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2008年6月10日 (火)

ドュセス・ドゥ・ブラバンが咲いた。

08duchesse_de_brabant

梅雨の中休みのように晴れた今朝、ドュセス・ドゥ・ブラバンが咲い

た。去年の春とても好調で今季不調だったバラは数々あれど、房咲

きの蕾をたくさんつけながら、ボール化してひとつとしてまともに開か

ずに終ったのが、このドュセス・ドゥ・ブラバンだった。いつまでつけて

いても開かない蕾をあっさり摘蕾して、あまり陽の当たらない東から

日当たりのよい西に場所を移動したら、また一気に蕾をつけた。わか

りやすい。バラに日当たりは何よりだけど、狭いベランダでは全ての

鉢を同じ条件で育てるのは不可能だから、日当たりの悪さをものとも

しないバラってどこかにないものだろうか、と思う。

下はマダム・フィガロ。

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開ききったところは金色のシベが睫びっしりの憂いのある女の子の

瞳みたいで、きれい。

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悲しみに終わりはなく、幸せにはある

悲しみに終わりはなく、幸せにはある

幸せはまるで花びらを滴る

夜露のしずくのよう

静かに輝いてそっと震え

愛の涙のように落ちる

貧しい人たちの幸せは

カーニバルの華やかな幻影

はかない夢の一瞬のために

一年中働き続ける

王様や海賊、庭師

思い思いの仮装をするために

全ては灰の水曜日に終ってしまう

悲しみに終わりはなく、幸せにはある

悲しみに終わりはなく、幸せにはある

幸せはまるで風に身をまかせ

空を漂う羽のよう

軽やかに舞い

短い命を終える

止むことなく風が必要なんだ

僕の幸せには

恋人の瞳の中で夢を見ている

夜明けを探し求めて過ぎて行く

この夜のように

お願い、声をひそめて

彼女が胸躍らせて起きられるように

愛の歓びに満ちたあの日のように

(『Felicidade.フェリシダーヂ』対訳:荒井めぐみ)

(今たまたま書きながらヴィニシウス・カントゥアリアの歌うこの曲を聴

いていたので。深い歌詞だなあ、なんて、私はため息ついてるところ

です。)

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