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2010年4月 3日 (土)

KIYORA・SAKURA

2010sakura_2

お陽さまが出てきただけで世界の見え方は一変する。

激しい強風にも冷たい雨の仕打ちにも耐えぬいた桜は、何ひとつ恨みに思うことなく、

ひとたび明るい陽が射せば、まるで何事もなかったように晴れ晴れとしてどこまでも清

らかで優しいオーラ。それこそが日本人の心じゃなかったろうか。

まだ昨日の風が少し残るなか桜の樹の下にいると、花々の優しさがさざ波のように押

しよせてくる。

2010sakura_01

昨日たまたまTVを見ていたら言っていたのだけれど、咲いたばかりの桜は強風で煽

られてもなかなか散らないのだそうだ。何故かというと受粉が済むまでは桜も簡単に

散るわけにはいかないので、文字通り『踏ん張って』耐えているらしい。

恐るべし、DNAに刻まれた種族保存の本能。

あんな可憐な花にそんな秘めた力が備わっていたとは。

今の人間よりよっぽど健全でまっとう、と思う。

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