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2013年5月11日 (土)

5月の朝は忙しい

13queen_of_sweden

5月の朝は忙しい。

休日だっておちおちゆっくりなんか寝てられない。

日が高くなって気温が上がったとたんにバラは一気に咲きはじめるし、ちょっと見るの

が遅れたらすぐにだれてしまう花もある。だから、起きたらとりあえずパジャマのまま

ギャルソンエプロンをして顔にUVカットクリームを塗り帽子をかぶって、ポケットに緑

のテープを入れてカメラと剪定鋏を持ってベランダに出る。まずひととおりベランダを

見まわしたら新しく咲いたバラがきれいなうちに写真を撮る。それから花がらを摘んで

繁茂し過ぎて風通しが悪くなった下葉や傷んで汚なくなった葉を取り、大きなつぼみを

いっぱいつけて不安定になった枝に支柱を立て、うどん粉病になった葉や花首を木酢

液でひとつひとつ洗う。こぼれた花びらや葉っぱを箒で掃いてベランダの掃除。

最後に7リットルは入る大きなホーズのジョーロでキッチンとベランダを4往復くらいし

て水をやったらおしまい。

ここまでゆうに1時間、長いと2時間くらいかかってしまう。

朝起きてすぐに重い鉢を動かしたり中腰で作業するので腰は痛くなるし手は荒れる。

でも今年はアブラムシがまったく出てないからまだいい。アブラムシが大量発生した

ときの気持ち悪さったらないから。水で洗い流したうえに薬剤散布をしなけりゃならな

い。さらにそれ以上に厄介なのがハダニ。ことごとくきれいな葉っぱがだめになる。

これだけ手がかかるのは5月のわずか2週間くらいのことだけど、でもこれは誰にで

もできることではないかもしれない。まず虫が苦手、なんていってたらバラは育てられ

ないし、だいいちそれだけ好きじゃないとね。

今朝はクイーン・オブ・スウェーデンが咲いた。

咲きはじめのこのバラは最初は特徴のあるアプリコットできゅっと締まったかたちで咲

き、陽にあたるにつれて淡いピンクになってふわっとほどけてゆく。咲きはじめのフレッ

シュな印象は格別。直立型のアップライトの花なので、このバラの写真を撮るといつも

こんな感じに上から見降ろすようなアップになってしまう。

そして次々と咲き続けているカーディナル・ドゥ・リシュリュー。

なぜ同じバラを何度も撮るかというと、このバラが一季咲きで滅多にこんなにたくさん

花を咲かせないのと、なかなか写真ではこのバラの魅力がうまく撮れないからという

に尽きる。たぶん、こういう気持ちは育てている人にしかわからないと思うけど。

13cardinal_de_richelieu_05

まるでグレープジュースのようなおいしそうな色。

淡いいろばかりの私の初期の庭にあって、全体をきゅっと引き締めてくれる貴重な存

在のバラなのでした。

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光のなかで気持ちよさげに風に揺れるグラミス・キャッスル。

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息子にもらった、もうすぐ咲きそうなカフェのつぼみ。

13cafe_2

ほんとはまだまだほかにも咲いたバラはあるのだけれど、すべてのバラがいつもその

バラ本来の美しい咲きかたをするとは限らないから、きれいに咲けなかったのはまた

次の機会にするとしよう。人間だってよく撮れてない写真をアップされるのは嫌だと思

うから。

最近ずっとバラのケアに追われて自分のケアが全然できてない私です。

この首と肩、それに胃の調子、このままだとちょっとまずいね。

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