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2008年1月31日 (木)

新しい課題曲

Kadai

昨日の夜遅く、隣りのパソコンで何かやっていた息子が、

「これ全然知らない曲だけど、たぶん朝には弾けるよ」

と言った。

「なんで?」

「コードが全部わかったから」

「新しい課題曲? 秋山さんが選んだの?」

「そう。有名なスタンダードだってさ。全部メジャーコードの曲」

見せて、と言って楽譜を受け取ると知っている曲のタイトルがあって

「I've never been in love before ・・・」

と歌い出したら、「知ってるの?」と息子が聞いた。

「そりゃ、知ってるよ。だって清水翠のセカンドアルバムの1曲めに

入ってる曲だもんね。何度聴いたかわからない」

そう言って『Songbird』をかけたのが昨日だ。

そういえば、おととい秋山さんもこの曲をすごく軽快なテンポでやっ

てたっけな。

清水の次郎長親分、もとい、みどり虫の翠ちゃんは元気かなあ?

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2008年1月29日 (火)

『かまわぬ』で包む

Tutumu

去年、お世話になったあの方に、心ばかりのお礼がしたくて

お酒を買った。

焼酎が好きだというその方。

いつかハシバミさんの陶芸オフ会で飲んだ焼き芋焼酎は

すごくおいしかったなあ!

まるで、いいブランデーみたいで。

これは焼き芋焼酎ではないのだけれど、有名な焼酎らしい。

赤兎馬。

Tutumu_01

それを『かまわぬ』の手ぬぐいで包みたいと思ってショップに行った。

黒に白の音符柄なんかも遊び心があっていいと思ったけれど、桜。

桜を見てしまったら桜好きの私にはもうこれしかない。

ショップの女の子に実演して教えてもらったとおりに包んでみました。

どうでしょう。粋、ですか?

桜がわずかにほんのり桜いろなの、わかるでしょうか。

桜いろ、ってのは実に色っぽい。

この色っぽさがわかるのは日本人だけの特権じゃないかと思う。

日本人のDNA。

Tutumu_05

角度を変えて、もう1枚。

Tutumu_03

今日は曇り。

ガラス窓の向こうは寒そうな冬ざれの景色。

陽射しがまったく無いぶん、昨日より冷え込んでいるようだ。

でも今夜は今年初めて行くライブの日なんだ。

あぁ、今からわくわくするなぁ・・・

どうかこれから雨や雪になったりしませんように!

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2008年1月27日 (日)

夢の続き

Yume

Rの夢を見た。

去年とうとうついにドラムセットを捨ててしまったというR。

ドラムセットを捨てたってことは、音楽を続けることを諦めたってこと

だ。本人は知らないけど、昔使ってた私の定期入れには長いこと、

私がスタジオで撮った笑いながらドラムを叩いてるRと、同じくギター

抱えて笑ってるSのモノクロ写真が見開きで入っていたのだ。

ドラム叩いてるRが好きだったのに、と言ったら、そんなの私だって同

じだよ、とMちゃんが言った。

夢の中ではRは今まで聞いたことのなかったような本音を語っていて

私はこれはきっとRからのメッセージだから、夢から覚めても憶えてい

ようと思ったのに、朝目が覚めたら忘れてしまっていた。不覚・・・

それから、もう十数年も会っていない中学時代の親友、Hの夢。

思いもかけない人が突然夢に出てくると、私はその人から呼ばれた

ような気がして気になってしまう。近々、Hに電話してみようか。

あまりにしばらくぶりで、電話するのがちょっとこわいくらいなのだけ

れど・・・


午後、ルイさんがハンドメイドのゴミ箱を持ってきてくれた。

いつか自分のブログにアップしていたのを見て、「これがゴミ箱?!

こんなのだったらオーダーしたいくらいです!」とコメントしたら、材料

費程度で作ってあげますよ、と言われて、お願いしたのでした。

ルイさんは一級建築士。子供の頃から物づくりが好きで、建築家に

なりたかった夢をかなえたのだそうだ。素晴らしいですね。自分の設

計した(平面の設計図であった)建物が、初めて(立体として)完成し

た時の感動は、いったいどれほどだったでしょう・・・

私はゼロからものを作れる人を尊敬する。

そのルイさんが作ったゴミ箱だもの。ゴミ箱とも思えない優雅な作り。

うまくペイントできたらブログにアップしようと思う。

息子はさっきギターのレッスンに出かけた。

今年に入ってから秋山さんは4勝0敗。「この分だと雨男のニックネ

ームを返上しないとかもね」と息子に言ったら「変わったのは僕かも

しれない」だって。へぇ・・・・・(どんな風に?)

今日もすごく寒かった。日の当たるベランダは暖かかったけれど、外

は風がとても冷たくて。

いま5時過ぎ。空はまだ明るくて、だいぶ日が延びてきた。

今日は青空にくっきり飛行機雲ができていたから、明日は雨かもね。

Yume_01

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2008年1月26日 (土)

センティメンタル・ロマンティスト

Yugure

さみしさっていう感情はいったいどこからやってくるのかな。

今日、スイミングの日。コーチが最後の日だった。

バタフライが得意のコーチ。

ラストの今日はアップのクロール25×2、50×2以外はバタフライば

っかり。最後はバタフライ25を8本も泳がされてもうヘロヘロ。

私が今日言われたのは、身体のうねりはあるし、フォームはいいから

もっと体力つけて泳いでください、ってことだ。I see。

終った後で何人かのおばさまは彼にお礼を言って握手をしてた。

こんなことは私がクラブに通い始めてから初めてのことじゃないかな。

コーチは4月から社会人になる。ストレートに大学に入って留年もせ

ずに大学院を修了したとして、24歳か。希望にあふれる年頃ね。

私とはぜんぜん違うわ。

スイミングスクールなんて自分の最もみっともないところを見せてる場

で、私は恥ずかしくてとってもそんなことはできないから、あっさりプー

ルサイドに上がった。私はとうとう彼の名前さえ覚えないまま終った

けれど(まぁ、こんなところに書いてもしかたないけど)、佐々木コーチ

っていうらしい。私が佐々木コーチの何がよかったかというと、アップ

で100泳がせなかったこと。アップの100っていうのは、週1スイマ

ーで月から金まで運動不足で体力不足の私にとっては、飲めないお

酒を駆けつけ3杯やらされるのと同じくらいキツイのだ。むしろダウン

に100と言われるほうがラクなくらい。それと彼の笑顔のおかげでお

ばさま達の御機嫌すこぶる麗しく、クラスの雰囲気がとてもよかった

こと。笑うと身体はリラックスして、無駄な力が入らずにすむから。

それで帰りに自転車を漕ぎながら、来月からはどんなコーチになるの

かなぁ、などと考えていたら佐々木コーチの笑顔がチラチラ浮かんで

なんだかさみしくなってきてしまった。

これって、いったいなんなんですか?!

どうやら、おばさま達の気持ちが移っちゃったらしい・・・

久しぶりに味わうこの感情。理由のつかない不思議な感情。

でもさみしさっていうのはロマンティックにも通じるものだ。

もし、ひとりで生きることにさみしさを感じないというのなら、その人は

全然ロマンチストじゃない。ロマンティックじゃない人生なんてまったく

価値がないよ!

家に帰ってからイヴァンを聴いた。ジョビンに捧げたジョビニアンド。

イヴァンの歌を聴くと私はいつでもとてもしあわせな気持ちになる。

イヴァンにしかできない、うっとりするような独特のスキャット。

イヴァンの音楽には愛と優しさがいっぱいだから。

私のNO.1ミスター・ロマンチスト。

Ivan_lins_2

Ivan Lins / JOBINIANDO

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2008年1月25日 (金)

OUR TRIBAL MUSIC

Free_jazz

今朝はこの冬1番の冷え込みだったそうだ。

氷が張っていたと誰かが言っていた。

私も自転車を駐輪してある階下まで降りていって、久しぶりに分厚く

降りた霜のザクっという心地よい感触を靴の下で楽しんだ。

郵便局で、外にあるATMが空くのを待っているときに空を見上げる

と、なんて美しい青空だろう。昨日のものすごい強風で雲がぜんぶ

吹き飛ばされて、雲ひとつない青空。冬特有の透明でナイーブな光

がキラキラしている。その空を鳥たちがゆく・・・

ふいに坂本龍一の『美貌の青空』が頭に浮かんで、思わず口ずさみ

たくなるのを我慢した。でもそれも、家を出るまで聴いていた音楽の

せいかもしれない。竹内直の11年前の音源を安く手に入れたのだ。

アワ・トライバル・ミュージック。

なんたってオークションで手に入れたので、アルバムジャケット以外

何もインフォメーションがなくて、私はこの金剛督という人が日本人か

どうかも知らなかった。tribal という単語をデイリー・コンサイスで引い

たら、『種族の、部族の』と出てきたから、私はきっと同じ管楽器族の

音楽、という意味なのだろうと思ったのだけれど、後でライナー・ノー

ツを読んだら、『ジャズが現代アメリカ民族の音楽であるように、日本

という国に生まれ育った自分たちにも、自分たちだけの民族音楽が

あるのではないか』、という意味のtraibal だった。

竹内直さんの12年前の音源はすでに1枚手に入れて聴いていて、

今とは全然違うゴリゴリのぶっとい音だったから、きっとこれもそうな

んだろうなあ、と思ってかけたら、やっぱりそうだ。しかもバリバリの

フリージャズ。いつも最初にアルバムを聴くときには曲名とかいっさ

い何も見ずに聴くのだけれど、なんだかゾウの鳴き声みたいな音が

するなぁ、と思いながら聴いていたら、次第にその世界に引き込まれ

た。美しいのだ。フリージャズを聴いて自分がそんな風に思うとは思

わなかった。そう思って聴いていたら、息子が同様に感嘆の声をあげ

るのが聴こえた。はぁ・・・。君にもこの美しさがわかるのか。

思うにこの音楽はせせこましい東京の空には似合わない。

直さんが住んでる横浜の方が似合うかもしれない。

天井の高い、コンクリート打ちっぱなしの広くて何もない空間。

ガラスのはまっていないただの四角くて大きな窓には真っ青な冬の

空。遠くには海。光と風を感じるその空間で、2人は悠然と飛ぶ2羽

の鳥だ。姿勢の正しい、とびきり美しい氣を持つ男ふたりの、氣の交

歓と放出。そういう音楽。

今までどこか無機質に感じていたフリージャズという音楽が、こんな

に有機的な音楽だとは思わなかった。それは私にとっては新鮮な驚

きだった。特に2曲目の『夜の風のうた』の美しさは格別。

エンジニア、オノ・セイゲンの音響センスも感じる1枚。

以下、曲目リスト。帯に書いてあった日本語の曲名も。

****************************************************

1.The Dance Two Dragons(湖底の2頭の龍のおどり)

2.Song for the Night Breeze(夜の風のうた)

3.In the Deep Forest(深い森の中)

4.Lullaby(子守唄)

5.March of Black and Silver(黒と銀の行進)

6.To Travels(旅へ)

7.Our Traibal Music

金剛 督 Kongo Susumu : altsax , soprano sax , flute ,

              bassclarinet , voice

竹内 直 Takeuchi Nao : tenor sax , flute , bassclarinet ,

              voice

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2008年1月23日 (水)

雪の日

Yukinohi_04

目覚めてからも歌のフレーズが頭の中で鳴り続けていて、それは私

の心を揺らし続けた。

それで朝食の用意をしながら私が思い当たったのは、たとえ欠点だ

らけでも、そのなかの何かひとつが人の心をとらえて離さないなら、

魅了し続けるなら、それは表現として成り立つか、ってことだった。

たとえば映画ならワンシーン、音楽ならアルバムの中の1曲、1枚の

絵、詩集の中の一篇の詩、あるいはワンフレーズでも ・・・

それは若い頃、自分が考えていたこととは全然違うし、また目指すよ

うなことでもないんだけれど、私のなかではちょっとした発見だったわ

け。ぼぉっと考えごとをしながらでも身体は勝手に動いて、ちゃんと朝

食は作れる。わたし手際はいいほうです。熱いお湯を紅茶のポットに

注いだら、娘が「雪が降ってる!」と言いにきた。

朝カーテンを開けたときにはまだ降ってなかったのに。

Yukinohi

昼過ぎに郵便局に行くついでに遠回りして散歩した。

なるべく雪の積もってそうなところを選って。

ここは水道道路。

Yukinohi_02

Yukinohi_01

凍える山茶花。

Yukinohi_03

Yukinohi_05

前に女友達から、「そうちゃんは花に喩えるなら冬の花だね」と言わ

れたことがあったな。

冬の花か・・・

Yukinohi_06

真っ白い雪のなかの赤。

鮮烈な一語を君の心に焼きつけたい。

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2008年1月19日 (土)

歌の力 / VOCALIST徳永英明

Tokunaga_01

私はCDをコレクションして眺める趣味はないし、何にせよなるべく物は所有しない主

義であって、それ以上に聴きたい音楽がいつもあるから、もうそれほど聴かないなと

思ったCDは手放してしまう。

昨日Amazonマーケットプレイスに出したCDがもう今朝には売れていた。

中山うりの『エトランゼ』と、アンリ・サルヴァドールの『レヴェランス』。

一瞬、息子がエゴ・ラッピンの中野良恵と間違えた中山うりは聴きたかった『笑う月』

以外はあまり面白くなかったし、声も歌い方も単調で、数曲聴くうちにもうよくなってし

まった。これは単純に好みの分かれるところだろうけど、中野良恵のほうが癖も毒も

あって、つまりずっと個性的で、声も歌い方も変化に富んでいて、カラフル。

84歳にしてなんともお洒落なアンリのアルバムは、音楽に、自分の音楽人生すべて

にありがとうを言っているような明るくてしあわせな音楽なのだけれど、私の空間には

フィットしなかった。音楽ってほんとに難しいよ。ことにヴォーカルって。

声に対する人の反応はとても生理的で、千差万別な上に心を捕らえるのは一瞬だか

ら、何が自分の心の琴線に引っかかるかなんて自分でもわからないのだ。

ヴォーカリストの側からすれば、持って生まれた声と歌唱力(才能)、そのふたつが揃

うだけでも稀有なのに、そのうえ良い楽曲に恵まれて運もなければ世に出られない。

今年2回目のスイミング・スクールに行ったら、太っちょでミーハーだけどとても明るく

てチャーミングな同じクラスのオバサマが、私を見るなり「録ってきてあげたわよ」と言

う。いつか金スマという番組で徳永英明の特集をやった後、彼女が「CD買ったわよ」

と言ってきたので、思わず「パソコンできる?」と聞いたら、「わかってるわよ。録ってく

れっていうんでしょ?私はできないけどお嫁さんに聞いてみるわ」なんて言っていたの

で、あまり期待してなかったけど録ってくれたんだ!

徳永英明はデヴューの時から好きだ。シェイクスピアの芝居で主役がやれそうなその

ルックスも、何よりハスキーで独特の輝きを持つデリケートなその声も。それになんた

って自分と同じ歳なのだ。だから彼が『もやもや病』なんてわけのわからない難病で再

起不能と言われた時は、すごくショックだった。元気で売れていた頃の徳永英明はギ

ャンブル好きでノンシャランな雰囲気で、ちょっと不良っぽいところも魅力だったけれ

ど、最近復帰してからはなんだかすっかり深遠な雰囲気になってしまって、そんなとこ

ろもちょっと気になっていた。

でも、彼が病気を克服してまた歌えるようになったこと(それも前とは全然違う境地で

歌えるようになったこと)、そしてこんな風にまた世の中の脚光を浴びるようになった

ことは、とても嬉しい。

家に帰ってさっそく聴こうと袋を開けたら、なんと3枚も入っていた。

1枚めの『VOCALIST』から、『VOCALIST3』まで。

『VOCALIST2』の頭に『雪の華』が入っていたので、それから聴き始める。悪くない。

一音一音、一言一言、とても丁寧に大事に歌われていて、原曲よりむしろ歌詞が入っ

てくるし、あらためてこんなにいい曲だったんだと感じる。でも数曲聴くうちにそれも変

わった。何かが足りない。最近のJ-POPの若いヴォーカリストの歌を聴いて感じる

のは『我』と自己主張ばかりで私はすごく疲れてしまうのだけれど、確かにそれらとは

対極の歌ではあるけれど、でもこの歌からは純粋な欲望のきらめきや情熱までもが

削がれてしまっている感じがする。これは徳永英明本来の歌い方とも思えない。どの

歌もほとんど変化のない淡々とした同じトーンで歌われてしまっているし、もしこれが

世の中でウケているとしたら、今の日本人ってよっぽど疲れてしまっているんじゃない

だろうか。それに選曲だって、これってほんとに本人が選んだものなのだろうか? 

そう思ったら勝手に耳はギターの音だけ抽出して聴き始めていて、「何気にギターソ

ロがすごくいいね」と言ったら息子も「そう思った!」と言い、「歌無しでギターだけ聴

きたい」、なんて言いだす始末で。フルオーケストレーションでヴォーカル・アルバム

を作ると、いいヴォーカリストを使ってもどうしてこんなにつまらなくなっちゃうんだろう

と思った。でも結果から言うと、1番駄目なのから聴いてしまったみたいだ。息子がア

ルバイトに出かけてしまった後でぜんぶ聴いてみたけれど、1枚目はすごくよかった。

自分で買って持っていたいと思えるくらい。ピアノやギターのアコースティック・サウン

ド主体のアレンジが2とは違ってよかったし、徳永英明も曲ごとに異なる歌い方で曲

の持つ良さを引き出していて心に沁みた。そして3に至っては2で感じた欠点(フレー

ズのぶつ切り、パッションに欠ける歌い方)が完全に払拭されたパワーアップした歌

い方で、3作目のマンネリを全く感じさせない出来だった。曲によっては原曲の女性

ヴォーカルを超える優しさ、切なさ、儚さ、それに色っぽさを持っていて、原曲よりず

っと良かったほど。病を得て、若さの代わりにこの人が身につけたものについて考え

ずにはいられなかった。それにこの色っぽさは、ただ誠実で真面目なだけじゃ出せな

い、ちょっと悪いところもないと出せない色っぽさだよなあ、と思う。欠点が全然見つ

からないわけではないけれど、いまの日本の男性ヴォーカリストの中では最も自然に

美しいファルセットを歌えるヴォーカリストじゃないかと思う。

カヴァー・ブームだった去年。同時にロック・ミーツ・ラテン、ポップス・ミーツ・ジャズ、

などなどジャンルの違う音楽のミックスブームでもあった去年。日本のポップスもたく

さんのヴォーカリストがカヴァーすることによってスタンダードになって、一律のフルオ

ーケストレーション仕様じゃない、もっとクリエイティブなアプローチのヴォーカル・アル

バムがどんどん生まれるといいなと思う。

『VOCALIST』と『VOCALIST3』はいつか手に入れるかも知れない。

でも正直言うと私にはいらない曲も多くて、この3枚を好きにセレクトして、編集し直し

て聴きたいところ。誰にも邪魔されずに徳永英明の声に、そして歌の世界に浸りたい

ときにはお薦めのアルバムです。

Tokunaga_03

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2008年1月16日 (水)

roroちゃんのブタちゃんのお財布

Buta_cyan

去年、ブログで知り合ったroro ちゃんに初めて会ったとき、どこかで

お金を支払うときに彼女が出したお財布を見て言ったんだ。

「うわ。何そのお財布! かわいいね~」

たしか私の記憶では、ナチュラルな(ブラウンの)皮にピンクのブタ

ちゃんが付いたお財布だった。でもそれは私の記憶違いで、実際は

ピンクの皮でできたお財布だったらしい。

すると、そのとき彼女は言った。

「え~、これ自分で作ったのよ。私にしてはめずらしくちゃんと型紙も

とって時間かけて作ったのに、使いにくいお財布なんだって」

「どこが?」

「なんだかわかんないけど、小銭入れると落ちちゃうんだって」

とroro ちゃんは照れて言うのだけれど、それでもそのお財布はたい

そうかわいく、皮細工なんてできない私にはそんなことができる彼女

がすごいと思えたのでした。そういえば、その日初めて会う彼女の目

印も、やっぱり自分で作った真っ赤なギターの(形の)ショルダー・バ

ッグだったっけ。すごいユニークな人だと思った。そして、それがきっ

かけで、後から私にも同じものを作ってくれると言われたときは、嬉し

かったなあ! ・・・で、にゃおーん! 昨日ついに届いたのが上のお

財布! 目をつぶったブタちゃんの横顔がなんともかわいい。

手にとると新しい皮の匂いがする。開くとこんな風・・・ 

Buta_cyan_02

問題の(?笑)コインケース部分です。

Buta_cyan_04

外側から見たところ。

Buta_cyan_03

昨日このお財布が届いて、もうメールなんか書いてられないと電話で

話したところでは、当初このお財布のベースの色は、初めて会ったと

きの私のイメージからほんとはこのブタちゃんに付いてる花の色のよ

うな色にしたかったんだそう。不思議なことに、人がイメージする私の

色は十中八九あわいミントブルーなのです。どうしてなんだろう? 

前に親友のMが「これ、あなたに似合いそうだからあげる。着たくても

私には絶対似合わない色だから」と言ってキッドブルーのファミリーセ

ールで買って来てくれたナイティも淡い水色だったし。

でもって、いくら探してもいい色のブルーの皮が無いので、いっそ自

分で染めようかとも思ったけれど、それもいい色がなかったので、次

は絶対に黒、となったのだそうだ。そしてベースが黒ならステッチは

金色の糸で縫いたいと思ったけれど、これがまた無い。ので、自分

で染めてみたけれど思ったような金色にならず、最後は手芸用の糸

を買って来て、自分で撚って蝋引きしたんだそうだ。うう、なんという

こだわりと手間・・・! 昨日、ネットで皮細工職人のサイトを見ても思

ったけれど、皮製品って実に手のかかる仕事なんですね。

そして、ふたつに仕切られたお札入れの中を見たら、こんなものが入

ってました。壱丁円札! 私も最近知ったのだけれど、お財布を新し

くしたときには、使い始めにはなるたけたくさんのお金を入れておくと

いいそうな。そうすると、お財布が自分にふさわしい額はこれくらいと

自分の器を決めて、減ったらその分を補おうとしてくれるのだとか。

Buta_cyan_05

手のひらに載せたお豆腐で壱丁円とは洒落が効いてます。

もともとブタはどこの国でも蓄財と幸福のモチーフなのだけれど、そ

んなわけでroroちゃんのこだわりとハンドパワーと金運が詰まった

このお財布は、いま私の机の上で出番を待ってます。新しいことを

始めるのも、新しいものを使い始めるのにも新月の日がいいという

ことだから、それまで待とうと思うのだ。たまたまちょうどその日が自

分の誕生日でもあるし♪

roro ちゃん、ほんとにどうもありがとう! 大事にするね!

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2008年1月14日 (月)

やっぱり猫が好き?

Nekoneko

私は滅多に物を壊すこともないし、物持ちはいたっていいほうなのだ

けれど、子供が生まれて以来ずっと(19年!)使っていたピーター・

ラビットのマグカップにはいささか飽きてしまったし、去年、私のとって

おき中のとっておき、小林修二さんの備前のカップを少々ガサツなと

ころのある娘に3個も(!)チップされてしまったのがあまりにショック

で、自分の分はともあれ、備前を常使いにするのは無理だと諦めて

暮れに新しいボンチャイナのマグカップを買った。

マンハッタナーズの猫マグ。

物を大事に長く使うのは良いことだけれど、新しいものは生活に新し

い気を連れてくる。お財布が持ってる運気は3年で切れるというし、

新年に新しい下着やタオルや歯ブラシを用意するのも、新しい年に

新しい気を呼ぶため。

もともとこのカップ(わたくし全然余裕のない身なれど)、1年に1度

くらい、身内くらいには贈り物をしたいじゃない、とクリスマスに猫好

き・珈琲好きの義理の両親に送ったところ、たいそう喜ばれた。もは

や飼い猫の1匹もいない年寄りだけの侘び住まい、毎日使うカップ

が猫なら少しは楽しかろう、くらいの気持ちだったのだけれど、猫好

きにはそれ以上のものがあったらしく、義理の母は「いろんな顔した

猫がたくさん! これは本当の猫好きじゃなきゃ描けない」なんて言

う。そりゃそーだ。これを描いてるニューヨーク在住の画家の久下貴

史氏は、今は古い教会の僧房で、たくさんの猫に囲まれながら、猫

的かつアーティスティックな暮らしをしているそうです。

なんだか羨ましい限りですね。

それで、さんざん眺めているうちにうちのも欲しくなったので、自宅

用にも買った。これは子供用。

Nekoneko_01

Nekoneko_02

これは私のです。夢見るフェデリコ。私にぴったり♪

Nekoneko_03

このぽてぽて感がなんとも・・・

Nekoneko_04

このマグカップ、かなり大きくて、最近朝食時には(イングリッシュマ

ン・イン・ニューヨークじゃないけれど)紅茶を飲む私たちにはぴったり

だ。大きめのポットにいれた紅茶を注ぎ分けるとちょうど3杯分。

たっぷりと飲む。珈琲は仕事を始めるとき、自席につくときに備前

のカップに入れたのを持ってゆく。

ついでに猫キチのSのも買った。

Sには1年、笑って暮らしてほしいから笑い猫。

Nekoneko_05

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Sが1年、ほんとに笑って暮らせますように!

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2008年1月11日 (金)

鏡開き

Zenzai_01

本日、鏡開きの日。

小豆を煮てぜんざいを作った。

今年、小豆を煮るのはこれで2回目。

このところずっと3月のような暖かい陽気が続いていたけれど、明日

から10度にも満たない真冬日が戻ってくるそうだ。

すっかり温暖化に慣れてしまった私たち。

突然の真冬日復活で、皆さま風邪などひかれませんように。

器は誰のだったか忘れてしまった。

これも粉引きなれどベースは小石の混じった粗い黒土の焼き締め

で、そこに練乳ミルクのような釉薬がかかっている。

ソーサーが付いて和のスイーツにはぴったり。

長いこと、本棚に飾っておいたのを今日初めて使ってみました。

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2008年1月 9日 (水)

今日の薔薇

08sharifa_asma01

冬の陽射しのなかで、ゆっくりゆっくり時間をかけて開いたシャリファ

アスマ。うっすら開きかけた蕾の状態でたった一輪あるだけで、ベラ

ンダ中に良い香りを放っていた。

今日の薔薇には特別な運氣が宿るという。

これをいま見ているあなたにもおすそ分けです。

08sharifa_asma02

こうして見ると、イングリッシュ・ローズというより日本の花のよう。

この粉引きの片口の酒器も桑原哲夫の器。

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2008年1月 8日 (火)

懐かしい人に会った。

08shinnenkai_01  

話がちょっと前後しちゃうけど、4日に携帯が鳴って、出ると旧友の

Mちゃんだった。12月の半ばにメールをしたところ「新年4日から

夫がドイツに出張に行くから、パジャマ持って泊まりにおいでよ!」

なんて返事がきて、こういうところは学生の頃から変わってないなあ

と思ったのだけれど、お正月はいつも子供連れで泊まりに来る友人

が他にいるはずだし、いくらなんでも新年早々私だけ子供置いて人

の家に泊まりにゆくわけにもいかんよなぁ、と放っておいたのだった。

電話に出ると「そうきち、Hさん知ってたっけ?」と言う。「知ってるも

何もMの昔の彼氏じゃない。今でも顔浮かぶくらい憶えてるよ。何、

どうしたの?」と言うと、去年の夏くらいに本人じゃないんだけど元バ

ンドのメンバーのM君がネットで私のことを検索したら出てきたらしく

てさ、電話してきてくれて、一度みんなで会ったんだ。それで、またお

正月にも会おうということになったから、そうきちもどうかと思って」。

と、いうことなのだった。他にもMちゃんの女友達が来て5,6人になる

らしい。私は集団嫌いで3人以上大勢、といった感覚の人間なので

一瞬ちと面倒にもなったけれど、そこは今年最初に私に電話してきて

くれた友人だから大事にする。「次の日仕事だから早くから始めて早

く終ろうと思う」と言うから「何時に行けばいい?」と聞いたら「5時」だ

って。結局、旦那さんのMはこの日に出張に立つことになったらしく、

成田までクルマで送って帰って来られるのが4時前くらいになるのだ

そうだ。一応エプロンを持って出かけたけれど、着いたらもうテーブル

セッティングも終った後だった。

08shinnenkai_3

この日は新年だというのにM君にアクシデントがあって来られず、

Hさんと後から来た(前に1度会ったことのある)Mの女友達Cの、

結局4人の会になった。まずは再会を祝してシャンパンで乾杯。

08shinnenkai_02_2

20数年ぶりで会ったHさんは昔とちっとも変わらず、そんなに長

いこと会ってなかったのが不思議なくらいに昔どおり話ができた。

よくTVドラマなんかで、若い俳優をメークで老けさせて再会シーン

なんかをやっていて嘘くさいと思っていたけど、Hさんの顔は若い

ときの顔をそのまま老けさせたみたいで、人ってこういう風に老け

るのね、と妙に感慨深かった。3歳違いの私たちは子供の歳も全

く同じで、子供が大きくなってきたので彼は去年からまた音楽を始

めたのだそうだ。昔はベースだったけれど今度はギター。学生の

頃は『TOMATO』なんて変な名前のバンドをやっていて、Mにつき

あって私も何度か見に行ったけど、あのバンドがCBSソニーのオ

ーディションの最終選考まで残ったとは知らなかったわ。高級(?)

OLのCはCで、やっぱりかなりの音楽好きらしく、かなりいろんなと

ころに音楽を聴きに行っているらしい。『音楽』って私たちの時代の

キーワードなのかと思う。こんど一緒にライブに行こう!ということ

になった。

08shinnenkai_03

この日は、からすみとセロリのオリーブオイル和えに始まり、フォアグ

ラのパテ、2種類のパンとすごくおいしいチーズ、ズッキーニのスープ

車えびのグリルに蟹みその和え物、グリーンサラダ、ローストビーフ

のニンニクとクレソン添え、グラスに盛られたラズベリーとブルーベリ

ー、それにいちごを食べた。締めは彼女が焼いたフルーツケーキと

私が持って行った濃厚レアチーズケーキとエクレアと、美大に通うM

のかわいい娘が淹れてくれたおいしい珈琲。私やCだけだと家にある

もので和物でやろうぜ、ということになるのだけれど、男の人が来ると

なると俄然張り切るゲンキンなMである。私はシャンパン1杯と赤ワイ

ンと白ワインを少しづつ飲んですっかりできあがり。気づけば、また終

電の時間。懐かしい人との再会にお喋りにご馳走に、すっかりお腹

いっぱいの新年4日の夜でした。

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2008年1月 7日 (月)

春の七種

Nanakusa

今日から仕事始め。

また始まった。

今年の私の課題は、時間の有効な使い方を学ぶこと。

最も重要なことから始めること。

嫌なこと・面倒なことを先延ばし・後回しにしないこと。

感情のコントロールがうまくなること。

頭で反芻するより行動すること。行動は迅速に、大胆に。

頭と心と身体、ぜんぶ動かすこと。バランスが大事。

そして今日7日は七草粥を食べる日だ。

最近は三箇日を過ぎるとスーパーで上の写真のようなセットを売って

いるから便利。春の七種(ななくさ)とは、せり、なずな、ごぎょう、は

こべ、ほとけのざ、すずな(カブ)、すずしろ(だいこん)。

Nanakusa_01

今朝の朝食。

Nanakusa_02_2 

特別おいしいものじゃないけれど、昨日友人宅で遅くまでご馳走三

昧だった胃には優しい朝ごはん。

粉引きの釉薬が簡単にチップしてしまうのと、きれい過ぎてなんとな

く使い道がみつからないまましまってあった器を初めて使ってみた。

桑原哲夫が作る粉引きの器はグレーがかった白で、この高台が八角

形の小どんぶりはとても端正な風情。お茶碗より少し大きめの器で

食べたい朝粥にはぴったりだった。

日々の風水を意識して暮らすのも今年のテーマ。

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2008年1月 6日 (日)

声の力

08sharifa_asma

昨日、遅い朝食の後に息子と議論しているとき、ラジオから吉井和哉

の歌が流れてきて、ちゃんと話し続けてはいたけれど耳はそれをキャ

ッチして、吉井和哉の声に、歌い方に、その圧倒的な世界に、頭は

半分以上持っていかれた。イエロー・モンキーの『JAM』。

声の力って、歌の力って凄いと思った。

それをちょっと後で息子に言ったら、息子も同じ状態だったらしい。

吉井和哉っていう人も(知る人に聞いたところによれば)一度その高

い鼻っ柱が折られて再起してきた人のようだけれど、あんな声で、あ

んな風に歌えたら、自分を天才と思ってしまったって、自分を神のよ

うに錯覚してしまったとしたって仕方がないかもしれない、と思う。

神聖さと猥雑さが入り混じった、まるで天国と地獄みたいな音楽。

この声と、この歌い方がある限り、彼が音楽の世界から消えることは

きっとないだろう。

伝えたい強い思いがあって、表現せずにはいられない衝動があって

それを形にすることができて、伝えられる力があって、更に一歩踏み

出す勇気があって、そして力を貸してくれる誰かが存在して、初めて

人に伝わる。どれが欠けても駄目だろうけど、いちばん大事なのは

自分の中の強い思いだろう。

それが無ければどんなにいい資質と才能を持っていたって、どんな

に人から賞賛されたって、多分どうにもならない。

去年の暮れだったか『情熱大陸』で見た、幻冬舎の編集長の言葉に

いたく納得してしまって、そんなものが自分にもあるだろうかと問うて

みる今日この頃。

上はシャリファ・アスマ。

大きくなったまま、なかなか開かずにいた蕾が3月の陽気と言われ

る今日の陽射しのなかで、ゆっくり開き始めた。

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2008年1月 4日 (金)

赤の気分

Vongole_rosso_01

今日は朝遅く起きたので、とうぜん朝ごはんは遅くなり、昼ごはんも

遅くなる。しかし、どんなに遅く起きても1日3食たべる私たち。

午後、真っ赤なザンパノさんの紙ぶくろを持って買い物に行く。

私は手袋も赤のレザーです。(この次買うときはきれいな水色のレ

ザーにしたいけど。)

見上げれば真っ青な空。きりっと冷えた空気。なんて気持ちいいん

だろう! でも陽射しは暖かく、1月の陽気とも思われない。

これが地球温暖化の果ての超異常気象だとしても、ヒトには過ごし

やすかったりするわけで。困ったものです。

食材を見てぱっと作りたいものが決まったときはたいていうまくゆく。

(おいしく作れる。)いささか遅いランチはボンゴレ・ロッソ。

ボンゴレ・ロッソがトマトベースの赤のパスタなら、ボンゴレ・ビアンコ

は白ワイン、ペペロンチーノの白のパスタ。トマト好きの私が作るのは

ボンゴレ・ロッソのことが多い。

まだ旬になっていないイチゴは高いからずっと我慢していたけれど、

今日はついに買ってしまった。子供の頃、好き嫌いの多かった私は

人間の主食がイチゴだったらいいのにと心底思った。毎日イチゴだけ

でいいと思っていたわけ。それくらい好きなイチゴ。

(実は子供の名前もイチゴとつけようと思ったけれど却下されました。

そんな変な名前じゃなくてよかったと、いまは娘に言われてます。)

冬の赤は元気な赤。赤いものを食べると元気になる気がする。

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2008年1月 3日 (木)

毎年恒例2日にすること

2008atsumoude

元旦以来、毎日晴天が続いて今年は穏やかで静かなお正月です。

昨日2日は、毎年のことだけれど実家に行きました。

駅を降りたらすぐ近くの氏神さまにお参りして、それから実家に行く。

ごく簡単だけれど実質これが我が家の初詣です。

最近はもっぱらおせち料理は実家でいただくのみ。

もう台所から母の「海老の鬼柄焼きよ~!」なんて華やかな声もしな

いけれど、暮れの30日まで仕事だった妹が用意してくれた簡単なお

節をみんなで囲みます。今年77になる父はまだ働く気でいるみたい

だし、今年は年明け早々妹の人生初の転職・就職活動もあるみたい

だし、今年もやっぱりなんだかいろいろありそうです。

昨日は例年より早く出かけるつもりが、ビデオに録っているというの

に午前中『のだめ』にハマってしまって、結局いつもと同じ時間になっ

てしまった。のだめを見終わった後、なんだかいきなりショパンの幻

想即興曲が聴きたくなって探したけれど、私のライブラリには無し。

やっと見つけたルービンシュタインのそれは、でも私の聴きたかった

火の出るような幻想即興曲ではなかった。うちにあるショパンはエチ

ュードとノクターンばかり。ショパン好きで、特にこの曲が好きな息子

に「この手のピアノ・コンクールで弾かれるような最もポピュラーで華

麗なピアノ曲ってのにはあまり興味がなくて」と言ったら、「つまらな

い理由だね」とやられた。息子はたいそうロマンチックでドラマティッ

クな曲が好きです。

今日はあまりに静かな日で、一日息子がバイトでいないのをいいこと

に、私は午後ずっとシューラ・チェルカスキーの弾くショパンを聴いて

過ごした。私はこのアルバムの2枚目のディスクのトップに入ってい

る『舟歌』が大好きです。ライナー・ノーツには『テンポは、理想的なゴ

ンドラ漕ぎのテンポ。息の長いフレージング、軽々と演奏される華麗

なパッセージ、放逸なまでの情熱、真珠のような装飾音・・・』とある。

たゆたう水、水面に反射する陽の光、ぼんやりするには最高の音楽

です。CDはたくさん持っていても、結局繰り返し聴くのはほんのわず

か。そのわずかに出会いたくて、また今年も私の音楽トリップが始ま

ります。

Shura_cherkassky

Shura_cherkassky_01

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2008年1月 1日 (火)

A HAPPY NEW YEAR☆

2008hatsuhinode

2008年が明けた。

元旦は素晴らしい天気で始まった。

今年はとても良い年になりそうな気がする。直感です。

昨日、紅白歌合戦の裏でやっていた『談志・陳平に代役はありませ

んスペシャル』を見ていたら立川談志も言っていたけれど、「直感は

人間の叡智だけれど、理屈をこねくりまわして出した答えは悪知だ」

というのは、正しいと思う。談志は毒舌だけれど東京っ子のエッセン

スが詰まっていて好きです。東京からこんな人がいつまでもいなくな

らないで欲しいなと思う。

さて、我が家のお正月は特別なご馳走もない。来客もない。TVもあ

んまり見ない。年賀状は今年も出さなかったけれど少し来た。『かま

わぬ』で一緒に仕事をして以来慕ってくれていた年下の女の子が、

しばらく音沙汰ないと思っていたら、オーストラリアで(オーストラリア

人と!)結婚したって。今月の半ばから来月にかけて一時帰国する

ので会いたいと書いてある。すぐに返事を書かなきゃ。

元旦の朝はお雑煮。

いつもと代わり映えしないけれど我が家の定番。

Ozouni

明けましておめでとうございます!

今年が皆さまにとって、私にとって、たくさんのしあわせな出会いと

機会に恵まれる賑やかな1年になりますように!

今年もどうかよろしくお願い致します。

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