生き残った実生苗
今朝の9時前までの空はすごかった!
大気が澄み切って、どこまでも見晴らせそうなブルースカイ。
心に哀しみを抱えていたら、むしろ空しくなってしまいそうなくらいの。
好きな人と別れたり、可愛がってた猫が死んじゃったり、大事なもの
を失くしたり、失業したり、病気をしてダウンしたりしても、何事もなか
ったように空は晴れて、それを繰り返して日々は過ぎてゆく。そんな
風にして人の日常はちょっとづつでも前に進む。時には嫌でも。
哀しみは心の引き出しの奥にしまわれて、跡形もなく無くなったりは
しないけど、少しづつ色褪せて、別のフレーバーで遠くない未来に蘇
る。そんなことを考えていた昨日・今日。
去年の秋に種を撒いて今年の春に無事に発芽したものの、ほとんど
全滅したと思っていたバラの実生苗が2株だけ生き残った。ただ水だ
けやって、あとは放ったらかしの栄養のないプランターの土の中で。
ひょろひょろとだいぶ背が伸びてきたので、それを昨日やっと鉢上げ
した。2株はしっかりくっついていて、絡まった根をちょっと無理に引き
離したのと、もう暗くなってから作業をしたのでちょっと弱っているけれ
ど、真冬の寒さにも、今年の真夏のすごい暑さにも、台風の強風と豪
雨にも負けなかった(まるで私みたいな)苗だ。
なんとか育ってくれるでしょう。
プロスペリティの札の前で芽を出した苗だから、プロスペリティの実生
ということになるのだと思うけれど、だとすると白い花が咲くのかな?
このバラの名前は、花が咲いてから付けようと思う。
来年の初夏まで、充実した苗に育ちますように!
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コメント
そうきちさん、実生苗がかなり大きく育ちましたね!
うちのも同じくらいの大きさですねえ。
来年の春は、同時に花が咲くと嬉しいですね!
うちのも咲いたら報告します。
投稿: q-harada | 2007年11月24日 (土) 10:26
harada さん、
私のは種を撒いたプランターに放ったらかしておいたでしょう?
だから栄養足りなくてヒョロヒョロなの。
harada さんのはきちんとしかるべきときに鉢上げしてるから、きっともっと立派だろうと思うな。
はい。またharada さんの実生のバラの写真を楽しみにしてますね♪
投稿: soukichi | 2007年11月26日 (月) 00:09