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2013年8月 8日 (木)

食べられるほおずき

13hoduki

彼女とはじめて会ったのはまだ私が10代のころだったけど、あのころから彼女はい

つも私に私がまだ知らないことをいろいろ教えてくれるひとだった。それはキッチュで

きらきらひかるポップなものだったり、すこし背伸びした大人の世界だったり、贅沢で

おいしいものだったり ・・・・・・

大人になったいまはそれこそ『スプートニクの恋人』のミュウとすみれくらいに(いやも

っと)違う暮らしをしている私たちだけど、それはいまも変わらない。

おとといオープンキッチンで料理をしながら、これ知ってる? と彼女が聞いた。

「食べられるほおずき。食べてみ。おいしいよ!」

食べられるほおずき? と聞く私に彼女は、「私もそれまで知らなかったんだけどさ、

ヨーロッパのレストランで、こんなふうに皮をひらいたのがお皿にのってて、ほおずき

なんて食べられるの? と思ったけど、食べてみたらこれがおいしのよ」という。

以来、日本でもみつけると買ってくるらしい。

彼女が行くレストランだからきっと一流のレストランに違いないけど、でも食べられる

ほおずき? と思いながら皮を剥いて口に入れると、張りのある実がぷちっとはじけ

て、不思議な味がひろがった。一瞬青くさいトマトみたいだと思ったけれど、はじけた

実はグアバみたいでもありパッションフルーツのようでもあり、まさに果実。

それほどパッションフルーツが好きではない私にとっては「おいしい!」というほどで

はないけれど、不思議な味の果物であることには違いない。

それをお土産でもらって翌日食卓に出しておいたら、食にとても保守的な息子は案

の定手を出さなかったけど、すぐに食べてみた娘は「なんだか懐かしい味」といった。

小さいころ、その辺になってる木の実をとって食べてたときの、何かの味に似ている

のだそうだ。さすがに小さいころからフルーツモンキーといわれてただけあって、この

子はそういうことをしてたのか、と思った。

けっきょく、山盛りにあった食用ほおずきは娘がぱくぱくと食べた。

残りもみんなこの子がたべてしまうと思う。

ぱくぱくと食べながら、「でも、ほおずきって何か栄養あるのかな」と娘が聞くので調

べてみたら、食用ほおずきはフルーツトマトやストロベリートマトともいわれて話題の

成分イノシトールがたっぷり含まれ、高貴な香りと官能的な味わいでヨーロッパのホ

テルの朝食にふさわしい、まさにセレブフルーツ、とあった。

官能的な味わいのセレブフルーツね。

そういわれたら私の友達にぴったりかもしれない。

13hoduki_01

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コメント

あ、これ、ウチのベランダでしばらく楽しませてくれたトマティージョか、その仲間ですね。
http://nekobiyori.cocolog-nifty.com/days/2013/06/post-e123.html

投稿: waiwai | 2013年8月 9日 (金) 00:45

waiwaiさん、
見ました!
たしかに、これですね!
私は食べるのはどうでもいいけど生ってるところは風船かずらみたいでかわいかったから、あんなに簡単に実がつくなら栽培してみたい気もするけど、うちにはそのスペースもないもんなー coldsweats01

投稿: soukichi | 2013年8月12日 (月) 00:00

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