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2010年1月 4日 (月)

森ガールあらわる

 

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田島さんちの貴男ちゃんが自身のブログで『森ガール』について書いていておかしい。

森ガールを知らないという貴男ちゃんに小暮という人が「蒼井優ちゃんみたいな人を

もりガールっていうんじゃん!今なりのオリーブ少女っていうの?」と説明していて笑

える。

何を隠そう、私もかつてはオリーブ少女でした(^-^)

というか、26で結婚して27で子供を産んで母になってもオリーブ(マガジンハウス刊

のファッション誌)買うのがやめられなかった。それどころか30過ぎて2児の母になっ

てもやめられず、おまけに類は友で、同じように母になった友人と駅前の本屋で互い

にオリーブ抱えてるとこに出くわしたのにはさすがにぎょっとした。

いくつになってもトレンドチェックがやめられない。いつまでもカジュアルルックがやめ

られない。ずっとそんな風できたのだけれど、いまは洋服どころじゃないという自分の

事情のほかに、ここ数年メディアというメディアがすっかりつまらなくなって、かつては

あれほど買っていたファッション雑誌も今ではたまに本屋でパラパラっとやるだけ。

娘に『装苑』を買ってあげるくらいで自分ではすっかり買わなくなったし、服も滅多に

買わないどころか、わざわざ街へ服を見に行くことさえなくなって、買うとしてもたまに

ネットで買うくらい。それもプロパーよりもセールで買うことのほうが多い。

すっかり第一線からは外れた感のある今日この頃だけど、たまに疲れて、ただボー

っとTVの画面を見ていたいときなどに2チャンネルでやっているファッション・ショーを

見る。いきなり始まって約1時間、延々と無機質に流れるバックグラウンドミュージック

に乗ってランウェイを無機質に歩く美しいモデルたちとその服を見ていると、だんだん

うっとりしてきて、やっぱり自分はつくづく服が好きだなぁ、と思う。

今季は(と言っても去年の時点でだけれど)とても良くて、着たいと思う服がいっぱい

あった。今はどこか分別がついたような顔をして、見た目のお洒落より中身でしょう、

みたいなふりをしているけれど、私にそれなりの経済力があったら、やっぱりファッシ

ョンにはそれだけの投資をしてしまうのかも。

娘時代は自宅の子をいいことに、収入のかなりの部分を洋服につぎこんでいた私。

その時代ごとにファッションの変遷はいろいろあったものの、好きなのは、ボディ・コン

シャス、キャリア・ファッション、セクシー系、最近じゃエロかわいいなんていう最低最

悪のトレンドからギャル・ファッションなんてのには無縁の対極に位置し、どこかアン

ドロジナスで、大人の女と永遠の少女のあわいに茫洋とつかみどころなく存在して、

シンプルにしてどこかしらに手仕事のテクスチャーを持った繊細な服。

つまり今風に言うと森ガールってことになるのかしら。

母の私がそういう風だから娘も推して知るべしで、私が森ガールなる言葉を知ったの

は去年の春のことだ。息子が妹の着ているものを称して『森から出てきたような服』と

言ったことが発端で、そのころ私たちは誰も森ガールなんて言葉は知らなかった。

息子としては妹をほめたわけじゃ全然なくて、どこか朴訥としてあかぬけない、まるで

絵本の中から出てきたみたいなダサイ服、ということだったらしいのだけれど、その後

たまたまネットを見ていて森ガールという言葉が出てきたときには、思わず息子に言

ってしまった。そうやって考えるとこの言葉って、もしかしたら女の子側ではなくて男の

子側から出てきた言葉なのかもしれない。貴男ちゃんはブログの中で(森ガールって)

「森」の中の妖精のようなファッションの人を言うんだってね、と書いている。

そういえば、私が好きでときどき覗くショップサイトにはそんな服があふれている。

写真は最近、私が気に入っているナンバー11(n゚11)というブランドの服。

ウィンター・セールで比較的着こなしやすいカーキとブラックは売り切れていて、残っ

ていたのはこのライトベージュだけ。けれど、もし私が着るならこのデザインなら圧倒

的にこの色だ。髪が長くないのでこういう服を着ても女っぽくはならないし、身体にボ

リュームがないのでどうやったってセクシーにはならない。このデザインだと自分の身

体の欠点が露呈してしまうけれど、いっそ欠点も隠さずに露出してしまってしゃんとし

ていればきれいに着こなせるかも、などなどと妄想する。一見、ドレス風に見えるけれ

どコットン・レーヨンの天竺素材で、手洗いできるところからしてカジュアルだし・・・

と、何度かサイトを開いて眺めたものの、最近私が自分からいそいそ出かけていくの

はせいぜいライブハウス(よくてBlueNote)くらいだから、「あったら便利かも」よりは、

「あったら絶対に着る!」ほうを優先して、これはやめました。

ここまで読んできた(私を知らない)方は私がふだん森ガール風なのかと思ってしまう

かもしれないけれど、そんなことは全然なくて、いつもお世話になっている美容師さん

なんかもう長いこと通っているにもかかわらず、先日「初めてスカートはいてるとこ見

た!」なんて言うくらい、ふだんはボーイズライクな私です。

でも人生は短いし、花の時間はもっと短いし、いつも同じじゃつまらない、似合うなら

いくつになっても、何を着てもいいじゃない、なんて思うのです。

ちなみに昨日だったか、「街に出ると、あ、この人わかいときはきっとオリーブ少女だ

ったんだろうなあっていうようなオリーブおばさん、森オバサンに会うよ」と娘に言った

ら、「森オバサンって、それってただのクマなんじゃん!」と言われてしまった。

 げっ、クマ?!!!!

ま、いいけどね。クマ好きだから。

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コメント

 うえ~!もしかして私、森おばさん?熊???

投稿: angelseed | 2010年1月13日 (水) 14:37

angel さま、
おっ、あなたもかつてのオリーブ少女か。
そうよね、同じ年代の、お互いボディコンとは無縁のタイプだもんね
ま、いいじゃん。森のクマさん、てことで(イヒ)

投稿: soukichi | 2010年1月15日 (金) 00:10

な~~るほどねえ・・・・・

居ますねえ。
かってのオリーブ少女で、いまも森ガール。

私の友人のオクサン。
そいつの家に遊びに行ったとき、オクサン居ないと
私の機嫌が悪くなります(笑)

昔は、さんざオリーブ少女に引っ掻き回されました
ものです。

投稿: 四季歩 | 2010年1月19日 (火) 20:25

四季穂さま、
そうなの? へぇーーーー!
翻弄されちゃったんですか?
でも相手の女の子は引っ掻き回したつもりはきっと全然ないと思うなあ。
自分でも自分の感受性を持てあましてただけで、そのつかみどころのなさにやられちゃったんでしょうねえ。
ま、しあわせな若気のいたりってことで

投稿: soukichi | 2010年1月21日 (木) 00:25

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