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2009年6月20日 (土)

コンシャスに泳ぐ。

Ti_suimming

先週以来のSunny June 、私はいつものようにプールで泳いできました。

私が好きなのは晴れた日の太陽の光が燦々とあたるスイミング・プールです。


今日もいつものように水着に着替えてシャワーを浴びに行くと、先に浴びていたIさん

が「相変わらず週1?」と笑顔で聞いてきた。「ええ、そうです。もう私の場合ここで回

数を増やしてもどうにもならないんじゃないかと思って」と言うと、「あら、そんなことない

わよ。週1を2回にするだけでもずいぶん違うわよ」とおっしゃる。

「じゃあ、私もそれに期待して♪」と私も笑顔で答えてシャワー・ルームを出た。

実は6月からコーチが変わったのだ。

今月のアタマ、またもや2週ぶりのガチガチの身体をひきずってプールにくると、いき

なり年に1度ある記念撮影で、おまけにコーチを見てまいった。

私は若くてかっこいいコーチが好きな賑やかなオバサマ方と違って、基本的にコーチ

は教えるのが上手くてベテランなら誰でも(熊でも)いいと思ってる。だって恥ずかしい

だけじゃないですか。ふだんあまり人には見せないノーメイクで水着姿で、最もみっと

もないところを見せる相手なんだから、なんの意識もせずにただストイックに泳ぎに集

中できたほうがいいと思うんだけれど ・・・

そんなわけなので6月の第1週は家に帰って情けなくも思わず娘にボソッと言ってしま

ったのでした。「今月のコーチ、なかなか素敵な人なんだよね。あのコーチにはあんま

りみっともないところは見せたくありません」

すると娘からはつめたーく「だったら、頑張ればいいじゃない」というお言葉が返ってき

ました。そうね。たしかに。

でも、パワースイマーじゃあるまいし、基礎体力もなければ根性もない私がいきなり頑

張ったところでロクなことはないと思うのだ。今までだってコーチからさんざん言われて

きたんですもの。『水泳は頑張ろうと思っちゃ駄目です。今から選手になるわけでもあ

るまいし。普通の人は頑張ろうと思った瞬間に身体に余計な力が入って浮力を失う。

それよりは水の中でいかにリラックスして楽に身体の力を抜くかが大事だ』と。

実際、それが最も難しいことではあるのだけれど。

・・・ そんなわけで、去年の暮れに買った憧れのトータル・イマージョン・スイミング

のメソッド本を読んでいます。TIスイミングのコンセプトは、がむしゃらにトレーニングし

て力で泳ぐのではなく、水と調和してリラックスして魚のように泳ぐこと。

なぜ憧れなのかというと、今でこそ通える範囲内にスクールもできたけれど、日本初

上陸当時は船堀にしかスクールがなかったし、それに私が通うにはいささかレッスン

料が高いということ。いま通っているスイミングクラブと較べると格段に高い。でも、こ

れは単に私の願望&妄想だけじゃなく、ここに行けば必ず自分の泳ぎが短期間で劇

的に変わるだろうという確信がある。なので、日常的に通うのは無理でも、いつか資

金を作って短期集中合宿に参加したいと思っているのですが ・・・

はたして、念願かなっていつ行けるかなあ?


今日、泳ぎ終わってメイク・ルームに行くと、またIさんがいたので前から聞きたいと思

っていたことを聞いてみた。

s:楽に泳げるようになったなあ、と思えるようになったのは始めていつ頃からですか?

I:そうねえ。ほんのここ2、3年のことね。

s:水泳始めて何年ですか?

I:・・・ 23年か4年になるわね。

s:24年?! そんなに! ってことは ・・・

I:.そう、20年くらい経ったところでやっと楽に泳げるようになって、泳ぎながら、ここを

  こうしたらこうなるとか、考えてコントロールできるようになったわね。それまではた

  だ、4種目泳げるようになったというだけだった。

s:最初から泳げたんですか?

I:とんでもない。浮くこともできませんでした。

はぁ~~・・・ そうかぁーー!

それを聞いて私はなんだかとっても安心しました。

私は水泳を始めたとき、とりあえず10年は続けようと思ったのでした。

その後、始めてからは『健康で泳げる限り続けよう』に変わったのだけれど、始めた当

初の10年というのはとてもとても長い道のりに思えたのに、ところがもう早8年め!

いくら週1スイマーといってもこの進歩のなさはどうしたものかと思っていたところだっ

たから、まだまだ先は長いと思ったのでした。

目指すは体幹を使い、浮力と推進力を身につけたラクで美しい泳ぎ!

それには何よりコンシャスに泳ぐこと。


今日はバック(背泳)の練習で、何度かコーチに手を持って直された。

それにしてもコーチがちょっと手を持って入水ポイントや角度を変えてくれるだけで、

どうしてあんなに進むんでしょう?

立て続けに何本か泳いだあとプールを後ろ向きに歩いていて、ふいに眼があったとき

コーチの目が一瞬丸くなって、ふっと表情がほどけて笑顔になったのを思い出すだけ

で、ここ数日私はスウィートな気分で過ごせそうです。

そういうところ、女子高生の頃からちっとも進歩してません。

願わくは来月も彼がコーチでありますように。

なんていつになく思ってる私です。

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