« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »

2012年2月29日 (水)

白いあさ

1202snow

寝床のなかで、今日はやけにしんとして、音のない朝だなあ、と思ったらやっぱり雪

だった。

カーテンをあけると、窓の外いちめんまっしろ!

しかも今日の降りかたは本気モード。

しんしんと降る雪のせいで、視界に映るすべてがまっしろ。

うはあ、これは積もりそうだ、と思う。

いつもはずっと家にいるくせに、こんな日に限ってお出かけの息子は「今日から雨男

返上して雪男でいきま~す」とかいいながら出かけて行った。

午前中、このぶんだと今日はどれだけ積もるか、と思った雪は、午後にもまだ降り続

いてはいたけれど、でも気温が上がったのか徐々に融けだした。

これは午後の近所の風景。

1202snow_01

なんたってここは緑の多いところだから、雪が降ると「いったいここはどこの田舎?」と

思うくらい、見事に景色が一変してしまう。

1202snow_06

予報では東京でも一晩で5センチくらいは積もるといっていたけれど、このあたりは5

センチどころか、10センチ~15センチは積もってました。

でも不思議なことに、いつも雪の降っているあいだというのはそれほど寒くなくて意外

とあたたかい。

1202snow_03

そして、雪のなかでみつけた椿と枝垂れ梅。

1202snow_04_2

1202snow_05

うるう年で、いつもの年より1日多かった2月も今日で終わり。

私と娘の月も終わりだ。

1月は変な月だったけれど、2月は不思議な月だった。

小さいけれどいろんな符号が重なって、何かがついに本当に終わって、あたらしい何

かが始まろうとしているような、そんなことを予感させる月。

だから、そんないろんなことに、おめでとう! おめでとう!

ありがとう! ありがとう!

そして、さようなら、さようなら。

きれいな幻想にも馬鹿だった自分にもサヨナラ、サヨナラ。

外は雪だけれど部屋のなかにはやわらかな花があって、

そこだけもう春のいろ。

12spring_torn_2

| | コメント (0)

2012年2月28日 (火)

今年の冬は寒すぎた。

12kotori_hanaten_02

昨日の天気予報では『貴重な晴れの日』ってことだったけど、今日はそういうほどには

晴れなかった。寒い寒い曇りの日。

首から時計をさげたウサギは私の顔を見るなり外に駆け出して行った。

今日はお昼を食べそびれたらしい。

12kotori_hanaten_03

菫の日だというからスミレのひと束買いに出かけたのに、もう菫の日は過ぎたって。

なんてまぬけなんでしょう。

今日はなんだかみどり・みどりの日で、グリーンアイの白のラナンキュラスと、白とグリ

ーンの小さなチューリップと、グリーンボールとでも呼びたいような葉っぱだけみたいな

緑のラナンキュラスを買った。1輪だけピンクのラナンキュラスと小さな葉のユーカリを

添えて。

12kotori_hanaten_06

しばらくいたらすっかり冷えてきて、もう帰ろう、といったら「はやく春になるといいね」と

コトリさんがいった。「でも、冬が好きなんでしょう?」ときいたら、「うん。でも、今年の

冬は寒すぎた!」とコトリさん。

ここは花屋だから火の気もなくて寒いのはとうぜんなのだけれど、でも「寒い」と気づく

までは平気でいられるのはなぜなんでしょう。花の精気のせいかな。

12kotori_hanaten_04

家に帰って夜、天気予報を見ていたら、昨日もいってたけど明日は雪が降るという。

東京も積もるっていうけど、本当なの?

むかし、若いころ、大雪が降ったあさにアルバイトをさぼって男の子と神宮の原っぱに

行って、『HELP!』で見たビートルズの4人みたいに手をつないで、まだ誰も踏んでな

いまっさらの雪の上へ背中からバタンと倒れた。そんな他愛もないことがむちゃむちゃ

楽しかった。雪の日。

私はもういい歳だけど、いまだってできるよ。

つきあってくれる相手さえいればね。

12kotori_hanaten_05

| | コメント (0)

2012年2月27日 (月)

ヒツジのぽかぽか陽だまりスヌード

12snood_01

土曜の夜遅くに思い立って編み始めて、昨日しあげたスヌード。

会社の同僚が編んでくれたスヌードをしていたら似合うと好評だったから、同じ編み方

にしようと思ったけれど、節のあるスラブヤーンだと模様編みがパッとしなかったので

メリヤス編みと二目ゴム編みのコンビで。バニラアイスみたいな、ふわふわもこもこ。

もう3月だからモコモコのスヌードって感じでもないのだけれど、今朝だってまだ霜が

バリバリに降りてさむーい朝だったから、まだもうしばらくは使ってもらえそうかな。

これは3月生まれのあの方に。

下はヒツジのスヌードをするアルパカちゃん。

12snood_03_2

メェ~ メェ~ ♪

12snood_02

| | コメント (2)

2012年2月26日 (日)

イヴァンが日本にやってくる!

Ivan_lins_2

金曜の夜、BLUE NOTE TOKYO からきたメールマガジンを見てびっくり!

なんとイヴァン・リンスが1年ぶりに日本にやってくる!

しかも今回は『LOVE DANCE』のドュオでおなじみのジェーン・モンハイトと!

この人、CD1枚ちゃんと聴くと違うってわかるんだけど、パッと聴きだと清水翠ちゃん

と声も歌い方もそっくりなのです。つまり、まるで風に舞う鳥の羽根のようにエアリーで

透明感があって浮遊感のある声。

もう死ぬほど聴いてる翠ちゃんのCDと違って、モンハイトのCDは早々に手放してしま

ったけれど、イヴァンのアルバムに入っている『LOVE DANCE』な曲。

それを今年はライヴで聴けるかもしれない。

・・・・・・ というわけで、思わ友達にずメール!

返事がくるまでのあいだ、一緒に行く相手が決まらなくてもとりあえず2名で予約しち

ゃおう、なんて考えていたら、友達からめずらしく早々に希望日の返事がきました。

やったね!

これで4月もしあわせになれること決定♪

我が家では子どもとの間ですでに常套句となったやりとりに、

  ハハ:どっかにイヴァンみたいな人いないかなあ?

  子ども2人:いない!

  ハハ:どこかにいるかもよ。世界は広いんだし。

  息子:絶対にいない!!!

    ハハ: ・・・・・・ !

(性懲りもなくなんどでもやる。)

というのがあるんだけど、アンドルー・ワイルの四つ葉のクローバーの話と同じように

いると信じた瞬間に、それは本当にいるんじゃないかと思ったりするのです。

馬鹿といわれたっていっこうに平気です。

・・・・・・ ま、もともと馬鹿なんだしね。


さて、イヴァンがやってきます(^-^)

詳細を知りたい方はCheck it out ! → BLUE NOTE TOKYO

Jane_monheit

| | コメント (0)

2012年2月25日 (土)

春を待つカレンデュラ

12calendulaofficinalis_02_2 

太陽が不在の灰色の土曜日。

でも雨は上がったようだ。

去年の12月に青山ファーマーズマーケットで買ってうちに来てから、

雨の日も曇りの日も絶え間なく咲き続けている健気なカレンデュラ。

太陽の恋人。

| | コメント (0)

2012年2月24日 (金)

春をよぶ鳥

12studio_foresta

昨夜は一晩中おそろしい風の音でよく眠れなかった。

年々強まる風の脅威。地震と同じくらいこわい。

それに真夏のきちがいじみたゲリラ豪雨や、飴玉くらいもある雹の飛来とか。

この先どうなっちゃうんだろうと、ときどき思う。

今日は朝1でクライアントとの打ち合わせの後、ひどく疲れて新宿伊勢丹に寄った。

今日は朝から一日じゅう住宅の漏水工事で断水なので、お昼を食べて帰ろうかと思っ

たのもあるけれど、それ以上にちょっと気分転換がしたくて。

そして5階の食器売り場をうろうろしていて、何気なく手作りガラスに目を留めたとたん

たちまち男の人に話しかけられた。「きれいでしょう?」といったと思ったら、縦板に水

のように説明してくれるそのひとは、長身で、やわらかそうな癖っ毛の長髪をした60

過ぎくらいの男性で、きちんとジャケットを着てネームバッジを付けていたから私は最

初てっきりデパートの人かと思ったのだけれど、実に楽しそうにユニークな喋りっぷり

で次々と作品の説明をしてくれるのを聞いてたら、すぐに作家さんなのだとわかった。

そして、作品以上に彼の楽しげで無邪気な表情に魅了されてしまった。それで話の途

切れ目に、「こんないい方して失礼だったらごめんなさい、なんですけど、すっごく無邪

気な方ですね。蝶ちょみたい」といったら、彼はちょっと照れたような困ったような顔で

笑って「ぼく、読み書き計算できないの。サラリーマンも無理。できるのはガラス作るこ

とだけ。これしかないの。でも、世界にこのガラス作れるのは、ぼく、ただ1人だけ! 

だからこれやってるの」といって、さらに詳しくいろいろ説明してくれた。話を聴けば聴く

ほど彼は本物の芸術家で、私はその言葉に「なんてポエティック!」なんて相槌を打

ちながら、数十分もそこにとどまっていただろうか。彼の女性っぽい話しっぷりから私

はてっきり彼はそっち系の人じゃないかと思ってネームバッジを見ながら何気に「吉次

さんにお子さんはいるの?」と聞いたら、「いない。だから芸は一代」という。やっぱり

なんて思いつつ「じゃあ、1人なんですか?」と聞くと、「ガラスは1人じゃできないよ!

押さえててもらったりしないとならないから。相方がいるよ」、ほら、ここに。

といって吉次さんは正面に飾ってあった工房で2人が作業をしている写真を指さした。

そこには芯の強そうな、凜とした美しい女性の横顔が写っていた。

思わず私が「素晴らしい!」というと、吉次さんが「ぼく、この人がいないと生きられな

いの」といったから、「ますます素晴らしい!」といったら、「なんたってぼく、読み書き

計算できないから」と即座にいって笑った。私もすかさず「吉次さんは蝶ちょだからね」

といった。そして、そんな風に話してたら今度は吉次さんが、「ところで、あなたの人生

に春は来たのかな?」ときいてきた。私はう~ん ・・・ と考えてから、「1度は来たけど

いまは2度めの春が来るのを待ってるところ、って感じかな?」というと、「じゃあ、すぐ

に春が来るようにこれをあげる!」と吉次さんが箱からガサガサと何かをとり出した。

それが、これ。

12studio_foresta_03

この蝶、飛ぶんだよ!

すぐに春が来るよ! と、吉次さんはいった。

これもあげる。これもあなたにプレゼント!

12studio_foresta_02

花が咲くんだよ!

すぐに春は来るよ!

まあ、なんて無邪気な顔で笑うんでしょう ・・・・・・

数年前にここでプロモーションをやったとき、ガラスのお雛様を買われたおばあちゃん

は、店員の女性に「今日これが買えて嬉しいっ! 生きててよかった!」といって泣い

たのだそうだ。それを聞いてその女性店員は吉次さんに「たかが買い物くらいで大げ

さな。私もう二十年も店員やってるけど、生きててよかったなんていったお客さん初め

てです」といったそうな。それでその2年後、吉次さんは彼女にちょっとしたプレゼント

をして、それと同じ言葉をいわせたんだとか。

そんな風にさんざん楽しく会話をしたあと、「これもきっと縁だから、何かひとつ買うわ」

と私がいうと、吉次さんは「無理して買ってくれなくてもいいよ」といった。そのくせ私が

小さなグラスを見ていたら、「それだったら、こっちのボトルを買いなよ」といった。

それは花のかたちの栓がついたそれはそれは素敵なガラスボトルで、しかも栓が壊

れてしまったら(世界に1人しか作れる人がいなくて直せなくて)悲しいから、という理

由で予備の栓がもうひとつ付いてくるスペシャル・ボトルだったのだけれど、私にはそ

んなアートなボトルをどうやって使っていいかピンとこなかったし地震もあるしなので

やっぱり小さなグラスをひとつだけ買った。

さんざん迷って私が選んだのは、最初のほうの説明で吉次さんが「春をよぶ鳥!」と

いって私の手の上に載せてくれた上のグラス。やっぱり鳥が好きだから。

ほんとはこれはお酒を飲むグラスなのだけれど、吉次さんの家ではこれにジャムを

入れて食卓で使っているのだそうだ。私もそうしよう。

小鳥の反対側は私の好きないちご。

これをレジで包んでもらうあいだも吉次さんは何度も「すぐに春は来るよ!」といってい

た。まるで魔法のように、何かの呪文のように。

12studio_foresta_01

今月から来月にかけて私は超プアで、まったくの予定外の買い物だったけれど、文字

通り魔法にかけられてとてもしあわせな気持ちで帰って来た。そして、今もしあわせな

気持ちでこれを眺めている。自分が好きで選んだものっていうのは、初めて机の上に

置いても食器棚の上に載せても、前からずっとそこにあったみたいに馴染んで違和感

がない。

そして、本当は他にも小さな小さなプレゼントをもらったのだけれど、それは吉次さん

が内緒だっていうから、秘密。

家に帰って教えてもらったアドレスを開いたら、今日見たガラスボトルで鳥のかたちの

栓がついたボトルがあって、いつかはこれがほしい、なんて思った。

いまならちゃんと使い道も思い浮かぶし。

吉次さんにはまたいつか会えるような気がするな。

私の勘は当たるから、たぶんきっと、またいつか。


   STUDIO FORESTA → 吉次龍清・純子ガラス工房

| | コメント (0)

2012年2月22日 (水)

龍年最初の新月の夜に☆

1202naosan

伸びすぎてスタイルが決まらなくなった髪を剪定、じゃなくてカットしてもらいに行った。

髪を切るとそこから毒が出て行くっていうの、なんとなくわかる気がする。

頭だけじゃなくて全身軽くなった気がするから。

それから今夜はひとりでサムタイムへ。

いつもの竹内直4。

今夜は息子も出かけていないので、チキンカリーを作って娘と早めの夕飯をすませて

から出かけた。

先月のライブは今年最初の新月の夜だったけど、今夜は龍年になって最初の新月の

夜だから、やっぱりこんな日には行かないわけにはいかないでしょう、ということで。

昔からアルコールにはさっぱり弱い私だけれど、ここにはそんな私にも飲めるアルコ

ールがあるのです。カシスソーダ。

1202naosan_01

友達が「これはジュースだ」というとおり、甘くてジュースみたい。

これなら2杯くらいは飲んでもだいじょうぶなはずなんだけど、今夜は話す相手もいな

かったせいか、久しぶりに肩こり・首こりがひどいので夕飯の後に息子にもらって飲ん

だうちのサプリ(ZMA、亜鉛とマグネシウムとビタミンB6のサプリ)が効いたのか、ライ

ブが始まるころには早々に気持ちよくなっちゃって、それでオープニング・ナンバーが

なんだったかよく思い出せないのだけれど、たしかAll or nothing at all だったと思う。

前に息子に買ってもらったコルトレーンのCD『バラード』に入ってる、エルヴィン・ジョー

ンズがむちゃむちゃかっこいい曲。ほどよいラテン・フレイヴァーがここちよい。今夜も

快調な出だし。そして、お客さんは今夜もほぼ満杯だ。素晴らしい。

でも私は最初からそんな風だから、ひたすら音に没念しちゃって、この曲はなんだとか

いうことをほとんど考えずに聴いた。ただ今夜のルイーザはめろめろメロドラマだった

ような。今夜はメロウな直さん。

私が席に着いたのはファーストステージが始まる前で、そのときすでに私の左側には

1人で来た女の子と男の子が1人。つまり私を入れて1人で来た組が3人いて、後か

ら埋まった右側はみんなカップル。ファーストステージの前も最中も左側の人たちと話

すことはなかったけれど(彼らは黙々と食べたり飲んだりiPhonに興じたりしていた)、

セカンドが始まろうとするころになって端にいた女の子が隣りの若い男の子に話しか

け、ついで私にも話が飛んできた。女の子はたぶん30代くらいで、男の子は今年音

大に入るという年齢(つまり高校生)。いい年の私とはだいぶ開きがあるのだけれど

基本私は来るもの拒まずなので楽しく喋った。ふだん私は気のあう人さえいればお楽

しみはお一人様より誰かと共有したいタイプだけれど、こんな風に単独行動ならそれ

はそれで自然に知り合いもできて世界も広がっていくのかな、と思った。

1202naosan_02

今夜の演奏でもっとも印象に残ったのは『リトル・ダンサー』。

ピュアでファンタジックでかわいらしい曲。

ワルツとか4分の3拍子の曲って好きです。

久しぶりに直さんがフルートを吹くのを聴いたけれどやっぱりすごくよかった。

それから『All the way』は、まるで追憶の花束みたいだった。

まるで子守唄のように揺られた。

この曲を聴いている間じゅう、ずっと私の頭の中では映画のように映像が流れていた

のだけれど、聴きながら、いつかもっとずっと時が過ぎた後にこの曲を聴くことがあっ

たなら、そのときは私の幻想の中だけじゃないまだ未知の誰か、未来の誰かの横で

がいいな、なんて思った。そして家に帰ってから初めてこの曲の歌詞を知ったのだけ

れど、まさにそんな思いにぴったりの歌詞。そして、そんな歌詞をそのまま体現してい

るような竹内直4の演奏でした。

1202naosan_03

演奏している直さんを見てていつも思うのは、直さんという人は実にしっかりと地に足

がついた人で、つまりしっかりグラウンディングができていて、常に軸が中心にあって

ブレてない。そんな風だからかなり頭のかっ飛んだことをやっても、かっ飛んだままに

なっちゃうことはないんだろうなあ、と、思うのです。大地からガーッとエネルギーを吸

い上げながら、頭のてっぺんから宇宙の精妙な信号をもらってる感じ。

ま、そんなこというとまた「だいじょうぶ?」といわれちゃうのかもしれないけどね。

毎日のようにツイッターでばりばりミュージシャンたちと交信してすっかりお友達のよう

になってしまう今の若い子と違って、含羞世代の私は今夜もこっそり帰ろうと思ったけ

れど、最後の最後で見つかってしまって直さんと少しだけ話した。いつも直さんは私の

いうことを「いってることはわかる」「いってる意味はわかる」といいながら聞いてくれて

それは実は私の友達にはわからないことだったりするから、直さんはそれが通じる相

手なんだとわかって嬉しかったりする。なんたって私は直さんLOVEですから。

直さんと話してたら、さっき左端にいて江藤良人さんのファンだといってた女の子が私

の肩をポンとたたいて「それじゃあ、どこかでまた!」といった。

ハイ、またどこかで!

12時近くに自宅の最寄り駅で降りると微かに雨が降り始めて、春のはじまりの気で

いっぱいの新月の大気を吸いながら私の肩は行きよりもずっと軽く、

私はもっと自由になろう!

もっと柔軟になろう!

もっと発見しよう!

何よりあきらめないこと。

な~んて思いながら元気に帰ったのでした。

| | コメント (4)

2012年2月21日 (火)

貴重な晴れの日にコガネムシの幼虫と遭遇!

12jude_the_obscure

昨日に引き続きバラの病虫害の話。

今日は貴重な晴れの日だというから、今日も仕事の合間を縫って、たくさんあるバラ

鉢の中からパッと見てこれはどうしても植え替えが必要だと思うものだけ数鉢を植え

替えしようと、ジュード・ジ・オブスキュアの根元を引っぱったら、力を入れて引っぱる

間もなく簡単にずるっと抜けて驚いた。

下は植え替えして1年経ったラ・フランスを鉢から引っこ抜いたものだけれど、1年間

順調に成長するとこんなふうに鉢底までいっぱいに根がまわって、鉢のかたちに土が

抜けるのがふつうなのです。

12la_france_2

それがジュードは上の状態!

根はすっかり食害されて、もはや風前の灯。

これは、と思って引っこ抜いた後の鉢を見れば、丸まったコガネムシの幼虫がうじゃう

じゃいるではないか!!!

キャー! と思わず叫んだら飛んできた下の子、パッと見るなり「うわっ!」と後ろに飛

びのいた。うちの人たち、このハハよりずっとヤワで大の虫嫌いなのだった。

あー、昨日に引き続きショックだー! と嘆くことしきり。

バラを二十年近くやっていて、コガネムシの被害に遭うのもこれが初めて。

でもショックだといってばかりいてもしかたがないので、うじゃうじゃ虫のいる培養土は

ビニール袋にぜんぶ捨て、気を取りなおしてジュードは昨日同様スペシャルな土に植

え替えた。そしてさらに。

もうひとつ元気がなくてあやしいダム・ドゥ・シュノンソーを鉢から引っぱりだしたら、ジ

ュードほど根が食害されてはなかったものの、やっぱりコガネムシの幼虫がゴロゴロ。

ああっ、それであんなに花つきも葉の状態も悪かったのね ・・・・・・・ (涙)

と思いつつ、たまたま勘だけでチョイスした両方の鉢からコガネムシが出たってことは

他の鉢もなんじゃないの? もしかして全部? すでに癌腫病に汚染された別の鉢も

あるとか ・・・・・・・ と、考えだしたらキリがなく、バラどころか私のほうが一気に元気

がなくなったのでした。

こんなこともあるから、やっぱり年に1度の植え替えはどんなに大変でも必須かなあ?

| | コメント (3)

2012年2月20日 (月)

根頭癌腫病

12heritage

昨日、残り半分のバラの剪定をやっていて、とてもショックなことがあった。

あるバラの根元に根頭癌腫病らしきものを見つけたのだ。

癌と名前が付くだけあって、ぶくぶくと気持ち悪く肥大したその塊はまっ黒く根元の表

面に広がっていて、雑草取り用の先の細いシャベルで必死にこそげ落とすとボロボロ

崩れた。鉢に挿したラベルを見たらヘリテイジだったからよけいにショックだった。

もう二十年近くもバラをやっていて、自分のバラに根頭癌腫病が出たのを見たのは初

めてのことだったけれど、これは根頭癌腫病で間違いない。必至で削り落としたもの

は表面の土と一緒にすぐゴミ袋に捨てたけれど、はたしてこの後どうしたものか。

いちおう知識として根頭癌腫病とその対処法については知ってはいたけれど、いまま

で出たことがなかったからリアルに考えたことがなかった。その対処法とは、この病気

が出たら治る見込みはないし、バラの苗木どころか土も汚染されていて放っとけば他

の植物にも移って爆発的に増殖するから、苗木は根っこごと鉢から出して消却し、土

はまわりに散らないように処分して、この木に触れた剪定バサミやシャベルなどの器

具は全て熱湯消毒しなければならない、というもの。

つまり、苗木は完全消却、完全処分。

あらためてネットで検索して調べてみたけれど、やはりどのサイトにもほぼ同じような

ことが書いてあった。しかも根元に広がるほど大きくなったものは末期症状だという。

なんたって我が家は狭いベランダにところ狭しとバラの鉢を置いているから、もし他の

鉢にも伝染してしまうようなことにでもなったら泣いても泣ききれないことになる。

それで昨日は完全処分を決意してヘリテイジの鉢だけ端によけておいたものの、患

部を切りとって1日たったこのヘリテイジを見る限りでは、どこも悪そうには見えないの

だ。少なくとも土から出ている苗木に目立ったダメージはまったく見受けられない。枝

の色もおかしくなってないし、樹勢もあって枝ぶりも悪くない。枝には新芽がふっくらと

ふくらみ始めている。これを本当に処分しなければならないのだろうか。

まだ生きているのに?

昨日から延々考えたけれど、どう考えてもそうする気持ちにはなれなかった。

とくに私は基本的には人も木も同じだと思っている。とくにアンドルー・ワイルの本で、

「どんな人でも本来自身のなかに治る力を持っている」なんていうのを読んでしまった

いまでは、ますますそうだ。

そうこうしているうちに、しつこく調べた甲斐あって、『根頭癌腫病は治せる』というのが

出てきた。癌腫病にかかったバラには木酢液が効くという。効果のほどは実際にやっ

てみないことにはなんともわからないけれど、私はこれに賭けることにしてヘリテイジ

を生き残らせることにした。まずは苗木を鉢から引っこ抜いて、汚染された土を替えな

ければ ・・・・・・

仕事の合間を縫って今日さっそくヘリテイジを鉢から抜いてみると、土から上の苗木ど

ころか、根もしっかりまわって成長状態も良好そのもの。この苗木のどこが病気にやら

れているのかますますわからなくなったけれど、放射能と同じでウィルス病原菌も見え

ないのだからしかたがない。いつもなら根鉢の3分の1を切ったら土の角を落として新

しい土に植えるところを、根をほぐして土を限りなく落としてから水道の水で洗い流し

た。とってあった空いた別の鉢に鉢底炭を入れて、今回初めて買った『バラの家』さん

のとっておき『薔薇の土プレミアム』を入れて植え替え終了。さすがに『バラの家』のス

ペシャルな土はふわふわして、でも軽すぎず良い土だった。

昨日使った剪定バサミはアルコール消毒、シャベルと根を切ったキッチンバサミと鉢

は熱湯消毒した。

やれることはやった。

ヘリテイジはこのまま他の鉢とは反対側の、もはや何をやっても枯れそうもないご神

木と化したコンススタンス・スプライの近くで様子を見ることにする。

どうかヘリテイジが無事に復活しますように!

夏になってまた別の鉢から癌腫病が出てくることがありませんように!

あとは祈るだけ。

| | コメント (0)

2012年2月19日 (日)

今年もやります♪味噌の寒仕込み

12miso

今日も気持ちよく晴れました。

そして今日は年に一度の味噌作りの日。

上の写真は、洗ってひと晩水に浸けておいた大豆です。

これで750グラム。

ちなみに今年の味噌の分量は、大豆(ナカセンナリ1.25キロ、米麹2キロ、塩600

グラム、それに最後に蓋にする酒粕1キロ。ヒマラヤブレンドソルト以外の材料はぜ

んぶ自然食品屋さんのそら屋さんで調達しました。

残りの大豆250グラムは炊飯器と別のボールの中。

8時きっかりにお鍋の火と炊飯器のスイッチを入れました。

お鍋は沸騰してきたら弱火にしてアクを取りながら、途中さし水をしながら煮る。

炊飯器のほうは途中で蓋を開けて中を見つつ、水が足りなくなってきたらさし水を。

そして約2時間が過ぎたところ ・・・・・・

12miso_01_2

お鍋の中の大豆はまだちょっと硬いです。

炊飯器はいつもの玄米モードのまま炊飯したら、1時間半経っても炊飯が終わらない

なぁ~と思っていたらやっと止まりました。さらに保温で置くこと30分くらい。

蓋を開けると、きな粉みたいな大豆の甘い香り。

こちらは簡単に指でつぶせるくらいにやわらかくなりました。

12miso_02

豆が煮えたとなれば大変なのはこれから。

フードプロセッサーとすり鉢のダブル使いで豆をつぶさなきゃなりません。

今年は去年より豆の量が250グラム多いから、去年より大変かも。

たかが250グラムといったって、豆は煮えると増えるんですもん。

今日はそら屋さんでも公民館を借りて味噌作り教室をやっていて、「1人でやると大変

な作業でも、みんなでやるとあっという間ですよ!」といわれて、確かにそれはそうだ

ろうなあと思ったけれど、考えてみたら私、昔から集団作業って苦手なのでした smile

なんといっても自分の家ならマイペースでできるし、それにできあがった味噌を自転車

で持って帰って来るのも、それはそれで大変そう。・・・・・・ というわけで、今年も1人

でやるしかないと思っていたら、じゃ~ん! 今年は強力な(?)助っ人ができました。

フードプロセッサーであらかたつぶした豆をすり鉢で擂ってボウルに移す係。

12miso_03_2 12miso_04_2

ああ、たすかった。娘さまさまです。

おかげで、ほぼ午前中で1キロの豆をつぶすことができました。

2回めの炊飯器で残り250グラムの大豆が煮えるのを待つ間に、お昼をすませてしま

うことに。といってもキッチンはわやだし、お鍋もボウルも使っているので今日はカップ

麺で簡単にすませてしまう。なんたって次にやることが控えているし、こんなときは背

に腹は代えられない。そしてシャビーなごはんの後は、昨日めぐみさんにいただいた

ココリのクッキーでコーヒーブレイクを。

ココリのクッキー①もーるくん。

12kokori_04

②パティシエンナちゃん。

12kokori_05

③はちみつクッキー(ことりとフレイ)

12kokori_06

* めぐみさんのかわいいやさしいおいしいお菓子はここで買えますよ(^-^)

  ココリ おとどけもの(通販)

そして、おいしいお菓子でほっとした後は、ふたたび作業続行。

残りの大豆もぜんぶつぶしたら、こんどは麹と塩を混ぜる。

12miso_05

この麹がね、見るからにおいしそうなんですよ。

それで私、昨日は袋を開けてちょこっとつまみ食いしてしまいました。

ほんのり甘いお米のような、酒粕のような味。見た目どおりおいしかったです。

でも麹2キロはけっこうな量。

実はそら屋さんで材料を受け取った時点でげんなりしたのでした。

塩はこれで600。今年はちゃんとスケールで量りました。

あらかじめ仕上げ用の塩を少し残しておきます。

12miso_06

麹はところどころ塊があるので、つぶつぶを両手でもみほぐすようにしながら塩と混ぜ

あわせてゆく。

・・・・・・ はい、混ざりました。

12miso_07

そして、ここまでできたら、すりつぶしておいた大豆に煮汁を加えてのばす。

さらに煮汁でのばしてやわらかくなった大豆に、先ほどの塩と混ぜた麹を混ぜてゆく

のだけれど、これが本当に力がいって大変で、手の弱い私はすぐに手が痛くなって

しまう。娘いわく、私は陶芸家にはなれない、ですって。ハイハイ、私は陶芸家にもな

れないし、パティシエにもなれないし、パン職人にもなれないし大工にもなれないね。

でも、なんとか大豆を煮た鍋と大きなボウルと2つ使ってぜんぶを混ぜ合わせたら、

ついに味噌団子作りに突入。ふたたび娘が加わって、2人でぺったんぺったんお団

子作り。最後はほとんどバランスゲームのようになって、味噌団子の山ができました。

12miso_08

ふひー! 疲れたよう。

次はピッチャーのように保存容器の中に味噌団子を投げつける番。

娘は5個でリタイア。母、一気に投げ入れました。(この作業は好き。)

一段詰めるごとに空気が入らないようにゲンコでぐっぐっと押して平らにならす。

きれいに詰め終わりました。

12miso_09

ここまできたら、あともうちょっと。

カビ防止のために容器のまわりをアルコールで湿したキッチンペーパーで拭いたら、

ならした表面に先ほど残しておいた塩を(器の縁を重点的に)まぶし、酒粕をぴちっと

敷く。酒粕はアルコールなのでカビを防ぎ、こうすることで天地返しの手間がいらなく

なる。実際、私は過去2回ともこの方法でやっているけれど、2月に仕込んで猛暑を

越して11月まで放っておいてもまったく問題なしでした。ただし、味噌ができあがった

ら酒粕はきれいに剥がすこと。ぜったい味噌に混ぜ込んではいけません。そこだけ、

要注意。

12miso_10

で、酒粕は1キロ買ったけど、もったいないから私は1キロ蓋には使わない。

半分残しておいて、後で甘酒にするのです。味噌仕込みアフターのお楽しみ♪

そして、ここまでできあがったらラップで酒粕の表面をぴっちり覆い、重し(私の場合は

重めの皿と1キロ入った安い塩1袋)をのせて、蓋をしておしまい。

今年もぶじにお味噌の寒仕込みが終わりました。

12miso_11 

外はだいぶ暗くなってきたけど、今年は娘が手伝ってくれたおかげで2時間くらい早く

終わることができました。

「おいしくできるかな?」と娘。

そりゃあもう、おいしいお味噌ができますとも!

今年はできれば味噌の仕込みをもう1回やりたいと思っているので、去年より早く開け

てみようと思うのです。

そして3時に仕込みが終了したあとは、私はベランダで昨日半分やったバラの剪定の

続き。寒風吹きすさぶなか1時間半、バラと必死に格闘してなんとかきれいになったけ

ど、後片付けが終わるころには久しぶりに肩こり、腰痛が復活し ・・・・・・

ああっ、今日は疲れた。

ともあれ冬の大仕事ふたつ完了。

| | コメント (6)

2012年2月18日 (土)

土曜日の贈りもの*

12kokori

今日は朝早く起きてバラの剪定をするつもりがうっかり寝坊した。

でも外は天気予報が外れて晴れだ。やった!

まずはコトリさんにHappy Birtday!のメールをして、寝起きの顔にUVケアクリームを

塗ってラフィアの帽子をかぶり、ベランダに出る。今年は父のことやらなんやかんやあ

って、バラの植え替えどころかまだ剪定もやってない。それで、始める前は時間がな

いことを躊躇していたのに、やり始めたら熱中した。相変わらず私の切り方はいい加

減で適当で大胆。やりながらバラの剪定ってのも実に感覚的なものだと思う。もちろん

セオリーはあるけれど、本に書いてあるようにいつもちょうどよいところに良い芽があ

るわけじゃなし。それを瞬時に勘だけでもってバシバシ切ってゆくんだから。毎年のこ

とながら「ちょっと切りすぎたかな」とは思うけれど、いつもたいていそれくらいでちょう

どよくなる。夢中になってやっていたら、玄関のチャイムが鳴ったのにも気づかなかっ

た。私以上に朝寝坊の娘がパジャマのまま起きてきて、宅配便の不在票を見せなが

ら、「いま何か来たみたい。やまぐちめぐみさんだってよ」という。

ええっ!! やまぐちめぐみさん?!!!

それでベランダにいたまま慌てて電話の子機を持ってきてもらってさっそく宅配便屋さ

んに電話をすると、「お昼頃に伺います」とのこと。がーん、失敗した。

おまけにもうタイムアップ。

ふつうプールで泳ぐ2時間前までには食事をすませなきゃいけないのに、もう11時!

それでバラの剪定はベランダの半分くらい終わったところでひとまず終了、とあいなっ

たのでした。

そして、いよいよもうプールに出かける支度をしなければというときに届いためぐみさ

んからのお届けもの。『食品』と書かれた伝票を見ながら「もしや・・・」と思いつつ箱を

開けると、ピンクと白の毛糸でリボンのかかった箱が出てきて、そしてそして中身は、

12kokori_02_2

かわいくておいしそうなケーキとクッキーでした♡

難病を抱えてとても大変な状況のなかで絵を描き、お菓子を作り続けている方だから

これがどれだけ大変なことかと思うと思わず、私はただ心配性のお節介焼きなだけな

んだからこんなことしなくていいのにー、ちゃんとお金とれる仕事だけしてくださいな、

なんても思うのだけれど、嬉しいことに変わりはないのです。

お菓子にはめぐみさんの描いた素敵なコトリのカードもついていて。

やさしいメッセージをいただきました。

12kokori_01

と、ここでついにタイムアップになったので、お菓子はおあずけで慌ててプールバッグ

かついで家を出る。いつもながら自転車ぶっ飛びで行ったけれど準備体操には遅れ

てしまった。

プールでは先週、出張で行けなかったときに家に電話をくれたアヤコさんと約束をし

ていて、泳ぎ終わってジャグジーに行くともう体操を終えたアヤコさんが待っていた。

奇しくも私と誕生日が同じアヤコさん。それから更衣室で2人とも水着のまま、なんと

もあわただしくもはや恒例となったプレゼント交換をする。「また1年、元気でキレイで

いてね」というと山形生まれのこの人は、「ちっともキレイじゃないわよ。私なんてあと

2年で後期高齢者よ、すぐ80よ」などとおっしゃる。「じゃあ、そのときはどこかでおい

しいごはんでも食べてお祝いしよう♪」といって握手して別れた。

家に帰って、「最後にお菓子までつけたわよ。でも私はお金は使ってないからね」とい

っていたアヤコさんのプレゼントを開ける。この真冬に朝からプールで泳ぎ、そのあと

ヨガをやったり体操をやったりして、いまだ現役のお茶の先生でもあるアヤコさんのこ

とをふだんはとてもおばあちゃんなんて呼べないけれど、アヤコさんがくれるものを見

るとそれはいつもおばあちゃんぽくて、毎年「ぷぷぷ!」と笑ってしまうのだ。

12okurimono

お金は使ってないわよ、というところをみると、きれいに折られた千代紙の楊枝入れ

はどうやら手作りっぽい。なんて器用。でも私は楊枝なんて使わない、と思ったけれど

これ、お花見弁当を持って行くときにいいかもしれない。そして緑の包みを開けてみる

と出てきたのはなぜかクリスマス柄の5本指ソックスと、野菜チップス?

12okurimono_01

ぎゃー、笑える、といいながらさっそくソックスは娘のおうち用になり、お腹がすいてい

た私は野菜チップスを食べたのでした。

私はいつもは自分で作った布草履をプレゼントしてたいそう喜ばれるのだけれど、今

年は草履を作る暇も編み物をする時間もなかったから中川政七商店で買ったお茶の

ときにも使えそうな千代布と和菓子。喜んでもらえただろうか。

そして土曜日の遅いランチの後のコーヒー・ブレイクに食べたのは、めぐみさんにいた

だいた『ドライフルーツのミンスケーキ』。

12kokori_03

開けた瞬間にシナモンの香りがふわっと漂う、ブランデーの効いたしっとり大人の味の

ケーキでした。中はくるみとドライフルーツがざっくざく。

実は今日このお菓子をいただく前から、いつかココリのおとどけもの通販で『干しいち

じくとクルミとシナモンの黒糖ケーキ』をオーダーしたいと思っていたのでした。

そして、お礼が前後してしまったけれど、このあと初めてめぐみさんとお話しすることも

できて、嬉しくも不思議な一日。なんとなくお会いできる日も近いような ・・・・・

誕生日はとっくに終わったけれど、こんな感じで緩やかに誕生月は続行しております。

そして、ハイクォリティの素材にこだわり、手間暇かけて作っためぐみさんの焼き菓子

は、ここで買えます♪ → 焼き菓子ココリのおとどけもの(通販)*

| | コメント (0)

2012年2月17日 (金)

Birthday Eve☆

12birthday_eve_01

明日は2週間ぶりのプールで行けそうもないから、久しぶりにお昼休みに自転車飛ば

してコトリさんのところに行った。午前中は青空が広がって陽射しもあったのに、うっか

り薄着をして出かけたらとんでもなく寒かった。午後はふたたび空はどんより曇って、

おまけに北風が強い。これは火の気のないコトリさんには長居はできぬ、とますます

自転車こいでお店に行くと、彼女はカウンターでお雛さまのブーケを作っているところ

だった。いつものように「忙しい?」と聞くと「いま、ひと息つこうとしてたところ」という。

「これだけ作っちゃうからちょっと待ってて」と彼女がいうあいだにお店の中を眺める。

ちょっと見ないあいだにお店のなかのレイアウトが変わっていて、いまは球根植物が

すくすく元気に育っているところだった。

12birthday_eve_02

そういえば私のヒヤシンスは持ち主同様、ひょろっとか細い花を咲かせただけであっと

いう間に萎れてしまったけれど、娘のヒヤシンスは子だくさんで次から次へと花が出て

きて、いま4つめ! あんなヒヤシンス見たの初めて。なんて話をする。そうしながら、

コトリさんが好きなのはつぼみの花だけれど、こんなふうにすっかり開いてしまった花

もきれい、と足もとに目をとめる。

12birthday_eve

明日はコトリさんの誕生日。

いろいろ考えたけど、私が彼女に選んだものは私の好きなものふたつ。

自分がほしくてずっとジュンク堂のカートに入ったままだった本と、冬と春の中間くらい

の季節にふわりと首に巻くもの。大切な人への贈りものを考えるのはいつだって楽し

いけれど、実は贈り物ってとっても難しい。実際、毎年じぶんの誕生日にいただくもの

の中にはお金の多寡とは関係なしに、これはどうやっても自分の好みじゃないと思う

ものもあるのだけれど、相手のふだんの趣味とか好みとか、よく考えて贈ったつもり

でも、さしあげたものをいっこうに使ってもらえないこともあることを思えば案外、自分

も思いっきりハズしてることもあるのかも、と思う。でも、自分の趣味を1番知ってるの

は自分なんだから、なんでも自分で買うのが1番! といってしまったらひどく味気な

いし、なんだかそれも違うと思うのです。リボンのかかった贈りものは、何より開けるま

でのわくわくが楽しいのだし、精いっぱい贈り手の気持ちを受け取れればそれでいい

のかな、と。もちろん贈られたものが自分の感性にどんぴしゃだったら、そんなにハッ

ピーなことはないけれど。

12birthday_eve_04

私たちの好きなものは似てるから、たぶんたぶん気に入ってもらえるんじゃないかと思

って選んだものは、はたしてコトリさんに気に入ってもらえました。よかった(^-^)

それだけでホッとして、うっかり帰ろうとして花を買いに来たことを思い出した。

・・・・・・ というわけで、今日のコトリ花店の花たちです。

12birthday_eve_07

12birthday_eve_06

12birthday_eve_05

12birthday_eve_08

食卓に少しだけ花を買いました。

今日は一等最初に目についたコーラルさん(ラナンキュラス)を中心に、ころんとした

似たような花たちを。バラはいい香りのするトロワラス。

12birthday_eve_10

花束とともに素敵なマリアージュのイベントのフライヤーをもらいました。

12birthday_eve_09

モデルになった女の子は、去年、実際にコトリさんが結婚式のブーケとブートニア、

会場の装花を担当したときの若い花嫁さんだそうです。

そして花についてはワイル博士も繰り返し本の中で花を買うことを薦めていて、いわく

『神秘家や霊性/精神性の先達たちは、霊的エネルギーを高めること、精神の波動の

周波数を高めることは可能だと教えている。そのための方法のひとつは、自己を霊的

/精神的エネルギーが高い人や場所やもののそばに置くことである。世界中で、何百

万人という人が聖地 ── 山・森・神殿・寺院など ── に巡礼し、そこで高揚感を

味わい、元気をとりもどし、蘇生している。その巡礼の群れに加わってもいいし、そこ

へ行けば気分がよくなり、思考がより高い目的に向けられ、自我から解放されるよう

な、自分だけの場所をみつけてもいい。<中略> どんなかたちであれ、美には霊性/

精神性を高める効果があるからだ。いちばん簡単な方法は生活の場に花を活ける

ことだ。人は花という自然の美に接すると精神の賦活を感じるものだ』。

賦活とは、活力を与えること、活発化させること。

素晴らしいよね。

それでますますワイル博士が好きになった私です。

世の中には、すぐに萎れてしまう花を贈られるより、あとあとまで残る物のほうがいい

と思う人が多いような気がするけれど、花は萎れても、いつまでも記憶に残る。

それほど数多くはないにしても私の場合はまさにそれで、花を贈られた記憶は特別。

そしてそんな記憶に残る素敵な花を束ねられる数少ないフローリストの1人が、コトリ

さんだと思うのです。

彼女と出会って、ますます花のある暮らしを楽しんでいるこのごろ。

私も死ぬまでにあと何回、そんなしあわせな花束を抱えられるかなあ ・・・・・・

12birthday_eve_03

| | コメント (0)

2012年2月16日 (木)

ハーフ・アンド・ハーフ

12winter_sky

ねむることによって毎日死を経験しているのに

不眠症にかかるなんて

なんと非人間的な苦しみだろう

毎日死を経験しないために

ほんとうに死にたいと思うのは

ごく自然ななりゆきだが

でも

死なないでくれきみがひとつかみの骨になるなんて


よくそんな勝手なことがいえるわね

よけいなお世話よ死ぬって

眠りだけど永遠のおやすみなの

わたしの目を吊り上がらせ

わたしのまんなかに鉛を入れたのは

あなたじゃない

わたしの暖かい骨は

きっと鉛まぶしよ


鉛まぶしで

永遠にやすめるならさめた白湯だって

おいしくなるよ

永遠なんて信じてないくせに

木の葉みたいにことばをつかうな

たしかに自殺ってこのうえなく論理的な死だけど

論理なんてたたみ鰯で

すきまだらけなんだ


こんどはお説教ね

あなたはわたしが死ぬのが恐ろしいのね

しんしんと降りつづく雪って

一瞬ごとに表情が変わっている

だからあなたが

われは昔のわれならずって顔をしても

わたしちっとも驚きはしないただ

あなたのロマンチシズムってとってもいや


きらうなら好きなだけきらうがいいでも

死ぬな

きみが死んだってちっともこわくないけど

永遠を信じていない者の死に

意味をつけるのがとてもつらいのだ

ぼくは少なくとも「半分の永遠」を信じてる

死は死んだのかと冬の林に

大声で叫びたい


叫べるの

ほんとうは叫びたくないのでしょう偽善者め

あなたが取り乱すの初めて見たわ

あなたは

狡猾で残忍で冷酷よ

さんざわたしを楽しんだりして

わたしがわたしの生をどう始末しても

あなたの知ったことじゃないでしょう


光り

夕方の海に見たひとすじの光りが

雨戸をあけた朝

同じところにあった

ぼくは失神しそうになって

「半分の永遠」を信じたというわけだ

きみはぼくを理解しているらしい

「半分の死」の地点から


わたしはくたびれてるのに

からだじゅうの毛がみんな立ってるの

もう口をききたくない

ことばを覚えてよかったのは

ただ悪罵を自由にいえるからなんて

気がくるいそう

勝手に海の光りを大事になさい

わたしは一晩じゅう降る雪を見てるわ

*

死は死んだのか死なないのか

死なない死って何だろう

鳥たちゃ鳥のなかで死ぬ

猫たちゃ猫のなかで死ぬ

ひとはいつでもひとのそと

生まれるときも死ぬときも

だからいのちをたいせつに?

だから死ぬのもたいせつに?


( 北村太郎詩集『あかつき闇』から『ハーフ・アンド・ハーフ』 )

*****************************************************************

「こないだ、夢にあなたが出てきた」といったら、「そりゃ光栄だね、ありがたいね」とR

がいった。「ありがたい? なんで?」と私がきくと、「だって、思い出してもらえたって

ことでしょ。ありがたいさ」とRはいった。それで私は、へえー、そんなふうに思うんだ、

と思ったのだった。一見すると男っぽくて豪放磊落に見えるRがそんなことをいうなん

て、意外と繊細なところがあるんだな、と思った。

以来、Rのことを考えるときはいつもそのときのことを思い出す。

もう昔のことなのに。

そんなRの家では去年、NHKの大河ドラマに出てくる若い女優が私にそっくりだと、テ

レビに出てくるたびにRと息子で騒いでたらしい。Tちゃんが話してた。私はその大河

ドラマは見てないからどんな女優かは知らないのだけれど、若い女優だなんてそれこ

そ光栄ってものだ。私の知らないところでそんなふうに自分のことを思い出してくれて

いる人たちもいたんだ、と思った暮れ。


今朝は明け方にしんどい夢を見てうっかり寝過ごした。

夢の中でも夢とわかる夢で、しんどい夢なのに私はなぜかそこにとどまろうとした。

なぜなら、もう現実ではありえないシチュエイションだったから。失われた人がごくごく

近くにいて、私は彼の手を握りたかった。でもできなかった。彼は彼で私に何かいいた

そうにしていたけれど、けっきょく何もいわなかった。いままでどおり何もいわないなら

いつまでもしんどい思いでここにこうしていてもしかたがない、と思ったら目が覚めた。

彼がせっせと私の家(一軒家)を掃除していたのは、どうやら去年見たTVドラマ『愛・

命 新宿歌舞伎町駆け込み寺』の渡辺謙からの反映らしい。つまり彼はもう二度と来

ることのない私の家を掃除していたのだった。

少し前までの私だったら、明け方にこんな夢を見た朝はキッチンで泣いたり1日ブル

ーになったりするところだけれど、もうそんなことはなかった。こんな夢は現実じゃない

とわかっているから。現実は私の夢ほどシリアスじゃないし、彼はもうとっくに昔の彼

ではないのだ。

もう星占いなんていうものにもすっかり興味がなくなってしまったけれど、昨日Kさんと

話していたら、1012年は水瓶座にとって『トンネルを抜ける年』なのだそうだ。過去

10年以上にわたって包まれていた靄の中から、ついに脱出できるときだという。

最近の自分のなかの感覚とぴったり符合する感じがあって、なんだかすっかり納得

してしまった。それ以上に彼女が自分と同じ水瓶座だったことを知って、私が彼女に

惹かれるわけがわかった、と思った。

今日ふいにこの詩を思い出したのは、昨夜がハーフムーンだったから。(月は見え

なかったけれど。)私にとっての女ことばの遣い手の名手はなんといっても太宰治

だけれど、北村太郎もなかなかだと思う。これは男と女の修羅場なんだけど、文学

的修羅場とでもいいたい甘さがあって、それが独特の色っぽさを醸し出している。

私がこの詩を初めて読んだのは15歳のとき。

そのころは、この女ことばを話してるのが田村隆一の妻、明子で、北村太郎の見てい

る海が稲村ケ崎の海だなどとは知りもしなかった。

| | コメント (0)

2012年2月15日 (水)

本日のランチはチリビーンズ・パスタ

12chili_con_carne

今日のランチは昨夜作ったチリビーンズにペンネを入れただけのチリビーンズ・パス

タ。これが簡単だけどおいしいの。チリビーンズにはタマネギ・セロリ・ニンジンがたっ

ぷり。使った豆はレッドキドニーの缶詰2缶。味はオリーブオイルで炒めたニンニクと

トマトのカット缶と固形ブイヨンとタコ・スパイスとチリペッパーと黒コショウ。あ、それに

もちろんヒマラヤブレンドソルトね。料理にこの塩は欠かせない。チリはかなり大量に

入れたのでけっこう辛い。まだまだ寒いこの時期には、からだを中から温めるネギ、

ショウガ、ニンニク、トウガラシは欠かせない。アンドルー・ワイルにいわれる前から

我が家の冷蔵庫の野菜室には安いときにまとめ買いしたニンニクが常に5、6個は

入っているのだ。そして、外に出たら寒くても背筋をしゃんとして元気に歩くこと!

| | コメント (0)

2012年2月14日 (火)

通院日記④

12nishi_shinjyuku_03

今日は11時に消化器内科の先生と術後の評価検査の結果についての面談。

それにしてもなんでこう病院に行く日はきまって悪天候になるのかね、と思う。

まるで父の病院に行きたくない気持ちがそうさせてでもいるかのようだ。

父とは1時間も早く駅の改札で待ち合わせた。

そうしたのは父の歩く速度がカタツムリみたいに遅いのと、それに比例するように父

がやきもき・ハラハラ・せっかち病だからなのだけれど、駅を出たらもう雨が降り始め

ていたので、さっさとタクシーを拾った。おかげで40分も早く病院に着いてしまった。

この病院は妹いわく営利主義じゃないらしいということなのだけれど、病院内にカフェ

もレストランもないのは不便だと思う。しかたなく休憩所で40分、時間をつぶした。

さらに予約時間を過ぎて待つこと30分以上。その間、また例によって父のやきもき

ハラハラ・そわそわが始まって、「ああ、これだった・・・」と父が家に2週間いたとき私

が感じ続けたストレスを思い出した。お酒飲みでもない父が、子どものころに受けた

なんらかの医療行為が原因でC型肝炎になったのだとしても、この気質こそが自らの

肝を傷めた本当の原因なのではないかと思ってならない。待合室ではその微細なバ

イブレーションとほかの患者たちから発せられる波動とがあいまって心底つかれた。

やっとドアの電光掲示板に父の受付ナンバーが表示されて狭い診察室に入ると、医

師は目の前のCT画像を見ながら話し始めた。いかにもルーティン仕事の慣れきった

感じの話し方で、あんまり感じは良くなかったけれど、術後、父の肝臓がんは縮小し

たということだった。大きいもののほかにも左右ともにいっぱいあった小さながんも、

画像ではもうあまりわからないくらいになっているという。「つまり、今回の塞栓術は

効いたってことだね」と医師はいった。さらにちょっと驚いたことには、血液検査の腫

瘍マーカーもほとんど正常値になってしまった、という。

思わず私が「すごい!」というと、すかさず医師は「といっても、完全に治ったわけじゃ

ないと思うけどね」と釘を刺すのを忘れなかった。「でも、これならふつうの日常生活

をしても差し支えがないでしょう」と彼はいった。それで私が「肝臓にいっぱいあった

がんがほとんどわからないくらいになったということは、肝機能も少しは良くなったの

でしょうか」と聞くと、医師は「がんと肝機能とはまったく話が別問題だ。まったく関係

ない」といい放った。全人医療をやっているという私の友人は喉が痛いといって来て

いる患者の脚まで診るといっていたのに、同じ肝の話なのに何が関係ないんだよお

と私は内心ぐれそうになったけれど、医師はチラと血液検査の紙を見て、「たんぱく

が少し出ているけれど、まぁ肝機能もそれほど悪くはない」と付け足した。それから

「ということなので、後はふつうに3ヶ月後にまたCT検査を受けて、その1週間後にま

たここに検査の結果を聞きにきてください」というとコンピュータの画面でピッピッと予

約を入れ、承諾書を見ながらざっと簡単な説明をし、父にサインをするように事務的

にいった。私はここでも医師のいうことを父に補足しなければならなかった。医師は

お世辞にも感じがいいとはいえなかったけれど、とにかく結果がよかったことに気を

よくして私は快活にお礼をいい、計算書を含む何枚かの書類を受けとって父をうな

がして診察室を出た。

以上、たぶん10分もかからなかった。

そのあと私が父にいったことは、とにかく「よかったよかった」ってことだけだ。

父はなんだかキツネにつままれたみたいにぼんやりしていたけれど、「なんだかんだ

いって父は運がいいよ!」といったらやっと笑った。「それに、これでとうぶん病院に行

かなくてすむ!」といったらもっと笑った。

そうだそうだ、私たちは病院が大嫌いなんだ。あー、よかった!

人間って実にゲンキンなもので、待合室で待っている間はもうお昼を食べて帰るのも

無理、と思うくらい疲れていたのに、良い結果を聞いた途端に「おいしいランチでも食

べて帰ろう♪」という当初の気持ちに戻った。病院の外に出ると雨はほとんどやんで

いたので、カタツムリの父と歩いて行くにはちょっと遠くて大変だったけれど、ルミネの

Tetosioに行った。前にTeruちゃんと行った店。

お昼時だったけれどお店の男の子はすごく感じがよくて、すぐに奥のラクチンな座椅

子のある席に通してくれたし、父にも気を遣ってくれてたすかった。何より父は本当に

とても小柄な人で、食事もいつも小鳥程度にしか食べないのだけれど、その父がおい

しいといっていつになくもりもり食べたのがよかった。ご飯は元気への近道だと思う。

これで明るい気持ちで春が迎えられるし、また今年もお花見に行けるね、といったら

父が、そうだな、といった。

妹は相変わらず仕事の帰りが遅くて大変そうだけれど、その大変ななかで食生活に

意識を向け始めたようだ。それは最初はちょっと大変でも、間違いなく妹にとっても良

いことだと思う。

とにかく今日はよかった。

神さまに感謝。

12tetosio_02_2

| | コメント (6)

2012年2月13日 (月)

留守中に届いた贈りもの*

12cococe

土曜の夜、11時過ぎに帰宅すると世田谷・赤堤で洋服のセレクトショップcococe

をやっている友人から荷物が届いていた。ちょっと遅く届いた誕生日のプレゼントら

しい。箱を開けるときれいにラッピングされた包みが見えたので、中を開けるのは翌

朝のお楽しみにしてその日は寝てしまった。

日曜の朝、久しぶりにたくさん眠って昼近くに包みを開けると、中から出てきたのは

四方にポンポンがいっぱいついたグレーのストール!

12cococe_01

首にふわっと巻いたらやわらかくて肌触りがとってもいい。

と思ったら、シルク×コットン素材でした。

でもって、この色。

淡いグレーは、カラー診断でスプリング・クールの私にはぴったりの色で、いま愛用

している自分で編んだマフラーともまったく同じ色。さすがもとスタイリスト、わかって

らっしゃる。そして、実は何を隠そう、もう2年前の春夏物で『薔薇の精』なんてコン

セプトだったn゚11の服をセールで安く買ったものの、私がが着るには少々かわいす

ぎたのと着る機会がなくて2年連続スルーしたワンピースがちょうどこんな色だった。

このストールをあわせたら着られるかも! などなどと、またまた妄想する。

それにfog のリネンの服はちょっとシンプルすぎるくらいシンプルだから、ニュアンス

つけるのによさそうだなあ、と思う。手持ちの服のどれにも合いそうな色だから、これ

は愛用すること間違いなし! と友人にお礼のメールをすると、彼女も愛用の品なの

だそうだ。自分がすごく気に入っているものや愛用してるものを贈ったり贈られたりす

るのっていいよね。それが絶対に気に入ってくれそうな相手ならなおさらね。

・・・・・・ というわけで、私が2年前に買ったワンピースもお蔵入りにならなくてすみそ

うです。今年こそ、あれを着て夏の夜のライブに行きたい shine

そしてこちらはいま愛用中の会社の同僚が編んでくれたスヌード。

12snood

スヌードって強風の日でもはずれることがないから思った以上に暖かくって便利です。

これはミルクティーみたいな色でチョコレート色の服に合う。

そして、ココシェの友人が贈ってくれたストールも会社の友人が贈ってくれたスヌード

も、何やらとってもいい香りがした。それで聞いてみればスヌードのほうはブルガリの

オ・パフメですって。なるほどね。いい香り。

さて、グレーのストールの香りは何かな。

| | コメント (0)

2012年2月12日 (日)

I Will Always Love You

12shadows_and_blue_01

If I should stay
I would only be in your way
So I'll go
But I know
I'll think of you every step of the way

And I will always love you
Will always love you

You, my darling, you
Bittersweet memories
That is all
I'm taking with me
So goodbye,
Please don't cry
We both know I'm not
What you need

And I will always love you
Will always love you

I hope life traets you kind
And I hope you have all you ever dreamed of
And I wish you joy and happiness
But above all this I wish you love

And I
Will always love you
I will always love you
I will always love you
I will always love you
I will always love you
I will always love you
You, darling, I love you

I'll always, I'll always love you

                Dolly Parton

****************************************************************

今朝、というかもう昼近くになってから1日ぶりでコンピュータを立ちあげて、いきなり

目に飛び込んできたホイットニー・ヒューストンの訃報。

ショックだった。数少ない大好きなシンガーの一人だったから。

キラキラ輝くダイヤモンドのような、大輪の薔薇のようなひとがこんなに早く亡くなって

しまうとは。それからJ-Waveをつけて、流れてきた『I Will Always Love You』に思わず

涙がこぼれた。

この歌、歌詞が泣けるんだよなあ ・・・・・・

私の気持ちもある部分ではこの歌と同じかもしれない。これまで約束は何ひとつ果た

されず、裏切られ続けたことを思うと、今になってはそんな風にいうことさえもう、馬鹿

馬鹿しいくらいなのだけれど。

でも、それも全て終わりね。

いつかあなたも死ぬし、私も死ぬ。

死んでしまえば、ひとりの人間の中に秘められた謎は壊れたブラックボックスのよう

に永遠に明かされないまま ・・・・・・

輝かしい栄光と挫折、光と闇、愛と暴力とアルコールと薬物に彩られた美しきディー

ヴァの短かすぎる48歳の人生に、ただただ合掌。

Shimizu_midori_2

あいにく、うちにはホイットニー・ヒューストンのCDはなかったから、思わず今日は

Amazonでベスト・アルバムなんて買ってしまった。

それから清水翠ちゃんのRmainsに入ってる『I Will Always Love You』を聴いた。

みろりちゃんに会いたいな。

それから直さんの『All The Things You Are』が聴きたい。

こんどライブに行ったときリクエストしてみよう。

今日も空は美貌の青空で、カメラを持っている手がかじかむほど風が冷たかった。

| | コメント (0)

2012年2月11日 (土)

大阪日帰り出張

12syuccyou

今朝は5時に起きて、まだ暗いダイニングルームで1人分の珈琲をいれてデニッシュ

をひとつ食べて家を出た。このところ不調だったのでちょっと心配だったけれど、思い

のほかすっきり起きられてよかった。早朝のオゾンでいっぱいの冷たい空気を肺いっ

ぱいに吸って元気に歩く。緊張していたせいか品川には早く着いてしまった。

新幹線に乗るのは2年ぶりだからもうずいぶん前からあったのかもしれないけれど、

品川駅の新幹線乗り場の前にオーガニック珈琲のショップができていて、時間潰しに

そこで300円のブレンドを買って飲む。けっこうおいしい。お砂糖もオーガニック・シュ

ガー。寒い駅の待合スペースにこんなのがあるのとないのとじゃ大違い。ついに駅中

ショップもここまできたか、もうそういう時代よね、と思う。

いつも旅は(たかが日帰り出張でも)出発の前から緊張が始まって苦手だけれど、目

指す列車に乗ってさえしまえばとりあえず落ち着く。今日は出張といっても社内ミーテ

ィングだからカジュアルルックなのもラクチン。立春の日からショルダーバッグにつけ

てる伊勢神宮のお守りの鈴がころころこ鳴って猫になった気分だ。新幹線の中で読

もうと思った本は重いので出がけに家に置いてきた。代わりに会議の資料に目を通

しているうちにあっという間に名古屋を過ぎて、ふと窓の外を見るといちめん雪景色

でびっくり。思わず会社の同僚にそうメールすると『そこは雪で悪名高い? 天下分け

目の関ヶ原を通過と見た』と返事が。はぁ~、関ヶ原 ・・・・・・

京都で降りたい願望を抑えつつ新大阪の駅で降りると、すでに今日の司会進行役の

友人がホームで待ってくれていてホッとする。これだから道順を覚えないんだよねえ

といいつつ東海道線に乗って大阪に向かう。

12syuccyou_01

そして、6時間におよぶケンケンガクガクのミーティングを終えて再び新大阪の駅へ。

新大阪の駅は京都と違ってお土産になりそうなものは何もなし。それどころかお弁当

さえ売り切れていて、コンビニエンス・ストアみたいなところでおにぎりを2つ買って乗

車した。いとシャビーなり。それに祭日の土曜ということもあるのかないのか、行きも

帰りも乗車率きわめて高し。帰りはさすが疲れて、1時間眠って目が覚めた後、まだ

2時間もあると思ったらげんなりしてしまった。

でも、もろもろ無事に終わってよかった。

帰りがけにオフィスで、上司でもある友人が「あ、そうだ!」というから何かと思ったら、

お守りをくれた。これも伊勢神宮の。友人は4日に伊勢神宮参拝に行ったそうだ。

今年はなんだかお守りをもらったり、あげたりする年みたいだ。

不思議。

今年はそういう見えない力がはたらいてるのかな。

ついでに、読むのは2冊めとなるFacebookのハウツー本を一冊渡されて重かった。

実は出がけに自分の本を置いてきたもうひとつの理由はこういうことも予想してのこ

とだったのだけれど、みごと的中。いま、どこの企業もFacebookFacebookだけれど、

私はいまひとつ魅力を感じないんだよなあ。いま以上にますますPCに縛られるような

気がしてね。iPhonもとくにほしいとは思わないし、個人的にはとりたてて必要性も感

じないし。時代に大きく逆行しながら、でもそれが画期的なパワーとなるような会社で

働きたいとか思うのは、いまの世の中じゃ現実逃避ってものなのでしょうかしら、ね。

12omamori_2

| | コメント (0)

2012年2月10日 (金)

とびきりボロネーゼ・パスタ

12sauce_bolognaise_2 

家でお昼にパスタを食べることが多くなってからは滅多に外でパスタを食べることは

なくなってしまったけれど、パンコントマテのパスタは好き。赤坂で働いていたときは

ランチにときどき行った。いつも混んでいて、1時に行っても地下にあるの店の前の

階段には行列ができていて、入れないこともしばしばだった。個人的に、カルボナー

ラがおいしい店は何を食べてもおいしいパスタ屋だと思っている。ただし、パンコント

マテは1人分のパスタの量が120グラムくらいあるから、クリーム系のパスタだとちょ

っとヘヴィかも。それから近所では国分寺にあるほんやら洞のボロネーゼ・パスタが

好きだ。セロリとオレガノの味が効いた、スパイシーでかなり個性的な味。ミートソ-

ス系にはふつう太めのパスタを使うけれど、ここは細麺を使っていて、それも好み。

最近はうちでも1.8じゃなく1.6を使っている。

そして家で作るパスタの代表格としてミートソースについては母直伝のレシピ(ワイン

を使わずにトマトピューレ2本とたまねぎ・ピーマンで作る甘めのレシピ)があるのだけ

れど、ボロネーゼにいたっては毎回どこかから引っぱってきたレシピを使うので毎回

味が違う。前回作ったのは気持ち私にはくどかったけれど、今回はかなりいい感じに

おいしくできあがったのでここにレシピをアップしておこうと思う。(単純に、あとで作る

とき自分が便利なの。)

今回みつけたレシピはイタリア人の正統レシピ、ってことらしいけれどやたら手順に抜

けが多くて、おまけに材料の量と人数分には???と思うところがあり、さらに庶民の

一般家庭で作るにはちょっと現実的じゃなかったので、そこは私流にオーディナリーに

アレンジしてみました。

ということで、久しぶりの『おうちごはんがいいよね!』は、ボロネーゼ・パスタ。

以下、レシピ。

*****************************************************************

 ●材料 8~9人分

 オリーブオイル      大さじ2杯

 パンチェッタベーコン   1パック

 たまねぎのみじん切り  大2個分

 潰して刻んだにんにく   3片

 ニンジンのみじん切り  2本

 セロリのみじん切り    1本

 合挽肉            700グラムくらい

 赤ワイン          ミニサイズ1本(200ミリリットル)

 カットトマトの缶詰     2個

 ローリエ          2枚

 固形ブイヨン        2個

 塩・黒コショウ       適宜

 パルメザンチーズ     適宜

 バター            2片

 パスタ            1人分100グラムとして人数分

 ●作り方

 1.厚手の大きなフライパンにニンニクとオリーブオイルを入れ、香りがしてきたら

    みじん切りにしたパンチェッタベーコンを加えて、こんがりキツネ色になるまで

    中火で炒める。たまねぎを加え、やわらかくなるまで炒めたらニンジンを入れて

    さらに炒める。火を強め、合挽肉を加えて焼き色がつくまでしっかり炒める。

 2.フライパンの中身を厚手の鍋に移し、そこにワインを注いで3分の1程度になる

   まで煮詰める。さらに固形ブイヨンを入れて、潰すように炒める。

   火を弱めてセロリとトマトの缶詰を加えて混ぜる。

 3.鍋にローリエを入れて蓋をして1時間から1時間半、とちゅう煮詰まりすぎたら水

   を少量足しながら、とろみが出るまで弱火で煮込む。

   塩と黒コショウで味を調える。

 4.ボロネーゼ・ソースが仕上がったら、塩を加えたたっぷりのお湯でパスタをアル

   デンテにゆでる。パスタがゆであがる前にフライパンにバターをとかし、1人分

   お玉1杯分のソースを入れて、ゆであがったパスタを手早くからめ、黒コショウ

   とパルメザンチーズをふりかけたらできあがり!!

*****************************************************************

もとのレシピではパスタはタリアテッレを指定していたのだけれど、うちの近所では売

っていなかったのでふつうの1.6ミリのパスタを使った。この材料でけっこうな量がで

きあがるので、ふつうのパスタに飽きたらペンネでもいいし、なすミートグラタンやポテ

トグラタンにアレンジしてもいいと思う。

ミートソース系はいつもトマトピューレを使っているのでカットトマトであの濃厚さが出る

かと疑問だったけれど、できあがって食べてみたらむしろこちらのほうがずっとあっさり

していて、かつ肉のうまみが押し出されたナチュラルな味でおいしい!

いままで作ったボロネーゼのなかでは1番おいしいかも!

家族にも大好評でした(^-^)

煮込み系はとうぜん、作りたてより翌日のほうがおいしい。

というわけで、昨夜に続いて今日のランチもボロネーゼを食べて、う~ん、もうお腹い

っぱい。です。

以上、おうちでパスタのおすすめレシピ*(^-^)

| | コメント (6)

2012年2月 9日 (木)

A GENTE MERECE SER FELIZ

120209sky

今日は数日ぶりに気持ちよく晴れた。

午前中、今日はやたらに雲が光って眩しいくらいだなあ、と思っていたら、背骨矯正

マットの上にごろんと寝て逆さに空を見上げていた息子が「今日はやけに雲の流れ

がはやいな」といった。イヴァン・リンスの歌う、『A GENTE MERECE SER FELIZ』が

光る雲のなかにとけてゆく。

そう、誰にだってしあわせになる権利はある。

みんなしあわせになるために生まれてきた。

| | コメント (0)

fogの新カタログ

12fog_2 

昨日、fogの新しいカタログが届いた。

さっそく開いてみると今年も春夏物の着たい服がいっぱい!

fogさんは去年さんざん愛用させてもらったけれど(冬のいまも着てるけど)、今年も

きっといっぱいお世話になるんだろうなあ。

理想は、ちょっとふくよかなからだにポロンと一枚リネンの簡単服をまとって、おひさ

までパリッと乾いたベッドシーツの上に行儀悪く座ってソラマメを剥くシーン。きれいに

磨かれた窓には夏空が映って、まっしろなリネンのカーテンが気持ちよく風に揺れて

午後はラフィアの帽子かぶってサンダル履いて、プールバック肩に泳ぎにいこう!

・・・・・・ みたいなね。

行く先が海だったっらもっといい。

考えただけでもわくわくしちゃうな。

残念ながら私にはふくよかなからだもリネンのファブリックでいっぱいの家もないけど、

ま、それはよしとしよう。

12fog_01_3   

洗えば洗うほどやわらかくなってニュアンスをましてゆくリネンの布。

洗いざらされて、しなやかにやわらかくなってゆくリネンみたいになりたい。

そんな風だから、この厳寒の2月のうちから来るべき暑い夏を思って憂鬱になる、な

んていうのを聞くと、じっつに難儀な人だねえ! と思う。

四季のある国に生まれて、四季それぞれに季節の良いところがあって好きだけれど

私はやっぱり今から夏が待ち遠しい!!

12february

花を見てるとおもしろいよ。

一日中、開いたり閉じたり、あっち向いたりこっち向いたり。

それが生きてるってことだよね。

| | コメント (0)

2012年2月 8日 (水)

悲しみよ、さようなら

12birthday_02

ショックと悲しみで打ちひしがれて身動きできなかった私をそのひとは無理やり教会

に連れていった。11月最後の日の、もう暗くなるころ。薄い衣一枚で全身つめたい

水に浸かった私は、その水の冷たさのショックなのかなんなのか、ぶるぶる小刻み

に震えながら涙が止まらなかった。そして、ただただ私のために一心に祈りながら足

を洗ってくれる牧師さんの手をありがたいと思った。すべてが終わって服を着替えて

鏡で自分の顔を見ると、事の前と後ではあきらかに何かが変わっていて、まるで洗い

ざらした布みたいにまっさらだった。これを禊というのだと初めて体感した。

現世の重さからひとつ解放された私のからだは軽く、商店街の花屋が明るい光を放

っていて、そういうと彼女は「あなたは今日生まれ変わったのだから花を買ってあげ

る」といって店先にあった花束をひとつ買い、「誕生日おめでとう!」といって私に渡し

てくれた。失われた家に帰るのがまだまだ心細かった私に、「あなたはもうだいじょう

ぶ。私はもう何も心配してないから」と元気にいい残すと彼女はさっさとバスに乗って

行ってしまった。そして彼女はその日予言したとおり、しばらくして母になった。

それから十数年。

私は今朝やっと解放された気分だ。

これでやっと自由になれた。

昨日、コトリさんにもらった小さな花束についていたメッセージ。

クリスマスローズの花言葉。

12birthday_03

これもなんというシンクロ。

12birthday_06_2

二十数年前の占いは当たらなかった。

もう呪文は解かれた。

私は自由だ。

あたらしいシャツに袖をとおそう。

悲しみよ、さようなら!

12birthday_07

春はすぐそこだね。

| | コメント (0)

春をもらった。

12birthday

昨日も何やら一日バタバタして日が暮れて、夕方にはすっかりお腹がすいて、急いで

作ったパスタとサラダを食べていたときに、花の精霊さんがこそっとドアの前に届けて

くれた誕生日のブーケ。精霊さんだけに誰もその物音に気づかなかった。

暖房であたたまった部屋のなかでほどいてしまうのがもったいなくて、ひと晩そのまま

ベランダに置いておいた。

朝いちばんにほどくと、まだあたたまっていない部屋に春の息吹が広がった。

12birthday_01_2

世の中には部屋に花なんか全然なくても平気だし、詩の言葉なんかなくても生きてい

けるって人がたくさんいる。それどころか花に興味もないし、詩も読まないしわからな

いから必要ない、という人もいるけれど、私にとってはどちらも必要不可欠なもの。

そしてコトリさんはそんな壊れやすいデリケートなものを共有しあえる数少ないひとだ。

彼女はいつもこころを尽くして言葉を尽くして自分のなかにある何かを伝えようとする。

そして、それは確実に伝わる。

そういうひとが花屋であるのはいいことだと思う。

コトリさんはいつも私の気持ちをふわっとすくってくれる。

くたくたに疲れた一日の終わりに、わざわざ花を届けに来てくれたコトリさんに感謝☆

12birthday_04

誕生日の最後の最後に届いた私のしあわせ。

春をもらった。

| | コメント (2)

2012年2月 7日 (火)

また1から始める

12hyacinth_02

雨のあさ、私のヒヤシンスも弾けた。

でもたしか淡いブルーの球根だといってもらったのに、咲いたのは紫のヒヤシンス。

アメジストいろなんて、私にはおあつらえむきか。

それにしても晴れ女の私の誕生日がこんな土砂降りになっちゃうなんてね。

でも、そう、北村太郎の詩集のタイトルにもあった、『冬を追う雨』といってみる。

今朝はこんな雨のなか、妹は父を連れて術後のCT検査のために病院に行った。

私はてっきり、妹は父を病院に連れて行ったらそのまま出社するんだろうと思ってバ

タバタと迎えに行く支度をしていたら、11時ころ、CTも血液検査も意外と早く終わっ

て、これからお昼を食べたらタクシーで駅まで送るからだいじょうぶ、といわれて行か

ないでよくなった。

午後になって父に電話をしたら、父はなんだか気が抜けてほっとしたような、穏やか

な声をしていて、私もほっとした。ともあれ、父が思いのほか元気でよかった。

今年は娘の誕生日の花もケーキも予約しそびれちゃったくらいだから自分の誕生日

なんておのずと何もなしなのだけれど、朝からいくつか贈りものも届いて、会社の同

僚さんが編んでくれたスヌードをして午後外に出るともう雨はやんでいて、昨日天気

予報でいっていたとおり、今日はちょっと暖かい。

12pool_of_water

またひとつ年をとって、私が昨日寝床で思ったことはこどもみたいに単純なこと。


 また1から始めよう。

 『好き』を大事にしよう。

 もっと夢をみよう。

 1日1日を大切に生きよう。


そんなことだ。

私はこどものころ、からだが弱くて何度か死にそこなったし、母親からはいつも虚弱だ

といわれていたし、17歳のときは近所の気功師だかに「からだが弱いからこどもも産

めないし長生きもできない」といわれた。小学校に入るくらいからだんだん健康になっ

て、今じゃ2人のこどもにも恵まれ、タフな人生をやりながら風邪もひかないくらいだか

ら、もう全然オッケーなのだと思うけれど、いまだに自分が長生きできるとは思ってな

いし、長生きしたいという願望もない。とすればもうそんなに長い時間は残っていない

わけで、おのずと1日1日を大事に生きなきゃいけないってわけだ。また1から始める

と思えば、過去の経験や知識や考えに固執することもない。とにかく年をとって今まで

よりもっと柔軟になりたいと思う。こころもからだも。

そしてサンバ。

夢をかなえなきゃ。

下の写真は今日、初めてリーちゃんが買ってきてくれたケーキ。

12miroir

私の好きなミロワール!

| | コメント (4)

パジャマの君に

11crescent_moon

もしもし、もうねてたのかな?

すこしだけ、はなししてもいいかな?

こんな時間に電話したのは

1番乗りの Happy Birthday to You !


もしもし、まだおきていたの?

窓の外、もうじき雨もあがるね

太陽のまわりをまたひとまわり

はじめた君に HappyBirthday to You !


ねえ、今夜、ぼくはひとつ

君に提案、思いついた!


この電話 切れたらすぐに

ベッドにもぐりこみ 

君の左耳まくらによせて 静かに

耳をすましてごらん


きこえる

胸の鼓動が

とまりそう

でも、とまらない


つかれそう

でも、へこたれない

かすかに

でも、たしかに


ねえ、きっときこえるはず

君の Heart Beat

きいてあげて


今日は年に一度の

君のお祭りさ


太陽のまわりをまたひとまわり

はじめた君に Happy Birtday to You !


1番乗りの Happy Birthday to You !

パジャマの君に Happy Birthday to You !


( Song by PICICO PACICO )

****************************************************************

昨日、というか今日、日付が変わるころにバスタブの中にいて、外は雨で、

ふいに頭に流れてきたこの歌。

いま聴いても泣けちゃうくらいいい曲なんだよなあ!

いったい、才能ある若いミュージシャンが日の目を見るか見ないかにはどういう違い

があるんだろう。運と縁? それとも、その人の持ってるパワー?

Mちゃんはいま、どうしてるだろう。


それから寝床に入って思ったのは、これまで私が大した事故にも遭わず、大ケガも

せず、大病もせずに生きてこられたのは奇跡に近いってこと。

そのすごい奇跡に、神さまにこころから感謝した。

そうしたら、朝1で届いたメッセージのなかにも『奇跡』って言葉を見つけて、素敵な

シンクロ ☆

いま私がここにあるのはこれまであった全てのこと、全ての人のおかげ。

そして今日、私があなたに出逢うのも奇跡。

| | コメント (0)

2012年2月 6日 (月)

雨の月曜日

12winter_rain_2

久しぶりの雨の月曜日。

白い息を吐きながら石畳の道を歩いてたら

いつのまにか『やさしく歌って』を口笛で吹いていた。

すっかり埃の落ちたつめたい大気がここちよい。

私はやっと調子を取り戻してきた。

大きく手を振って歩こう。

| | コメント (0)

2012年2月 5日 (日)

レトロな片手鍋

12retro

昨日、友人と会った帰りに駅前を通ったらレンタルスペースで金物直販をやっていて、

そこで買ったアルマイトの片手鍋。

こどものころ、おままごとの道具にあったみたいな昔懐かしいレトロなかたち。

京都の金物会社が作った国産品で、定価の半額、千円なり。

家にあるホーローの片手鍋は3人分のチャイやココアを作るには小さすぎるし、注ぎ

口がついてないのが不便だった。娘に注ぎ口のついた片手鍋がほしいといわれてい

たところだったからちょうどよかった。それに千円なら惜しげなく使える。

さっそくチャイを作った。

12chai

うん。使いやすい。

この大きさならたっぷり3人分のチャイを沸かしても吹きこぼれないし、ホーローみたい

にミルクが焦げつかないし。

なんだかおもちゃみたいな鍋だけどね。

今日は一日、陽射しのない薄曇りの日で寒かった。

私はなんだか今日も不調だ。めずらしく本当に体調を崩してしまったらしい。

頭も首ももやもやすっきりしないし、横っ腹は鈍く痛むし、体温が上がらないからひどく

寒く感じるし、腰は危うい感じだし。ちょうど重い風邪をひいた後のような感じ。

からだが不調だといつも何気なくふつうにやっていることがひどく億劫でしんどくて、お

まけに何をやっても動きに切れがなくて効率が悪い。

たまにちょっと体調を崩したくらいでこれだから、ふだんから私よりもっといろいろ抱え

てる人はもっともっと大変だろうなあと思って心配になっちゃうんだよなあ ・・・・・・

スパイスの効いたチャイも濃厚なホットチョコレートもいいんだけどね、やっぱり珈琲が

おいしく飲めるのが私の健康のバロメーターだなあ、と思う。

記録的な寒波のこの冬、皆さまもくれぐれもご自愛のほど。

12chai_01

| | コメント (0)

2012年2月 4日 (土)

立春

12rissyun

朝から頭痛。

おまけに朝キッチンで洗いものをしようと前かがみになった瞬間、あわや腰をカックン

とやるとこだった。かる~くおかしくした模様。今週末は大阪日帰り出張があるという

のに、よりにもよってこんなときに、と思う。これはしばらくちょっと気をつけないと。

それで少々出遅れたけど、昼前に毎年恒例の明治神宮参拝に行く。

ここ数日ものすごく寒かったから今日もどうなることかと思ったけれど、晴れて陽射し

があって風がないぶん、まだましに感じる。そして山手線沿線のなかでも原宿駅だけ

は特別で、いつもこの駅に着いてドアが開くと、真夏でもさぁーっと清らかな森の気が

押しよせてくる。最近、読んだアンドルー・ワイルの本の中にもこんな一節があって嬉

しくなってしまった。

わたしはたびたび日本を訪れるが、東京で数日を過ごすときは、明治神宮を避

難場所ときめている。鉄とコンクリート砂漠にある森のオアシスである。聖なる

間と俗世とをへだてる大きな鳥居をくぐって何歩か歩いただけで、空気が変

わるのがわかる。清浄で濃い空気のなかでは呼吸がしやすく、神社の森を一

間も歩けば元気が回復して、刺激が強い東京のスモッグもなんとかしのげる

になる。

ほんとにそうだ。

12rissyun_01

三つめの鳥居の前にある手洗所で手を洗い、お賽銭を洗って本殿に向かう。

立春の日は毎年いつも多国籍な参拝客でいっぱい。

12rissyun_02

参拝自体はすぐにすんでしまう。

御社殿前の大きな楠の木。

いつ見てもすごい。

12rissyun_03

この門と、門から見える鮮やかな緑も好きだ。

12rissyun_04

と、思っていたら背後が何やら賑やかになって、振り向くと婚礼の行列が ・・・・・・

最近、明治神宮に来るたびに婚礼の場面に出くわすのだけれど、古式ゆかしい結婚

式を挙げるのが若いひとのあいだでブームなんでしょうか。

12rissyun_05

参拝した後はいつもおみくじを引くくらいで何も買わないのだけれど、今年は厄年の息

子がいるのでここでお守りを買った。

12rissyun_06

所要時間わずか30分ほどの行事なれど、立春の日に参拝をすませていま来た道、

参道を木漏れ日を見上げながらゆっくり歩いていると、さっぱりした爽快な気分と共に

いつも自然にふつふつと幸福感が湧いてくるのはほんとに不思議だ。また今年も無事

でここに来られた、という感謝と、今年もこれでだいじょうぶ、という安心感と。

12rissyun_07

立春の日は毎年かならず来る、という人はみんな同じような気持ちで来るんじゃない

かなあ。

そして、この後は立春に髪を切ったばかりの友人と実家近くの喫茶店で会った。

去年から今年にかけてお世話になったお礼をするためだったのだけれど、3日早い誕

生日プレゼントに『かもめ食堂』に出てきたっていうイッタラのカップをもらった。

12rissyun_08

| | コメント (0)

2012年2月 2日 (木)

寒いねえ。

12nora

1月はまだなんとか気持ちにからだがついていけたのに、2月になったとたんに絶不

調になった。昨夜は腹痛で眠れず、今朝は大好きな珈琲さえ飲めなくて、朝1で娘に

薬を買ってきてもらって、それを飲んで半日横になっていた。

午後、お昼の買い物に行くのにダウンコートを着る気にさえなれなくて、ラクチンであ

るというだけの妙な重ね着に自分で編んだマフラーをぐるぐる巻きにして「ああっ。調

子わるっ!」と寒い外に出て行けば、にゃあにゃあと猫が呼ぶのだ。私が猫に呼ばれ

るなんてさ、最近ノラにエサやってるのがほかの猫にもわかるのかしらん。などと思い

つつ、でも、にゃあにゃあと呼んではみるがしかめつらしたノラなのだ。まるで「あたし

人間きらい。でも寒い。お腹すいた。なんかちょーだい」といってるようだ。

暮れに毎晩、娘と買い物に行く途中、どんなに寒くても「待ってました」とばかりパンダ

が路上に出てくるので、ついかわいそうになってうっかりモンプチのカリカリなんて買っ

ちまった。以来、娘のコートのポケットには常にその個包装が入っているのだけれど、

あいにく私は何も持ってないのだよ。娘でも一緒にいれば君にもモンプチあげられたの

にねえ~、といいつつ通り過ぎる。

それにしても今年は寒いな。

人間も大変だけれど、猫も大変。

| | コメント (2)

2012年2月 1日 (水)

HAPPY BIRTHDAY!

12happy_birthday

今日は記念すべき娘の二十歳の誕生日だというのに、今回は父のことでそれどころ

じゃなくて、ケーキもお花も予約し損ねた。おまけに今日は市役所で用事をひとつ済

ませなきゃならない。お花は昨日、急きょコトリさんにお願いしていたのを、「もうでき

てますよ♪」というメールを合図に市役所帰りに自転車飛ばして受け取りに行く。お天

気はいいけど今日も風が強い。日中は気温が上がるけれど午後からは強い寒気に

見舞われるのだとか。ブーケはいつもほとんどコトリさんにおまかせ。今回、彼女が

作ってくれたのは、春らしい、でもどこかちょっと凜としたブーケ。小さいときから娘が

好きなチューリップはかならず入れてもらう。

ハイ、こんな感じです。

12happy_birthday_01

私にとって持つべきものは、良い友と良いお花屋さんです。

春一番咲きの摘みたての花束をさしだして「かかえてごらん。ばらをかかえるとどんな

ときでも楽しくなるよ」といったのは大島弓子のマンガ『いちご物語』の日向温だけど、

いったい男でも女でも素敵なブーケをもらって嬉しくない人がどこにいるでしょう。

そして、これは「ほんのちょこっとだけど」といってコトリさんが娘にくれたプレゼント。

12happy_birthday_02

小さな包みは、開けたら白いおうちでした。

12happy_birthday_03

「繊細だねえ~(^-^)」と娘。

ほんとに。

いつもこんな風に細やかな心遣いをしてくれるコトリさんに感謝です。

そしてお花の次はケーキだ、とばかりにこんどはケーキをオーダーしにいつものケー

キ屋さんに行けば、あろうことか定休日なのでした。それどころか今日は近所のケー

キ屋さんはみんな休み! 

しかたがないので考えた末、夕方暗くなってから絶不調のなか電車に乗って武蔵野

茶房まで買いに行く。夕飯は駅前の生パスタ屋さんですませるイージーさ。

これほど人の作った食事を楽だと思ったことは久しくなかったなあ。

夜は20本のろうそくに火をともしてBirthday Night。

12happy_birthday_04

なんとかこれでかっこがついたかな。

最近、何かひとつイベント終えるたびに、ふぅって感じで自分が年とってく気がするの

は、まさしく私が年とったってことなんでしょうか。まだこれから先のことはわからない

としても、私の人生で最高の誕生日は21歳のときだったかなあと思う。表参道がまだ

キラキラ夢をふりまいてた時代。別の友人たちと2回誕生日をしてもらった。親友から

大人っぽい白いカラーの花束をもらった。

私はこの子が生まれたときからかわいくてかわいくてしょうがないからアットホームな

誕生日をやるのももちろん自分の楽しみでもあるのだけれど、これから先はほかに

祝ってくれる人がいてもいいよね、と思う。

いつもクリスマスはかわいくて笑える小さなプレゼントを、誕生日はそれよりかいいも

のをあげることにしてる。今年は絵を描くときに似合いそうなリネンのチュニックシャツ

に、娘のリクエストでちょっと良い靴を買った。

今年、この子の新たな世界が広がりますように!

12happy_birthday_06

| | コメント (0)

二月

12hyacinth

二月になったとたんに娘のヒヤシンスがいち早く弾けた!

早春と呼ぶにはまだまだ寒い厳寒の二月。

でも陽射しにはすでに春の兆しが微かに含まれていて。

二月は娘と私の月。

| | コメント (0)

« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »