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2011年7月 1日 (金)

家族って努力かも

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生きている間

家族といる時間や

過ごす日々は

私の中では

想像以上に大きいものになっていると思う


大切に思うからこそ

家族だって

違った者同士の集まりである事実はそこにいる


小さなことでも

毎日の中にはすれ違いだったりすることがあって

心の痛むことも起きたりもする

起きたことが悪いんじゃなくて

放っておくと

最終的に

もっと心が痛んだり

苦しい気持ちになることがあって


小さいころから

母はいつも家族で話し合うのが好きだった

なにを思っていて

どうしたいのか

どうするべきなのか


よけいに面倒なときもたくさんあった

黙って下だけ向いていれば楽なんだろうな

って感じることもあったけれど


人として合わないから

もう家を出るしかないのかな

と思ったり


でも家族の問題っていうのは

そっち側にあるのではなくて

こっち側にあるのではなくて

実は中間で

ぷらーっとしているような気がするんだ


感じることや大切にしたいものや

時間、生活のリズム

理想とする生活

それが違う者同士が集まっているわけだから

噛み合わないことが

自然なことなのかもしれない


噛み合わないのに

強い強がりを感じたり大切に感じたりする

そうゆう、わりとやっかいな関係だったりするから

家族って努力だよね


寒いね

今日は

雨も降ってる


(扶桑社刊 / 東野 翠れん『Lumiere ルミエール』から『家族って努力かも』)

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7月のスタート日にして新月、しかも今年で1回しかない新暦と旧暦が同じ日、という

スーパー・パワフル・デー。

今日は朝早く起きてリズムよく1日を始めたのに、途中でそれを中断する人がいて

すっかりまずいてしまった。それでもなんとか定刻までに仕事をすませて、予定

夕方コトリさんに行くと、先日「これから夏の間はますます緑・緑になると思う」と言って

いたとおり、お店の中はグリーンだらけ。

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初めて見る涼しげなグースベリーの実に思わず声をあげた。

それから何やらおかしな鳥の頭みたいなベルガモットの花。

ベルガモットの香りは大好きだけれど、生のベルガモットなんて初めて見た。

ここはそんな初めての花たちや植物に出合える場所。

これは緑のサンキライ。

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コトリさんに来るとたいていいつも長居してしまうので今日は花を買ったらさっさと帰ろ

うと思っていたのに、「まあ、座って」と椅子をすすめられて座る。彼女とは知り合って

それほど時間が経っていないせいかなんなのか、話が尽きない。音楽の話とかアート

の話とかいろいろ ・・・・・・ そうしているうちにも、お客さんが入ってくる。店の中に素

敵な花かごが2つできてるなと思ったら、それは明日の結婚式でブライドメイドの女の

子が新郎新婦に贈る花かごでした。

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そして、彼女が接客している間にふと手にした赤い表紙の本の中にあったのがトップ

の詩。読んでちょっとびっくりした。まさしく今朝うちで起きたことそのものだったから。

こんなことを私は今朝、家族と話したのだった。

それでお客さんが帰ったあと、コトリさんに「これいいね!」と言った。

若い子が書いた詩みたいなものをいいと思うことはあまりないけど、これはいいね。

15歳なのにすごく練れた子だね。そう言うと彼女は「東野翠れんちゃんね」と言った。

15歳から写真を撮っていてモデルもやっている女の子らしい。骨董商の日本人の父

とイスラエル人の母の間に生まれたハーフで、最後のページにあるセルフポートレイ

トを見るとちょうど昔のシャルロット・ゲンスブールみたいだ。『ルミエール』はそんな翠

れんちゃんが6年間撮りためた写真に書き下ろしの文章をつけたもの。本を開くと頁

にはコトリさんがいつも店で使っているローズウッドの香りがすっかり染みついている。

私がいいねと言ったらコトリさんはあっさりこの本と東野翠れんが8ミリで撮ったという

CD&DVD『ローペン』を借してくれた。

さて、今日も花を飾ろう! 新月だ。

今日も最後に残っていた小さなブーケとグースベリーを1本買って帰る。

自転車で府中街道沿いを走っているとき、西の空にレンブラント光線が見えた。

今日は俄か雨が2回、この町を濡らしていった。

家に帰ってコトリさんに借してもらった mama milk を聴きながら夕飯を作る。

いままで借りた3枚の中では私はこの『パレード』が1番好きかも。

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