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2012年2月17日 (金)

Birthday Eve☆

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明日は2週間ぶりのプールで行けそうもないから、久しぶりにお昼休みに自転車飛ば

してコトリさんのところに行った。午前中は青空が広がって陽射しもあったのに、うっか

り薄着をして出かけたらとんでもなく寒かった。午後はふたたび空はどんより曇って、

おまけに北風が強い。これは火の気のないコトリさんには長居はできぬ、とますます

自転車こいでお店に行くと、彼女はカウンターでお雛さまのブーケを作っているところ

だった。いつものように「忙しい?」と聞くと「いま、ひと息つこうとしてたところ」という。

「これだけ作っちゃうからちょっと待ってて」と彼女がいうあいだにお店の中を眺める。

ちょっと見ないあいだにお店のなかのレイアウトが変わっていて、いまは球根植物が

すくすく元気に育っているところだった。

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そういえば私のヒヤシンスは持ち主同様、ひょろっとか細い花を咲かせただけであっと

いう間に萎れてしまったけれど、娘のヒヤシンスは子だくさんで次から次へと花が出て

きて、いま4つめ! あんなヒヤシンス見たの初めて。なんて話をする。そうしながら、

コトリさんが好きなのはつぼみの花だけれど、こんなふうにすっかり開いてしまった花

もきれい、と足もとに目をとめる。

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明日はコトリさんの誕生日。

いろいろ考えたけど、私が彼女に選んだものは私の好きなものふたつ。

自分がほしくてずっとジュンク堂のカートに入ったままだった本と、冬と春の中間くらい

の季節にふわりと首に巻くもの。大切な人への贈りものを考えるのはいつだって楽し

いけれど、実は贈り物ってとっても難しい。実際、毎年じぶんの誕生日にいただくもの

の中にはお金の多寡とは関係なしに、これはどうやっても自分の好みじゃないと思う

ものもあるのだけれど、相手のふだんの趣味とか好みとか、よく考えて贈ったつもり

でも、さしあげたものをいっこうに使ってもらえないこともあることを思えば案外、自分

も思いっきりハズしてることもあるのかも、と思う。でも、自分の趣味を1番知ってるの

は自分なんだから、なんでも自分で買うのが1番! といってしまったらひどく味気な

いし、なんだかそれも違うと思うのです。リボンのかかった贈りものは、何より開けるま

でのわくわくが楽しいのだし、精いっぱい贈り手の気持ちを受け取れればそれでいい

のかな、と。もちろん贈られたものが自分の感性にどんぴしゃだったら、そんなにハッ

ピーなことはないけれど。

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私たちの好きなものは似てるから、たぶんたぶん気に入ってもらえるんじゃないかと思

って選んだものは、はたしてコトリさんに気に入ってもらえました。よかった(^-^)

それだけでホッとして、うっかり帰ろうとして花を買いに来たことを思い出した。

・・・・・・ というわけで、今日のコトリ花店の花たちです。

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食卓に少しだけ花を買いました。

今日は一等最初に目についたコーラルさん(ラナンキュラス)を中心に、ころんとした

似たような花たちを。バラはいい香りのするトロワラス。

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花束とともに素敵なマリアージュのイベントのフライヤーをもらいました。

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モデルになった女の子は、去年、実際にコトリさんが結婚式のブーケとブートニア、

会場の装花を担当したときの若い花嫁さんだそうです。

そして花についてはワイル博士も繰り返し本の中で花を買うことを薦めていて、いわく

『神秘家や霊性/精神性の先達たちは、霊的エネルギーを高めること、精神の波動の

周波数を高めることは可能だと教えている。そのための方法のひとつは、自己を霊的

/精神的エネルギーが高い人や場所やもののそばに置くことである。世界中で、何百

万人という人が聖地 ── 山・森・神殿・寺院など ── に巡礼し、そこで高揚感を

味わい、元気をとりもどし、蘇生している。その巡礼の群れに加わってもいいし、そこ

へ行けば気分がよくなり、思考がより高い目的に向けられ、自我から解放されるよう

な、自分だけの場所をみつけてもいい。<中略> どんなかたちであれ、美には霊性/

精神性を高める効果があるからだ。いちばん簡単な方法は生活の場に花を活ける

ことだ。人は花という自然の美に接すると精神の賦活を感じるものだ』。

賦活とは、活力を与えること、活発化させること。

素晴らしいよね。

それでますますワイル博士が好きになった私です。

世の中には、すぐに萎れてしまう花を贈られるより、あとあとまで残る物のほうがいい

と思う人が多いような気がするけれど、花は萎れても、いつまでも記憶に残る。

それほど数多くはないにしても私の場合はまさにそれで、花を贈られた記憶は特別。

そしてそんな記憶に残る素敵な花を束ねられる数少ないフローリストの1人が、コトリ

さんだと思うのです。

彼女と出会って、ますます花のある暮らしを楽しんでいるこのごろ。

私も死ぬまでにあと何回、そんなしあわせな花束を抱えられるかなあ ・・・・・・

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