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2013年5月15日 (水)

新しいテーブル!

13dining_table_2

昨日はまったくもって夏日だった。

昼間の最高気温28度。

外に出ると太陽がぽわんとあったかくて、リネンのワンピース1枚でもう寒くない。

こうなると私はもうなんだか一気に肩の力がぬけて風に舞うフェザーのようになってし

まい、まるで愛すべき友人がきらきらの笑顔で前からやってきたみたいな懐かしい気

持ちでいっぱいになって、ついにまたこの季節がやってきたんだ、と思う。

夏嫌いの人には悪いけどやっぱり私は夏が好きだ。

いままで過ごした夏の数で人生をふり返る村上春樹の小説の主人公の気持ちが実に

よくわかる。翳りをふくんだ深く濃い情熱たっぷりの眼差しをつくるのも、涙なしには聴

けないメロディーが生まれるのも、灼けるような真夏の太陽あってこそ、と思う。

そんな暑い午後、kiki さんがやってきた。

ボーダーTシャツにらくちんそうなリネンのパンツ、ビルケンシュトックのサンダルという

夏日にぴったりなラフないでたちで。おまけに私が昔もってたニコルの伊達眼鏡そっく

りなマーブル柄のまんまる眼鏡をかけて。片手にはリペアし終わったパインのテーブ

ルを抱えてる。

そう、ついにできあがったのだ。

家にあがってもらうなり、さっそく修理した天板を取りつけてもらう。

そして新しくなったテーブルが上の写真!

3.11以降、少々暗くても昼間は電気をつけないのが家ではすっかり習慣になってい

て、昨日もやや暗くなりかけた午後の光のなかで取りつけられたテーブルを見たとき

には前よりだいぶ色が濃くなった感じで、「うわっ、ずいぶん渋くなったな!」と思った。

何より驚いたのは触った感触で、テーブルのいたるところについていた古傷はきれい

に削られ、3段階のやすりで丁寧に磨かれてつるつるに。しかも以前のウレタン塗装

は夏場はちょっとベタベタする感じがしたのだけれど、今回、三分ツヤで仕上げてくれ

た表面はさらっさら。削ったことでさらに木目がはっきり出て、木の質感ごと変わった

みたいでびっくりなのだった。こないだまでの傷だらけのテーブルとは大違い。

kiki さんによれば、私が気にしていた傷の部分(息子が小さいときにフォークでガンガ

ンやった傷に水が沁み込んで黒くなったところ)は腐食が進んでかなり深くまでいって

しまっていたから、リペアする時期としては正解だったかも、とのこと。これでまた数年

いや十数年は使えますよ。それにあともう1回はリペアできますから、といわれて、

いやあ~、めちゃくちゃ嬉しい! どうもありがとう! といったのでした。

そもそもコトリさんのデッキでkiki さんにはじめて会ったとき、「傷んだパインのテーブル

を私が自分で修理することはできますか?」と聞いたら、はじめて会ったにもかかわら

ず「なんだったらぼくが修理してあげますよ」とあまりにもやすやすというのでびっくりし

喜びつつも半信半疑で帰ってきたけど、こんなに丁寧に、しかも格安で直してくれるな

んて、もう感謝感激。

色の感じはウォルナット仕上げというのに近いかな。

夜になって電気をつけたら、午後の自然光で見たときよりもさらにダークに渋く見えて

ちょっと色が暗すぎたような気がしないでもないけど、もともとの色がパイン特有の明

るい飴いろだったからなおさらまだ目が慣れないせいもあるんだと思う。

ともあれ、kiki さんのおかげでまた何も気にせず、ふつうにテーブルが使えるようにな

って、私はハッピーな気分でマーク・マーフィーの歌う『Happy Samba』を口笛で吹きな

がら夕飯の買い物に行った。

これは3時のおやつの時間にやってきた甘いもの好きのkiki さんに用意したケーキ。

13cakes

いつもここでは『ミロワール』という濃厚チーズケーキと『焼きショコラ』というチョコレー

トケーキしか買ったことないから、今日はいままで買ったことないのを4つ選んでみた

のだけれど、やっぱりここはミロワールが1番おいしかったね。

毎年のことだけど、暑くなってくるこの時期なぜかパタッとチョコホリックじゃなくなる。

寒い間あれだけ甘いものがほしかったのに暑くなった途端にいらなくなるというのは、

やっぱり暑い季節は塩が必要だとからだのほうが知ってるからなのかな。

4階のベランダから見下ろした、工具と資材と作品をいっぱい積んだkiki さんのかっち

ょいいクルマ。

13kiki_san_03

それにしても昨日はいい日だったなあ。

外は暑いけど家のなかは思いのほか涼しくて爽やかだった。

暖房も冷房もいらない、1年のうちでごくわずかしかない、ここちよい季節。

こんな日がしばらく続くといいのに、と思う。

そして今朝からまたテーブルに花を飾れるようになりました。

朝ベランダから摘んできたばかりのグラミス・キャッスルとシャルロット・オースチン。

13table_flower_01

そうそう、花といえばコトリ花店さんで6月1日から9日まで開催される小さなフェア、

『夏至祭の花冠』にkiki さんも1日だけ参加されるそうです。

コトリ花店さんのデッキテラスに1日だけ作品を持ちこんで、家具の受注を受けたり木

製小物の販売をしたり、今回の私のように家具の修復の依頼を受けたり、ということに

なるそうです。まだ参加される日は決定してないみたいだけれど、わかったらここでも

またお知らせします。アンティーク風のとっても素敵な家具を作る方なので、インテリア

好きの方、自分だけのオリジナル家具をオーダーしたい方は必見です。

それにkiki さんの作るフレームも雰囲気があって素敵なので、いつも額縁を探してる

絵描きさんにもいいかもしれない。

私は個人的には小さめのフレームに鏡を入れたウォール・ミラーがひとつほしい!

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コメント

今年もやってきました、、素敵な季節が。
しかし、何とも言えないきれいな木目。

投稿: jose | 2013年5月16日 (木) 21:10

おっ! 夏がお似合いのラテン系joseさんが
やってきてくれましたね(^-^)
今年はなかなか気温が安定しないけど、
やっといい季節になってきましたね~

それで木って面白いですね。
木目がくっきりしたテーブルをじっと見てると、
なんだか獣の毛皮のようにも見えてくるんです。

子供だったころ、木造平屋のおばあちゃんの家に泊まって
夜中に見上げた天井の木目がたくさんの人の目に見えて
恐くてトイレに行けなくなったことなんか思い出しました。

投稿: soukichi | 2013年5月18日 (土) 00:17

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