« もみじ市に行こう♪~おからクッキーを焼いた。 | トップページ | 想像 »

2010年9月10日 (金)

夏の終わりのラバー・ソウル/1973年のピンボール

Rubber_soul_2 Murakami_haruki_2  

ついに爽やかな秋の朝!

この光。この空気感。季節感。

そう、この感じはあれだ!

で、やっぱり今年も聴いてしまいました。ビートルズの『ラバー・ソウル』。

村上春樹の『1973年のピンボール』の世界観とあいまって、この時期どうしても必然

的に、かつ自然に聴きたくなってしまう音楽。


人はやわらかい記憶のなかに戻りたがる。

まるで柔らかな毛並みのクマに抱かれるみたいに。


村上春樹の小説のすごいところは、最初その独特の文体のリズムに乗って小説世界

に落ちてしまうまでには時間がかかるけど、いざ落ちてしまえばどっぷりその世界観

にハマってしまえるところなのだ。そして、ひとたび自身の体験のごとくインプットされ

てしまった記憶は、映像と音楽をともなって読者間で共有できるとこ。(たぶん)。

さっき書いた『あの感じ』っていうのは、たぶんこの小説とラバー・ソウルを強く連動さ

せて記憶にとどめている人ならきっとわかってくれると思う。

で、これについては2007年の今時期にも書いたのでもうここでは書かない。

そしてビートルズのすごいところは、かけるとつい一緒に歌っちゃうとこですね。

歌詞を覚えてるところは歌を、覚えてないところはバック・コーラスを。

今日もキッチンでお皿を洗いながら、Woo、ランララ♪ と歌ってしまいました。

そして、ミッシェルのところでかならず思い出してしまうのは、一晩中この歌を歌いな

がら私がオーダーした複葉機のプラモデルを作ったというSのこと。

記憶っていうのはしょうがない。

ここだけ切り取って捨てる、なんてことはできないから。

有機的に繋がってるものだから。


開け放った窓から入ってくる風が気持ちいい。

私は今から双子と配電盤のお葬式にでも行きたい気分です。

とりあえず、熱い珈琲でもいれよう。

10florence_delattle_05

写真はいきなり秋色のフローレンス・ディラットレ。

|

« もみじ市に行こう♪~おからクッキーを焼いた。 | トップページ | 想像 »

no music,no life!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« もみじ市に行こう♪~おからクッキーを焼いた。 | トップページ | 想像 »