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2011年6月11日 (土)

震災から3ヶ月

Aera613

梅雨のまっただなかの雨の土曜日。

震災から早くも3ヶ月。

余震こそ滅多に起きなくなったものの、それでもたまに少し大きめ揺れがくると一瞬

あたふたするし、放射能に対する東京人の疑念は、薄まるどころか潜在的な心の負

荷としてフィックスしてしまったような気がする。この時期、自宅の家庭菜園でとれたも

のを食べているなどと聞くと「だいじょうぶなの」と思うし、毎日スーパーで食材を買い

ながら、いったいこの食材がどこまで安心なのかと考えてしまう。BSEのときですらこ

んなことはなかった。いまだかつて、ここまで国が信頼を欠いたことはなかったのでは

ないかと思う。

震災当日、私に誰よりも早く安否確認の連絡をくださった取引会社の専務から、昨日

添付ファイル付きのメールが届いた。

彼らが長年研究していて、私の会社の製品のひとつにもなっている『スピルリナ』のこ

とが、アエラの最新号に載っているというのだ。添付ファイルはアエラの表紙と、その

記事が載っているページのPDFファイル。

そのページの内容をちょっと説明すると、『放射性物質から体を守る食品』『1日2杯の

味噌汁が効く』という見出しで、長崎の原爆投下時、爆心地から1.4キロ圏内の病院

にいて被爆しながら原爆症にならなかった医師、秋月辰一郎さんと、その著書である

『体質と食物』のことが紹介されている。秋月さんに関する一連のことについては福島

原発事故以来、ネットではすでにあちこちで紹介されているからご存知の方も多いだ

ろうが、秋月さんを含め、秋月さんと一緒に患者の救助や治療に当たった従業員に

いわゆる原爆症が出なかった原因のひとつは、『わかめの味噌汁』であったという。

以下、記事から一部引用すると、『原爆投下後、秋月さんは玄米飯に塩を加え、味噌

汁を毎日従業員に食べさせた。<中略>被爆後は砂糖は絶対に許さず、近くでとれた

南瓜や茄子の味噌漬けを食べさせた。結果、秋月さんをはじめ患者や職員は原爆症

を発症していない』。発酵食品が良いことは昔から言われているし、私が思うには強

力なデトックスフードである玄米や、からだを浄化してくれる塩も良かったのではない

かと思うけれど、その後の研究によって味噌には確かに放射性物質に対して効果が

あるということが確認されたらしい。特に熟成期間の長い味噌の中に含まれる『メラノ

イジン』という物質が、放射線防護効果がある成分のひとつではないかということだ。

そして、ここからが本題になるけれど、記事は『抗酸化作用のある食品を』という見出

しで、『チェルノブイリ事故ではもうひとつ注目を浴びた食品がある』と続けてスピルリ

ナのことを書いている。

ここでスピルリナについてちょっと説明すると、スピルリナというのはいわゆる藻の一

種で、約35億年前の地球がまだ灼熱地獄だった時代から、高温、高アルカリ、高塩

分濃度の過酷な環境下で生き延びてきた原子植物。過酷な条件下で育つその驚異

の生命力には他の生物にはない特性があり、同じ藻の仲間であるクロレラが植物の

栄養素だけしかないのにくらべてスピルリナは動植物両方の栄養素を持っている。

たんぱく質が非常に豊富で、16種類のビタミン、15種類のミネラル、8種のアミノ酸

必須脂肪酸など40種類の栄養素のほか、食物繊維、植物性色素、多糖類などを総

合的に摂取できる、バランスに優れたパーフェクトフードと呼ばれている。

そしてチェルのブイリ事故のときこのスピルリナは使われて一定の効果を示したとい

うのだ。以下、記事を一部引用。

『ベラルーシの放射線医学研究所がこのスピルリナを被害の大きかった地区の子ども

100人に1日5グラム、20日間飲ませたところ、尿中の放射能レベルが50%低下。

その結果を受けて国も1991年に3歳から7歳の子ども49人に45日間スピルリナを

摂取させたところ、8割の子どもで尿中の放射能レベルが減少した。体内のセシウム

やストロンチウムを吸着し、排出する働きがあると考えられている。』

そして実は、私はこの記事の元となったのではないかと思われるもっと詳細な内容が

載った文献の和訳を前述の専務から震災2週間後にはもらっていたのだった。

それは震災後、専務が出張で東京に来た際に、思った以上に東京にも放射能による

見えない被害が広がって深刻化している、と感じたことがきっかけだった。そして、自

分の会社が提供したわけではないけれど、たしかチェルノブイリでスピルリナが使わ

れたことがあったとの記憶があって会社で調べてみたところ、添付の資料があったと

いうことで送ってくれたのだった。私はそれを読むなり「すごい」と思ってこのブログで

の公表も一瞬、考えたけれど、まだ世の中は震災ショックでぐちゃぐちゃな状況だった

し、専務もこの機に乗じて商売する気なのか、とか、売名行為と思われるのは真意に

反することなので、あくまで身近で本当に困っている方にお知らせください、とのことだ

った。それで私もごくごく身近な友人や、その情報を使ってたくさんの人を助けられる

立場にある人にお知らせするにとどめたけれど、いまのところ大した反響はもらって

いない。サプリメント、健康食品というものに対しての理解度や需要度が日本ではま

だまだなのだと思うし、その一方で安かろう悪かろうの原材料も製造工程も定かじゃ

ない名ばかりの効かないサプリメントが蔓延しているからしかたがないのかもしれな

いが。

どもあれ、こうやって活字媒体に取り上げられるにいたって、私もやっとここに書くこと

ができた。いま多くの地域で、小さいお子さんを抱えて日々食材に困っているおかあさ

んはとても多いと思う。そして何かひとつでも確かなものがあれば、何もないよりはま

だマシなのではないか。そう思うので、私はこのスピルリナがその助けのひとつにな

ればいいなと思っている。そして、仕事の中でこれをどうにか活かす方法はないかと

考えているところだ。

ちなみに私がいただいた資料によると、『ロシアの特許局は1994年にスピルリナを

放射線疾患由来のアレルギー反応を低減する医学的食品として認めています』と書

いてある。そして、スピルリナについてはうちの潰瘍性大腸炎の息子も試験的にずっ

と摂っているけれど、いっとき劇的に減っていた体重は元に戻り、紙のように白かった

顔が今では健康的な顔色になって、徐々に経過は良好になっているようだ。

もし、お問い合わせなどありましたら右下の『メール送信』から。

冷やかし等でない限り、誠実にお返事します。

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