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2012年5月 7日 (月)

バラが爆発しています。

2012_veranda

毎年この時期、私のベランダがジャングルになるのはいつものことなんだけど、今年

はなんだか様子がおかしい。バラが爆発しています。

暖かくなってきた途端になんだか恐ろしいくらいの勢いで枝が伸びて鉢を覆ってしまう

ほど葉が繁っているし、ふつうなら花が終わった後に出てくるシュートが春の寒いうち

から出てきたり。これだけ天候不順だといつもならうどん粉病が蔓延しているはずな

のに、それもごくわずかに出ているだけ。いつも春先は不調の脆弱なバラまで今年は

いままで見たこともないほど元気に蕾をいっぱいつけている。なんと根頭癌腫病に罹

ったバラまで!

こんなことは20年近くバラをやっていても初めてのことです。

どう考えてもちょっとおかしい。ちょっと生育がよすぎる。

とくに去年は全ての鉢の植え替えをしたわけじゃなかったし、剪定したのも遅かったし

それに何より3月以降、東京はずっと日照不足で寒かったにもかかわらず ・・・・・・

直感的におかしいと思ったのはバラの葉っぱが出てきたころで、今年の葉っぱはあま

りにも元気な緑できれいすぎた。まるで人工的なまでに。

ずっと鉢バラをやってて癌腫病になったバラを初めて見たと思ったらまたもうひとつ出

てきて、こんなことも初めてのこと。それをたまたま春先に会ったガーデナーの友達に

いったら「長年バラをやってるあなたがおかしいと思うんだから確かなことだと思う」と

いってから、「それって放射能の影響なんじゃないの?」という。まさかと思ったけれど

実際、彼女の庭ではいままで見たこともなかったような植物の様々な異変を確認して

いるとか。それでインターネットでちょっと調べたら出てくること出てくること ・・・・・・

2012_veranda_01

夜中にちょっと気持ちが悪くなってくるような画像をいっぱい見ていて、あ! と思った

のは『ブルヘッド』というバラの奇形。これは去年の夏、私のベランダでも見た。バラの

花の中心から茎が出てきて、そこにまたつぼみがつくというヤツ。そのときは「なんだ

これ。変なの」と思ったけれど、バラってときたま変異することがあるのでそれほど気

にしないで切った。あれも放射能の影響だったのだろうか。もっともブルヘッドは別の

原因でもなるみたいだけれど。それより私が気になったのは道端にふつうに生えてる

雑草や農家の野菜の巨大化現象。「近所のイチゴ農家の人が今年は肥料も農薬も

使わないのにイチゴが面白いほどよくできる、といって分けてくれたイチゴが、まるで

作りもののように立派できれいだったのでなんだか気持ち悪くなって子どもには食べ

させなかった」というような証言。自分の感覚ともぴたっと合っているし、去年の福島

原発事故後にいわきの友人から聞いた「今年は桜の葉っぱも花もなんだかすごく大

きい。おばあちゃんが畑で作った玉ねぎも大きくて気持ち悪いから子どもには食べさ

せないの」といっていたこととも符号している。先日、近所の河原が見たこともないほ

ど黄色い菜の花で埋め尽くされているのにも違和感を感じたし、昨日もスーパーでど

う考えても大きすぎる(キャベツみたいな)ブロッコリーを見たし。

そんなことを考えながらワッサワサ葉の繁ったベランダを見ていると、なんだか呆然と

してしまうのです。

2012_veranda_02

いつも、5月のバラの時期は咲いたバラの写真を撮るために毎朝早起きしてベランダ

で1時間くらい、鉢をあっちにやったりこっちにやったりして撮るのだけれど、これだけ

繁ってしまうとほんとに身の置き場もない。鉢の移動も無理そうだな、と思う。だいいち

これだけ枝が錯綜しているといったいどの鉢から出ているんだか、もとの枝をたどらな

いとわからない状態。バラ好きとしてはバラが元気でつぼみがいっぱいなのに越した

ことはないし嬉しくはあるのだけれど、この先にあるもののことを考えるとちょっとこわ

いし、眩暈がしている状態です。

そして今年の一等賞もやっぱりこのバラ!

12louis_xiv

ルイ14世。

このバラがある限り永遠不滅の1等賞かな、と思う。

それじゃつまらないからたまにはどれか別のバラがルイ14世を出し抜いて咲かない

かな、と思ったり。

次いで咲いたのはミニチュアローズのカプチーノ。

12cappuccino

まだ勢いはついてないけれど、いったん咲き始めたらもう写真を撮るのも間に合わな

いほど次々に咲きだすバラ ・・・・・・

今年はいったいどんなことになるんでしょう。

12gerbera

窓辺に花。

なんだか、とてもよくもっているガーベラ。

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コメント

先日は、ありがとうございました。
今日いつも何かしら頂くおじさんから、ルイ14世を見せてもらった
ところです。
素敵なバラですね。いい香りがしていました。
おじさんからは、今日はミニトマトの苗をプランターごと頂きました。
うちは今、小さな芝桜が咲いています(*^^*) ポッ

投稿: ノブタ | 2012年5月 9日 (水) 21:00

ノブタさん、
いえいえ、大事に至らなくてほんとによかった。
安心しました。
お互い、いまあるものを大事にしなくちゃね。

>いつも何かしら頂くおじさん

いいですね~
でも私は、いつも何かしら素敵な提案をしてくれる青年
のほうがいいかな? smile

ルイ14世、すごくいい香りのバラですね。
ヴェルベットみたいな赤い花びらに金色の蕊、というのもきれい。
ノブタさんが近くに住んでいたらさしあげるところなんですけど。

芝桜も懐かしいです。
子どもの頃、庭に咲いてました。
芝桜と松葉ボタン。

投稿: soukichi | 2012年5月10日 (木) 22:56

今、「また降ってきました」の方に、バラ大丈夫ですか?
と書きましたが、不気味だったのですね。
私は関西なので、放射能にかんしては実感があまりありません。
でも、soukichiさんの記事を読んで、少し恐くなってきました。

投稿: elm | 2012年5月12日 (土) 21:46

elmさん、ごめんね。
恐がらせるつもりはなかったんだけど、
でも関西ではこの手の話は聞きませんか?
低線量下では植物が異常によく育つっていうのは
よく知られたことみたいです。
私は勤めてる会社の本社が大阪なので、放射能の
ことについて大阪の人たちと話してると、やっぱり
すごく意識のギャップを感じます。
東京でまったく気にしてないって人はそんなに
いないんじゃないかなあ・・・・・

投稿: soukichi | 2012年5月14日 (月) 21:46

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