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2009年4月24日 (金)

今年の1番

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今年いちばん最初に咲いたのはルイ14世でした。

もしかしたら去年も同じだったかしら?

このバラの色を私のデジタル・カメラで表現するのは難しい。

こちらのほうが本来の色に近いか。

オールドローズの中でも黒バラと言われる真紅。花弁はビロードのよう。

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そしてルイ14世の後に続いているのがドュセス・ド・ブラバン。

今年は久しぶりにずいぶん大きな蕾で、たっぷりした咲き方になりそう。

カップ咲きのこのバラが蕾のときって、まるで蕾の先からおやゆび姫が出てきそう

じゃないですか?

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あっという間に濃くなる緑。

私の狭いベランダも、あっという間にジャングルと化してます。

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2009年4月21日 (火)

修学旅行の朝

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本日、4時起き(正確には3時50分)でした。

カーテンを開けてもまだ外は真っ暗。

なんでそんな時間に起きたかというと、今日から娘は修学旅行で沖縄なのだけれど

なんとその集合時間が羽田の第一旅客ターミナルに朝6時50分だったのです!

ふつう集合時間というとたいてい早め設定になっているものだけど、これはギリギリ

の設定時間なので、遅れた生徒は置いていきます! との教師からの説明。

ひぇ~~! 羽田に6時50分集合~??!!! うっそーーーん ・・・ gawk

・・・ 私のほうが緊張しました。

ふだんそうじゃなくても宵っ張りの朝寝坊で遅刻の常習犯、しかも電車の乗り継ぎに

ものすごくうとくて、社会科見学で行った新宿御苑を午後2時に解散して家に帰って

来たのが夜の7時(その間ずっと迷っていたらしい)、という前科のある娘。

いつもなら「ほっとけば」というクールな息子ですら、「本人が嫌がっても羽田空港ま

で一緒に行った方がいいんじゃないの」という始末。

それで今回ばかりは娘もぜんぶ自分でパッキングして、乗り換え時間も調べた様子。

「朝、何時の電車に乗るの?」と聞けば、「5時5分の始発」と言う。

東京と言ってもここは郊外。始発電車じゃないと間に合わないらしい。私はお弁当も

作らなきゃならないし、起きるのは遅くともその1時間前の4時か。

朝起きられなかったらどうしよう、と緊張する母親をよそに、「始発電車に乗るの楽し

みだー」と本人はいたって明るい。

そして、もひとつ心配なのが、昨日から崩れてきたお天気。

天気予報では娘たちが行っている間中、沖縄は雨らしい。いつも楽天的な娘もさす

がにこれは心配らしくて、しきりに天気予報を気にしている。

どうやら息子は雨男みたいだけど、この子は基本的に晴れ女です。

てるてる坊主つくりなさい。きっと晴れるよ。あなたのてるてる坊主は効くから。

と、言ってみた。そう、この子の照る照るパワーはなかなかすごい。今までだって何

度もその効果を発揮してきたじゃないの。

・・・ そんなわけで夜明け前の暗い空に揺れる、てるてる坊主。

3泊4日だから、4日分のてるてる坊主だそうです coldsweats01

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高校生活最後の大イベントにして1回限りの修学旅行。

なんとか晴れますように!!

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2009年4月18日 (土)

女友達と八重桜

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久しぶりに同じ歳の友達に会った。

彼女とは子供の歳もほぼ同じで、性格や感性や暮らし向きなど違うところは多いのに

久しぶりに会うとだいたい同じようなことで悩んでいたり、興味を持っていることが似て

たりして可笑しい。たいてい会っている間は話は尽きず、大いに盛り上がったあと急

に時間が気になって、時計を見て慌てて「それじゃあ、またね」と別れる。

それから瞬く間に半年、1年が過ぎ。

年々、過ぎ去る時間は早くなっているような気がする。

友達だからって、なんでも話すわけじゃない。

もうすっかり過去のことになってしまった後で、今になって、そんなことがあったの、

というようなことを聞いたりする。すでに過ぎてしまったことだからこそ話せるんだろう

なぁ、と思うから、ただ黙って聞いている。

人が、女が歳をとるということ。そのなかで、今になって思うと、自分ってなんて馬鹿

だったんだろう、と思うようなことでも、渦中にあったときには(多分)避けられなかっ

たであろう、あれこれ。そんな話をした。

ほんとは『ゼラチン・シルバーLOVE』が見たかったのだけれど、もうとっくに上映期

間は終わっていて、代わりに新宿御苑で桜を見た。八重桜はもう満開のピークを過

ぎて傷みかけていたけれど、彼女は見たかった桜が見られてよかった、と言った。

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喫茶店でさんざん話して帰り際、お互いごそごそとペーパーバッグを取り出した。

私は佐伯チズの本2冊。彼女のは文庫本の『ホノカアボーイ』とコナ・コーヒー。

なんでも今年の2月に短大を卒業する娘が卒業旅行にハワイに行ったのだそうだ。

珈琲豆はそのときのお土産のおすそ分け。

そういえばこのあいだ電話で、ホノカア・ボーイ読んでるんだけれど、なんだかピンと

こないの。ただの日記みたいな文章で、私にはハワイの風が感じられないから、やっ

ぱり映画見ないと駄目ね。なんて言っていた。それを思い出して帰りの電車のなかで

パラパラッと読んでみたけど、あれ? 悪くない。さっそく彼女には「いまチラッと見た

けど、これ面白そうだよ! 嫌いな文体じゃないです」とメールした。

そ。つまり、それくらい感覚は違うのです。

ビーさんのマラサダは、彼女がホノカアボーイの映画を見終わったら一緒に作ること

になりそう。TVで、「このウミガメは2週間何も食べなくても生きられるのです」なんて

言ってるのを見ると思わず「このウミガメになりてー」なんて思ってしまう私と違って

(時々ごはん作るのも食べるのも面倒くさいです)彼女は食いしん坊だから、きっと

おいしいマラサダができあがるんじゃないかな、と思う。


桜の季節の終わりとともに、したたるような新緑の季節。

これは枝垂桜がすっかり葉桜になった一角。

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Café Desafinadeで

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自由が丘 TIME&STYLE

今日はこの中にあるカフェ・ディサフィナードで直さんのライブがあるというのでやって

きた。DESAFINADOとは『音痴』『調子っぱずれ』を意味するポルトガル語。ディサフィ

ナードと言えばブラジル音楽に傾倒していない人でもきっと1度は聴いたことある、

『君は僕のことを音痴だって言うけど、音痴にだって言い分はある。これぞボサ・ノヴ

ァなんだって』とジョアンが歌った有名な曲『DESAFINADO』を思い出すことでしょう。

私が着いたのは土曜日のサウダーヂな時間、ライブが始まるジャスト・タイムの5時。

お店に入るとすぐに女性スタッフが中に案内してくれました。カフェ併設のゆったりし

た広い店内にはたくさんのグリーンとハイ・センスな家具やアート作品が置かれ、す

でに思い思いの席でくつろぎながらライブの始まりを待つ人たちが。

ステージよりの席はすでにいっぱいだったので、お店の人が私用に椅子をひとつ出

してくれました。ホームページの写真で見てはいたけれど、そこは天井が高くて外光

が入る、グリーンいっぱいの気持ちの良い空間。

(奥の椅子にはライブ前、くつろぐ直さんの姿も。)

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ライブのスタート時間は5時からと6時から。

ふつうジャズ・ライブというとフェスでもない限り夜から、狭くて暗くてインティメートな空

間で、というのが多いけれど、こんなに明るい時間から、こんな広々とした空間でジャ

ズを聴くのはとても新鮮。そうこうしていると、MCもなく演奏が始まった。高い天井に

向かって気持ちよく解かれてゆく聴き覚えのある直さんのサックス。今日のメンバー

は、サックスの直さん他、ベースの荒巻茂生さんとドラムスの本田珠也さん。

ファーストセットはMCがなかったので定かではないけれど、たぶん荒巻さんのオリジ

ナルか。長~い1曲なのか組曲なのか、別の曲をノンストップでやったのか、フリー

っぽい曲。伸びやかな直さんのソロと、しだいに高まってゆく荒巻さんと珠也さんの土

俗チックなリズムのグルーヴが気持ちよかった。

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約45分のライブの後しばし休憩。

遠くにいるので話しかけられないなぁ、と思っていた直さんが近くを通りかかったので

声をかけてちょっと話す。この日、ライブを聴きに来ていた人はいつもライブハウスで

会う人たちとは趣を異にした方が多かったのだけれど、直さん、店内を見回しながら

「来ている人(客層)が違うねー」と。以下、直さんとの会話。

s:「うん、代官山とか自由が丘の人は違いますね。青山だとまた違うし」

n:「面白いね」

s:「何がですか? 人が?」

n:「そう。ああいう曲やっても帰らないし」

s:「なんで?!(笑)さっき、そこで荒巻さんも、この空間に音楽が合わねぇよ、なん

  て言ってたけど、私は合うと思うなあ。オノ・セイゲンさんの作るサウンドみたいで

  空間に音が響く感じがすごく気持ちよかったし、むしろコテコテのスタンダードやる

  より私は合ってると思いますけど」

と言うと、直さんは「それもこれからやるけどね」と言って笑いながらステージに戻って

行った。・・・ そんなわけでセカンド・セットは『Vienna』で始まり、『So Many Stars』。

竹内直カルテットで聴き慣れたこの曲も、このメンバーでやるとまったく別物。荒巻さ

んという人はまったくもって自分の世界を持ってる人で、ソロになると俄然違う世界に

持って行ってしまうところがすごい。しかも長い。 smile

外がすっかり暗くなる頃、いつもより格段に長い2曲を終えて満場の拍手&ヒューヒ

ュー♪の嵐! みんなの心からのアンコールの手拍子に乗って『39』。

ある格闘家のために作ったというアップテンポのこの曲は、まさに格闘技みたいな

珠也さんのドラムにぴったり!

大いに盛り上がって、とても良い感じでライブは幕を閉じました。

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実はこのライブ、ノーチャージでした。(詳しくはタイム&スタイルのHP参照)

しかも、この日は直さんの誕生日。

それで私もスイミング休んでまで出かけたのだけれど、ライブだけで充分にギフトを

もらったような気分でいたのに、この日は他にもちょっとサプライズな嬉しいことがあ

りました。ライブの後、入り口に素敵なポスターが飾ってあるのを発見して写真を撮

っていたら、お店の男の人が近づいてきたので何か言われるのかなぁ~と思ってい

たら、「よろしかったらそのポスター、さしあげましょうか?」なんておっしゃるじゃあな

いですか。そうきちさん、思わずオメメまんまる(@@)。

「ほんとですか?! めちゃくちゃ嬉しいです!」と言うと、その男性は「あるかどうか

確認してまいりますのでお待ちください」と上品に言い、ほどなくして戻ってきました。

「いつもはポスターも予約が入っていたりするんですが、よかったです、今日はあり

ました」。そう言って近くの壁にフレームされていたポスターをはずすと、中から丁寧

に1枚取り出して、さらに「なんでしたらサインもいただいてまいりますが?」と言うで

はありませんか。ひぇ~、まじ? 「す、すみません・・・それではお願いしますっ!」

私が言うのを聞きながら「それでは、よろしかったらご一緒に・・・」と促されるまま近く

にいた直さんのところに。「あの、私、外で写真撮ってただけなんですけど、ポスター

くださるって言うからもらっちゃおうかと」(ラッキー♪)と何やら言い訳しつつ言うと、

直さん「どーぞ、どーぞ」と・・・

そんなわけで、しっかり3人のサインまで入れてもらって、ポスター大事に持ち帰って

きました。下はフレームが反射して余計なものが写ってしまったけど、そのポスター。

オーナーのマルコさんが10年前に撮った写真を使ってデザインされたそうです。

私も近日中にフレームして部屋のどこかに飾る予定。

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そして今日、竹内直トリオの演奏を聴きながら考えていたのは、この気持ちよい空間

で清水翠さんの歌が聴けたら最高だろうなあ!ってこと。彼女の声と歌、選曲、アコ

ースティックなサウンド、ここにぴったりだと思うのです。ライブ後に部屋を出てきたと

ころですぐに女性スタッフに捕まって感想を聞かれたので、感想を言った後、ちなみ

にどうやって出演者を決めているのか伺ったところ、オーナーのマルコさんが決めて

いるのだそうです。ミュージシャンからの出演希望がたくさんあるなか、マルコさんが

厳選して決めているため出演するのはなかなか難しいと思う、とのこと。でもメゲず

に強力プッシュしてきました。まるで羽のように軽やかな浮遊感のある声で、ジョビ

ンやイヴァンやミルトンを歌わせたら絶品なんです、ここにぴったりですよ! と。

願わくは彼女がちゃんとマルコさんに伝えてくれますように。

・・・ ちょっと話がそれたけど、幸せなバースデー・ライブの夜でした。

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2009年4月13日 (月)

今年のバラ

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いい季節です。

ちょっと風が吹けば桜吹雪、その下からは新緑のごく最初の淡い淡い緑の葉っぱが

瑞々しく吹き出して、あっという間にあたりは新緑のオアシス。

1年で最も清々しい季節の到来です。

そして我が家のベランダでは日に日にバラの枝が伸びています。

もう15年くらいバラを育てているけれど、今年は今までの中でも1、2を争うくらい良

いかも。思わずアホな私は「ついに私もグリーン・ハンドに?!」なぁ~んて思ってし

まうわけですが、どう良いのかというと、まず出てきた葉っぱが大きくてとっても伸び

やか。フレッシュな葉っぱは健やかそのもの。樹勢も今までになくいい。

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それではなぜ今年こんなに良いかと考えると、去年がおととしと違うのは、まず2年

ぶりに植え替えをしたこと。これが1番大きいとして、そのときショックだったのが、

鉢から引っこ抜いたら根が予想に反して全然まわっていなかったこと。つまり根がう

まく育たなかったってことで、これは長年バラをやっている身としてはけっこうショック

でした。そこで今年変えたのが鉢底に炭を入れたこと。バイオゴールドの土はリサイ

クルできることを考えても我が家にはちょっと高価すぎるので今年はやめて、『花ご

ころバラの土』(これはローズ・オブ・ローゼスの大野氏の推奨品らしい)に堆肥と牛

糞、バイオクラシック元肥を混ぜて使用。植え替えた直後は同じくバイオのバイタル

を入れた水でたっぷり水やリして、これはもう何年も愛用している『花ごころバラ専用

マルチングチップ』でマルチングをして植え替え終了。2月の剪定はかなり思い切っ

た強剪定、芽が出てからは切り戻し、今年はマメに芽掻きもやった。それに地球温暖

化による気温の上昇の早さと日照時間の長さも大いに関係あるとして、はたしてこの

どれが功を奏したのか???

下は今まで見たこともないようなベビーフォーラックスの大きな葉っぱ!

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いつもウドンコにやられる粉粧楼さんも今年はこのとおり!

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苗を買った翌年以来まともに咲いたことのない虚弱体質のルイーズ・オディエも、

今年こそ復活なるか??

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そして今年はこのバラ本来の中輪ポンポン咲きのしましまストライプの花をいっぱい

つけてほしい、ペルル・ド・パナシェ。

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この子は去年、期待以上の花をたくさん咲かせてくれたフレンチさん。

今年も大いに期待がかかるシャンタル・メリュー。

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つぼみも日に日に続々と上がってきていて、今年も一番最初に咲くのはルイ14世か

このデュセス・ド・ブラバンでしょう。可憐なピンクのオールド・ローズ。

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葉っぱの状態の良さもさることながら、今年のつぼみの上がり方の早さ、そしてその

数の多さといったら、このまま順調に開花時期を迎えられれば、5月はすごいことに

なりそうです。今から楽しみ♪

そしてオマケは今年もバラの足もとで、いつの間にか咲いたスミレ。

母が亡くなってからもう8年になるのに、実家から引き上げてきたバラと一緒につい

てきたスミレは今も健在です。植物のパワーってほんとにすごいですね。

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2009年4月11日 (土)

野川の桜、もう一度

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春の初めは人から桜と言われてもピンとこなくて、今年はいつもの年みたいにはなら

ないだろうと思っていたのに、蓋を開ければ今年もまた桜・さくらで終わった1週間。

休日の朝くらいはゆっくり朝寝坊していたい私だけれど、おととい急きょ修学旅行の

栞の絵を頼まれて満開の桜を見逃した娘と、ふたたび早起きして野川に出かけた。

けっきょく今年もこれで3度め。

今日も朝からいい天気だ。まだ4月にして半袖1枚でOK。

野川に着くと、すっかり散ってしまったソメイヨシノの代わりに、爽やかなレモンイエロ

ーのウコンの桜が迎えてくれた。

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娘がもう散ってしまったんじゃないかと心配していた肝心の枝垂桜は、色こそ淡くなっ

たものの、まだ満開をキープしていました。

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春の陽がぽかぽか当たる桜満開の道を嬉しそうに歩くR。

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色が淡くなった枝垂桜は、それはそれで可憐なフェアリーのようです。

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今日はしばらくのんびり散歩した後、堤防の石垣に座ってしばし対岸の桜を眺めな

がら、ムーミンの5つのキャラクターの形をしたクッキーを食べた。そうしたら今日も

朝ごはんを食べずに出てきたものだから、ますますお腹が空いて、帰りはランチし

て帰ることにしました。国分寺のほんやら洞に行くつもりだったけれど、あいにくまだ

やってなかったので、ローズカフェに。いつになくちょっとリッチな土曜のブランチ。

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ローズカフェも11時からで、開店までの間お庭を見せてもらったのだけれど、まだ蕾

さえ上がっていない状態だった。これがひと月後にはいつものあの状態になろうとは

驚きです。バラのピークの頃にはまたたくさんの人が大挙してここに押し寄せるので

しょう。集団嫌いの私と女友達は、またふらっと行って、お庭だけ見せてもらって帰る

ことになるんでしょう。桜が終わればすぐにバラの季節です。

華やかで賑やかな、いい匂いのする季節の始まりです。

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2009年4月 9日 (木)

野川の満開の枝垂桜

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今年もついに出会えました! 野川の満開の枝垂桜。

もうなんの説明もいらない。

満開に咲くピンクの桜の下では誰しも(犬だって!)しあわせそうに微笑んで、あたた

かな春の日はゆっくりと傾いてゆきます。

そんな甘くてスローな時間を、あなたもしばしご堪能あれ!

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まるで花のカーテン。

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満開です。

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の~んびり続く川沿いの道。

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もはや懐かしいとさえ感じるサウダーヂな景色です。

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2009年4月 8日 (水)

一夜限りの桜に誘われて

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本当に良い日、佳き日だと思えるのは1年を通してもわずか数日だと思う。

それが昨日だった。

スイッチが入ったみたいに忙しい日、活動的な日っていうのは何故だか1日通してそ

れが続いてしまうものだけれど、早朝から野川のお花見で始まった昨日は、夜は夜

で野川に夜桜を見に行った。同じ野川でも朝行った野川が小金井市なら、こちらは

調布市。もう十数年前から続いていて、すっかり毎年恒例になったらしい、一夜限り

のライトアップがされる日。

行こうと思ったきっかけは、それが引っ越してしまった友人の家の近くだったからで、

お花見に乗じて彼女に会えるかもというのが目的だったけれど、夕方までにどうにも

仕事が終わらなくて、夕飯の支度まですませてようやく夜な夜な1人で出かけた。

息子は「もう遅いから行かなくてもいいんじゃないの」と言ったけれど、満月が近かっ

たせいか夕暮れの大気には言葉にできない一期一会の意思が満ち満ちていて、そ

れでどうして行かずにいられよう?

折りしも昨日は5月下旬の陽気で夕方になっても風は暖かく、あたりは期待に満ちた

斜陽の輝きに満ちて、ソメイヨシノは満開! 一夜限りのライトアップがこんな条件で

行われることもそうそうあるまい。今日じゃなきゃ駄目なものは今日じゃなきゃ駄目な

のだ。それは桜だけにあらず、ライブだって人の心だって同じこと。

これって、わかる人にしかわからないことだけど、そんなことも解さない男は私はパス

ですね。「桜なんていつ見たって同じじゃないか」なんて言う無粋な男、いらない。

・・・ と、そんなことを思いつつ(疲れてる癖に)、電車に乗ってるだけで正味1時間以

上、乗り換え4回の遠い目的地目指して何かに掻き立てられるように電車に飛び乗

る私は、いささか酔狂です。そんな私に友人から送られてきたメールの言葉。

『動機とか衝動って、損得計算とはまったくかけ離れたところから出てくるんだね』

まさに。でもって私はそういう人が好きなんですよね。

そうして初めて降りた国領の駅。歩くこと12分。

でも出迎えてくれた桜は、そんなにまでして出かけたことが一瞬にして報われるよう

な桜でした。

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漆黒の闇に、しろく浮かびあがる桜。

静謐なモノトーンの世界。

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夜桜にはちょっと怖い雰囲気があるけれど、ここの桜は全然そんな感がしなかった。

むしろ花々が圧倒的な浄化のパワーを発している感じで、浄められた場の気を感じ

た。それはこのイベントを支えている有志の方々の心意気でもあるんでしょう。

損得勘定抜きで、ただただ人を楽しませたい、という。

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ふつうライトアップというと木に直接電飾を付けるのが主流かと思うけれど、ここのラ

イトアップが違うのは、映画で使う大型の照明機器で間接的に立体的に照らしている

から。それで桜だけが闇に浮かび上がって、まるで映画の中に出てくるような、夢の

中に出てくるような、静謐で品格のある景色が現出しているところだと思う。

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賑やかなお祭り騒ぎのような提灯もなければ電飾もない。桜の下で宴会をする人の

うるさいカラオケの音もなければ酒の匂いもしない。露店も出ていなければゴミの山

もない。ただ1年でたった一夜、3時間だけライトアップされる夜桜だけがあって。

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私が着いたのはライトアップが終わるギリギリ20分前。

終わりの9時頃には消灯のアナウンスとともに蛍の光が流れ始め、桜の下をそぞろ

歩く見物客たちからは誰からともなく静かな感謝の拍手が沸き起こり、「来年もきっと

また来ようね」と口々に言う声が聞えてきました。

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ひとつ、またひとつと闇に沈んでゆく桜を見届けながら後にした野川。

いつまでも心に余韻が残るような美しい夜桜でした。

それにしても、疲れて眠い私を夜な夜な1時間以上もかけて、こんなところまで連れ

出してしまう桜のパワーってすごい!

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2009年4月 7日 (火)

野川の桜、今年も

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いつも夜更かし朝寝坊の2人が、めずらしく早起きして桜を見に行った。

今日は入学式で休みの娘と、私の仕事が始まる時間までには家に戻る算段で。

悠長に朝ごはんを食べる気でのろのろ支度している娘をせかして、7時過ぎに家を出

た。目指すは野川。一度ここの長閑な春の風景を、この子に見せたくて。

ところが。通勤ラッシュの電車を降りて流れに押されるまま外に出ると、長いことずっ

と工事中の駅前周辺はすっかり様変わりしていて、降り口を間違えたことにも気づか

ずに歩くこと30分。いいかげん歩いた後に、反対の改札口だったことにやっと気づい

て折り返して歩くこと更に30分。汗ばむような初夏の陽気にすっかり喉も渇いて、ご

めんね、と言いながら自動販売機で飲み物を買って渡すと、ふだんならブスッとしそ

うな娘も、今日は機嫌よくおっとり付いてきて。見覚えのある路地を曲がって墓地の

ある急な坂を降りたら、そう! この道だ。はけの道。

娘が立ち止まって「あれ何かな?」と聞く。指差す方向を見ると、細い水路に添って奥

へと続く細い道。こんなとこにこんな道あったっけ。ここには何度も来ているのに、娘

が言うまで気づかなかった。よく見ると足もとに小さく『はけの小道』と立て札がある。

まるでトトロに出てきそうな道だね、と嬉しそうに娘が言う。こういうところはまさしく子

どもの視点。私にもあったはずなんだけど。

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道の反対側にあった看板。

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その『はけの小道』を通って、やっとたどり着いた野川。

いつも見る、橋の袂のソメイヨシノは満開。

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いつ見ても清々しいこの景色。満開の桜の間からは川べりの緑の草が萌え、水面が

きらきら輝いている。あたりに人はほとんどいない。たまに犬の散歩をしている人が

通りかかるだけ。ほんとにの~んびりとした景色だ。

川べりの道に下りて、ぽかぽか陽の当たる道をしばらく歩いた。

「いいところでしょう?」と言うと、娘は「うん」と頷きながら私の前をトコトコ歩いてゆく。

その後ろ姿を見ながら、この子にはこんなのんびりしたところがほんとにぴったりだな

と思う。

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けれど残念ながら、肝心の枝垂れ桜はまだだった。まだ3分咲きくらい。

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最も陽が当たって咲いてるところでこれくらい。

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このピンクの枝垂桜が満開になったときのすごい景色を見せたかったんだけど・・・

けっきょく1時間以上歩き通しに歩いて、休む間もなくトンボ帰りになった。

仕事時間までに戻らないとならない。

「満開になるにはあと2、3日はあるね。また来よう」 と言った。

今度はゆっくり来よう。

「今度はスケッチブック持ってこようっと」と娘が言った。

うん。いいよ。ゆっくり描きなさい。そのあいだハハは写真でも撮ってますから。


そんなわけで、今年もまたここへは何度か来ることになりそうだ。

まるでピンクの綿飴みたいな、満開の枝垂れ桜の景色を求めて。


下はオマケ画像。

小金井市はマンホールの蓋も桜です。

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2009年4月 4日 (土)

夜桜見物

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改札を出ると懐かしいRの顔があった。

互いを認めるのに一瞬間があって、「久しぶり!」と私が言うと、Rは私の後ろにいた

息子と娘を見るなり「いやあ、すっかり大人になっちゃったなあ!」と言った。

「これじゃあ、どこかで会ってもきっとわからないよ」

親類のオジサンみたいなことを言う。

Rに会うのは家族でアフリカに行って以来だから、もう8年ぶり?

月日が過ぎるのはほんとに早い。 

スーパーマーケットの前で待っていた、これまたすっかり背が伸びて大きくなってしま

ったRの息子Sと、そのサッカー仲間のTと合流する。Sはいま中学生。アフリカに行

った時のうちの息子とちょうど同じ歳だ。

お待たせ、と言ってTちゃんがスーパーから出てくる。更年期だとか言ってたからもっ

と疲れた顔してるかと思いきや、元気そう。よかった。

それぞれ話しながら暮れかけた町を歩き出す。この日の光が丘公園は桜まつりで

ライトアップをするとかで、露店もたくさん出ていて賑やか。

「そうきちさん、ここここ。ここがいいよ!」

と言ってTちゃんが押していた自転車をとめた。

「向こうの桜はライトアップしてるけど、この山の上の桜がいちばんきれいなの。昼間

のうちにみつけといたの。下は芝生だし、最高でしょ?」

確かに小さな山の上に登って見渡せば、山を取り囲むようにして咲く満開の桜が薄

闇に浮かび上がって見事だ。RがTちゃんの持って来たゴザを広げる。折りたたみの

小さなイスを出す。そうしている間にもどんどん日が暮れてくる。

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「さ、食おう食おう」とRが言った。

それぞれ買って来たものをゴザの真ん中に広げて、ささやかな花見の宴。

「今日はよかったねえ。そうきちさんと約束したときはまだ寒かったし、4日じゃもう満

開の時期を過ぎちゃうかと思ったけど、こんなにあったかくなって、昨日までの風もや

んだし、雨も降らないで、桜もちょうど満開で、しかも知らなかったけど今日4日は桜

祭りだって。神さまっているのねえ」とTちゃんが言う。

Tちゃんはいつもこんな風だ。

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うちの息子とずっと音楽の話をしていたRが、「俺とやろうなんざ50年早いぜ」と言

った。「ふん。50年経ったらもうRちゃん、この世にいないって」と私。

彼らとのつきあいも、もう20数年。当時19歳の私と20歳のRと22歳のTちゃん。

こんなに長いつきあいになろうとは。そして、こんな風に息子とRが話す日がこようと

は。人生ってわからないな。ここにSがいたらどんなだろう?

ひとしきり飲んだり食べたりした後、いっこうに席を立たない男どもを置いて娘含む

女3人で辺りを散策した。暗闇のなか白く浮き上がる桜天井とでも言うべき空を見

上げながらTちゃんが「すごいきれいだねー、桜のパワーを感じるわぁー」と言った。

でも私がパワーを感じているのはTちゃん、あなたのほうです。


春は古い記憶と感情を引っ掻きまわされる季節だ。

おととしだったか、ドラムセットを捨ててしまったというから心配してたけど、Rはすっか

りサッカーに夢中になっていて、前に会ったときよりずっと元気で生き生きした目をし

ていて安心した。少年メリケンサックが見たいんだ、なんて言うあたり、まだまだ音楽

に対する気持ちも無くなってないようで。

帰りはRが近くの駅までクルマで送ってくれた。

石神井公園の駅のロータリーに着いてクルマを降りようとしたとき、「おい、ギター練

習しとけよ」と、Rが息子に言った。

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2009年4月 3日 (金)

男さま

2009sakura

おひげというものをおそりになる

ネクタイというものをおしめになる

仕事というものがおありになる

男さまのおとおりです


何を信じておられるのやら

今日はどこまで行かれたのやら

やさしいのやらむごいのやら

男さまのおとおりです


うなじのあたりに蝶が舞う

思いつめれば胃が痛みます

山なみのかなたへレナのまなざし

男さまのおとおりです


(谷川俊太郎/詩集『そのほかに』より『男さま』)

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男が書く女言葉。

女が書く男言葉。

もともと物書きは両性具有の視点を持っていて、そのふたつの間を自在に行き来

できるものなのだと思うけれど、私にとっての桜は女。

すると、きわめて(?)ノーマルな私の感覚からすると、桜に恋して愛でている私は

男ということになって、この時期の私はいつも男だ。

間違ってもなよなよとよろめいたりしない。

むしろシャツの袖を肘までまくって、煙草でも咥えそうな勢い。

昔好きだったH.Kのように。

2009sakura_01

見慣れて、もうなんの感興も湧かなくなった景色でさえ桜が咲くと一変する。

桜のフレームに彩られて場も人も和らぐ。

風が吹くたびにさんざめく花々は、まるで無数の微笑のようだ。

たくさんの愛情が一気に自分に向かって降りそそいでくるかのような感じ。

これほどの愛の波動を感じる花はほかにはない。バラとも違う。

2009sakura_02

また会えたね。

と言うと君は嬉しそうに笑うけれど、

僕は君が本当に探しているひとじゃないことを知ってる。

清らかでありながら艶然と笑うそのひとは、

たぶん、あの吉野山あたりにいそうなんだが

ひどく会いたいようで、

会いたくないような。

2009sakura_03

まさか、とって食われることもなかろうが、

心の一部を置いてくことになりそうで。

・・・・・・ こわいんだ。

2009sakura_04

毎年、桜の頃になると、来年こそ好きな人と一緒に桜を見よう、と思う。

残念ながら今年も叶わなかった。

いつか本当に好きな人ができたら、一緒に吉野山に行こう。


それともやっぱり1人で来いと?

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2009年4月 2日 (木)

やさしい優しい映画を見た*ホノカアボーイ

Honokaa_boy_2 

もう4月だ。

もう、桜の季節。

月日はいつからこんなに早く過ぎるようになったんだろう?

3月はほとんどブログを書かなかった。

書こうと思えばいくらでも書くことはあったのに、ぜんぜん書く気になれなかった。

ブログのタイトルだけが下書きフォルダに放りこまれてゆく日々。

私にしてはめずらしく音楽もあまり聴かなかった。

特に落ち込んでるとか、そういうわけでもなく。

昨日、雨のエイプリルフール。毎月1日は映画の日。

春休みで家にいる娘が、『ホノカアボーイ』が見たいと言った。

めずらしく私も見たい邦画が3つ溜まっていて、それはそのうちのひとつだったから、

夕方、雨のなか家を出てラストの回に滑りこんだ。新宿御苑近くの、日本最高層の

シネマ・コンプレックス、『バルト9』。

急きょ出かけたので空いている席が前のほうしかなくて、試写室みたいな狭い部屋

の大きなスクリーンに圧倒されながら、目の前で展開される予告映像の刺激的な音

と映像の嵐に、「こりゃ、疲れそうだぞ」と思ったのも束の間。

いざ本編の『ホノカアボーイ』が始まったら、全然そんなことはなかった。

黒い溶岩大地が果てしなく広がる最初のシーンこそ、ここはいったいどこ? という

途方に暮れそうな景色だったけど、それが終われば熱帯雨林の緑と、空と海の青

が目にも優しい、なんともいえない温かくて、懐かしい匂いがしてきそうな色彩と映

像の世界。

ストーリーは、夜かかる月の虹『ムーンボー』が見たいとガールフレンドに言われる

まま、ハワイとハワイ島を間違えて旅に出かけた主人公の男の子レオが、ドライブ

中に道に迷ってたどり着いた小さな日系移民の町ホノカア・タウンが舞台。結局その

旅行の後に彼女にふられたレオは、その1年後にホノカアにある映画館で働くことに

なる。そこでの暮らし、人と人との関係が、とてもナチュラルにユーモラスに描かれる。

放置されて野生化したサトウキビが繁る道、その甘い香りがスクリーンの向こうから

してきそうなハワイ島の風。海風で洗いざらされて古ぼけてはいるけれど、太陽の光

と風が通る清潔で気持ちのよい家。昔、子供の頃に自分の家の窓にもかかっていた

ようなハンドメイドのカラフルなカーテン。そのカーテンが揺れる窓の向こうに見える、

きれいな青い海!

映画が始まったら、ははぁ~ん、なるほど。娘が見たがったわけがわかった、と思っ

た。倍賞千恵子演じる偏屈でキュートなおばあさんビーの部屋の中の家具調度や、

その上に置かれた昭和の匂いがする昔なつかしいブリキやセルロイドのオモチャや

雑貨、料理の盛られた皿やビーさんの着ている服は、いかにも原宿や西荻(西荻窪)

のアンティーク・ショップや古着屋にありそうな、かわいくてキッチュな感じなのだ。

どのシーンを切り取っても、さりげなく完璧に絵になる世界。

そして映画を流れているこのスローな時間こそ、まさしくこの子にぴったりだ。

繊細でピュアで無防備であるがゆえに傷つきやすく、ギスギスした都会では生きにく

いと感じてしまう人が、しばし傷ついた羽を休めるにはぴったりな場所、ホノカア。

ホノカアには何もない。滅多にクルマが通らない乾いた道と、サトウキビと、あったか

い陽の光と、原っぱときれいな海と、心地よい風のほか。

だから、もういささか歳をとった人が終の棲家にするには良くても、若くて夢があって

これから世界へ羽ばたいていこうとする若い人には「長くここにいちゃいけない」と年

寄りたちは言うんだろう。長くここにいて、その心地よさに慣れてしまったら、それこそ

あっという間に浦島太郎になっちゃいそうだもんね。

どこかボケボケした少年みたいな主人公のレオ、お料理おばさんのビー、まさにフラ

のこころとからだそのものみたいな映画館の女主人エデリ、映画館で日がな居眠り

しているポップコーン売りのジェームス、超美人で生粋のロコのマライア、エッチなこ

とばかり言ってるけど人懐こくて深遠でシブ~イじいさんのコイチさん・・・と、それぞ

れのキャラクターが絶妙なキャスティング(ハマリ役)とともに際立っていて、それゆえ

に日本映画であってないみたいな、本当の話であっておとぎ話みたいな、不思議な

空気感の漂うファンタジーを作り出した。

私、ホノカアって、その名前からしてもきっと架空の町だろうと思っていたのに、実在

する町だそうです。登場する建物も実在のものなら、登場人物も実在した人たち。

そして、そんなユニークな登場人物以上にこの映画で主役級なのが、ビーさんが作る

ゴハン! これがもう、たまらなくおいしそうなんですね。スクリーンの向こうからいい

匂いまでしてきそう。素朴なんだけど愛情たっぷりで、愛以外の何物でもないゴハン。

こんなのを毎日食べられるとしたら、もうそれだけでしあわせだと思います。

ビーさんがダンスでも踊るがごとく楽しげに料理をするシーンを見ながら、実は隣りで

見ているなーんにもしない娘がこの春休み、料理に開眼しないかと期待していた私で

すが、甘かったです。今日、部屋に行ったらさっそくビーさんがはいていた継ぎのあた

ったジーンズよろしく、自分の穴の開いたジーンズをチクチクやってました。

そうそう、そういうことはするんだよねー・・・ gawk

でもって私が映画のパンフに書いてあるレシピを見ながら、ビーさんのマラサダが作

ってみたいと言ったら、「いいね、いいねーheart01」と目を輝かせておりました。

ハイハイ、わかりました。ハハが作りますとも。(そのうちね。)


近ごろちょっと疲れてるかなぁ、というあなたにおススメな、見ているだけで癒される、

スローなホノカアに行った気になれる(きれいな海が見られる!)、レシピが増えて、

久しぶりにいっちょ気合入れてゴハン作ってみますか! という気にさせてくれる、

優しい優しい、しあわせな映画です。

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