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2012年5月 5日 (土)

Bee's マラサダ

12bees_malasada

ビーさんが台所で作るマラサダは、

街のベーカリーで売られているものとはちょっとちがいます。

子供の頃、おばあちゃんがおやつに揚げてくれたような、

揚げパンでもドーナツでもない懐かしい味。

甘みも控えめで、揚げたてのアツアツを頬ばればサクッ、

フワッと夢のような食べごこち。

冷たくなってもじんわりおいしい。

忙しい気持ちで食べていたらわからないくらいの、

心からやさしい味です。


( honokaa boy guide book より )

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昨日の夕方、娘と駅前を歩いてるとき建物のあいだの小さな空に、おっきな虹がかか

っているが見えた。建物や街路樹に邪魔されて見えたのはちょこっとだったし、もう消

えかけだったからバウムクーヘンの4分の1くらいの大きさだったけど、空がひらけた

高いところから見たらさぞかし大きくてきれいだったろうと思うような虹だった。

だからというわけじゃないし、こどもの日だからってわけでもないけど、今日ビーさんの

マラサダを作った。これを作るのは2回め。でも前回は友達の家で、友達がほとんど

作ってくれちゃったから、今日初めて作るようなものかな。家に帰ってから気づいたの

だけれど、あのときはガイドブックのレシピの材料のところに「水」が書いてなかったせ

いで生地に水を入れ忘れちゃって、友達が「なんだか生地がふくらまない膨らまない」

って騒いだのだった。けっきょく「映画で見たのとなんか違うね」といいながら、「でもこ

れはこれでおいしい♪」と食べたりして。いまとなっては楽しい思い出。

彼女とあのときマラサダを作って失敗しなかったら、今日もういちど作ってみようとは思

わなかったかもしれない。私がお菓子やパンを作る理想というのは、「さあ、作るぞ!」

って身がまえて始めるんじゃなくて、ちょっとした空いた時間やふいに思い立ったとき

なんかにさっと、それこそ慣れたお惣菜を作るように作れるようになること。それがで

きるとすごくいい気分転換になるんじゃないかなあ、と思うのです。

でも、そうなるまでには精進あるのみ。

本日は「さあ、作るぞ!」って思いっきり身がまえて(?)作りましたです。

そして結果を先にいってしまうと、丁寧な仕事にはちゃんと結果がついてくる、と実感。

今日はめちゃめちゃうまくいきました!(^-^)/

映画『ホノカアボーイ』のなかでビーさんが台所でマラサダを揚げているとき、揚げ油

のなかに浮かんだマラサダが「はんぺんでも揚げてるのかい?」ってなくらい、ぽっこ

んぽっこん膨らんでたのだけれど、まさに今日がそれ。それを見た瞬間、「ああ、神さ

ま。今日は成功しました♪」と思ったのでした(大げさ)

・・・ というわけで、以下はガイドブックに書いてあった半分の材料で作ったレシピ*

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 ● マラサダ (15~18個分)

 < 材料 >

  強力粉     200グラム

   薄力粉      200グラム

   ドライイースト  12グラム

   砂糖       50グラム

   塩         小さじ1

   水         50cc

 B タマゴ      1個(よく溶く)

   エバミルク    130ミリリットル

   とかしバター   30グラム

 トッピングのシュガー

    グラニュー糖   適宜

   バニラビーンズ 1本

 

 < 作り方 >

 1.前日にグラニュー糖を入れた容器にバニラビーンズを入れて香りをつけておく。

 2.大きめのボウルにふるったAを入れ、さっくりと混ぜる。

 3.Bを別のボウルに入れて合わせ、泡立て器で混ぜる。

 4.1のボウルに2をいちどに加え、木ベラで切るように混ぜる。

   さらに水4分の1カップ(50cc)を少しづつ加えて混ぜ、手でひとまとめにする。

 5.強力粉でかるく打ち粉をした台に4の生地を取り出し、台に10回ほど強く打ちつ

   けながら、生地がなめらかにやわらかくなるまでよくこねる。(はじめは指につくよ

   うでも、こねているうちにグルテンが働いて離れてきます。)

 6.5の生地がなめらかになったら丸め、サラダ油を薄く塗ったボウルにもどし、ラッ

   プをかぶせて暖かいところに1時間ほど置いて発酵させる(一次発酵)。

   (私はここでも炊飯器の発酵メニューを使いました。)

 7.約2倍に膨らんだらガスぬき(こぶしで一突き)し、薄く打ち粉をした台の上に取

   り出す。生地を四角く整えながら麺棒で2cmの厚さにのばし、ふきんをかけて

   15分~20分休ませる(ベンチタイム)。

 8.7を6cm×7cmくらいの長方形に切り分け、ふきんをかけてさらに30分~40分

   置き、ふっくらと厚みが出るまで待つ(二次発酵)。

 9.揚げ油を熱し、170度の中温で揚げる。(ちなみに簡単に温度を見分ける方法

   は、菜箸を濡らして拭き、それを揚げ油の中に入れて勢いよく泡が立ってまわり

   に広がるようだったら170度~180度)。ぷっくり膨らんできたらときどき返し

   がら、薄い小麦色になるまでじっくり揚げる。

   網に揚げて油を切り、熱いうちにグラニュー糖をまぶす。できあがり!!

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自分で作って食べてみた感じは、ガイドブックの言葉どおり。

映画では松坂慶子演じる食いしん坊で太っちょのエデリがマラサダを1日にいくつも

食べるのを見て、あんな揚げてお砂糖のいっぱいついたお菓子をいくつも食べるな

んて無理、と思ったのだけど意外や意外。いわゆる揚げドーナツなんかと違ってぜん

ぜん油っこくないし、生地が甘くないからお砂糖がいっぱいついててもそれほど甘くな

い。揚げパンともドーナツとも違う食感。ほんわり、ほのかにバニラの香り。あっさり3

個は食べられました。最初あんまり期待してなかった風の息子なんか5つも食べた!

映画館で一緒に『ホノカアボーイ』を見た娘は「映画で見たマラサダだ~♪」といってく

れたし、大成功!(^-^)

発酵とベンチタイムだけで2時間、なんだかんだいってできあがりまでには3時間以上

かかるから、さすがに休日のおやつ、といった感じだけれど、ホノカアボーイを見た人

なら、あのハワイ島の乾いた空気感とまったりゆるい時間を思い出しなら、のんびり

楽しんで作るのにいいんじゃないかな、と思う。まさに忙しい気持ちで食べていたら

からないくらいの、心からやさしい味。少なくともこれをどこかの有名店にわざわざ食

べに行くってのは違うと思うよ。

そして私の作ったマラサダ、ガイドブックでは30個分のレシピを半分だからほんとは

15個のはずなんだけど、18個もできた。さすがに家族だけでは食べきれないから、

できたてをバスケットに詰めて友達のところに持って行きました(^-^)

12bees_malasada_03   

『作りたい私』には実は作りたいものがもうひとつあって、それは映画『かもめ食堂』の

ナモンロール。もうずいぶん前にカルディでみつけてワッフルシュガーも買ってあるし

飯島奈美さんが作り方を実演しているYouTubeもブックマークしてあるんですけど ・・・

シナモンロールとなると私にとってはさらにハードルが高いから、いつになったら作れ

ますことやら。

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