方が始め、ふたつの音はしだいに2本の線のように交錯し

離れ、ぐちゃぐちゃに混じりあい、弾け飛び、パーカッションみたいだったり弦の

音だったりしながら時折りメロディーとともに見たこともない風景が現れ、つかず

離れず互いに違う線を描きながら、いつかひとつの線になって消えてゆく。

気を読む、という点ではこれって武道みたいだと思った。

言葉でそのとき感じたことをいうことはできないけれど、音を聴いているあいだ

は頭をパカッと割ってみるよりたしかにその人の何か(本質みたいなもの)が

見えた気がした。

14livebitches_brew_01

金剛さんと直さんは立ちかたも楽器の構えかたも違えば重心を置いているポイ

ントも違う。いつも思うのは直さんはすごくグラウンディングができてる人で、重

心がとても低いのだけれど、金剛さんはもう少し高くて瞬発力が高そうな感じ。

金剛さんの音はノーブルで端正だけれど、やることはかなりラディカルでアグレ

ッシヴ。直さんの音はやっぱり何かを破り続けているよう。

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それは私にはまるで破邪の音にも聴こえて、こんなこといったら風邪をひいてい

たお二人には悪いのだけれど、これで私はこの冬はもう風邪ひかなくてすみそう

だなあ、なんて思った。

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直さんのバスクラも金剛さんのクラリネットもフルートもいい音してたなあ。

音を出してるあいだは二人とも体調が悪いなんてことが信じられないくらい。

さすがプロ、とかそんな言葉ではくくれないくらい。

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この日は聴いていたのがマスター入れてもたった3人だけだったからすごくプラ

イベートな感じで、休憩時間に金剛さんと直さんが話す楽器談義も面白かった。

金剛さんの放つ短い言葉がなんだかいちいち深くてリアルで、二人の会話は実

に率直かつストレートで見ていて気持ちよかった。

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私は昨日のために持って行ったCDにサインをしてもらいました。

このジャケットの渋くてダンディーな金剛さんは前から誰かに似てる似てると思っ

てたら、藤竜也でした。いまの金剛さんは岸部一徳をもっとハンサムでかっこよく

したような感じ。このアルバムを録音したのももう15年も前のことだそう。

「でも、あんまり変わってない。老けてないですよ」といったら「ふけてないって、

今日吹けてなかったってこと?」と突っ込まれちゃいました。

そんな金剛さんだけど、帰るとき出口ちかくで「今日はありがとうございました。

あのアルバム見て嬉しかった」といってくださって、そういうことをさらっとストレート

にいえるって素敵だ、と思いました。

そして詳しくは書かないけれど今日も直さんはとってもいい人でした。

幸先のいいお聴き初め。

こころから感謝!!!

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2014年1月 9日 (木)

冬のパワーフード

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本格的な寒さになってくるといつもつくるけんちん汁。

この時期、からだに必要な根菜類とこんにゃく、ビタミンB1豊富な豚肉が

たっぷり入ったけんちん汁は冬のパワーフードといっていいだろう。

昨日の夕飯の残りのけんちん汁にお餅を入れた田舎雑煮が今日のお昼。

開運食といわれるお餅が入ってますますパワーフード。

これがまた寒い日にはおいしくって温まる。

焼いて雪だるまみたいなかたちに膨らんだ玄米丸もちを入れて。

折しも今日はいまにも雪が降りそうな曇り空。



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2014年1月 8日 (水)

今年最初のオラクル

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石は相変わらず好きだ。

でも、なるべく買わないようにしている。

単純に、キリがないから、というのと、3.11の経験から。

「石は生きている意識体なんだから地震が来たらリュックに詰めて持って逃げな

きゃ」と息子はいうけれど、いざ本当に大地震が来たら用意している防災袋だっ

て持ち出せるかわからないのに、そんなことができるわけがない。

でも今年は、去年の暮れにおみくじを買うような気持ちでクロージョーアイズさん

の福袋ならぬ福箱を買った。何がおみくじみたいかって、自分が選んだのではな

い、どんな石が入っているかが届くまでわくわくだし、いつもここで買い物をすると

付いてくるカードにどんなことが書かれているかも毎回たのしみだったりする。

それはまぎれもなく、いまの私の波動が呼んだにちがいないものだから。

今年最初に私がもらったオラクルはこれだった。

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こういうことは自分でも常々よく思う。

身近な家族をはじめとして人がしてくれることやしてくれないことに期待したり、

いちいちがっかりしてもしょうがないってこと。それより自分自身がいまこの瞬間

を喜びに満ちて生きるほうがずっと価値があるってこと。

わかっているけど相変わらず期待したり、がっかりしたりする。

にんげんのこころはほんとに厄介だ。

でも少しは進歩しなきゃ。

今回、久しぶりに福箱を買ったら以前買ったのとはだいぶ様子が違っていた。

よりコンシャスに『石をつかう』ということにフォーカスされた内容。

ソフィーママのブログの文章にあったように『パワーストーンを一過性のブーム

やファッション、お守りや占い的な感覚で買う人から、よりエネルギーツールと

して求める人が多くなってきた』ということを反映してのことなのだと思う。

自分についていえば、いつかこういったものすべてが必要なくなる日が来るの

かもしれないが、いまはまだまだ石から力をもらっている。

今回の福箱の中にレムリアン水晶が入っていた。

ブラジル産の、たぶんミナス・ジェライスで採掘されたレムリアン水晶。

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レムリアン水晶は以前に最初から持つ人が決まっている石だというのを聞いて、

いままでなかなか買うことができなかった。私がうっかり間違えて人の石を買っ

てしまったりしたら申し訳ないと思って。

でもいつだったか、とても惹かれる石にであって買ったのがこれ。

こちらはコロンビア産。

レムリアンリッジと呼ばれるバーコードがびっしり入ったフロスト部分とクリアーな

面が交互に入って、まるで氷のようだ。

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何よりもこの透明感に惹かれた。

クリアに澄んだ状態はいつだって自分の理想とするところ。

様々な雑念に濁った状態ではこうはならない。

私はけしてエネルギーに敏感なほうではないのけれど、これらの石を前にすると

眉間に強く感じるものがあって、頭がぼわわわ~んとする。

箱の中には石と一緒にその使用方法も入っているから、今年はこれ以上石を増

やすことなく、いまある石とチューンできるようになりたいと思う。



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2014年1月 5日 (日)

今年のガレット・デ・ロワ

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フランスで新年のお菓子といったらガレット・デ・ロワ。

「フランスで『お菓子の王さま』と名づけれられたこのお菓子は、まさしく僕にと

ってはお菓子の王さまです!」といつかテレビでパティシェのサダハル・アオキ

が話しているのを見て無性に食べたくなって買うようになってから、これで今年

で三回め。そろそろこれも毎年恒例になってきたような。

今年のガレット・デ・ロワは待望のマッチャ・アズキです。

これまで買っていたナチュールとは表面の切り込みが違って繊細!

端にかかった粉砂糖と抹茶パウダーも鮮やかです。

実は新年早々、六本木に行ったもうひとつの理由はミッドタウンのサダハル・

アオキ・パリでこのガレット・デ・ロワを買って帰るのが目的だったのだけれど

暮れにうっかり予約期間を逃してしまって、あわてて新宿の伊勢丹に電話して

なんとか予約できたというわけなのでした。

昨日、遅いランチをすませてお店に行くと、すでにサダハル・アオキのショーケ

ースには『本日のガレット・デ・ロワはすべて完売しました。』の札が立っていま

した。ああ、よかった。予約しといて。

そして休日最後となる今日はそれをみんなで食べました。

まず6つに切り分けたらジャンケンで選ぶ順番を決めて・・・・・・

と、みんな抹茶がかかっている側のピースを選んだら、誰のにもアーモンドが

入ってない! 今年は順調にジャンケンにも買って私が女王様になれるかと

思ったのに。・・・・・・ 残念。ハズレました。

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して、お味のほうはというと、アズキが入っているのにすごく洋菓子的。

まったく違和感ありません。

アズキと洋酒がこんなに合うなんて。おいしい!

さすがサダハル・アオキ。抹茶と小豆を扱えるようになるために京都の老舗和

菓子屋で修業したというだけのことはあります。

アズキが入っているのにそれほど甘くなくて、これなら2ピースでもいけそう。

強いていえば、抹茶の味と香りが薄いような・・・・・・

でも、今年も見た目の美しさとおいしさに満足でした。

ホールケーキを切り分けて家族で食べるのが好きです。

新年のガレット・デ・ロワはいつものテーブルが盛り上がるのがいい!

今年のフェーヴはエッフェル塔。

今年は誰が王さま、女王さまになるのでしょうか。

14_galette_des_rois_02

休日スペシャルもこれでおしまい。

当初、今年は9連休もある! と思ったお休みも始まってみればバタバタと過ぎ

休日にしたいと思っていたこと(編み物や美術本鑑賞)のひとつもできないまま

終わりだけれど、年末年始となんだかお金が飛ぶように出て行ったから、これ

から我が家はしばらく耐乏生活です。節分までに断捨離に掃除、心身の浄化の

ためのプチ断食にもトライしたい。



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CHOMP! CHOMP! CHOMP!

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昨日のスヌーピー展のミュージアムショップで私が1番ほしかったのはこれ!

オールドピーナツ・シリーズのスヌーピーとチャーリー・ブラウンがついたガラス

ビン入りのピーナツペースト。

最終日前日だからもうないかもなぁ、と思ったけれど、意外にまだいっぱいあり

ました。思いのほか人気ないのかしら。

一見、なんてことないみたいなんですけど、こういうのって缶フェチ・ビンフェチ

にはたまりません。

だいいち食べものを入れるビンに黒ってなかなかないと思う。

クールです。

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昨日、家に帰って包みをあけて「いやあ~、めちゃくちゃかわいい」といいながら

見ていたら、娘が「それ、もうひとつ買えばよかった」なんていってました。

なんたってミュージアムショップも身動きできないほど混んでてどこに何があるか

よくわからないし買い物かごはないしで、ざっと見て早々に買い物して出てきてし

まったのだけど、後になって「やっぱりあれも買えばよかった」とか。

まあ、そういうのも一過性の感情なんでしょうけど。

で、オムレツとこのピーナツペーストを塗ったパンが今日の朝食。

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実はビンの中身に関してはぜんぜん期待してなかったのだけれど、このピーナツ

ペースト、食べたらおいしくてちょっとびっくり。

ピーナツの原料は落花生の生産地で有名な千葉県産。

濃厚な上にちゃちな甘さがなくて、カリカリしたナッツ感もあってピーナツペーストと

してはかなりハイ・クォリティ。

ますます「もうひとつ買っておけばよかった」と思った朝なのでした。

う~ん、今日までの会期中に売れ残ったミュージアムグッズはどこかのネットショッ

プで売ってくれないかな。

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2014年1月 4日 (土)

しあわせは、きみをもっと知ること

14snoopy

お正月休み最後の週末の今日はまたしてもぎりぎりセーフで、明日日曜が最終

日となる『スヌーピー展』に娘と出かけた。

この『スヌーピー展』、会期は10月12日から1月5日までと長かったのだけれど

なんたって私がこれを知るのが遅すぎた。たまたま聞いていたラジオでクリス智

子が話しているのを聞いたのがすでに12月。今日まで来るタイミングがなかった

のでした。

レオ・レオニ展のときもそうだったけれど、今回はそれ以上に混むのは必至。

朝10時開場で10時台に着いたもののすでにミュージアムに向かう途中の階段

から長蛇の列。これだもの、あらかじめオンラインチケットを買っておいてよかっ

たね、といったのも束の間、すでに決済済みのA4プリントのチケットを本チケット

に交換するのに延々並び、さらにそこからエレベーターに乗るまでにTDLの乗り

物なみに並び、エントランス前でさらに待たされ ・・・ と計1時間近くは並んで待

たされただろうか、やっと入ったミュージアムの中は縁日の神社の境内なみの

混みよう。小さい子供なんか人の頭以外見えないんじゃないかと思ったほど。

若い男の人が思わず横の彼女に「スヌーピーって、こんなに人気あったっけ」と

いうのが聞こえて笑ったけど、ほんとに人気あるんですねえ。

来場者は小さなお子さんからお年寄りまで。

絵の前にはまるで角砂糖に群がるありんこのように人が立ちはだかっていて、

「穴があくよ!」と娘がいったくらいみんな絵をじーっと眺めてました。

展示は4つの部屋からなる構成で、チャールス・M・シュルツ美術館が所蔵する

漫画の原画やスケッチを中心に、シュルツ氏の誕生から晩年までの写真とエピ

ソード、アトリエの再現、壁のところどころに嵌め込まれたモニターではインタビ

ューにこたえながらシュルツ氏が自在に絵を描く映像やアニメーション、様々な

メディアや企業と作った作品やヴィンテージグッズの数々、等身大のフィギュア

など、スヌーピー好きにはたまらない内容。

すごく混んでいて、例によって暖房しすぎで暑くてのぼせそうなのだけれど、目

の前で繰り広げられるキャラクターたちのやりとりがあまりにもウィットに富んで

いて思わずクスっと笑えちゃうものだからそんな状況でもなんとか耐えられる、

といった感じ。ピーナツ・コミックスのアニメーションといったらBGMはJAZZと決ま

ってるけど、会場内にJAZZが低く流れているのもよかった。

古き佳きアメリカ、と一言でくくってしまうのもなんだけど、初期の漫画に描かれ

ている子どもたちを見ても白黒写真に写った当時の人々の服装や風景を見て

も、そこには昔、日本人が憧れてやまなかった豊かで自由でハッピーなアメリカ

がありました。なんたって違うのは子どもの世界ひとつとってもいまよりずっと

シンプルだったこと。ピーナツ・ファミリーのあいだにいつも変わらずにあるのは

なんの変哲もないただの原っぱだけ。降っても晴れてもスリーシーズン通して

子どもたちはその原っぱで野球をし、冬になったら凍った水たまりでスケートを

し、橇やアイスホッケーや雪遊びに興じ、そして彼らはあるていど大きくはなる

けれど漫画だからそれ以上は大きくならない。永遠に子どものまま。

絵とストーリーとキャラクターの思考と会話だけがシュルツ氏の頭と画力ととも

に洗練され、複雑になり、ひねられ、深みを増し、哲学的になっていくけれど、

キャラクターの愛らしさは変わらない。

それにしても、チャーリー・ブラウンのシャイさと女の子に対する極端に悲観的

で臆病な考え方や態度が、シュルツ氏自身の初恋の失恋経験からきてるとは。

すごくハンサムで賢くてスポーツマンで、しかもこれだけ才能にあふれた面白い

人だったらいくらでも女性にモテそうなものなのに。人間て、ほんとにわからない

もんですね。シュルツさん、写真や映像で見る限り知的な雰囲気で、笑ったとき

の垂れ目が優しそうなとっても素敵な方でした。

そして英語。

日本人の来場者がじーっと穴のあくほど絵の前に立っていたのはたぶん、多く

の人が漫画の吹き出しの中に書いてある英語だけじゃセリフの内容がわからな

いからだと思うけど、昔、新聞に連載されていたピーナツ・コミックスを見ながら、

これで英語を勉強したらいいかも、と思ったことを思い出しました。

日本でこれだけピーナツ・コミックスが人気になった理由のひとつは、谷川俊太

郎さんによる絶妙にして見事としかいいようがない翻訳によるところがとても大

きいと思うのです。なので、ふたたびピーナツ・コミックスで英語を勉強するか、

なんて気持ちが再燃したりして。

日本のミュージアムのこの過酷な環境はもうちょっとなんとかならないものかと

思うけれど、『しあわせは、もっときみを知ること』というタイトルどおり、会場の

あちこちにしあわせになるためのエッセンスが散りばめられていて、観終わる

ころには文字どおり、しあわせな気持ちになりました。

実は昨日、まだ三が日(しかも新月中)だというのに家で嫌なことがあって今朝

も少々くさくさしながら出かけたのだけれど、いつの間にかそんなことも忘れて

しまうくらい。それでその不愉快な出来事の張本人である馬鹿息子にお土産を

買って帰る私って、もしかしたら子どもに甘い駄目親なのかもしれない。

あの息子だって4歳くらいまではチャーリー・ブラウンに向かって両手ひろげて

一目散に走ってくるスヌーピーなみにかわいいときがあったのにね。チッ!

そして話をもどすと、日本のほかの美術館同様、館内の写真撮影は禁止なの

だけれど、入館する前に説明されたとおり、4つめの部屋(主にヴィンテージグ

ッズが展示された部屋)では自由に写真撮影をしてもいいという。というわけで

この部屋に入るなりみんないっせいに写真撮りまくり。

といっても混んでるし、四方八方からスマートフォンをかざす手が伸びてくるの

でぜんぜん思うようには撮れないんですけどね。以下、部屋の一部分のみ。

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最後のこの部屋に来るころにはのどは渇いてるし腰は痛いしでもうかなり疲れ

ているのだけれど、出てからもうひと仕事。ミュージアムショップに突入です。

さすがにスヌーピーグッズはもともといろいろ作られてるだけにレオ・レオニの

ときよりはずっとよかった。でも、あれもこれもと思うとキリがないし、際限なく

高いものについてしまうからかなり抑制。で、息子にフィギュアとノート、娘に

シールとマスキングテープとポストカード、自分にはピーナツペーストのビン

詰とポストカードだけを買いました。娘は自分用にトートバッグとノートを買い。

まあ、ここでもレジで並ぶこと並ぶこと・・・・

下はミュージアムショップで買い物をすると入れてくれる黄色いショップバッグ。

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ツバメノートみたいなクラシカルな分厚いノートとラフな作りのノート。

行く前はロルバーンとコラボしたノートもほしいと思っていたのだけれど、実際

に見たら持って歩くにはちょっと大きすぎました。もっと小さい手帳サイズも作

ってほしかった。

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ピアノを弾くシュローダーのフィギュア。

実は息子に7体ぜんぶ買ってきてといわれたのだけど思いのほか大きいしシュ

ローダー以外あんまりかわいくないし1体980円だし、7つも買えるもんですか。

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1枚1枚ぜんぶ違うシールが80枚入ったスヌーピーの犬小屋パッケージ。

これはすごい。これ、自分用にもうひとつほしかった。

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漫画を一部切りとったようなかわいいポストカード。

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赤と青のマスキングテープ。

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こちらはさらにミュージアムショップの下にあったセレクトショップ脇のショーウィン

ドー。大きなスヌーピーが一匹ほしい。

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そして外に出てきたところで撮った、入館時に手の甲に押されたアストロノーツ

スヌーピーのスタンプと小冊子。

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ふぅ・・・・・・。疲れましたね。

このときすでに六本木ヒルズに到着から3時間以上が過ぎていて、もうお腹ペコ

ペコ。出てすぐのところにあったタリーズコーヒーで一服してから、遅いお昼と別

のお目当てのために新宿三丁目に向かいました。

それにしても東京ってほんとに疲れる。



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2014年1月 3日 (金)

三が日

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2日に実家で半日おせちを食べることを考えて元旦の夜にはキーマカレーを、2日

の朝にはもうパンを食べてしまった我が家です。

三が日の今朝は余ったおせち。

そう考えるとお正月三が日のあいだに3回、ないし2回で食べきれるぶんの少量

のおせちを自分で手作りするっていうのもけっこう面倒なことだな、と思う。

現に自分で作ったものは黒豆にしてもなますにしてもまだけっこう余ってるから。

とくに我が家はお酒を飲む人がいないからなんだかつまらない。

それで、こういう風だからやっぱりおせちは一般家庭からすたれるいっぽうなんで

しょうね。

暮れに会社の同僚と、こうなったら『料理上手のばあばと作るおせちのワークショ

ップ』みたいのに重箱持参で参加して重箱いっぱいにして帰って来る、とか、毎年

おせち一品持ち寄りで友達みんなと新年会をやる、とか、もうイベントにしちゃった

ほうがいいのかもね、と話した。

でもまあ、こんなことも考えようで、いまのおせちからできるだけおかずにならない

甘いものをはずして、お総菜寄りのものを増やして見栄えよく重箱に詰めればお

せちでありながらふつうにごはんのおかずになるかもしれない。

などなど、おせちのことを考えるのもせいぜい暮れかお正月のわずかなあいだで

『鉄は熱いうちに打て』なので、いま頭にあるうちにいろいろ考える。

かつては一家の主婦がお正月くらいは台所に立つ回数を減らして少しは楽がで

きるようにと考えられたのがおせち、ということだけれど、日がなおせちだけを食

べてるわけではない現代ではあまりその恩恵に浴することはできなさそうだ。

しょせん、主婦には365日休みはなし、というところかな。

 

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2014年1月 2日 (木)

毎年恒例

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毎年、新年2日には実家に行くことになっている。

家族の初顔合わせ、ということだけれど、去年から息子はついて来ない。

私の母はそういうことにうるさい人だったけれど私は母ほどうるさくないし、息子

ももう25だからいちいち干渉しないことにしている。男というのは大きくても小さ

くてもとかく人に気を遣わせる生きものだから、正月早々、お互い気をつかって

面倒なのも嫌だから、というのもある。

実家に行ったからといって、これまた何をするわけでもない。

お正月の挨拶をして母の仏壇にお線香をあげて、出されたおせちをいただきな

がら、2日に行くと毎年かならずついているテレビで駅伝を見る。それが終わっ

たあともみんなで何やかやと話しながら見るともなく延々とテレビを見る。内心、

しかしテレビってどうしてこうもどうでもいいことばかりやってるんだろう、と思い

ながら。

家ではテレビというものをほとんど見なくなって久しい。

毎日見るのは8時45分から9時までの15分間だけやっているNHKの今日の

ニュースと気象情報。それに週に数回ピンポイントで決まった番組を見るだけ。

そんな風だから、たまにテレビをつけると一気にあふれ出てくる騒音のごとき

音と色の洪水にやられてしまって、すぐに『ハイ、終了』となってしまう。いまの

テレビってほとんど暴力に等しいと家族とは話しあっている。無駄に賑やかで

ウルサイだけ。それで今日も、3時間くらい経ったところでついに「悪いけど少し

音ちいさくしてもらってもいい?」と聞いたのだった。

テレビがわんわんなっている中での会話ほど疲れるものはない。

おまけにうちの娘はぼそぼそ小さい声で話すから何をいってるかよくわからな

いし、父は耳が遠いときてるのだ。そのうち、父は座ったまま居眠りをしだす。

お屠蘇をいちばん飲んだ妹はいつの間にかごろっと横になって爆睡してしまう。

私は何もすることがなくてしかたなく近くにあった新聞を読みはじめる。

毎年、繰り返されるデジャヴュ。

これだから息子につきあえというのは無理だろうなと思ってしまうのだ。

いかに年のはじめの家族の顔合わせが大事だとしても。

息子も、母がいたらまだ来ているかもしれない。

母は息子を溺愛していたし、息子もおばあちゃんっ子だったから。

思うのは、いつも一家の主婦が家族の接着剤だということ。

接着剤だった人がいなくなると家族は途端にバラバラになってしまう。

私の祖母の家も、祖母が元気なあいだは常に家族の集まる賑やかな家だった

けれど、祖母が亡くなってからは集まる場そのものが消滅したかのように誰とも

顔をあわせることがなくなった。よく来たねえ、といって、おもてなしをしてくれる

人がいなくなったからだ。叔父夫婦は共働きで、一家の主婦である叔母は子供

の教育に熱心なかわりにあまり社交的な人ではないから。

祖父、祖母、3番めの叔父についで母が亡くなってからは、残った叔父たちと従

妹がどんな暮らしをしているのかはまるでわからない。父はたまに会うと年じゅう

そのことばかりいうけれど、「そんなに気になるなら電話してみれば?」といっても

自分から電話をすることはない。女の誰か(娘である私たちか従妹の誰か)がお

膳立てでもしない限り、冠婚葬祭の場で顔をあわせることくらいしかないだろう。

とくに後者の場で。

いまの毎年恒例の2日の顔合わせも父がいるあいだだけのことだろうな、と思う。

妹も自分ひとりかせいぜい夫婦二人になればそうそうおせちの用意もしないだろ

うし、私たち姉妹だけのことなら外で会ったっていいのだ。

そのほうが面倒がなくていいかもしれない。

帰りに夜道を娘と歩きながら、世話の焼ける年寄りや我儘な子供と一緒に暮らす

のは手間もお金もかかる厄介なことではあるけれど、でも何かしてあげられる人

がいるうちがたぶん、しあわせなのね、と話した。

行きに娘が駅前の八幡様でおみくじをしたいといったけど長い行列ができていて

あきらめたので、帰りにお参りをしておみくじを引いた。

娘は末吉で私は大吉だった。

実質これが初詣ということになるけれど、毎年わたしの初詣は立春の明治神宮

参拝ときめている。



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Winter rose

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大晦日の朝に切ったときにはつぼみだったバラが咲きはじめた。

淡いピンクのつぼみはひらいたらアンブリッジローズだった。

冬の1月にアンブリッジローズを見られるとは。うれしい!

ミルラのいい香り。

黄色一色で咲いたのはラ・パリジェンヌ。



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2014年1月 1日 (水)

あけましておめでとうございます。

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新月ではじまった2014年。

新月で1年がはじまるのは19年ぶりのことだとか。

今年の元旦も穏やかにうつくしく晴れました。

窓の外は澄みきったきれいな青空。

今年もこうして家族とともに無事に新しい年を迎えられたことに心から感謝です。

暮れにお出かけしたせいで、今年の元日の食卓はいつになく充実しています。

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でも、今年も私が作ったのは黒豆と紅白なますと松前漬けとお雑煮だけ。

毎年、お正月を迎えるたびに来年こそきれいなお重箱いっぱいのお節を作ろう

などと思いつつ、暮れはイレギュラーにやらなきゃならないことが多くて、いつも

バタバタになってしまってできたためしがありません。私がそんなことを思うのも

家族あってのことなので、そろそろ実現したいところ。もういっそ自分のなかで

楽しいイベントのひとつにしてしまおうかとも思ったりして。

和食が世界遺産になり、でもその一方で味噌汁が絶滅危惧種入りだとか、いま

の若い子はすでに『急須でお茶をいれる』ということを知らないだとかいわれる

昨今、いつかお節も遥か昔、『古き佳き時代の日本の伝統食』なんていわれる

ことのないようにしなければ、などという思いも無きにしも非ずだけど、でも私が

思うことはいつも、できないよりできたほうがいいだろうという、ただそれくらいの

ことです。単純に、きれいなお重箱に上手にできたお節をつめて「ああ、なんて

きれい」とか、ひとりでうっとりしたいだけなのね。なんでもできるようになりたい

なんてさらさら思わない(私にできないことはあなたのために空けておく!)けれ

ど、いままでできなかったことができるようになるって、自分にとっては大事なこと

です。それは今年も大事にしたい。

そんなことを思った元日の朝。

1年のはじまりはいつもあたらしいノートをもらった子供のようにまっさらです。

今年も相変わらずの私のお雑煮。

いつもと違うのは紅白はんぺんと丸餅が入ってることくらいかな。

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今年、2014年もよい年になりますように。

そして、これまでご縁のなかったこと、ご縁のなかった人ともあたらしい、素敵な

つながりがスタートしますように!

今年もどうぞよろしくお願いいたします。



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