それぞれの冬
いつのまにか、あたりいちめん落ち葉だらけ。
風が吹くたび雨のように葉っぱが降ってくる。
風に舞い散る葉っぱは人の切れ切れの思い?
家族との2年半の別居の末に最近、家に帰った女友達。
離婚して今年2年目の冬を迎える旧友。
近所に住んでいた親友は夫の転職が決まって、急遽引っ越すことに
なった。それだけで目の回る忙しさだろうに、そんなときに田舎から
叔父の訃報が届いて、福岡の実家に帰らなきゃならなくなって。
「生きてるといろいろありますなぁ~」なんてメールがきた。
うん。生きてるといろいろある。
今年もそれぞれの冬。
私は?
私は新しい年に向けて要らないものを捨ててる最中だ。
でも、物理的に捨てられるものはまだ問題ない。
厄介なのは目に見えないキラキラ光るもののほうだけど、でも捨て
る。捨て続ける。
物理的に捨てることで心は後からついてくる、と信じて。
まだ12月になって5日なのに、もう、来年はどんな年になるだろう?
なんて、考えている。
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コメント
私も相変わらず捨て続けてます。
確かに物理的なものは捨て易い。
脳はうそとホントを見分けられないというから
捨ててしまえば後から付いてくるでしょう。
投稿: hanta | 2007年12月 6日 (木) 21:50
ハンタさま、
やっぱり私たちはどこかで繋がってるね。
この日、ハンタさんのことを考えていたんだよ。
また電話してみようかと・・・
日本には礼法にしても武道にしても型というのがあるじゃない。
最初、できないうちは型を真似るだけでもいい。
型をきちんとマスターすることで心は後からついてくる、みたいなね。
そういったことが身に染み付いてる私は典型的な日本人ですね。
投稿: soukichi | 2007年12月 8日 (土) 00:06