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2011年2月11日 (金)

Watching the Snow

11snowman

Elation for preciptation of the frozen kind

Being to grow when we are both below

A quilt watching the snow

The crystals fly the wood is dry

And you are wearing only fireglow

Like a Vermeer tableau

Inside watching the snow


To see the meadow sleep beneath

Its comforter of irridescent white

Is sure is quite a sight

The maples and the evergreens

Surprised their outer branches seem snow-lost

As in poem by Frost


One of my favourite pastimes

And how well you know

Is through the picture window

When we watching the snow


The gate is locked the dog's been walked

Thelonius is on the stereo

A crepuscule we know

Inside watching the snow

As evening falls the teapot calls

Here's hoping several inches more will blow

Since we're contented so

Inside watching the snow


( Music & Lyrics By Michael Franks )

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昔々、街は夢にあふれていた。

まだバブルなんていうものが始まる前の、もっと上品で洗練された時代。

とにかく街は輝いてたし、どこもかしこもキラキラの音楽で満ちていて、三度の飯より

ファッションや音楽が好き、なんていう面白い輩がたくさんいて、見ているだけでも飽

きなかった。今と同じでお金はなかったけれど、今と違って若さとありあまる(と当時は

思っていた)時間はあったし、特別何かできるってわけじゃなかったけれど、いつかは

何かになれるような気がしていた。高校生の頃からアメリカ文学にかぶれていたことも

あって、それこそマイケル・フランクスの歌みたいな未来が来るような気がしていた。

年がら年じゅうクルマの改造ばかりやって遊んでいた私の男友達は、35までにフェラ

ーリを買って、世界を股に掛ける会計士になるんだ、なんてよく言ってたっけな。

その男友達の、私と同じ歳の妹が去年ガンで亡くなって、いつも楽天家で明るい彼が

「俺の人生、こんなはずじゃなかった」と頭を抱えたときは、だから心底キツかった。

全ては移ろってゆくのだけれど、そんななか変わらない歌を歌い続けて、歌を地でゆ

く人生をやっているのはやっぱりマイケル・フランクス、この人じゃないだろうか。

いっとき脱ワンパターンだかイメチェンだか知らないけれど、妙にギラギラしちゃった

ときがあって、買ったCDを数回聴いただけで早々に手放す、ということを何度かやっ

てから、マイケル・フランクスはもういいやとCDは買わなくなっていたのだけれど、数

年前にラジオから『マイ・プレゼント』が流れてきたとき、その変わらぬメロディ・メーカ

ーぶりにマイケル・フランクス健在を感じて嬉しかった。でも、そのマイケル・フランクス

だって写真を見たら今日の雪みたいにもう髪も髭も真っ白だ。

「最近のミュージシャンはメロディーも詞も書けなくなったのか?」が最近もっぱら息子

との会話だけれど、やっぱり音楽はロマンチックなところがないとね。ヒップホップが悪

いとは言わないけれど、ああいう音楽ばかりじゃ私は心揺さぶられない。

今日、ラジオを聞いてたら今年のグラミーの新人部門に私の好きなエスペランサ・ス

ポルディングがノミネートされてるって言ってたけれど、彼女がいくらオバマさんのお気

に入りでも、審査員はまだまだマイナーのこの若き天才ちゃんに賞をくれることはない

んだろうなあ・・・(くれたらそれこそ快挙だけれど!)


本日、雪。

さっき娘と買い物に行ったら、ぼたん雪がゴンゴン降っていた。

灰色の空を見上げると、細かい雪や大きな雪片が不規則に舞い落ちてきて、それは

まるでダンスをしているみたいだった。

しだいに暮れてゆく部屋の中で、セロニアス・モンクのピアノを聴きながら、大きな窓

から外の雪を眺める・・・ なんて雪の日の過ごし方ができたら素敵だけれど、キッチン

を湯気でもうもうにしながら濃い珈琲をいれて、暖かい部屋で誕生日に息子がたくさん

買ってきてくれたハーゲンダッツを食べる、なんてのも悪くないね。

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Today's humming♪」カテゴリの記事

コメント

こんにちわ♪
マイケル・フランクスは知らないな~でもセロニアス・モンクは知っているとホッとしながら拝見しました。
昨日はコメントどうもありがとうございます。
相変わらずお元気そうですね。
私も元気にしております。
でも今年の寒さにはいささかまいりました。
早く暖かくなって思う存分小鳥ちゃんを追いかけたいです。
またお邪魔させて頂きますね。

投稿: うー | 2011年2月14日 (月) 16:21

うーさん、
今年はみんな寒いって言ってますね。
でも実際のところはどうなんだろう?
みんな地球温暖化で暖冬に慣れてしまっただけなのでは?
とも思います。
だって子どもの頃の冬ってもっと雪が降ったし、もっともっと寒かった!
木造の小学校の教室に置かれたストーブのあったかさ、雪に埋もれた校庭の裏にあったコークス置き場にコークスを取りに行く面倒臭さを懐かしく思い出します。

投稿: soukichi | 2011年2月17日 (木) 00:18

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