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2012年3月31日 (土)

コンフィチュールとオランジェット

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おととしだったかな。

和歌山から無農薬・ノーワックスの清見オレンジを箱で買ったらとっても香りがよくて

ジューシーで甘くておいしくて、皮もきれいだったから、食べたあとの大量の皮を見な

がらただ捨てるにしのびなく、何かに使えないかと検索していてみつけたオランジェッ

トの作り方。子どものころは砂糖漬けのフルーツピールってどこがおいしいのかよくわ

からなかったけれど、いつぞや年配の女性から海外旅行の土産にオランジェットをい

ただいて、初めてそのおいしさを知った。オレンジの香りとビターなチョコが織りなす

ほろ苦い大人の味。

以来、オランジェットはある種憧れのお菓子だけれど、それが家でも作れると知って

いちど作ってみたいと思ってた。でも、さすがにけっこうな手間と時間がかかるので、

清見オレンジのときはそこまでするには至らずに、皮を天日干ししてお風呂に入れる

にとどまった。今回はちょうどタイムリーに手頃なボリュームのネーブルオレンジが手

に入ったので、実験的に作ってみることにしました。

以下、作り方。今回使ったのは小さめのネーブルオレンジ5個です。

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● オレンジのコンフィチュール

≪ 材料 ≫ 

  ネーブルオレンジ 5個(の果実の部分だけ)

 グラニュー糖    果実の重さの30%

 レモン果汁     大さじ1

≪ 作り方 ≫

①まずネーブルオレンジをよく洗って拭いたら四つ割にして皮をむく。

②中身の果実の薄皮も包丁で丁寧にむき、できるだけ果実だけになるようにして

 ざく切りにしてボウルに入れて重さを量る。

③小さめの琺瑯かステンレスの鍋(アルミ鍋は避ける)に、②と果実の重さの30%

 のグラニュー糖を入れて中火にかけ、水分が出てきて沸騰してきたら弱火でかき

 混ぜながら焦がさないように約30分ほど煮詰める。(煮詰めているあいだに薄皮

 がはがれて白く浮いてくるので私は食感重視で取り除きました。)

④好みの濃度になったら火を止め、レモン果汁を入れてかきまぜる。

 冷めたら消毒済みの保存容器に入れて、できあがり!

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オランジェット

≪ 材料 ≫

 ネーブルオレンジ    5個(の皮の部分だけ)

 グラニュー糖       皮の重量と同じ量

 ブラックチョコレート   適宜(今回は明治の板チョコ2枚分)

 (あれば)ブランデー   少々

≪ 作り方 ≫

①コンフィチュールを作ったときよりは大きめのステンレス鍋にオレンジの皮とたっぷ

 りの水を入れ、火にかけて沸騰したらザルにあげる。

 これを3回繰り返してアクをとる。

②皮の重量を量り、同量のグラニュー糖を用意する。

③鍋にオレンジの皮と3分の1量のグラニュー糖を入れ、ひたひたになるくらいの水を

 入れて火にかけ、砂糖を完全にとかす。

④③が沸騰したら20分くらい煮て火を止め、2時間冷ます。

⑤2時間たったら、さらに3分の1量のグラニュー糖を入れて20分煮て2時間冷ます。

   だんだん水分がとんで煮詰まってくるので鍋をゆすって焦がさないように。

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⑥また2時間たったら残りの砂糖をぜんぶ入れ、焦がさないように煮詰め、白く砂糖の

 粉がふいてくるまで鍋をゆすりながら水分をとばす。

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⑦できあがったらバットなどに移して冷ます。

 何度も分けて砂糖を加えるのは、一気に入れると浸透圧で皮が固くなってしまうそう

 で、面倒でも丁寧に少しづつ砂糖を加えればやわらかく仕上がるそうです。

 これはバットに移して翌朝の図。

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レシピによってはここから3日間かけて天日干しにする、というのもあったのだけれど、

うちの場合ベランダに出しておくとありんこが来そうだったのでやめてこのまましばらく

置いておきました。ここまででオレンジピールのできあがり!

オレンジの皮を煮たあとは部屋じゅうオレンジのいい香り!

そしてオレンジピールはこのまま食べてもすごくおいしくてびっくり!

レシピを書いてくださった方が的確だったせいで、初めての私にもとてもうまく作れま

した。白く砂糖のこびりついた鍋は、今朝それでお湯を沸かして朝の紅茶を入れまし

た。ほのかにオレンジのフレーバーのするあまーい紅茶。

そして、ここからがオランジェットの作り方。

⑧できあがったオレンジピールを食べやすい細さに切る。

⑨ブラックチョコレートを細かく刻み、小さいボウルなどに入れて湯せんでとかしたら

 好みでブランデー少々を混ぜる。

⑩オレンジピールを⑨のとかしたチョコレートにつけてラップかオーブンペーパーなど

 に並べて、固まるまで待つ。冷めて固まったらオランジェットのできあがり!

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できあがったオランジェットは想像以上のおいしさで(わたくし、お菓子作りの才能は

あまりないほうだと思っておりまして)、またまたびっくり!

もちろん、サダハル・アオキのオランジェットなどとはくらべようもないでしょうけれど、

近所のパティスリーで買うくらいだったら自分の作ったのでいいやと思えるくらいのお

いしさなのでした。珈琲にも紅茶にも合う味。しかも、かなり廉価で大量にできる!

きれいにラッピングしたら甘いもの好きの友達へのちょっとしたプレゼントにもよさそ

う。それなりに手間と時間はかかるけれど根気以外はとくにテクニックもいらない(な

んたって私にもできる!)から、一度はトライしてみる価値ありのオランジェットです。

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春の嵐

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けっきょく、一晩中ものすごい風の音でよく眠れなかった。

明け方起きてベランダの物干し竿にぶらさがってるランドリーハンガーを室内にしまい

それから早朝、わしゃわしゃとやわらかに芽吹いているバラだけをなるたけ風のあた

らない東側に寄せて避難させた。

今年は寒さでバラの芽吹きが遅かったからまだよかったものの、去年はこれでほとん

どのバラがやられて春花がいつもの年よりよくなかった。

春の嵐は、一見穏やかそうで実は暴力的なまでにワイルドなエネルギーに満ちた春

という季節に入るための洗礼なのか通過儀礼なのか ・・・・・・

それにしても年々、風の脅威が増している。

いまごろ満開になったミモザの花も、ふくらみかけた桜のつぼみも、思うさま風に煽ら

れながらこの時間をただただ耐えているんだろう。

早く風よ、やんでくれ!

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2012年3月30日 (金)

朧月

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薄闇を自転車で走りながらふと見上げたら、芽吹いた枝のあいだに引っかかるように

ふとりはじめた三日月をみつけて自転車とめて写真を撮った。

風の強かった日。

外は薄着でもじゅうぶんに暖かかった。

明日からはまた気温が下がるらしい。

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2012年3月28日 (水)

竹内直&清水絵理子@珈琲美学

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春の宵、というにはまだまだ寒い今宵は学芸大学にある珈琲美学さんへ、直さんと

絵理子さんのデュオを聴きに行った。無類の珈琲好きとしては気になるこの店名、

私が行くのも初めてなれば直さんが出演するのも今夜が初めてということだけれど、

学芸大学ではもう34年の老舗らしい。事前にお店のママから教えてもらったとおり

東口商店街を歩いていると、通りにまで珈琲のいい匂いがしてきてすぐにわかった。


この二人の演奏を聴くのはたしか去年の夏以来。

あの夏の演奏は素晴らしく美しかった。

日曜の昼間のライブだったけれどラフな感じは一切なくて、いったいこれだけの演奏を

こんな安いチャージで聴いてしまっていいのだろうかと思いながら、大いに満足して帰

ったのだった。

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そして今日は3曲めあたりで最初の山がきた。

まるで絵描きが壁に向かってフリーペインティングしているような不思議なイントロで

始まったAll or nothing at all 。絵理子さんの刻む重いビートがじわじわと緊張度を増

していって、そこに直さんの音がスリリングに絡み合う。メロが解放されたときのなんと

いうカタルシス!

聴きながら、私は絵理子さんの音の鳴らしかたが好きなんだ、と思った。

絵理子さんの弾きかたはとてもドラマティックで、いま演奏している曲のことをまったく

知らなくてもストーリーが浮かび上がってくるようだ。

そして、間。

その『間』は彼女がいま生きてるビートそのもののよう。

その、音が鳴ってないときのニュアンスも好き。

今夜もうひとつ印象的だったのは、絵理子さんの初リーダー・アルバムのタイトルチュ

ーンだという『SORA』。聴いているうちに目の前にすこんと空が広がって、その変幻

する様を直さんの音がなぞっているようだった。このゆったりと深いフレージング、日

本人的メロの感覚も直さんととても合うんだろうなと思った。

絵理子さんが初リーダー・アルバムだというのにもちょっと驚いたけれど、家に帰って

久しぶりに絵里子さんのブログを見て、いまだに彼女が病を患っていることを知って、

それにもちょっと驚いた。もうなんども自分に繰り返し問うていることだけれど、人は

なぜ病になるんだろう? もちろん、おおかたのことは知っていながらさらに何度も問

うのだけれど、ミュージシャンが病気になるとキツイよね。どうやったって早寝早起き

の健康生活はできないから。でも健康的なミュージシャンの見本みたいな人がすぐそ

ばにいるのだからぜひともその秘訣を伝授してもらって(?)、健康を取り戻してほしい

なと思う。絵理子さんの全快をこころから祈ります。

そしてまた素晴らしい演奏を!

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今日は学芸大学だったからギリギリ午前様にならずに帰れた。

それにしても今日の天気の変わりようの凄かったこと!

「いやあ、今日はいい天気だな。あったかいsun

なんていいながら息子が渋谷にアンプを取りに行くといって出かけたとたん一転俄か

に掻き曇り、部屋は真っ暗。どこからともなく風が吹きだしたと思ったらいきなりの暴

風雨。まるで春の嵐。それを窓際でボー然と眺めながらあやうく今日のライブをあき

らめるところだった。

それにつけてもうちの息子はなーんてピンポイントで雨男なんでしょ!

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2012年3月27日 (火)

園庭の桜

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空は青空で陽射しもあって、部屋の中からガラス越しに外を見ているとついうっかり

暖かいのかと思ってしまうけど、ベランダに出てみると大気はきりりと冷えてとても寒

い。おとといなど、六甲に住む同僚は、母から「いま雪が降ってきました。かなり降っ

てるので積もるかもしれない」とメールがきてびっくりしたといっていた。じきに四月だ

というのになかなか暖かくならない。

昨夜、いつものように遅い時間に『お気に入り』に入れてあってときどき作り方の手順

をたしかめるあるサイトを見ていたら、ちょうどそこにタイムリーにそら屋さんからメー

ルがきて『ネーブル入荷しました。5個1袋/300円』とあったから、さっそく今日のお

昼休みに自転車飛ばして買いに行った。もう3月の終わりともなればダウンなんて着

たくないのだけれど、でも寒いしなーと思いながら幼稚園の横を通りかかってはっとし

た。咲いてる。こんな日陰で、まばらだけれど桜が ・・・・・・・

まだほんの2分咲きといったところだけれど、たしかに桜が咲いていた。

開いた花は白で、蕾はうっすらピンク。

花はちょっと小さいようだけれど、これもソメイヨシノかな?

先日、去年は一度も会えなかったYちゃんと連絡がとれてちかぢか近所で会うことに

なり、そのメールに「さくらが咲き始めたのならサイクリングロード沿いの教会の横に

コーヒーを飲みに行きたいけれど自転車だと大変ですか」とあって、そんなのちっとも

大変じゃないけどこの寒さじゃ桜はまだだろう、と思ったけれど、これなら意外と会う

ころには咲いてるかもしれない。メールの最後には「楽しみにしています」とあって、

このところ友達の言葉にはまいってたところだったからそんな言葉が妙に優しく感じら

れたりして、世の中ってほんとによくできてる。捨てる神あれば拾う神あり。

捨てたい人はどんどん捨てていけ。

私は前を向いて歩く。

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そら屋さんで買ったネーブルオレンジは小さいし皮もきれいじゃないけれど、見るから

にノーワックス。

はたしてこれで何を作るのでしょう?(うしし smile

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2012年3月26日 (月)

アスパラガスとベーコンのパスタ

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昔、三井ビルで働いてたときに、お隣りの新宿センタービルの2階のパスタ屋(名前

は忘れちゃった)でよく食べたパスタ。大好きなアスパラとベーコンのパスタ。

私が家で作るものはこの手のものが多い。だからたまには外食も必要。

長らくあのお店の味が出せなかったけど、最近やっと近づいた。

決め手は塩加減と、最後に入れるバターの風味。

塩は気持ち多めかな、というくらい入れるのがコツ。

このパスタは味が薄いとなんだかわからない。

作り方はいたって簡単で、フライパンにつぶして粗く刻んだニンニクとオリーブオイル

を入れて低温でゆっくり炒め(私はそこに最初から粗挽き黒コショウと塩も入れてし

まう)、香りが出てきたらベーコン(ここでは厚切りベーコンの細切り)を入れてさらに

じっくり低温で旨味が出るまで炒める。そこに根元の皮をむき3分の1長さにして固

めに塩ゆでしたアスパラガスとバターを投入し、パスタのゆで汁をお玉1杯加える。

アルデンテにゆで上がったパスタをフライパンに入れて手早く絡め、味をみて足りな

いようなら塩を足し、最後にオリーブオイルをふりかけて混ぜたらできあがり!

このパスタ、とってもおいしい。

大事なのはアスパラガスのシャキシャキ感。

先日ブロッコリーはあまり好きじゃないと書いたけれど、アスパラガスは大好きなので

す。できれば1人前につき1束くらい入れたいくらい。

いまの季節だとアスパラガスはメキシコ産が多いけれど、国産物が出回るころになっ

たらしばしば作りたいパスタ。

国産といえば今日スーパーで佐賀産のホワイトアスパラガスが売っていた。

ホワイトアスパラガスも滅多に食べられないけど大好き!

ホワイトアスパラガスといっていま思い浮かぶ料理はというと、塩麹に漬けておいたチ

キンをソテーして、そのつけあわせにするとか?

う~ん、それもおいしそうです(^-^)

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2012年3月25日 (日)

シリコンスチーマーにうってつけの日

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昔、サリンジャーの小説に『バナナフィッシュにうってつけの日』ってのがあったけれど

今日のタイトルはそのパクリです。

昨日今日、ちょっとした空いた時間をぬってはシリコンスチーマーでお菓子を作り、家

族で借りてきた映画のDVDを見ながら食べている。わたし、人からはよく凝り性とか

いわれるけれど、ほんとにそうなのかどうかは別として、あるていど気がすむまでやり

たいほうです。できれば「できた!」とか「わかった!」というところまでは続けたい。

それは編み物でもスイミングでも料理でも人間関係でも一緒です。

それで、このあいだからシリコンスチーマーで作ったのは、プリン、ブルーベリー・マ

フィン、ガトーショコラ、そして今回作ったチーズスフレとチョコレートブラウニー。

プリンはレシピにあった『プリン液がグツグツ煮立ったら』という表現に、プリンでも玉

子豆腐でもグツグツ煮立てたらスがいくだろうと思ったとおり、失敗。マフィンは先日

アップしたとおり、ガトーショコラはレンジでチンしている途中であふれそうになりオー

ブンに切り替えて、見た目はともかく味はおいしかったけれどレシピに改良の余地あ

りで、やっとたどりついたのが今日のこのふたつ。

なんたってまだネット上にこのパスコのシリコンスチーマーを使ってのレシピがないも

のだから思考錯誤です。簡単そうでいてこのシリコンスチーマー、中に入れる分量と

レンジにかける時間がとっても微妙で、コツをつかむまではなかなかうまくいかない。

もともとホームメイドお菓子っていうのは手をかけ暇をかけ愛情かけて作るもの、とい

う認識なのが、このシリコンスチーマーで作るお菓子は同じ手作りでもスローフードの

逆のファストフードに近いものだから、できるだけ家にあるような手近な材料を使って

空いた時間にささっとできるのがよいと思う。

・・・・・・ というわけで、まずまず成功例のチョコレートブラウニーとチーズスフレのレシ

ピ。あくまでパスコのシリコンスチーマーを使ってのレシピです。

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 ● くるみのチョコレートブラウニー 

 ≪ 材料 ≫  (シリコンスチーマー2個分)

  ホットケーキミックス 30グラム

  チョコレート      50グラム(私は明治の板チョコレート・ブラック使用)

  バター         20グラム

  砂糖          40グラム

  たまご         1個

  くるみ          30グラム

  ココア         大さじ1

  ブランデー      小さじ1

  クッキングシート   適宜

  サラダ油        適宜

  ≪ 作り方 ≫

①フライパンでくるみを香りよく軽く炒っておく。

②小さなボウル(耐熱容器)に細かく刻んだチョコレートとバターを入れ、レンジで

  1~2分加熱して、様子を見ながらとかす。

③②を泡立て器でよく混ぜてから、そこに砂糖、たまごの順で入れてよく混ぜる。

④②にココアを混ぜておいたホットケーキミックスを入れて、スパチュラで切るように

  よく混ぜる。最後にくるみの半量と、あればお菓子用ブランデーを加えて混ぜる。

⑤スチーマーの底に合わせてクッキングシートを敷き、側面にはオイルを塗っておく。

⑥スチーマーに④の半量を入れ、軽くならして残りのくるみをのせる。

⑦スチーマーを600Wのレンジで1分半くらい(レンジ庫内にふわーっと蒸気が上が

  ってくるくらいを目安に)加熱したら、3分蒸らす。(電子レンジのワット数により加熱

  時間は加減してください。)

⑧冷めたら容器をひっくり返して中身を出し、ナイフでカットする。

  冷蔵庫で冷やして食べたほうがおいしい。

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これは大成功でした。

こんなに簡単に短時間でおいしいチョコレートブラウニーが作れるならわざわざ買って

こなくてもいいかな、という感じ。ただしパスコのスチーマーは小さいので、1回量として

はこれでも多く、半量ずつ2回に分けて作ると2回めはこれほどふわっとはふくらまな

い。ただ、ガトーショコラっぽい、ずっしりしっとり系の仕上がりになってそれはそれで

おいしいので、このレシピに限っては2回に分けて作るのもいいと思う。

そして、次はチーズスフレ。

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実際はこれ、チーズスフレというよりチーズ蒸しパンですね。というわけで、

 ● チーズ蒸しパン

 ≪ 材料 ≫ 

  ホットケーキミックス   80グラム

  牛乳            40ミリリットル

  たまご           1個

  砂糖            大さじ3

  ★バター          20グラム

  ★シュレッドチーズ    18グラム

  ★レモン汁         大さじ1

 ≪ 作り方 ≫

①ホットケーキミックスと牛乳、たまご、砂糖をぜんぶボウルに入れて泡立て器でか

  き混ぜる。

②★の材料を小さな耐熱容器に入れてレンジで1分ほど過熱してとかす。

③①に②を入れて、よく混ぜ合わせ、全体の半量をスチーマーに入れて1分半ほど

  加熱。3分蒸らす。

④粗熱がとれたら容器をひっくり返して中身をだして、できあがり!

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そして、容器から出したところが上の写真。

ほのかにレモンの香りとチーズの味がする、ふわんふわんのチーズ蒸しパン。

ただし、これは2回め以降は徐々にふくらまなくなってくるのでスチーマーを2個用意し

て、材料を全て混ぜたら2つに流し入れ、一気に2つ分作った方がいい。蒸しあがった

ら温かいうちに食べたほうがおいしい(冷めるとかたくなってくる)ので、これは朝食に

作りたてを食べるのがおすすめ!

今回はたまたま冷蔵庫にあった料理用のシュレッド(モツァレラ)チーズを使ったのだ

けれど、もっと濃厚な旨味のあるチーズを使ったほうがきっとおいしくなるだろうと思

う。これはあくまで軽い食感のチーズ蒸しパンです。

そして、今日の小さな成功をもとに、私のシリコンスチーマーな日々は続く ・・・・・・

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2012年3月24日 (土)

さくらさくら

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このところ週末ごとに雨が降って、今日も行きは小雨のなかを自転車で。

でも、プールで泳ぎ終わる頃にはすっかり晴れていて、ジャグジーの窓から爽やかに

晴れた青空を見た。

先週は暗くて写真に撮れなかった早咲きの桜も青空をバックにこのとおり。

この3月は陽の射さない、暗くて寒い3月だった。

でも、もっぱらそんな文句をいうのも人間ばかりで、どんな受難を受けようが、桜は来

るときがくれば恨みがましいところなどまったくなく、爽やかに晴れやかに咲く。

そこには潔さのほか一点の曇りもなくて、いつもそこに日本人は自身のこころを投影

してきた。

私も何も、誰のことも恨むまい。

いま自分がここにあることをベストの選択と思うこと。

今年もまた、いまひとたびの、さくらさくら。

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2012年3月23日 (金)

はじめの一歩!

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今日はあいにくの雨だったけれど、セツに入学手続きに行ってきた。

去年の秋にもらった入学案内と願書にあった入学金と半年分の学費をぴったりお釣り

のないように封筒に入れて持って行ったのに、去年、我々が行った直後に学費が値

上がりしたのだとかで、持って行ったのでは足りない! (>_<)、というショックなアクシ

デントがあったけれど、とりあえず願書だけは受け付けてもらって帰ってきた。

まぁ、なんとかなるでしょう。(なんとかするしかないでしょう。)

うちの下の子は小さい頃からご飯を食べるのに始まって、何をするのも本当にスロー

で、何かを決めるのも動き出すのも本当にとてもとても遅いのだけれど、とりあえず

これがまさしく「はじめのいーーーーっぽ!」

その歩みはのろくても、持ち前の集中力と根気強さで、自分の才能の花を咲かせて

ほしいなと思う。何より毎日を楽しんで生き生きと。

今日もこんな天気だけれどセツは学生でいっぱいで、賑やかで楽しそうだった。

雨のなか、別棟からの外の濡れた渡り廊下を、絵のモデルとおぼしきすごいドレスを

着た女の子がおぼつかない足取りでキャーキャーいいながら渡ってたりして。

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陰ながら見守って、応援してくれている私の友達、ありがとう!

いまは直接お礼をいえない友達もいるから、この場を借りてお礼をいいます。

ほんとにありがとう!

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新月の夜にシリコンスチーマーでマフィンを作った。

12silicone_steamer

私の友達はトレンドウォッチャーでスノッブな人が多いから、どこの何かおいしいとか、

そういった情報にとても詳しい。

かくいう私は、トレンドに疎いほうでもないし、おいしいものを食べるのも好きだけれど

どちらかというと食べることは二義的なことだから、仕事上でもプライベートでも誰かと

食事をするということになって初めてどこにしようかと考えるタイプ。だから、それがス

ウィーツのことだったりパンのことだったりすると全然しらないし、わざわざどこかに買

いに行ってまで食べたいという欲求もない。並ぶのも嫌いだし。

そんな私がなぜたまに家でお菓子を作るのかといえば、それはもう子どものころから

の好奇心とチャレンジ精神でしかない。お菓子が食べたいからというよりも、『とにかく

見たい・知りたい』のドナルド・キーンさんじゃないけれど、『とにかくやってみたい・作

ってみたい』の。ある種こどもみたいな実験精神のみ。

それで、いつも突然思い立って始めるので失敗もするのだけれど、あんまり凝りない。

それも仕事じゃなくて遊びだからっていうのもあるけれど、そうそう最初からうまくいく

わけないよね、とも思ってるので。娘には「こういうおかあさんがいてよかったね。なん

でも一発でうまくやっちゃうおかあさんだったら、自分でやって失敗したとき落ちこむじ

ゃない。こういうおかあさんだったら自分が失敗したときも「おかあさんだって失敗して

たんだし」って思えるしね」などといってみる。いやいや、これは詭弁でもなんでもなく

て、私自身の経験からです(^-^;

それで、保存食のカゴの中にずいぶん前から気になっている消費期限切れ(ただし、

粉類に限っては未開封ならたいていの場合OKとのこと)の上新粉があって、そこに

パスコのシリコンスチーマーが届いたから、もう夜も新月に突入しようというころに思

い立ってマフィンを作ることにした。

まず、パスコでもらったリサとガスパールのシリコンスチーマーはこんなの。

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真っ赤で、小さなお鍋みたいなかわいいかたち。

私はポイント貯めたりシール集めたりするのも実は苦手なんだけれど、なぜかパスコ

のプレゼントキャンペーンだけは毎度のように応募する。で、いままではエコバッグだ

ったけれど、このキャンペーンのときばかりはひたすら朝食にパスコのパンばかり食

べて最低3つはもらう。もちろん、そんなにしても自分で3つは使わないのでどうするか

というと、友達にあげるんですね。朝食がパンじゃなかったり、もっとリッチなベーカリー

のパンを食べてる友達には喜ばれる。 ただそれだけのために馬鹿じゃないの、と自

分でも思うけれど、ま、自分にはそんなことが楽しい近所の気のいいおばちゃん的な

ところがあるわけで。

上の図が折りただんであるのをのばしたところで、A4の封筒にはこんなふうにコンパ

クトにたたんだ状態でレシピとともに送られてくる。

いわく、good morning なジャムのレシピ3種とおかずのレシピ2品。

12silicone_steamer_03

でも、このレシピはあくまで参考までにすぎない内容だったので、さっそくネット検索で

探したレシピを少しアレンジして作ったのが一番上の写真のブルーベリー・マフィン。

実はこれ、参考にしたレシピの分量が多すぎて、2回に分けてもレンジだと膨張しすぎ

になりそうだったのでレンジはあきらめて蓋を開けたまま180度のオーブンで焼いて

みた。冷蔵庫で冷やして食べたほうがおいしいというので、これは一晩たって今朝、

切り分けたところ。

12silicone_steamer_01

上新粉は小麦粉ほどふくらまないということだったけれど、どっしりした感じ。

作りながらこのレシピのバターは多すぎるんじゃないかなあと思ったとおり、バターた

っぷりでこれはこれでおいしいけれど、ちょっとバターが多すぎて重い感じ。

ちょっと粉っぽい感じもするし、すごーくおいしいという感じではない。

・・・・・・ というわけで、まだまだ試行錯誤が必要なよう。

今回のレシピはここにアップするまでにはいたらず、お蔵入りになりました。

ま、新月パワーをいただいたってことで。

そして新月といえば今朝のんだとっておきのお茶はこれ!

これ前にも載せました。

観音蓮の花茶。

12kannonhasu_01

見てるだけでも不思議だけれど、このお茶を作るために蓮の花が咲くころにだけ沼に

舟を漕いで行って、ひとつひとつ手摘みで収穫してくる人がいると思うと不思議です。

私の頭に浮かぶ風景は中国というよりはベトナムなんですけど。

こんな干からびたような蕾がお湯を注ぐと開いてちゃんと蓮の花になる。

12kannonhasu

そのお味は「おいしい」というのでもないけれど、滋味あふれる味とでもいうのか。

やっぱり不思議な味。

そして不思議といえば、この花はお茶をだした後もパワーがあるというので、数年前

に元気のないバラ(コンスタンス・スプライ)の根元に埋めたら、ほんとにその春から

もりもり新芽が出てきて元気に葉が茂ったのでした。びっくり。

エネルギー的なことは信じない、という人は別にそれでいいんですけれど、私は些細

なことでも日常的にその凄さを感じているし、信じる。

ということで、今年はこの花はガン病になったヘリテージの根元に埋めました。

ヘリテージよ、観音パワーで元気になあれ!

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2012年3月22日 (木)

鳥カゴの中の鳥は?

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 ただ一枚の白い紙をいくつかに折ってはさみで切る。

 下書きをせずにフリーハンドで一気に。

 そうやって私の中から切りだした私の世界。

 シンメトリーが醸し出す空気。

                                斉藤千鶴


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今日、斉藤千鶴さんから個展の案内のポストカードが届いた。

前に、やまぐちめぐみさんの個展をしておられたカフェ&ギャラリーRoom-1022のオ

ーナーで、切り絵作家のサイトウチヅルさん。

Roomでやるのかなと思って裏を見たら、同じ吉祥寺で、パリのファッションと雑貨の

セレクトショップ escalire-c (エスカリエ・セー)でやるとあった。

ここは行ったことがないけれど、パリのアパルトマンを彷彿とさえるような外観なので

しょうか。

それにしてもこの切り絵、下書きもなしに一気に切りだしたとは思えないような繊細

さ。すごい技術と感性ですね。

なんとか時間を作って行けたらいいなと思う。

ちなみに日程は下記のとおり。


  日時:2012年4月5日(木)~19日(木)

     :11:00~19:30(水曜定休) 12:00~19:30(土・日)

  場所:武蔵野市吉祥寺本町1-8-14 FRCビル3F

  HP:www.escalier-c.com/

  電話:042-22-1171


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今日は天気予報でいっていたほど暖かく感じなかった。

この時期特有の白っぽい空で、陽射しがなかったせいか家の中でじっとしていると寒

い。でも、リネンのシャツワンピースにロングカーディガン、それにウールリネンのスト

ールをして外を歩いても寒くなかったから外はそれなりの気温だったのかもしれない。

友達の誕生日プレゼントにお揃いで買ったウールリネンのストールを初めてしてみた

けれど、これが思いのほか暖かかった。

そうそう、それから今日なんだかついにホットカーペットが壊れた。

いきなり電気が入らなくなっちゃって。

それでよけいに部屋の中が寒かったのだった。

ああ。あともうちょっと暖かくなるまで動いていてほしかった (>_<)

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2012年3月21日 (水)

マリアージュのたまご

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きのうコトリさんのところに行ったのは、食卓の花を買いに、というのもあったけれど、

先日のマリアージュのイベントのときにお取りおきしてもらったキャンドルを取りにいく

というのもあったから。

un jourさんのこのたまごのかたちのキャンドル、芯の先にまあるい羊毛がついていて

なんとそのなかにプリザーブドのスノーボールが入っていてすごくかわいいのです。

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でも、このかわいさに気づく人は少ないのかあまり売れないといっていたのに、昨日は

私が行く前にこれを買っていった方がいたそうで、しかもなんとその方、私のこのブロ

グをずっと読んでくださっている方だそうで、びっくりなのでした。人が何を共通項とし

て縁となるのかわからないけれど、やっぱりどこか好きなものが似ているのかなあ。

去年のこの時期は節電やら計画停電やらでキャンドルは必需品だった。

ほんとに1年あっという間。

このたまごのキャンドルはもったいなくてなかなか使えそうにないけれど、火を灯すに

は芯を切らなきゃならなくて、切ったら私はこの羊毛にちょっとした細工をしてネックレ

スにしよう、とか思っている。Vネックのリネンのワンピースに似合いそうなので。

今日は『幸福の王子』の横に花を、それか娘のさみしくなった花瓶に花を買い足しに

またもや夕方おそくなってからコトリ花店に走った。

今日も北風が強くてものすごく寒かった。

それもどうやら今日までで、明日の今ごろは特別な新月。

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2012年3月20日 (火)

春になる日

12syunbun_03

休日のあさ、寝坊して起きてぼんやり今日のことを考えながら誰かさんのことを思い

だしてたら、その思いだしてた相手から『春になる日』という件名でメールがきて、や

っぱり以心伝心ってやつなのかしら。午後おそく自転車飛ばして出かける。

店に着いて、ちょっと話したところで入口付近に立ってた私を通り越して背後にコトリ

さんの目が釘づけになったと思ったら、男性のお客さん。思わず、「kikiさん?」と聞い

たらなんと稲村さんだった。『幸福の王子』の作者で、亡くなられた人形作家の葉子さ

んの旦那さま。コトリさんから聞いていたとおり、見るからに線の細いデリケートそうな

方。今日は本になった葉子さんの作品集ともいうべき『万年少女人形館』を持ってこら

れたのでした。私もさっそく拝見させていただきました。唯一無二のYoko Doll World。

葉子さんの『幸福の王子』に初めて目がとまった瞬間のことを思い出すと、いつもとて

も不思議な気持ちになります。なぜあんなに惹かれたのか、なぜ自分にとって特別な

のか。そこに自分のこころの秘密があるようで、じっと見ているうちにまるで自分の分

身のようにも見えてきてしまう。見た人のそれぞれにそんな不思議なはたらきをする

力を持った人形だから、ふだん人形になどまったく興味のない人のこころまで惹きつ

けてしまうのではないかと思ったり。

12syunbun_02

それから日の暮れまでのあいだ、3人でとりとめなく話した。

いつもなら次から次へとお客さんが入ってきてすぐに会話は中断されてしまうのに、な

ぜだか今日は誰も来なくて、しばらくのあいだそこは3人の空間だった。

外がだいぶ暗くなってきて、元気な男の子を連れたお客さんが来たので花を買って店

を出ると、池の中にカエルの卵をみつけた男の子2人がギャースカ騒いでいたのでか

まってたら、稲村さんが横にやってきてそこでも少し話した。

いつも人と話しながら自分でも不思議なのだけれど私は直感人間で、今日も直感の

おもむくままにでてきた私の言葉を稲村さんは静かに受けとめてくれた。こういうとこ

ろは女の人より男の人のほうが素直でキャパシティが広いように思う。人の気持ちを

かんたんに「理解できる」などというつもりはさらさらないけれど、私も別な意味で失く

した経験のある人間だから、大事なものを失くした痛みはそれこそ痛いほどわかる。

だから浅はかな言葉も軽薄な言葉も吐かなかったと思う。

今日も風が冷たくて寒くて、稲村さんはなおいっそう寒そうだった。

私が思うのは、できるだけあったかい太陽のほうを向いて、健やかに元気に生きて、

ってことだけ。別に彼にだけ思うことじゃなくて、いつも誰にでも思うこと。

『春になる日』の今日は、なんだかとても不思議な日だった。

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2012年3月19日 (月)

ブロッコリーはお好き?

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アンドルー・ワイルの本を読んでいると、とにかく野菜をたくさん食べろ! ということが

繰り返し書かれている。中でもブロッコリー。週に最低2回は食べろと書いている。

なんでもブロッコリーにはスルフォラスフェーンという強力な抗がん作用のある成分が

含まれているのだそうだ。

そこで、アンドルー・ワイルがすすめるブロッコリー料理はこんな風だ。

 大型のブロッコリー、一房を用意し、太い茎の固い下端部だけを切り落とす。

 太い茎の残りは繊維質の層の下まで皮をむき、ざくざくと食べやすい大きさ

 に切る。ブロッコリーの頭の部分も食べやすい大きさに切り、固い茎は軽く皮

 をむいておく。水洗いしてから、4分の1カップの水を入れた鍋に入れ、一番

 搾りのオリーブ油大さじ1杯、塩少々、刻みニンニク4、5片を加える。

 蓋をして煮立たせ、ブロッコリーの緑色が鮮やかさをまして、固めの歯ざわり

 になったところで蓋をとる。5分はかからない。そのまま残りの湯を蒸発させ

 すぐに食卓に出す。パスタ(ペンネかリガトーニなど)と混ぜて食べてもいいし

 赤トウガラシ粉とパルメザン・チーズで味をつけてもいいし、そのまま食べても

 いい。見た目も美しく、じつに美味で、脂肪は少なく、ビタミンとミネラルは豊

 富しかもスルフォラスフェーンがたっぷり! という料理である。

ワイル博士、なかなか料理はお得意のようだ。

でも実をいうと、私はあんまりブロッコリーが好きじゃありません。

嫌い、というほどではないけれど、積極的に食べたいってほどではない。おなじ緑の

野菜ならピーマンかインゲンのほうがずっと好きだ。私がほとんどはじめてブロッコリ

ーをおいしいと思ったのは、ほぼ上のワイル博士の調理法と同じようなものだと思う

けれど、イタリア料理店でアンティパストとして出てきたのを食べて。それから、さらに

いうと娘が学校から持って帰ってきたブロッコリーを食べたときだ。

最初はブロッコリーをもらってきたのを見て「な~んだ、ブロッコリーかあ」と思ったの

だけれど、これがめちゃめちゃおいしかった! 

変わった形状のブロッコリーで、私はてっきり畑で放っておいたらが伸びてしまった

のかと思ったけれど、娘に聞いたところ『茎ブロッコリー』というのだという。ふつうの

ブロッコリーと違ってどこがどうおいしのかというと、ゆでてもぐちゃっとせず適度な歯

ごたえがあってなおかつ茎までやわらかく、癖がない。ブロッコリーでありながらちょっ

とアスパラガスにも似た感じ。

以来、スーパーに行くたびに茎ブロッコリーを探すのだけれど、見つかったのは2回だ

けでほとんど見ない。もともと生産者が少ないのかもしれないと思っていまこれを書く

前に調べてみたら、スティックセニョールという名前で10月から11月の間だけしか

出荷されていないようです。見つけたらとてもおいしいので迷わず買ってお試しあれ!

そして、件のワイル博士のレシピだけれど、この通り作ってみたらニンニクの風味が

ボケるので、私はやっぱり自分流がいい。

私のやり方は、塩を入れた小鍋でブロッコリーを固めにゆでたら、フライパンにつぶし

て刻んだニンニク4、5片と輪切りの鷹の爪を入れ、オリーブオイルで香りが出るまで

炒め、そこにゆでたブロッコリーを入れて炒めたら塩・こしょうで味付けする、というも

の。今朝はそこにブロッコリーのほかに辛口チョリソーを入れた。辛くておいしい。

私はやっぱりこれくらい味がついてないとブロッコリーはおいしく食べられない。

そして、毎日こんな感じでニンニクを大量消費するので、安いときのニンニクまとめ買

いは欠かせない。それに加えて、アンドルー・ワイルのすすめに従って調理油を全て

オリーブオイルに変えてはや1ヶ月。いま家では中華を作るのも和食を作るのもオリ

ーブオイルです。オリーブオイルも良いものはワイン並みにするけれど、そんな高価な

ものは日常的には使えないので、もっぱらカルディで1リットル入りの安いのを買う。

いちおうイタリア製のエキストラバージンオイル。

今日の東京の花粉の飛散情報はいちめん真っ赤の『すごく多い』だったけれど、外か

ら帰ってきた息子いわく「僕やっぱり前より免疫力あがったよ。前ほど花粉症ひどくなく

なった」だそうです。

そりゃーね。

これだけいろいろやってればね!

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2012年3月17日 (土)

春の雨

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朝から静かな雨の土曜日。

歩いてスイミングクラブに行く。

でも、もうそんなには寒くない。

帰りに病院の前を通りかかったら、雨のなかで薄ピンクがかった椿、白梅、枝垂れ

梅がきれいだった。

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少し行った先の自転車道路の脇では早咲きの桜も満開だったけれど、午後3時半の

逆光の暗い空ではきれいに撮れなかった。

今年は寒さでちょっと遅れるのかもしれないけれど、じきに桜の季節。

約束の君を思う。

弥生三月の春の雨のなかで。

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2012年3月15日 (木)

長い、静かな夜のための音楽

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ここに引っ越してきたばかりのころ、よく友達から電話がかかってきた。

まだ私が精神的にも体力的にも経済的にもギリギリで、1日をただ無事に終えること

だけで精いっぱいだったころ。

私たちは高校生のときからのふるい友達で、大阪・東京と離れた環境でありながら、

それまでにも人生の節目節目には電話をもらっていたけれど、そのころ彼もまた結

婚生活が暗礁に乗り上げていて、私はそのときどきの彼の寂しさや憤りや情けなさ

や、やりきれない気持ちなんかにつきあった。電話がかかってくるのはたいてい夜遅

くで、私はもうくたくたに疲れていたから正直なところ早く電話を切りたかったけれど、

彼の電話はいつも延々と続いた。ひどいときには相手がトイレに立ったり、こちらが

飲み物をとりに行ったりしながら3時間くらいも。自宅の電話であろうが携帯電話であ

ろうが長距離電話にはかわりなかったからこちらは料金のことが気になったけれど、

向こうはいっこうに電話料金のことなど気にならないようだった。それで私も、最初は

早く切ろうと適当に相槌を打っていたのが、しまいにはいつもすっかりあきらめて気長

に相手の話を聴くはめになる。私がこの世でもっとも苦手なのは待つこと、なのに、人

の話を聴くことにおいてはそうとう気長になるらしい。我ながら奇特なタイプだと思う。

それでもさすがに夜も更けてきて時計の針が気になりだし、「ねえ、もういい加減に電

話切って寝ない? もう2時だよ。わたし、明日も早いのよ」というと、向こうも「えっ!

もうそんな時間?! もう寝よう」という。それでホッとしてやっと電話を切れるかと思

いきや、「じゃあ、切る前に1曲歌います」とくる。「はあ? いまから? もういいよ!

今夜は遅いから。また今度で」と慌てていえば、「でもせっかくだから。何か1曲。リク

エストは?」と向こうはいっこうに頓着しないでいう。こちらは(何がせっかくだ。神さま

~!)と思いながら、「じゃあ(しかたがないから)、Misty」とか答える。すると向こうは

待ってましたとばかりに指を鳴らしてカウントをとり始め、悠長に前奏から始めて妙に

斜のかかった癖のある声で雰囲気たっぷりに歌い出すのだ。・・・・・・ やれやれ、ま

ったく。いま思いだしてもアホらしい。そんなことにいったい何度つきあったのやら。

そして、そんなある夜のこと、友達はいつもより落ち込んだ声で電話をかけてきた。

その声を聴いた瞬間、今夜も長くなりそうだけど、どうやら途中で切るわけにはいか

なそうだな、それに、いつもみたいに厳しいことがいえる感じじゃないな、と思った。

いまとなってはもう詳しいことは忘れてしまったけれど案の定、彼の話はいつもよりシ

リアスな内容だった。そして、いつもと違うのは彼が話す声の背後から静かなピアノ

の音が聞こえていたこと。それは彼と2時間あまり話すあいだずっとオートリピートで

途切れめなく流れていて、そのせいで私はずっと穏やかな気持ちで彼の話を聴いて

いることができた。ひととおり彼の話を聴き終わった後、「ところでさっきからずっと気

になっていたんだけれど、後ろで流れてる美しいピアノは誰?」と聞いた。

「キース・ジャレット」と彼がいったので、私はちょっとびっくりしてしまった。

「これがキース・ジャレット?」 私は思わず聞き返した。

キース・ジャレットといったらそれまで私はケルン・コンサートくらいしかちゃんと聴いた

ことがなかったけれど(それも20代のころ働いていた広告代理店で唯一職場にあっ

た音源がそれしかなかったので死ぬほど聴いた)、こんな風じゃ全然なかった。しかも

キース・ジャレットがスタンダード・ナンバーを弾いているなんて ・・・・・・

すると友達は私が聞き返した意を解して、このアルバムはキース・ジャレットが長い闘

病生活を経て復活を期して自宅でプライベート録音したもので、闘病生活を支えてくれ

た奥さんに捧げられたアルバムらしい、と説明してくれた。なるほど、それでこんなに

穏やかで優しい内省的な音をしているんだ ・・・・・・

その直後に新宿のヴァージンレコードでみつけて買ったこのCDのライナーノーツの見

開きには、『For Rose Ann.Who heard the music.Then gave it back to me.』と書いて

あった。それからどれだけこのCDを聴いたことか。

  The Melody At Night, With You

20代のころの私の鎮静剤的音楽はずっとビル・エヴァンスの2枚組のレコードだった

けれど、 このCDはそれに代わる音楽になった。長い、静かな夜のための音楽。

いまでもこれを聴くと、あの夜のことを思い出す。

その後、彼は離婚し、しばらくしてめでたく再婚し、あたらしい奥さんとのあいだにでき

た子どもといまではしあわせに暮らしている。あのころは考えもしなかったことだけれ

ど、いま私たちが一緒に仕事をしていることを考えると、人生って本当に不思議だ。

このCDのことを久しぶりに思いだしたのは、コトリさんのところで『雨と休日』が発行

しているこのレビューを見たから。

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これが去年の12月号で、続く今年の1月号によれば、2010年にこのアルバムの続

編ともいえるCDがリリースされたのだそうだ。↓

          Keith Jarrett & Charlie Haden / Jasmine

こちらは私にとってはジスモンチとのデュオでお馴染みのチャーリー・ヘイデンとのセッ

ション。これもいずれ近いうちに聴いてみたいと思う。

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Aromatic Life

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ここ数日、からだは疲れているのにどこか神経が立っているのか、それとも地震で揺

れるせいなのか、よく眠れない日が続いてると思ったら友達からリネンでできたかわ

いいクッションをもらった。この小さなクッション、裏にポケットがついていて、アロマと

かを入れられるようになっているのです。

それで、昨日さっそくラヴェンダーの精油を垂らしたコットンを入れて枕もとに置いて寝

たら、今朝は目覚ましが鳴ったのに寝過ごしてしまった (>_<)

春眠暁を覚えず。

春は眠い。

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2012年3月14日 (水)

ボタニカルアートみたいな

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まるで、いま庭で切ってきたみたいにナチュラルでワイルド。

ジルとヘデラベリーの朝。

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2012年3月13日 (火)

Company

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I'll remenmber you too clearly

But I'll survive another day

Conversations to share

When there's no one there

I'll imagin what you'd say


I'll see you in another life now, baby

I'll free you in my dreams

But when I reach across the galaxy

I will miss your company


Company

I'll be looking for company

Look and listen

Through the years

Someday you may hear me

Still crying for company


So now you're going off to live your life

You say we'll meet each other now and then

But we'll never be the same

And I know I'll never have this chance again

No, not like you


So I'll see you in another life now, baby

I'll free you in my dreams

But when I reach across the garaxy

I will miss your company


Canpany

I'll bee looking for company

Look and listen

Through the years

Someday you may hear me

Still crying for company


( Rickie Lee Jones & Alfred Johnson )

*****************************************************************

今日キッチンで、お昼のペンネ・アラビアータを作っているときにふいに口をついて

出てきた歌。私が歌詞をぜんぶ覚えていて口づさめる、数少ない英語の歌。

いま聴いても泣けるんだよなぁ ・・・・・・

いまではリッキー・リーを聴くことは滅多になくなっちゃったけど、それでもリッキー・

リーの数枚のアルバムはいまでも私の宝物。

宝箱はもうだいぶ古くなっちゃったけど。

そして今日はこの曲を聴いてたらベイベーさんを思い出した。

というわけで、今日のこの曲はそうきちより、あたしベイベーさんに捧ぐ。

元気だしてね。

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人の気持ち

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いつも思うことだけど、人の気持ちってほんとに難しい。

自分なりに言葉を尽くして相手に伝えたつもりでも、それをこちらの意のまま屈託なく

ポンとうけとってくれる人は少ないし、むしろがっかりするほど伝わってなかったりす

る。自分が何気なくしてしまっていることにはいっこうに頓着しないのに、人からいわ

れたことやされたことには妙に過剰に反応したり。

けっきょく、みんな自分かわいい、だからね。と息子。

そうなのかな。

それに昔だったら直接会ったり電話で話さなけりゃわからなかった人の言動や行動、

つまんないつぶやきにいたるまで、ネットを介して知ってしまえる時代。

ほんとにいいのやら悪いのやら。

見なくていいことや知らなくていい情報があふれすぎているよ、と時々おもう。

アンドルー・ワイルがいうみたいに、たまには『ニュース断食』が必要かもな。

そしてこんなとき、私はやっぱり花だ。

いつか友達に「あなたには花があるけど」といわれたけれど、そうよ。いままで花を大

事にして、ずっと一緒に生きてきたんだもの。

こんなとき、やわらかくてあったかくて「I know」という顔をした猫さんでもいれば、猫さ

んなんだろうけどね。

今日は、「市場でジルのひと束をみつけて」って言葉に持ってかれた。

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2012年3月12日 (月)

青空に白い雲もくもく

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春がくる前はいつもこんなだけれど、1日中すっきり晴れってことがほとんどない3月。

今日も久しぶりに晴れたと思ったら、あっという間にまたどんよりした曇り空になってし

まった。上の写真はその束の間の青空の瞬間。

青空に白い雲もくもく。

こんな空を見るのはいつだって気持ちがいい。

でも午後からだんだん風が出てきて、夕方買い物に行くころには北風ぴゅうぴゅう。

外を歩いていると頭が痛くなるほどの寒さ。またもや真冬に逆戻り。

そして空は水彩画のように。

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2012年3月11日 (日)

あれから一年

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この冬のすごく寒かったある日、「寒い、寒い」といいながら外から帰ってきてすぐに

キッチンでココアを作って、3人でテーブルについてアツアツのココアをひとくち飲んで

ふぅ、と息をつきながら、思わず「おかあさんがいてよかったね」といったことがあった。

それは(ハハである)私がいて、という意味よりも一般的なおかあさんのこと、私が寒

い外から帰ってきてすぐに温かいココアをだしてくれるおかあさんがいたらいいだろう

な、と思ってのことだった。そんな些細な、ささやかな家庭のぬくもりさえ失ってしまっ

た人がどれだけいるんだろうと思う。

あれから一年。

自分自身の気持ちも含めて物事が遅々として進んでいかないと思った去年の時間の

経ちかたの遅さから考えたら今年になってのこの早さ。そしてやっぱり一年の早さを

感じずにはいられない。

誰もが漠然と惰性でもこの先も延々と存続可能であろうと思っていた現実があっけな

く崩れ果て、ただでさえ長引く不況で明るい未来像を描けなくなっていたところにもっ

てきてのあの衝撃は、さらなる不安をもたらした。物理的に年じゅう揺れている不安

定な地面の上で頭の隅にいつもカタストロフの恐怖を抱えながらじゃ、どんな長期的

展望も幸福な未来像も描けやしない。そんななかで人とのつながりを求めて外に向け

て積極的に行動を起こす人たちがいるいっぽうで、家族関係をより堅固なものにする

ために閉じこもってしまった人たちもいた。最近、若くして亡くなってしまう人の訃報も

目につく。私自身はいま自分にできることをやりながら、いつも光のほうを向いて日常

をできるだけ日々コンスタントに淡々とやってくるにすぎなかったけれど、一年が過ぎ

ていま自分自身に強く思うのは、情熱をとりもどすこと、だ。

ふたたび、情熱をとりもどすこと。

それだけを強く何度も胸に思っている。

今日はあれからまる一年となるその時間をどこですごそうかと思って、やっぱりコトリ

さんのところへ行ってしまった。花があるから、というのもそうだけれど、この人もまた

つねに光りとともにあろうとしている人だから。だと思う。

わたしたちはみんなひかりのこども。

ならば、何を照らすために生まれてきたひかりなのか。

またちゃんと考えよう。

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昨日の夜遅く、TVで日本赤十字への義援金がいまだに日に7000万も寄せられる、

というのを聞いたあと息子と並んでコンピュータの前にいたら、「ドナルド・キーンが率

直にいって日本人にはがっかりしています、っていったらしいよ」と息子が話しかけて

きた。すぐにその会話の詳細を見たら、日本人の私でもそう思うよ、と思った。

去年の3.11からまもなく、仕事の打ち合わせで渋谷に行ったときはどこもかしこも

節電節電で余分な電力が削減されて、巨大スクリーンもついてなければ音も全然し

なくていたって静かなものだったけれど、いまやもとどおり。いつ行っても目にも耳に

もウルサイばかりで、いったいこれって本当に何かの経済効果になってるんだろうか

と思う。街中にあふれる音と映像、ネオンに関しては節電当時でなんの不便もなかっ

たどころか返ってそのほうがよかったくらいだ。私が街に行くといったらつい表参道・

青山方面に行ってしまうのは、好きだからというのはもちろんだけど静かだから、こ

こに代わる街がなかなかみつからないからだと思う。日本もいいかげんこのあたりで

成熟した国になって、美しくて経済効果のある街を作ろうとか思わないものかな、と思

う。少なくとも街に住むなら私はそんな街に住みたい。

今日も風が冷たくてとても寒かったけれど、午後にはちょっと陽が射した。

陽がちょっと射しただけでふわっと暖かくなる。

私は太陽に恋するカレンデュラのようだ。

コトリさんが作ってくれた今日、3.11 PM2:46のための小さな小さな花束。

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人には自分ひとりで考える時間もものすごく必要だけれど、人は人と話すことによって

より頭がはっきりする。そして、はっきりして暗い方向へいくんじゃなくて、はっきりして

ともに光を見られる人、夢を描ける人と私は一緒にいたいなと思う。

今日は、ほんのわずかな時間でも特別な時間を一緒にいたいと思う相手が近くにいて

ほんとによかった。

12kotori_hanaten_21

追記:いまイハレアカラ・ヒューレン博士の事務局からメールがきました。

    以下、全文。 

To the people in Japan,

Self cleaning is a process that was given from the divinity.

The way I can be myself is a precious gift.

By recovering yourself to be the" I ", your family, work, land, even

the earth will recover to the self.

All is perfect. Everything as it is.

We are given a Home to return to. Divinity is waiting for you to

return look HOME.

When you rerurn to your HOME, your family, land, radiation plant,

earth bound spirit will all return to their HOME.

We want everyone to move on.

Love is always flowing to you.



Magenta Magenta Radiation.

I love you.

                                                   Ihaleakala HewLen

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2012年3月 9日 (金)

春はデトックス

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私が結婚していたひとはいつも「常春の国に住みたい」なんていっていたけれど、私は

春は苦手です。春は落ち着かない、春はだるい、春は頭が冴えない、春は不穏、春

はからだが膨張する、春は天候が不安定、春は体調を崩しやすい、春は肌がぼろぼ

ろになる、春はとにかくもうなんたって眠い!

おまけにここ数年は年々アレルギーがひどくなってきて花粉症に悩まされる。

私が爽やかな気分で新しい季節の到来を歓べるのは、春の内側からむくむく湧きあ

がってくるようなエネルギーが桜の開花とともに一気に放出され、浄化され、葉桜とな

る新緑のころだ。

というわけで、それまでのこの時期は毎年いきおいデトックスが必要になる。

家の中の不要な物を処分する、コスト削減、人間関係の見直し、ネガティブな感情の

リリースなどなど、デトックスにもいろいろあるけれど、まずはからだの内側からデトッ

クス、ということで日々の食事から。

そこで、今日はこの本。

これはもう古本でしか手に入らないみたいだけれど、いい本です。

デトックスに有効な食材とそのレシピが50載っていて、デトックス効果は7日間で現れ

るということで1週間分の献立メニュー例が載っている。からだから毒を抜くのに食べ

もののどの成分がどのようにはたらくのかというのを以下の4つに分けていて、

1.血液中の毒をキレートする

2.腸内で毒を吸着して排出する

3.肝臓の解毒作用を強くする

4.体内の活性酸素を除去する

それに有効な食材としてあげられたのは、キャベツ、ピーマン、かぼちゃ、小松菜、

ごぼう、にら、トマト、玉ねぎ、ブロッコリー、ねぎ、白菜、大豆、にんじんなど、いつも

日常的に使っている野菜ばかり。それプラス、ニンニク、ショウガ、とうがらし、コリア

ンダー、パセリ、ごまなどの香辛料と香味野菜などなど。つまり、デトックスフードとい

っても特別な食材を使って特別な調理をしなきゃならないというわけではなくて、いつ

もより意識的に動物性たんぱくや動物性脂肪、乳製品などを控えめにして、そのかわ

りに食物繊維とビタミン・ミネラルが豊富で、抗酸化作用の高い食べものを多く摂れば

いいってことです。

さっそく、この本の中からいくつか作ってみました。

これは大豆のチリビーンズ。

水煮大豆とタマネギとセロリを、ニンニク、オリーブオイル、トマトの水煮缶、コンソメ

で煮て、チリペッパー、塩、コショウで味付けしただけのもの。挽き肉もベーコンも入

ってなくてどうかと思ったけれど、ふつうにチリビーンズの味。ヘルシーでおいしい。

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そして、これもおなじく大豆入りつくね。

たたいて潰した水煮大豆と鶏ムネ肉の挽き肉と小口切りの万能ねぎに、ショウガの

絞り汁、酒、塩、コショウ、醤油を入れて練り混ぜ、団子にして焼いて、醤油、みりん、

砂糖で作ったタレを塗ったもの。高たんぱく低カロリーのダイエット食。

11tsukune

それから、この本の中では比較的めずらしかった、こってり系。

小玉ねぎと豚ヒレ肉の赤ワイン煮。

1cm厚さに切った豚ヒレ肉をさっとお湯に通したら、バターをとかしたフライパンで小

玉ねぎ、セロリ、マッシュルーム、ニンニクと一緒に強火で炒め、赤ワインを入れてア

ルコールを飛ばしたら、デミグラスソース、トマトペースト、水、はちみつ、ローリエ、

コショウを入れて弱火で20分煮る。最後に、とかしたバターで小麦粉を練りあわせた

のを少量の煮汁でとかして加え、とろみをつけたら味をみてできあがり。

これはいつものビーフシチューの豚ヒレ簡易バージョンといった風で、ビーフシチュー

より短時間に簡単にできておいしい。余ったソースにはソテーしたかぼちゃを加えて、

オムライスにかけたらおいしかった♪

12detox

そして、本に載っている以外で作ったもの。

ごぼうサラダに、たたきごぼう。

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それに、デトックススープに、デトックスリゾット。

11detox_soup

11detox_risotto

ごぼうの入ったキーマカレー、なんてのも作ったのだけれど画像がどこかにいっちゃっ

たな。・・・・・・ とまあ、こんなわけで、我が家のデトックスはまだまだ続くのです(^-^)

そして日々のデトックスの最大の見方はやっぱりこれかなあ。

炊飯器で炊ける玄米。我が家の主食にして必需品。

12genmai

そして、今月はこんなのも買ってみた。古代米の黒米。

この餅米をいつものお米(白米でも玄米でも)に大さじ1杯入れるだけで、お赤飯のよ

うな色をした、もちもちごはんのできあがり!

12kuromai

これは、ほんとに簡単でおいしくておすすめ! 

ここで売ってます → べっぴんさん精米所

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2012年3月 8日 (木)

コルテ

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まずカーテンをあける、晴れてたらボトルパームを外にだす、ストーブをつける、ヤカ

ンにお湯を沸かして、それから花の水をとり替える。ベランダで太陽を見ながら8回

深呼吸をする。それから精油を焚いて足踏みマットを踏む。

私が朝おきたらすること。

コルテ。

彼女の好きなウェーヴィーな髪をしてたころのミア・ファローみたい。

ラナンキュラスのいいところはかわいいだけじゃなくて花もちのいいところ。

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2012年3月 7日 (水)

マリアージュのかたち

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 会えそうで会えなくて

 泣いたりした後で

 声が届いちゃったりして

 引きあってる 

 ぜったいそう!

 君はどう思ってる?

なんてマサムネ君の歌(スピッツ/さらばユニヴァース)にあるみたいに、そんな始まり

のころが恋のいちばん楽しい時期だけれど、『魚心あれば水心』って、何も男と女に

限ったことじゃないのだ。木で鼻をくくるような素っ気ない友人の言葉を後に、イベント

中のコトリ花店に花を買いに自転車を飛ばす。昨日の天気予報では今日は貴重な晴

れってことだったけれど、今日はそんなに晴れなかった。陽が射したのは一瞬で、あと

はどんより曇り空。でも、いきなり気温は高くてコートを着ないでカーディガンだけはお

ってゆく。店の入り口の引き戸を開けるとふわっとジャスミンの香りがして、目が合うな

りコトリさん、「わあ。今日会えるとは思わなかった。鼻血でそう!」などとおっしゃる。

この人、面白すぎる。でも、それも一瞬の間。すぐにお客さんが来て、私はいつものご

とく片隅でコソコソと探索。

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コトリ花店さんで来週12日までやっているイベントは、『マリアージュのかたち』。

コトリさんがいつも手がけている新郎新婦のブーケやブートニアやヘッドドレスに会場

の装花、それから彼女の説明によれば、

 キャンドルと羊毛のun jourさん、いつもブライダルの撮影をしてくれているmicaさん

 マリアージュの香りを精油で演出してくれるOdrantes のkiyokaさん、

 布のお花、古い紙の箱を制作しているmatin fraisさん。

 フレームやインテリアに溶け込んでくれる優しい家具デザイナーのKiKiさん。

 そしていつもすてきなデザインを届けてくれるbonetune records さんからはウエルカ

 ムボードなどなど...。

を、いつものコトリ花店の空間にコラージュしたもの。

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マリアージュ。素敵な響き。

正直いって自分がこんなに長く1人でいるとは思わなかった。

いつのまにかこんなに年をとっちゃうなんてどうしましょうって感じ。

でも、その理由はわかってる。自分なりに。なんとなく。

そしてそれもやっと終わったような気がするから。

つまり、全てはこれからってことだろうか。

『O Grande Amor』の歌詞を信じてる私としてはぜひともそうあってほしいものだけど。

でも、マリアージュのかたちそのものにはもう若いときほどこだわってない。

結婚式といって私が最も印象的に思い出すのは、昔テレビで見た加藤登紀子さんの

結婚式。若いときに獄中結婚した相手と15年経って記念に挙げたという式で、ビーチ

サイドにたくさんの仲間が集まって、みんなに祝福されてものすごくしあわせそうだっ

た。ドレスも式もカジュアルだったけど、それがかえって大人っぽくて素敵だった。

それから、やっぱり昔あこがれたのは、イングリット・バーグマンの古い映画のなかの

戦時下の結婚式。これもとってもカジュアルで全然お金のかかっていない、いまでいう

ところの地味婚だけど、映画のなかではとてもロマンティックに描かれていて素敵だっ

た。ようはいつだって大事なのはマインドってこと。マインドがあればプラスチックの指

輪だって詩になる。

そして今日の花々 ・・・・・・

なんともいえないやわらかなバラと、

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可憐なパンジーと、

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そして、「コルテに会えなくなるくらいだったらずっと冬のままでいい!」とコトリさんが

いうくらい彼女が好きな、ラナンキュラスのコルテ。

今日はこのコルテをもらってゆくことにした。

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このところ一気に気温が上がって生ぬるい暖かさだったり、かと思えば真冬の寒さだ

ったりしてちっとも冴えない私たちだけど、 季節は着々と次の準備をしているんだろ

う。そんな冬と春が共存する今日のコトリさんのあれこれ ・・・・・・

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2012年3月 4日 (日)

ユキさんからお味噌が届いた♪

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今朝、自分が注文していた荷物と一緒にダンボールに入った小包が届いて、その差

出人の名前を見てびっくり!

味噌部新部員のユキさんからでした。

なんとこのユキさん、ブログにコメントくださったのが縁で味噌部に入部してくださった

というとっても奇特な方で、しかも60代の男性! 

初めてコメントくださったときから笑わせてくれて、そのオープンマインドさには感動し

ていたのだけれど、まさか今年のお味噌もできあがらないうちにこんなに早々に手作

り味噌を送ってくれるとは。すでに今年の詳細な味噌作りレポートはメールでいただい

ていたけれど、こんどはDVD付き。なんてマメな方なんでしょうか。思い立ったらただ実

践あるのみの私にはとうていできない緻密な仕事ぶり。

そのユキさんのお味噌は、一見してコメントやメールの文章から感じられるユキさんの

お人柄そのもののような、ところどころに大豆のつぶつぶが残る素朴なお味噌。手作

り味噌特有のもろみのいい香りがします。

ユキさんは部員3号のゆふりさんと同様、味噌作りはもう長年にわたってやってらっ

しゃるということで、たかが3年めの私とは違うベテラン。いっそ部長を代わってくださ

い、といってしまったくらいなのでした coldsweats01

そして、箱の中に入っていたのはお味噌だけじゃなくてお菓子とたまり漬け。

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地元の洋菓子屋さんで買ってくださったというクッキーとショコラ。

見た目もすごくかわいくて、今年はバレンタインのチョコも買わなかったのにホワイトデ

ーが来た♪ って感じでした。 

ひとつだけ入ってたこのチョコレートはもちろん、私のものです。

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まるく固めたチョコの上にきれいに載せられたナッツとドライフルーツ。

これってすごくいいアイディア。

滅多にチョコレートなんて作らないけど、このアイディアはいただきです。

味噌作りのときにできる溜まり醤油に漬け込んだという野田市のお漬物は、夕飯のと

きにいただきましょう。

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これまでブログをやってくるなかでもいろいろな方との関わりがあったけれど、こんな

風にポン! と仲間になってくれる男性は初めてかな、と思う。先日、女性同士のゆふ

りさんとお味噌の交換をしたときでさえ、彼女の旦那さまから「会ったこともない人とそ

んなやりとりするの?」といわれたそうだから、これってけっこう希有なことなんじゃな

いかと思うのです。

というわけで、新しくできた味噌づくり交流会。大事にしたいです。

ユキさん、どうもありがとう!

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2012年3月 3日 (土)

淡く、はかない

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淡く、はかないものが好き。

生々しかったり毒々しかったり猛々しかったり図々しかったり居丈高だったりふてぶて

しかったり無神経だったり鈍感なのは嫌い。

この歳になるまで、人をいいように扱ったり利用したり騙したり裏切ったり偽ったりした

ことはないし、むしろ不器用なくらいに正直に生きてきたと思う。それはもしかすると社

会から見たら弱いということになるのかもしれないけれど、この歳までこれでやってき

てしまったのだから、もうこの先どう変わりようもないと思う。

圧倒的なパワーでハード・ブロウを聴かせるサックス・プレイヤーの直さんにしたって

その人柄は穏やかでシャイで、いつもものを考えながら言葉少なに話す、控えめで静

かな人だ。直さんはたぶん、寂しさのなかからあの温かくて包容力のある音を生み出

したのだと思う。私はときどき直さんの音の中にも、とっても日本人的な淡くてはかな

いものを感じる。

淡くてはかないものが、では弱いばかりかといったらそんなことはなくて、はかなさの

なかに芯のある強さ、生命力、堅固さ、秘めたる熱い情熱がある。

私が今日こんなことを書きたくなったのはこの人形のせいだ。

あらいみえこさんのシナの木の雛人形、さくらの花雛。

私はいつかこれを百貨店の中で見た。

リビングのフロアで木工芸展をやっていたときに、ひとつだけぽつんと作家ものの本

棚の上にのっていたのを見つけて、思わず手にとって手の平にのせた。そのなんとも

いえない可憐な佇まいにものすごく惹かれたけれど、なぜか値札がついていなくて、

別の用事で慌ただしく出かけていたせいもあってその場は店員さんにも聞かずにやり

過ごしてきてしまった。それを去年の暮れに、さこうゆうこさんのヒヤシンスポットを見

つけた『百草の庭』のサイトでふたたび見つけのだった。やっぱり縁があるものという

のはどこまでも縁があるのだと思う。考えてからさっそく自分のぶんと、3月生まれの

友人のぶん2つの予約をお願いしたけれど、残念ながらもうひとつしか残っておらず、

作家さんは体調を崩されていてしばらくは制作をお休みになるということなので追加

注文もできない、ということだった。それで、とうめんのあいだこの作家さん最後のこの

雛人形は私のものになった。

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そして暮れに小さな小包が届いて雛人形の箱を開けたとき、私はときめいた。

まるで、ひしと寄り添って時をとめているようなその姿。

・・・・・・ なんて、淡くて、はかない。

桜の花の上にのっているのも好き。

花筏は恋の道行。

そういえばなんの詩だったか、北村太郎の詩のなかに『抱き合って時間を殺すの!』

っていう一節があったっけな。

お雛様は一年にいちど出してあげないと血の涙を流して悲しがる、と生前、母はよく

いっていた。子ども心にも『血の涙』というのが妙にリアルでこわかった。

実家にある祖母が買ってくれた私のお雛様はシャビーな家には豪華すぎるくらいの

七段飾りで、母が選んだだけあってどのお人形を見ても端正で上品なお顔立ち。

木の雛段を組むだけでも一苦労で、母の死後いったい何度飾ってもらえただろうか。

私の雛人形は今年も出してもらえずに、暗い押入れの天袋の箱の中で血の涙を流す

のだろうか。考えるとやっぱりちょっとこわい。

私の娘が生まれたときに母が買ってくれたのは、母の親友が作ってくれた木目込み

人形。やっぱりとても端正で優しいお顔をした雛人形で、お内裏様しかないから狭い

家のどこにでも飾れて出すのも仕舞うのもいたって簡単。いまの家庭環境ではこれで

充分だと思う。そして、この手の平にのる小さな雛人形にいたっては、いつでも私の

本棚にのっていてほしいようだけれど、やっぱりそうもいかないのだろうか。

せめて桜の咲くころまで。

今日はプールだったのでとくべつ何もしなかったけれど、先日お味噌を作ったときに

余った酒粕で甘酒を作った。甘酒も子どもだったころに母がよく作ってくれた。

懐かしい味。

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2012年3月 2日 (金)

木の芽雨

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今日、郵便局に行って窓口で順番を待っている間に、何気なく目に入った切手に描か

れた日本の田舎の風景に思わず見入ってしまった。私は子どものころから母親に西

洋かぶれと呼ばれるほどで、いまだってカレンダーの中のプロヴァンスの町に住みた

いと思うくらいだから、これまで日本の田舎の風景にとりたてて魅力を感じたことはな

かったのに、その素朴な絵の風景にはなんだかとても郷愁を感じたし、とても美しいと

思った。そして、そんな風に思うのも日本人としての自分のDNAに刻まれたものなの

だろうというのと同時に、自分がひどく年をとったようにも感じた。そうしたらなぜだか

突如、なんの脈絡もなく『国破れて山河あり』という言葉が思い浮かび、リアルに胸に

迫ってきて、なんて深いことばなんだろう! と思った。

私の旧姓は日本全国でもあまり無い名前で、昔、まだ祖父が生きていたころ聞いた

話によれば、もともとは藤原という姓だったのが戦に敗れて落人となって深山に籠っ

ていたとき、洞のようなところから出てふと見れば雨が降っていて目の前には深い谷

があり、そこでいっそ戦に負けたこんな名前など捨てて改姓しようとこの名前になった

ということだった。母にいったら「それ本当なの~?」といわれたから、真偽のほどは

定かじゃない。

大雪ではじまった3月は昨日半日晴れただけで今日はまた雨。

きのう天気予報を見ていたら、この時期の雨のことを『木の芽雨』(このめあめ)とい

って、植物がいっせいに目を吹きだすのに必要な雨なのだといっていた。

日本には季節をあらわす美しいことばがたくさんあって、降っても晴れても、また寒く

ても暑くても、そのときどきの季節に親和して四季を愛でていた日本人のこころを感

じずにはいられない。いまや美しくないことばがあふれるノイズだらけの現代だけど、

日本人に生まれた以上、いつまでも忘れずに大事にしたいものだと思う。

私のベランダで、どのバラの木よりもいち早く元気に芽を吹きはじめたのは、弱い品

種だといわれているフェア・ビアンカ。

5月にはあのミルラの香りのする純白の花をまたいっぱいに咲かせてほしい。

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2012年3月 1日 (木)

≪雪の降る前≫1929

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かみはしろ

かみはゆき

かみはふゆ

えかきはたいよう

ゆきをとかす


えかきははる

みどりをぬる

えかきはなつ

あおをぬる

えかきはあき

あかをぬる

そしてまたいつのまにか ───


えかきはたってる

あたらしいかみの

ゆきのちへいに


(谷川俊太郎 詩集『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』より、

  『雪の降る前』 )

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今日、3月1日生まれの絵描きさん、やまぐちめぐみさんのために。

お誕生日おめでとう!

早くめぐみさんの人生の雪がとけて、あったかい春が来ますように!!!

今年も素敵な絵をいっぱいいっぱい描いてください。

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