« 本日のランチはビーフシチュー | トップページ | 黄昏にもし間にあったら »

2011年11月17日 (木)

江間廣 作陶展

11ema_hiroshi_2

陶芸家の江間廣さんから、気持ちのいいいポストカードが届いた。

作陶展のご案内。

もう長いこと個展にも行ってないのに、まだ自分のアドレスがリストから削除されてな

かったんだなあ、と思う。

江間さんの器を初めて見たのは、まだ『ギャラリーせい』が古民家だった頃のこと。

手にとった小鉢のあまりのかわいさに、手放せなくなって2つ買った。

すだちを2つに割ってのせたらちょうどいいくらいの、小さな小さな器。

備前作家の手間からいったら高いものじゃなかった。

そのとき江間さんはギャラリーにはいらっしゃらなかったけれど、私がギャラリーを出

たのと入れ替わりに戻ったらしく、小雨の降るなか私の後から追いかけてきて、お礼

を言いながら名刺を渡してくださったのをおぼえてる。なんて素朴で実直そうなひとだ

ろう、というのがその印象だった。

私が思う江間さんの器の好きなところは、とにかくその焼きいろがあったかくて、おい

しそうなところ。焼き菓子を作る人だったらきっとわかってくれると思うけど、ほんとに

焼き菓子みたいにうまそうな色なんです。それはこのポストカードの写真でもわかって

もらえるかもしれないけれど、左の白いのなんて、まるでホットミルクにシナモンを振り

かけたみたいじゃないですか? 

そして使う土にもよるけれど、そのフォルムはやわらかく、肌はとてもなめらか。

手にとって見たら驚くほど、とても繊細で丁寧な手作業をされる方です。

私がいつかお対で欲しいと思って見ていたのは、満月のような鮮やかで深い焼きいろ

がついた、まるっこちいかたちの湯のみ。いまでも作ってらっしゃるかなあ ・・・・・・

久しぶりに行ってみようかと裏を見たら、今回の個展は黒田陶苑ではなくて横浜そご

うでした。このためだけに行くのは私はちょっと遠いのだけれど、お近くで興味のある

方はぜひ行ってみてください。いわゆる大家といわれる伝統作家が作った鑑賞するた

めの備前じゃなくて、日常になじむ、あたたかい器としての備前。

手にとって眺めてるだけでもしあわせな気持ちになります。

11ema_hiroshi_01_2

 * クリックすると拡大します ↑

|

« 本日のランチはビーフシチュー | トップページ | 黄昏にもし間にあったら »

好きな器いろいろ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 本日のランチはビーフシチュー | トップページ | 黄昏にもし間にあったら »