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2009年2月13日 (金)

鏡花で。

Kyouka_01_2

赤坂。鏡花

本来この店はおいしいお酒とそれに合う酒の肴を供する店なのだけれど、昼間はラン

チもやっていて、今日はブロガー友達のcalligraphyさんとここでお昼ご飯を食べた。

この日のランチは鏡花弁当。

このお弁当がとっても人気らしくて、先週予約を取ろうと思ったらすでにいっぱいで取

れなかった。

この店には前に2度だけ来たことがある。

ここがまだ出来立ての頃、「仕事場の近くになんだか素敵なお店ができて、ランチもや

ってるみたいだから行ってみない?」と言って友達を誘ったのが最初。もちろん、いつ

もそんなランチをしていたわけじゃなくて、スペシャルなランチ。

それから好きな備前の作家さんがここで個展をやるという葉書をくださったので、それ

を見に来がてら来たのが2回め。

平日の赤坂はハードに働くビジネスマンが慌しくランチをとる店が多いなか、ここは赤

坂では珍しく、ゆっくり落ち着いてお昼が食べられる貴重なお店。赤坂通りに面してい

るとは思えない詫び寂びを感じさせる店の佇まいもそうだけれど、店の中もとても静か

で贅沢なつくり。

Kyouka

引き戸を開けると1枚板のカウンターがあって、5組10人も座ればいっぱいな席が。

店の方によればランチの時間の終わりは特に決めていないから、それがいったん満

席となったら、いつ空くともわからないのだという。それだけでも贅沢じゃないですか。

カウンターの客席の向こうは畳敷き。そこから店の女性が正座で給仕してくれる。

店の中には立派な神棚と床の間があって、床の間には渋い焼き締めの壷に、梅の花

が美しく生けてあった。

そして私より少し先に来ていたcalligraphy さんをと見れば、この雰囲気にぴったりな人

なのだ。楚々として落ち着いた、清潔感のある、いかにも日本酒が似合いそうなひと。

(もちろん、それだけじゃないのを私は知ってますけどね

1人膳に載った漆塗りのお弁当箱と汁物のお椀とマグロのお刺身が運ばれてきて、

彼女が何か飲まない? と言うので、お酒がほとんどまったく飲めない私は彼女が頼

んだ柚子の香りがする、軽いお酒をほんのひと口だけいただきました。お酒はひと口

だけならいつも美味しい。

さて肝心のお弁当の中身は、きれいに型抜きしたご飯の横に、小さな器に入ったすご

く上品な味のする茶碗蒸しに銀鱈の西京焼き、だし巻き卵に煮物、串に刺さったお味

噌のついた草餅に、春の香りの菜の花のおひたし、蝶ちょ結びの梅ゼリー etc ・・・

見た目の綺麗さもさることながら、これだけでお腹いっぱいになる豪華な内容でした。

いつか自分でもこんなお弁当を手作りしてみたいと思うけれど、手のこんだおいしい

お料理をちょこっとずついろいろ・・・ という、いわゆる懐石弁当は自宅ではやっぱり

ちょっと無理で、外でいただくに限るかな、と思う。最近、外食は滅多にしないけれど、

たまには外で食事もしないと、365日毎日おさんどんしている主婦はすぐにレパートリ

ーがマンネリ化しますから、これも大事。

食後も何度も注いでくれる熱いお茶を飲んでゆっくりお喋りして、すっかり満足して出

てきました。

店先の花も日々怠りなく。

この日の花は白椿でした。

Kyouka_02

ランチに行ってみようという方は、予約をして行ったほうが確実のようです。

  SAKE 鏡花  03-3585-3030  

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