« 今日のバラ⑭ | トップページ | 今日のバラ⑮ »

2012年6月 1日 (金)

房咲きオン・パレード!

12jayne_austin_04_3

バラの写真をアップするのも5月でそろそろ終わりかと思っていたのだけれど、今朝

ベランダに出たら房咲きのバラがパッと目に入ってきたので今日はこれをアップする

ことにした。最初の写真はジェーン・オースティン。

いままでも房咲きで咲いたことはあったけれど、こんなふうにひと枝にはっきりと色の

違う花が咲いたのは初めてのことかもしれない。今季の特徴としてはとにかくバラが

伸長し過ぎてしまったせいで、強風に煽られ続けてつぼみが開くまでにつぼみも葉も

傷んでしまったこと。ふつうはそれで萎れてしまうことが多いのだけれど、今年は気温

の高い日が続かずに暑かったり寒かったりしたせいでなんとか咲くに至った。

バラにはほんとにお疲れさまといいたい。一鉢にこんなつぼみがいっぱいついた枝が

2本。ピンクだったりオレンジだったりして梅雨空みたいな空をバックにカラフルです。

そして、やっぱり背が高く伸びたソニア・リキエル。

12sonia_rykiel_04

バラを育てていると面白いのは、ピンクと一言でいっても様々なピンクがあること。

それはまるで春の化粧品売り場に並んだ微妙に色めの違うルージュみたいで楽し

い。このソニア・リキエルの洗練されたなんともいえない大人っぽいピンク!

こんな色のフレンチリネンのニット・カーディガンがほしい、なんて思ってしまう。

それからこの白いバラのなかにピンクが一輪混じっているのは、房咲きローズマリー

になかよく寄り添うように咲いたブリーズ。なんだかかわいらしい。

12frenchenglish_05_2

今季はふるわなかったフローレンス・ディラットレ。

まだ成熟していない株に長く伸びすぎた枝が2本。

枝の先についたたくさんのつぼみ。

バランスがとっても悪くてだいぶ株が消耗してしまったように思う。

花はつぼみのときはピンク、開くと淡い紫が入る、小粒ながらフレンチローズのなかで

も繊細にしてとくべつな品や優雅さを感じるバラ。

素敵な香り。

12florence_delattre_01_2

ラストはポリアンサローズのベビーフォーラック。

これはもうずいぶん昔のこと、オールドローズにハマるきっかけとなった『バラの園を

夢みて』という本のなかでボタニカル・アーティストの豊永由紀さんのベッドサイドテー

ブルの上にあった小さな鉢植えをおぼえていて手に入れたバラ。

私のは背の低いテラコッタの丸鉢に入っていて、もうけっこう大きな株。

このバラは咲き始めは濃いラズベリーレッドで、時間がたつごとに赤紫、ライラックピン

クと退色して、ひとつの株に2色咲き、三色咲きみたいになる。淡い色が多いベランダ

ガーデンの引き締め役みたいなバラ。茎はちょっとモスローズみたいにもしゃもしゃし

ていて一見強そうだけれど実はうどん粉病にとても弱い。ここまでくるまでにいったい

なんど木酢液を散布したことやら。

12baby_faurax_01_3

いま房咲きのこのバラたちを切ってしまうと、ベランダは一気に花がなくなってさみしく

なってしまう。でも、それも約ひと月のこと。

健康なバラなら一季咲きのバラでもひと月後には返り咲きが期待できるかもしれない

し、四季咲きならまたすぐにあたらしい花芽が上がってくる。花がぜんぶ終わった後に

すべきことは、いかに消耗した株のメンテナンスをして良いシュートを出させて株を更

新させるかということ。年々、夏が暑くなりすぎてここ数年シュートの出が悪いので、

今年はイタミ・ローズ・ガーデンのハイグリーンを使ってみようかと思っている。

経験的にこの時期、苦土石灰をやってとても効いたという記憶があるから。

人にも植物にもマグネシウムは大事。

いままでバラにばかり気をとられていたら今ごろになってクレマチスもやっと咲きだし

た。バラ好きはバラとのコラボレーションを夢みてクレマチスを植えるのだけれど、お

よそ同じ時期に咲いたためしがない。たいていバラが終わったころに咲き始める。

生きものはなかなか思った通りにはいきません。

12clematis

|

« 今日のバラ⑭ | トップページ | 今日のバラ⑮ »

La vie en rose 」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 今日のバラ⑭ | トップページ | 今日のバラ⑮ »