鏡開き
今日は予定より寝坊してしまって、遅い朝食のあと小豆を煮はじめました。
毎年恒例の鏡開き。
といっても立派な鏡餅があるわけじゃなくて、小さな、ほんのおしるし程度のミニ鏡餅
です。それでも去年はそれを小さく切って焼いたのだけれど、今年はビニールパック
を開けたら丸餅がふたつ入っていて、はりゃ。と思いました。
年々、お手軽で楽チンになってゆく日本の行事。
たしかに便利だけど、そんなんでいいのか? とも思います。
いっそ来年あたり、今までやらなかったお節でも作ってみるか、なんて思ったりして。
何をするにもイメージ先行の私。すぐに頭には絵が浮かぶのです。
自分で煮た小豆はおいしい。
私は写真の、ぜんざいとお汁粉の中間くらいのが1番好きです。
そして甘味にお漬物は欠かせない。(これは買ってきたのだけれど。)
生前、母は毎年冬になると大量の白菜を漬けていたけれど、あれはおいしかったなあ
と思う。まだ浅漬けのうちのをザクザクっと切って、七味をぱらぱらっと振って小どんぶ
りに盛られた白菜。ほのかに柚子の香りがして。
自分で煮た小豆を食べながら、かえらぬ冬の味覚をたどっている午後です。
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