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2013年12月15日 (日)

シュトレンの季節

13_stollen

いつか同僚で友人のHさんが送ってくれて初めて食べたシュトレン。

今年もまた送ってくれました。

最近、極力あまいものを控えている私のことを気遣って、事前に送ってもいい

かと彼女からメールで聞かれたとき、実はすでにわざわざさんでシュトレンと

石窯パンのセットをオーダーした直後だったのだけれど、彼女の前の職場の

お知り合いが神戸で開店したカフェで作ってらっしゃるシュトレンで、去年食

べたらすごくおいしかったとメールにあったので、お言葉に甘えて送ってもら

うことにしました。わざわざさんのシュトレンはお砂糖も卵もバターもいっさい

使っていないストイックなシュトレンなのに対して彼女のはきっともっとお菓子

よりのシュトレンだろうと思ったから。娘は好きだろうと思って。

そして届いたのが上のシュトレン。

焼き菓子のカードとともにかわいらしくラッピングされて。

そして、こちらはわざわざさんのシュトレン。

いかにもカフェ併設のパンと雑貨のお店だけあってシンプルでかっこいいです。

13_stollen_01

さっそく友人が送ってくれたガトー・ファヴォリさんのシュトレンを切ってみました。

13_stollen_04

お砂糖で表面をアイシングされたシュトレンを切ると、クルミやナッツ、レーズン

がぎっしり。そしてここのシュトレンが特徴的なのは一見、栗みたいに見えるも

のが入ってるところで、これロー・マジパン(つまり生のマジパン)だそうです。

私の好きなアマレットの味がしました。予想どおり、お菓子のシュトレンの味。

でも甘すぎなくて上品な味でした。

13_stollen_05

こちらは、わざわざさんのシュトレン。

13_stollen_02

これもすごい。

全粒粉の記事に長野県産白ワインにオーガニックのドライフルーツを漬け込

んだものとココナツをたっぷり混ぜ込み、オーガニックスパイスを効かせて自

家製酵母でゆっくり発酵させて焼き上げたというシュトレンはずっしり重い。

お菓子というよりはドライフルーツとナッツたっぷりの重めの天然酵母パンと

いう感じ。

13_stollen_03

趣は異なるにしろ、どちらも珈琲にあうおいしいシュトレンでした。

ワインを飲む方だったら、わざわざさんのシュトレンのほうがいいかも。

これにチーズや生ハムがあっても似合いそうな味。

シュトレンは焼いてから時間が経つごとに熟成して味に深みが増してくるそうで

その味の変化を楽しむためにもクリスマスまで毎日ちょこっとづつ切って食べる

お菓子のようだけれど、今年は2本あるからそうできるかと思ったら、どうやらや

っぱりその前になくなっちゃいそうです(^-^)

洋酒に漬けたドライフルーツとスパイスの匂いというと昔、プチブルなインテリア

ショップで働いていたときに、店内にしつらえたガゼボのなかに飾った大きなクリ

スマスツリーのデコレーションを終えた女社長が、ツリーの枝につけたサシェの

匂いを嗅ぎながら「う~ん、いい匂い。クリスマスの匂い」といったのを思い出し

ます。当時わたしはあのスパイシーな匂いが苦手だった。

冬の匂いといえば私にとっては、夜246から外苑前に歩いて絵画館前の街路

樹の下を歩くときの冷えた夜気に溶けた枯葉と湿った土の匂い、寒い外から暖

かい喫茶店の中に入ってオイルヒーターで急速に温められたウールのコートの

匂いのほうがよほど馴染みがある。珈琲と煙草の匂い。火が燃えるときの匂い

と掠れたような古いレコードの音。

今年もそんなことを思い出すシュトレンの季節がやってきました。



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