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2010年1月23日 (土)

娘が接いだバラ

10la_france

昨日の夕方キッチンにいたら、学校から帰ってきた娘が「バラをもらった」と言って、い

つもの白いビニール袋を差し出した。バラなんてもらってくるのは初めてなので、めず

らしいと思ったら、草花の授業で自分が接いだバラなのだという。

「自分で接いだから、なんか弱々しいけど」と言うので、ベランダに持って行って出して

みたら、たしかにか細い苗!

「ほんとだ。ちょっと枯れかかってるね。だいじょうぶかな。これ品種は何?」

「ラ・フランスっていうバラで、ピンクのバラだよ」

「おお、ラ・フランス!ハイブリット・ティ第1号のバラで、有名な、歴史的なバラだよ!」

そう言えば、娘のほうがびっくりしているではないか。

娘になぜこのバラを選んだのか聞いたら、接ぎ木をする前に先生から簡単な品種の

説明があって、そのあと農園に行ってたくさんある中から実際に咲いているところを

見て決めたのだそうだ。ラ・フランスというバラ自体とても古いバラなのだけれど、学

校にあるラ・フランスもとても古くて、もともと弱々しい木だったのだとか。

「じゃあ、もう接ぎ木はできるのね?」と半ば期待しつつ聞くと、「う~ん・・・、もうずっと

前のことだからなあ。・・・ 忘れた!」だそうです。

この子はいつもこんな風だ。いったい学校で何を勉強してるんだか。

「これ、だいじょうぶかなあ。ほんとにちゃんとつくかな」と私がバラを見ながらまだ言っ

てたら、「先生は2年もしたら大きくなるって言ってたよ!だいじょぶなんじゃん。花も

咲いたみたいなあとがあるし」と言うので、「えっ、花咲いたとこ見てないの?!」と聞

けば、「だって、花が咲くときにちょうど草花の授業があるってわけじゃないし」なんて

言う。ふつう、自分で初めて接いだバラなら気になって、授業がなくたってちょくちょく

見に行ったりするものじゃないですか?

・・・ それだから、よく私に「お母さんがバラを育ててらっしゃるから、お嬢さんはそうい

う学校に行ったんですね」なんて言う人がいても、それは全然ちがうのです。

たしかに1年中、真夏の炎天下も真冬の雨の中も関係なく重労働の農作業をするの

は嫌いではできないかもしれないけれど、娘の学校は机の前で勉強するより外で身

体を動かしてるほうが好きな子、人と競争しながら切磋琢磨するより、のんびりマイ

ペースで自分の好きなことをやりたい子には向いている学校です。だから本当に何

か目的があって、専門的なことが学びたくてわざわざこの学校を選んで入ってきた子

以外は、学問として農業が身につくかどうかは疑問。ただ私もこの3年、大いに楽しま

せてもらいました。それだけで充分ですね。

娘が接いだこのバラは、明日枯れたところを軽く剪定して、見たところ土がイマイチな

なので、もっと団粒質の土で植え替えをしようと思います。

この春、無事に香りのよい花を咲かせてくれるように。

花が咲いたらまたここにアップしようと思います♪

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La vie en rose 」カテゴリの記事

コメント

そういう思い入れのある薔薇は、
きっとりっぱに咲いてくれますよ。
大事にしたい薔薇が、また増えたわけですね。

私が、娘二人を見ていて思うのは、
こいつら、何が楽しくて生きているんだろう、と(笑)
お互いに趣味が違うからなんだろうけど。
女の子だから、あまり踏み込んでいけないし。

まあ、最近上の娘が、声かけてくるようになりましたが。
映画とか、食事とか。
おごらせよう、ということなんです(笑)
それと、私が大切にしている本を勝手に持っていくのは、
やめて欲しい(泣)

投稿: 四季歩 | 2010年1月24日 (日) 11:25

お!ラ・フランスとはお目が高いですね(*^-^)
わたしは枯らしてしまったの・・。
ぜひ、お花が咲いたらアップしてくださいね
今までもお嬢さんの学校の記事を読んでて、いい学校だなーって思っていました。この時期にいっぱい自然に触れたり、植物から学べたりっていいですよね。
わたしが大人になってやっと興味がでて、そのことが楽しいと思えるので、うらやましーです。若い子に戻りたい~(笑)ってそれは違うか。

投稿: カフェオレ | 2010年1月24日 (日) 14:35

四季穂さま、
お返事が遅くなりました。

はい。
植え替えしたら、それだけで元気に見えます。
きっと立派に咲いてくれることでしょう(^-^)

ゴチしてもらうことが目的であれ、お嬢さんのほうから声かけてくれるなんていいじゃないですか。
いずれは嫁にいってしまう娘です。
ひとつ屋根の下にいる間はせいぜい仲良くしてくださいませheart

大事にしてる本かあ・・・
四季穂さんは無類の本好きですもんね。
私も前はそういうところあったけど、いまは逆になんでも勝手に持ってって読みなさい、と言ってるかなあ。
物に対する執着心が前よりなくなったので。
ただ、やっぱり「汚さないでね」とは言ってますね(^-^)

投稿: soukichi | 2010年2月 1日 (月) 01:06

カフェオレさま、
それ、みんなに言われるの!
芸大なんか行かないで、自分もそういう学校に行けばよかったなあとか。
たしかに大人になってから自分の向き不向きとか、ほんとにやりたかったことに気づくってのはあるかもしれない。
でも結局は自分の選んだのでよかったんじゃないかしらね?
私も自分の間違いだらけの選択を、今ならよしとできる気がします。

ラ・フランス。
たしかに気難しい、かよわいバラなのよね。
私も枯らさないようにしなきゃ。
咲くの楽しみにしていてください♪

投稿: soukichi | 2010年2月 1日 (月) 01:14

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