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2007年2月28日 (水)

魔の月

Archiduc_joseph_11_1

二月ももう終わり。

この二月という月は自分の誕生月であって、本来誕生月というのは

その月生まれの人にとっては一年で最もパワフルな月だそうだけれ

ど、私の場合、母がガンで入院したり、亡くなったり、息子が交通事

故に遭ったり、自分も毎年この時期はなんとなく体調がすぐれなかっ

たりして、いままであまり良いことがあったためしがない。言ってみれ

ば注意が必要な月。それももう今日で終わりだ。

そして私が一年で最も駄目なのが桜の頃と夏の終わりの頃なのだ。

古い友人はそれを憶えていて、密かに気にしてくれていたりするほ

ど。それは ・・・ 、なんなんだろうな。どうしてと言われてもうまく説明

できないけれど、その季節を満たしているエモーションと、どこかで

カチっと連動してしまうって感じだろうか。ふだんはかなりバランスが

良いと言われている私が、最もバランスを崩しやすい頃。

私は桜が大好きだけれど、桜ってもしかしたら悪い花なんじゃないか

と思う。狂おしく一気に咲いて一気に散る。朝と夜の表情がまったく

違う。黄昏は逢魔の時間、という言葉があるけれど、桜の頃はまさに

そうだ。「狂」の字を思い浮かべる。

去年の桜の頃も、桜に思うさま幻惑されて翻弄されて、最後には滅

多にひかない風邪をひいた。

今年はそんなことのないようにしなければ。

桜三月は二月に次いで魔の月。

(写真はフォルダにお蔵入りしていたアルシュディック・ジョセフ。)

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コメント

季節の変わり目は身体の変わり目でもあるのかしら
確かにこの時季は風邪をひきやすかったりしますね
自分の体の中の声を聞いてゆっくりやり過ごすことができたらいいのだけれど、そうもいかないものね
桜、豪華絢爛な花を見るのは好き
でもあのバカ騒ぎ、桜には溜まったエネルギーを爆発させるなにかあるのかしら

投稿: tama | 2007年3月 1日 (木) 10:45

tama さん、
その『身体の声を聴く』って正しいな。
昔の人はもっと自然の摂理に即した生き方をしていたし、またその術をよく知っていましたよね。
母はよく『木の芽時』なんて言葉をつかってたなあ。
それに、そういうみんなに共通する時期とはまた別に、自分の苦手な月、たとえばこの月はかならず失くし物をするとか事故に遭いやすいとか体調が悪くなりやすい、とか、そんなのがあるような気がします。
私の場合、桜の時期も夏の終わりも最も好きな季節で、ゆえに感情が揺れやすい季節なんですよね。

お花見、みんなもっと昔の風流人のような楽しみ方ができないものかしらねぇ。

投稿: soukichi | 2007年3月 1日 (木) 23:38

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