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2011年5月 9日 (月)

100,000年後の安全?!

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今朝インターネットを開くなり目に飛び込んできたのは、『核処分場 モンゴルに計画

・・・ 日米 昨秋から交渉』というトピックだった。

私はモンゴルとは直接関係ないけれど、モンゴルと言えばブロガー友達のハンタさん

が長年留学生のホームステイを受け入れていて、彼女からその国民性や自然にあふ

れた土地のことなど聞いていたから「冗談じゃないぞ」と思ってその記事を開いたの

だった。読んだ人も多いと思うけれど、本当に冗談じゃないです。

で、そのあと『風知草:暴走しているのは誰か』という記事を読んでこの映画のこと

を知った。この記事の全文はちゃんと読んでいただくとして、一部を下に抜粋させて

もらおうと思う。


いま各地でフィンランドの放射性廃棄物・最終埋蔵処分施設「オンカロ」に

ュメンタリー映画「100,000年後の安全」(09年原題「into eternity」)

やってる。宣伝なしの緊急公開だが、配給元の予想を上回る反響で、連日

満員の盛況という。

オンカロは世界で唯一、現実に建設が進む使用済み核燃料の最終処分施設で

ある。エネルギーをロシアに頼るフィンランドにとって原発は安全保障上の選択

であり、廃棄物永久埋蔵の国民合意に達した。

だが、高レベルの放射性廃棄物が無害になるまでには10万年の歳月を要す

という。かつて、それほどの時間に耐えた建造物はなかった。戦争、内乱は

もとより地殻変動や洪水が起きないと誰が言えるか。

第一、数百年先の文明、言語さえ想像を超えている。埋蔵物の危険を子孫にど

う伝えるか。やはり、無理な計画ではないのか。カメラは執拗(しつよう)にこの

主題を掘り下げてゆく。

日本は使用済み燃料の再利用循環(核燃料サイクル)と、その過程で出る廃

物の最終処理をめざしているが、道筋はついていない。不確定という点でフ

ィンランドよりはるかに無責任な状況なのに、大量の使用済み燃料を吐き出し

ている。それでいいのだろうか。


10万年、10万年、10万年 ・・・・・・ 考えただけでもクラクラする。

ちなみに10万年前の人類と言ったらネアンデルタール人の時代。10万年なんて想

像できるわけもない。まして何年も前から巨大地震の警鐘を鳴らしている人がいたに

もかかわらず今回の地震を想定外と言い切ってしまう日本には、10万年後のことな

んて想定できるはずがない。そして現在、世界には25万トンの放射能廃棄物がある

というのだ。25万トン!!

上記にリンクした記事の中で山田孝夫氏は『一方、多くの国民は、無言のうちに別の

教訓を学んだ。原発から生まれる放射性廃棄物の害毒と制御の難しさである。それ

は、かねて反原発派の常識ではあったが、いまや国民世論に広く深く浸透した』と書

いているけれど、私が今回の原発事故でもっとも驚いたのは、原発にかかる莫大な

コストのなかでも、すでに使用済みになった核燃料の処理にかかる想像を超えるほど

莫大なコストだ。もうすでにエネルギーを供給しなくなったものにそれだけのコストをか

けて、しかもそれが本当に安全になるのが10万年後だなんて、生み出されるものと

失うものの差し引きをどうしてみたところで合わないと思うのに、いったいそれをいつ

まで続けるんですか? って話。想像を絶する環境破壊や生物被害のリスクを抱えな

がらそれだけのコストをかけて原発を使い続けるくらいなら、そのコストを安定的な自

然エネルギーの研究・開発・普及にかけられないものかと思う。

3.11以来ずっとそうだけれど、何かを調べていると次から次へと今まで知らなかった

ものすごい現実が芋づる式に出てきてハマってしまうので、今朝もそれから次々に関

連情報を読んでいて朝の2時間がぶっ飛んでしまった。もう目は充血するし頭は一気

にぐるぐる高速回転しだすし ・・・・・・。

毎日のようにブログをアップデートしているからきっと人からはわからないと思うけれど

ある時期から自分のなかの書きたいことが言葉にならなくなってきている。そのもどか

しさというか違和感 ・・・・・・ 。たとえば息子とは相変わらず原発についてディスカッシ

ョンしているけれどそんなことは書けない。それは誰かに対して遠慮しているからかも

知れないし我々の会話の内容が文章化するには少々乱暴だからかもしれないし、ま

だそれが自分の中でしっかりフィックスしてないからなのかもしれないけれど・・・・・・

ふつうに節電・省エネ生活をしながら健康的に生活し、働いて、わずかながら寄付を

する。その程度が今の自分にできることで、そのことにコンシャスでありさえすれば今

すぐじゃなくても自分に合った何かできることが見つかるだろうと思っている。でも、そ

う思いながらも無意識に、他に自分に何ができるだろうと考えたりしている自分がいて

昨日も料理をしながらうっかり包丁で指をちょん切りそうになってしまった。

・・・・・・ 何があっても心ここに在らずはイカンです。

さて、この映画、『100,000年後の安全』は、現在全国各地の映画館で上映中、ま

た今後、上映予定のようです。映画館によって多少違うけれど、鑑賞料金から一部を

東日本大震災の義援金として寄付するそうです。

何かを考えるのも決めるのも、正確な情報を多面的に知ることが大事、と思うので、

非常に混雑が予想されて観られるかどうかはわからないけど、まずは映画館に行っ

てみようと思います。以下、公式サイトをリンク ↓  check it out!

              100,000万年後の安全 公式サイト

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