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2010年7月 4日 (日)

笹の葉と梅の本漬け

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午後2時過ぎ、遅い昼の買い物に出ると、暑いさなかに1人で生け垣の刈り取りをし

ている自治会のおじいさんを見つけて声をかける。おじいさんは「大正生まれだから

すぐに疲れちゃう」と言いながら、よく働く。帰りになったらさらにカッと照りつける下で

まだやっているから、近くにあった自販機で冷たいお茶を買って差し入れたら、おじい

さん最初は「とんでもない。悪いからもらえない」と言って断るものの、「全然悪くなん

かないよ。どうぞ」と言って手渡すと、嬉しそうな顔をして「ありがとう。助かります」と言

って受け取った。そして、おもむろに「笹、もらってくかい?」と聞くので、「うん。もらう」

と子どもみたいに答えて、おじいさんの言うように裏にまわると、そこは笹だらけ。

「これ、自然に自生したんですか?」と聞くと、「いや。若い頃に自分たちで植えたの」

と言う。はー、そんな頃からここに住んでいる人なんだ。

おじいさんが、これでいいかい? と言って切ってくれた笹は、外で見ていたときは手

頃な小ぶりの笹に見えたけれど、とんでもない、家に持って帰ったら2メートル以上も

あるでっかい笹でした。たかがペットボトル1本のお茶に「冷たいお茶もらって嬉しい、

ありがとう」と繰り返すおじいさんを見ながら、大人でも子どもでも素直に嬉しいって言

える人っていいよなあーと思いながら、「私も笹もらって嬉しい」と言って帰る。

・・・ というわけで、今年はもう面倒だからやめようと思っていた七夕飾りを今年もや

ることになってしまいました。WISH TREE。今年は短冊に何書きましょう。

そして、夕方。

今年は去年のように出遅れないように梅の本漬けを始める。

アルコール消毒した手で瓶から梅を取り出すと、梅はとろけそうにふわふわの感触。

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白梅酢をちょっと舐めてみると、今年はそんなにしょっぱくない!

さすが、ヒマラヤ岩塩。今年はなかなかいい感じです(^-^)

白梅酢にすでに揉んであるシソを入れてほぐし、瓶に梅とシソを入れてゆく。

最後に赤くなった梅酢を上からかけて、軽めの重しをして終了。

これで約ひと月置いて、セオリー通りでは梅雨明け後のお天気の良さそうな土用の日

から3日続けて天日干ししたらできあがり!

去年はなかなか3日続けて晴れる日がなくて苦労したのだけれど、今年の天気はどう

でしょう? はたして。

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そして私は今年も途中経過の梅を見ながら、無農薬で育てられた完熟南高梅に紫蘇

に、ヒマラヤ岩塩で漬けた梅干しなんて、なんて贅沢なんだろう! と思うわけですが

そう思って嬉々として働く私をよそに家族にはまったく歓迎されてない梅干し作りでも

あり。こんなとき、母だったらきっと面白がって喜んでくれただろうなあーと思うと、なん

だか残念です。私も子どもの頃からいたって長生きなんかしたくないほうだけれど、長

生きしてのいいことって、子どもが大人になって親を理解することに他ならないんだろ

うなあと、今になって思う。

私の父も妹も、私の作った梅干しには興味がないみたいだから、できあがったら梅干

しおにぎりでも作って1人で母の墓参りに行きますか。

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