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2007年11月21日 (水)

通りすがりの猫に

Nyanko

たとえば私について言えば、

お金はいっぱいあるけれど不自由。

よりは、まだ

お金は無くても自由。

のほうを選ぶと思う。

猫も人に飼われれば、

安全で暖かい寝床と日々のご飯は確保できるけれど、

でも人生(猫生)における心躍る冒険は、

自然との優しい触れ合いは、

猫同士のスリリングにして楽しいつきあいは、

何より自由は、

どうなる?

と思う。

もし私に猫語が話せるなら、

安全で快適な部屋と暖かい寝床と確実なご飯と人間の寵愛と、

寒さや暑さの過酷な自然と食うや食わずの毎日と縄張り争いと

そして自由と、

君ならどっちを選ぶ? 

と訊いてみたいもんだよ。

昨日、久しぶりに用があって出かけて、帰りに本屋に行って立ち

読みしていたら、その本には、まだ世界には身売り同然で結婚さ

せられる少女が何万人もいて、この世の真実はあまりに残酷で

病み上がりの頭には少々刺激が強すぎて、くらくらしながら帰って

来た。日々のパンと裕福な暮らしを確保するために、飼い殺しの

ような人生を強要させられる少女たち。彼女たちがもし意思を持

って選べるなら、喜んで野良の人生を選ぶんじゃないか、とか。

でも自由にはいつだって孤独と過酷さがつきものなんだ。

心身ともにタフじゃないとやれない。

もうすぐ冬が来るしね。

帰り際、ブルーの塀に見事な三毛がいたから声をかけたら、

あっという間に塀の奥まで逃げちゃった。

さて、君は自由と安穏とどちらを選ぶ?

訝しげに私を睨む三毛や。

Nyanko_02 

Nyanko_01

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コメント

すっかり寒くなりました。
イングリッシュガーデンカラーに塗られた垣根に
ちょこんとおさまったネコちゃん、絵になります。
体調はいかが、私はインフルエンザのワクチン射ち
ました。
やっぱり少々不自由でも、篭の鳥がいいかな。
篭の中身にもよるでしょうけれど、人の人生って
わからない。一回きりの人生なのに、いまだに
フラフラ暮らしているし・・・・・。
ほんと温かいもの食べて、寒い冬に備えましょう。

投稿: みちこ | 2007年11月22日 (木) 07:54

そうきちさん、おはよう

昨日夕食の買い物に近所のスーパーに行ったところ、50代後半の男性と20代前半の東南アジア系の奥様のご夫婦が子連れで買い物をしていました。
娘の学校でも学年に数人はそんなハーフのお友達がいて 周りにそんな国際カップルが多いことは多いんだけど、私は昨日そのうら若い奥様を見て「この人って愛があって結婚したのかしらん??」と、失礼ながらそんな思いが頭をよぎってしまいました。
豊かな日本に生まれ育った私にとって、それは想像する事しかできないのだけれど、
究極の貧困の環境に身をおくと、豊かに暮らす憧れが 愛情だの恋だのの自由な感情を凌駕してしまうものなのか。。。なーんて、思ってしまったのだけれど、これって傲慢な意見でしょうかねぇ。
我が家の猫4匹は、へその緒がついた状態で保護した為、一度もお外に出たことがありません。
たまにベランダに出してみるのだけれど、怖いのかすぐに部屋に逃げ帰ってしまうのです。
それは我家の猫にゃんズが自由に生きることを知らないから。
知らないということはそういうことなのね。

投稿: roro | 2007年11月22日 (木) 08:59

みちこさま、
フラフラ?! みちこさんが?
嘘でしょう。ちゃんとお暮らしじゃないですか。
フラフラは私の方です。
いえ、私はフラフラ生きてはいないのだけれど、いかんせん頭の中がぶっ飛んでます。

もちろん!
篭の中身によりますね。
ヨーロピアン・アンティークな贅沢な篭もあれば、藤でできた質素な篭もあります。
今のみちこさんのように優雅で、その上自由でいられる篭ならいいでしょうとも。
でも猫ならともかく、その言葉通り鳥だったなら、私はやっぱり野生の鳥がいいな!
翼を持ちながら、狭い鳥かごで毎日365日同じ景色を見て同じものを食べて。。。なんて、とてもじゃないけど耐えられません。
それこそ小さな身体でどこまでも力強く飛んで行きたいです。

投稿: soukichi | 2007年11月23日 (金) 00:26

roro ちゃん、やっほう。
うちのほうはよく、いけすかないオヤジが美しくて若いロシア人の女の子に子供だましの安物を買ってあげてるのを見ます。見るたびに嫌な気持ちになる。
でも、それでも、女の子が自分の意思でそれを選んでるならまだいいのよ。私がおととい本で読んだのはアフリカの少女の話なんだけれど、14歳くらいで本人の意思に関係なく結婚を強制させられるの。
しかも7歳でとても残酷な割礼をされた後でね。
私にはとても耐えられない話でした。
少し前のブータン共和国のように、みんながよその国の経済的・文化的豊かさというものを知らないで(ただ心の豊かさしか知らずに)生きていられれば、君の猫のように別の豊かさを求めることはないんじゃないか? と思うけれど、情報の波はあっという間に清らかだった人の心を変えてしまい、そんな夢のような桃源郷は続かないのだ。

私は元気になったら、なんだかいろんなものが作りたくなってきたよ。
もちろん、そんな時間はないんだけれど、roro ちゃんと材料屋めぐりをしたら楽しいだろうなぁ~なんて思ってました。
roro ちゃんも早く元気になってねー!

投稿: soukichi | 2007年11月23日 (金) 00:40

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