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2013年5月16日 (木)

珈琲豆とクッキー

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遅くなったお昼のパンを買いに行こうと外に出ると、ポツポツと雨が降り出したけれど

かまわず自転車に乗って府中街道脇を走って、ついでにコクテル堂まで行った。

おととい納品したばかりというアトリエ・コナフェさんのクッキーと、今月は早々になくな

りそうな珈琲豆を買いに。私にとって土居珈琲さんの珈琲豆に勝るものはいまのとこ

ろないけれど、珈琲なしではいられないんだからこの際、背に腹は代えられない。

コクテル堂はコトリ花店のある道をまっすぐ行ったところの左手にある。

木曜は定休日のコトリ花店の前を通ったら、表のkusukusuさんの看板にかかるように

ピエール・ド・ロンサールが、コトリ花店の脇のアーチにはつるジュリアらしき淡いバラ

の花が見えて、あたらめていまは5月のバラの季節なんだな、と思う。

コクテル堂で私がコーヒー・リストをしげしげと眺めて考えていたら、コクテル堂の人に

珈琲の好みを聞かれて、『Old5』というブレンドをすすめられた。オールド5なんて、な

んだかちょっとJAZZの曲名になりそうな。

配送センターの直売所で買った珈琲豆は、お店で買うより安かった。

帰りも雨がパラつくなかを家に帰って、買ってきた珈琲豆を冷蔵庫にしまい、土居珈琲

の今月最後の豆(ニカラグア リモンショ農園)を挽いて珈琲をいれながら、あれから

ひと月、と思った。

このひと月、珈琲をいれるたびにボスのことを考えずにはいられなかった。

島では珈琲豆を宝物のように大事に冷蔵庫にしまっていたボス。

暮れ近くに私が送った1キロの珈琲豆を、ボスはちゃんと飲めたんだろうか。

その珈琲豆が届いたお礼の電話をもらったとき、電動ミルはどこで買えるだろうかと

聞かれて、また買って送るよ! といったら、早苗にそんなにお金遣わせるわけには

いかないから自分で買うからいい、といってきかなかったけど、そんなの無視してさっ

さと買って送るんだった。そしたらすぐに珈琲豆を挽くのも楽になって、少しでも長く家

で珈琲を楽しめたろうに。そして最後の最期に悲願かなって弘前に帰って岩木山を眺

められたなら、ボスはもうそれで本望だったろうか。

珈琲をいれながらボスのことを思い出していると次々とそんなことが脈絡なく頭に浮か

んで相変わらず私はちっとも頭がまとまらないんだ。

このあいだ電話をとりながらミミズみたいな文字で書いたメモは整理もせずに電話台

に置いたまま。電話しなきゃならないところもあるのにできないまま時間だけが過ぎ

る。そうやってボスについて書いておかなきゃならないこともあるのに、私はまだ書く

気にさえならないんだ。


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