« ことりの携帯ケース | トップページ | 今日の思いつき料理/手羽先唐揚げ! »

2008年3月 6日 (木)

イヌが教えるお金持ちになるための智恵

Money

確定申告に行ってきました。

私は会社員だから、そういうことはふつう会社が年末調整という形で

やってくれるのだと思うけれど、友人が興したベンチャー会社はまだ

いろいろなことが完備されていない状態で、私も人より多少面倒な事

情を抱えているので、先日会計事務所の人と話して、しばらくは自分

でやることにしたのでした。同じオフィスで働く者として日常的に顔を

合わせていれば、自然と言外にわかることなどもあってお互いに配

慮が行き届くだろうけど、大阪と東京という離れた環境にあっては雑

務に追われれば忘れてしまうこともあるだろうし、意識のズレが生じ

るのも仕方がない。自分でやれば全てがクリアーだし、少なくとも2

年も年末調整されないまま放っておかれるよりはずっといい。第一

人の手を煩わせなくてもすむというのは私にとっては気が楽です。

今年の初めだったか、会計士の友人に、給与支給額から所得を割

り出すための『簡易給与所得表』なるものをFAXで送ってもらってと

ても便利だと思ったけれど、もっと便利なものを見つけた。きっと知

っている人はもうとっくの昔に知ってるんだろうなあ。

 ☆ 確定申告書作成コーナー 

   https://www.keisan.nta.go.jp/h19/ta_top.htm

順番に従って必要事項を埋めていけば、自動的に計算されて申告書

ができあがる優れもの。これがあれば『簡易給与所得表』もいらな

い。所要時間わずか5分ほど。なーんて簡単なんだろう。過去の申告

書もここで作成できる。(5年までさかのぼって申告できるそうです)。

そして当然と言えば当然のことながら、できあがった申告書はネット

で送信できる。私は『ご利用前の準備』というところを読み始めたらな

んだか面倒になったので、できあがった申告書をプリントアウトして、

今日実際に税務署に行って、その通りに書き写して提出してきまし

た。還付金は期待に反してごくごく微々たるものだった。2年分合わ

せても家族でちょっとリッチな外食が1回できるくらい。申告してもた

いした意味はないけれど、全然返ってこないよりはまだマシ、くらい

の額。帰りに自転車をこぎながら、そういえばビートルズの歌に源泉

徴収票がなんとかって歌詞の歌があったよな、と思ったけれど、思い

出せなかったので『Can't Buy Me Love』を歌いながら帰った。

 そうさ。愛はお金じゃ買えないぜ。

この『イヌが教えるお金持ちになるための智恵』という本は、成功法

則について学んでいるときに読んだ。もう7年ほど前。この本はとって

も素敵な本で、いつもお金が無いことで喧嘩ばかりしている両親に心

を痛めている11歳の少女キーラが、マネーという犬からお金との付

き合い方を教わり、しだいに富の法則を身に付けたキーラがそれを

使って自分の夢を実現するばかりか、貧しい両親を経済的ピンチか

ら救い出してしまう、というストーリー。もともとは子供向けに書かれ

た本だったのを、それを読んだ大人たちからの反響がすごかったた

めに書き直したものらしい。

さて、ここにはお金に対して少なからずコンシャスに生きてきた、とい

う方には特別新しいことは何も書いてないかもしれない。けれど、正

直言ってこれを読んだとき私は目からウロコだった。子供だった頃に

こういうことを私に教えてくれる大人がいたら、今の私はいなかったろ

うと思うとショックだった。その思いから、私は自分の2人の子供にも

この本を読ませた。それがいつか役に立つかどうかはわからないけ

れど、少なくともこの世にはお金の法則というものがあるんだというこ

とはわかっただろう。私の本にしてはこれはめずらしく傷んでいるけ

れど、それは若い友人の間を回ったからだ。かつての私がそうだった

ように、成功法則本を読んだことのない人の中には、そういう類のも

のを自分には無関係な、どこか嫌らしいものだと思ってる人がいるか

もしれないが、あながちそうでもない。そしてこの本について言えば

全然そうではない。訳者はあとがきでこんな風に書いている。

そもそもほんとうにお金を愛し、ヒトとモノの価値を大切にしていた

ら、今日のように金融破綻と人心の荒廃がこれほどはびこることは

なかったでしょう。本書ではマネーという名の犬がお金の心を伝え

(彼はきっとお金の化身なのでしょう)、キーラという少女がお金の気

持ちを素直にくみとってこれに命を通わせます。この本が持つとても

不思議な魅力は、大人が読んでも子供が読んでも、つまりどんな社

会のどんな立場の人が読んでも、今すぐその状況から自分のお金

に対する意識と、人生に対する姿勢を考え直して実行に移すことが

できることにあります。そしてまごころあふれる健康な富にむかって

無理なく自分なりの自分らしいやり方で進んでいけるのです。

ただし、どんなに良い成功本でも、ただ知識のみにとどめて何も行動

しないなら、その価値は無に等しい。世の中には72時間ルールとい

うのがあって、何かを思い立ったら72時間以内に実行しなければ、

それは一生実行できないと言われているのだ。

今年に入って物価が高騰していると実感している人は国民のなんと

80%以上だそうだ。もちろん、私もその1人。たぶん値上げの嵐はこ

のまま延々と続くだろう。私も再びこの本を読み直して、いま自分に

できることから始めよう。いや、始める。72時間以内に。

 イヌが教えるお金持ちになるための智恵

 著者/ボード・シェーファー  訳/瀬野文教  草思社

|

« ことりの携帯ケース | トップページ | 今日の思いつき料理/手羽先唐揚げ! »

本の話」カテゴリの記事

コメント

びっくりした!私の愛読書だ。
これはホントに良い本です。
易しく分かりやすく書いてあります。
私も思ったよ。
子供の頃にこれを教わっていればって。

投稿: hanta | 2008年3月 7日 (金) 23:11

おお、これはハンタさんの愛読書でしたか。
これを書いたのはドイツ人で、ドイツでもこういうことは家庭では子供に教えないって書いてあったけれど、日本なんかは『お金は汚い』『お金の話なんかするもんじゃない』『お金の話をするのは下品だ』と言って、小さいころ大人からネガティブな刷り込みをされるでしょう。
あれがいけないね。
大人になって初めて広告代理店のボスに「ギャランティはいくら欲しい?」と聞かれたとき、ちゃんと答えられなかった。笑われました。
えーと数年前、感じの悪い外人のボスから「あなたはいくら欲しいの?」と聞かれたときはさすがに「私は最低○○円ないと生活できません!」と言ったけれどね
全てはほんのちょっとの意識の違いで変わる。
私もこの本は非常にまっとうでロジカルで合理的で、なおかつ心が通ったいい本だと思います。
多少なりともお金で苦労している全ての人に読んでほしい本です。

投稿: soukichi | 2008年3月 8日 (土) 23:12

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ことりの携帯ケース | トップページ | 今日の思いつき料理/手羽先唐揚げ! »