突然の休日に
会社の都合で突然降ってきた休日。
つまり今日から4連休 ♡ (^-^)
ということで、この連休中に行こうと思っていた吉川裕子さんの個展、
『花のある風景』に一足早くでかけることにした。
先週の日曜日からなんだかずっと暑い日が続いてるけど、今日はまた
もや夏が「ただいま」しちゃったように暑い! おまけに風もすごい!
そんななか目指したのは小手指にある『ギャラリーUSHIN』。
中野区に住んでいたころは小手指なんて地の果てのように思っていた
けど、なんとここからは乗り換え入れて4つめという近さ。
見慣れぬ駅で降りて見慣れぬ町を地図を見ながら歩いていくと、ありま
した、カフェ併設のこじんまりしたアットホームなギャラリー。
いつもながら吉川さんのイタリアの太陽と風を感じさせるような、大らか
でありながらポエティックで絵画的な作品に、今回は『花のある風景』と
いうことでフラワーアレンジメントが配されて前回とはまた違った雰囲気。
花、というのでボトル型の花瓶と、今回はボトル型の家の灯りもありまし
た。そのふたつのなかにも気になったのがあったし、ほかにも焼き菓子
をのせたら似合いそうなお皿、数字と木の実が描かれた小さなフリーカ
ップ、絵画的な雰囲気の陶の板皿など、う~ん ・・・・・・ と考えしまうもの
もあったのだけど、今月お給料日までとってもプアな私はまたもや小さい
ものをいただいてきました。
まず吉川裕子さんの定番的な作品のおうち。
これちっちゃいけどね、すごく手のかかった作り。
それでもっていっさい手抜きなし!
この小さな作品見ただけで、吉川さんの作品作りの姿勢とか完成度の
高さがわかります。この雰囲気はそうそう出せない。
しましまの屋根とてんてんの屋根。入り口だってちゃんとある。
やあ~、かわいい。
かたつむりは娘にあげよう。ハリネズミは息子のシンボルマークだけれど
「ギターケースに縫い付けてあげよっか?」といったら「いらない」といわれ
たので私のリネンのバッグにでも付けます。でもうっかりしてぶつけないよ
うにしなくちゃです。
これだけ買って、カフェでお茶でもしようかと思ったのだけれど、この日は
平日とあってカフェコーナーでは常連とおぼしき手作り大好きおばさまが
集ってらして、私が1人で作品眺めながらぼんやりお茶するにはちょっと
アットホームすぎる感じだったので失礼して、来るときに気になったお店
のメニューの前でしばし入ろうかどうしようかと思案 ・・・・・・
いったん通り過ぎてから戻ってきてやっぱり入りました。
お茶カフェ 武蔵利休
お茶の香漂う、きりっと清潔な空間に抹茶の色が映えて清々しい空間。
純朴そうな店の人も感じよかった。
このあたりって狭山茶所といわれてお茶の産地なんですよね。
東京23区で生まれて父の転職とともにちょうどいま住んでるあたりに引っ
越してきて、小学校に入る前々年(つまり幼少のころ)まで住んでいた私も
狭山茶を飲んで育った子ども。中野に引っ越してからもお茶好きの母はわ
ざわざお煎茶を買いに所沢まで買いに行ってましたっけ。
宇治茶は茶葉に独特の甘みがあって好きな人にはそれがいいんでしょう
けど、狭山茶はもっと後口すっきりの爽やかなお茶で、私はいまでも狭山
茶派です。
そしてオーダーしたこのパフェ、おいしかったなあ。
武蔵利休パフェ。
下から、黒みつ、寒天、抹茶ゼリー、バニラアイス、わらび餅に白玉、
あんこに抹茶アイスに、抹茶バウムクーヘン。
きなこをまぶしたわらび餅がとろけるようでした。
わたし、こういうのに弱いですね、どうやら。
この後、お会計票、アンケート用紙とペンの立ったケースとともに土瓶
にたっぷり入ったほうじ茶がくるのだけれど、お茶屋さん併設のカフェ
だけあって、このほうじ茶がまた香り高くておいしかった。
おいしいほうじ茶っておいしい珈琲に匹敵するくらいおいしいです。
うーん、ここはまた来よう、と思いながら、すっかり満足して帰りました。
途中、家の近くで花がほぼ終わって処分価格になったコスモスの鉢を
買ってぶらさげて歩きながら「小さな手/繋いでる/この朝の静けさに/
泣き声は黄金色/暗闇にも光れ/Oh,Children 新しく微笑みかけてみて
始まったばかりのコスモスの中で」とオリジナルラブの歌を口ずさみな
がら帰りました。コスモスといったらやっぱりこの歌でしょう ・・・・・・
でね、やっぱり私は吉川さんの灯りはおうち型のがいいなあ、(陶の灯りの)
マイホーム貯金しよっ! と思ったのでした。
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