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2008年10月11日 (土)

救いの神さま

08funshourou

夜空に向かって思わず「神さま!」と心で叫んでしまった昨日。

このところ右肩の痛みがひどいうえに腰まで変にひねってしまって、でも久しぶりのク

ライアントとのミーティングに出がけに気合入れて出かけて行ったにもかかわらず、駅

の改札前で延々40分も待たされて、携帯もメールも通じず、いよいよ事故など心配し

始めたところに待ち合わせしている仕事仲間からやっと電話がかかってきたと思った

ら、すっとぼけた声でミーティングは来週の金曜だよと言われて絶句する(月曜日に

『こんどの金曜』って言ったら今日のことでしょーに!)も、ここで争っても仕方ないと

「帰ります」とだけ言って帰りの電車に乗り、でも滅多に使わない電車になんか乗った

もんだから、すっかり方向感覚が狂って、上りと下りの電車を間違えて乗ったことに

途中で気づく。こんなに疲れてるときに限ってよりにもよって30分のロス。頭にくると

ロクなことがない。夜の車窓に映る、スーツ着て疲れた顔の自分。トータル3時間の

ロス。夜のアポイントのために、家を出る直前まで夕飯の支度で忙しい思いをしたこ

となど男のあやつにはわかるまい。う~、私の時間をどうしてくれるー、とあまりに口

惜しかったので、乗り換え駅のデパートのスウィーツ売り場で、いつもは買わないよう

ないいケーキを3つ買ってやった。それを持ってやっと自分の駅に帰り着いて、ホー

ムの階段を降りて歩き始めたところでその電話は鳴ったのだ。どうせ、あやつめが

「ごめんごめん」と電話をかけてきたのだろうと思いきや、なんとそれはSさんだった!

なんというグッド・タイミング! ・・・ 瞬間的に、これって救いだと思った。

「もしもし」と出ると、Sさんはいつもの朴訥とした話し方で「元気ですか」と言った。

「はい。元気です。上がったり下ったりしてますけど、なんとか元気にやってます」と私

が言うと、「それは何より。元気ならよかった」と言う。「人間ですから、上がったり下っ

たりするのはしかたないですよね」と言ったら「そりゃそうだよ。それでいいんだよ」と

答えが返ってくる。今日電話したのは個展の案内を出したかったのだけれど住所が

わからないので、というので歩きながら住所を言った。近ごろ自然体ここに極まれリ、

という感じの私は「個展か。芸術の秋ですなぁ」などと馬鹿なつぶやきをしてしまった。

「どこでですか?」と訊くと「銀座」と言う。銀座の画廊、素晴らしい!

「かならず伺います」と言った。Sさんは「すぐに案内状を送ります」と言った。

電話を切った後で、女の人みたいに美しい字を書くSさんの署名が頭に浮かんだ。

あの字で案内状が届くと思ったらもう、『神さま!』だ。宝物です。

そして今日の、・・・ というか、今日までのストレス続きだった数週間の疲れが一気に

吹き飛んでしまった! 私はいたってゲンキンな性格なのだ。私はやっぱりSWEETS

よりもLOVEですね。でもこの場合、もう恋でもないし、かといって友情でもないし、な

んと言ったらいいんだろう? 隣人愛? 人類愛?

ええーい、もうなんだっていいや! HUMAN LOVE だって COSMIC LOVE だって、愛

には違いないもんね。少なくとも今の私にとっては駄目な気分を一気に吹き飛ばしてく

れる稀有な人には違いないんだから。

  神さま! ありがとう!

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写真は毎年春にはぜんぜん駄目な粉粧楼。

やっと咲いた秋の花は、小さいけれど花びらぎっしりのオールド・ローズ。

実は今日はほんとは横浜ジャズ・プロムナードに行く予定だったのだけれど、昨日

仕事で深夜帰りで今日朝から出かけるのは無理だろうと思ってやめたのだった。

8月からカレンダーにチェックを入れておいた予定だったのに。

行きたかったなぁ。竹内直・五十嵐一生 2ホーン・カルテット ・・・

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