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2007年2月17日 (土)

スイミング仲間

Birhday_01

いつものようにスポーツクラブに行くと、いま着いたばかりのOさんが

入り口の前に立ってこちらを見ていた。私が「こんにちは!」と言うと

「あなた、先週来た?」と訊くので、「来たよ。Oさんは来てなかったけ

ど、どうしたの?」と言ったら、「ちょっと具合悪くしてたの」と言って、

ハイと小さな包みを差し出した。

去年、彼女と話しているときにたまたま彼女が私と同じ誕生日だと知

って、ちっちゃなプレゼントをしたのを憶えていてくれたらしい。スイミ

ングクラブへの階段を登りながら、「変なものだよ。ボディを洗うスポ

ンジ」と言う。「ありがとう。Oさんも使ってるの?」と訊いたら、「使って

る」。もらった包みを軽く握ってみたらふわふわした感触がした。

Oさんと私は親子ほどに歳が違う。彼女はお孫さんもいるからもうれ

っきとしたおばあちゃんだけれど、一緒のクラスで泳いでいる仲間と

いう点では対等で、おばあちゃんなんて呼べる人ではない。お茶の

先生をしていて、見るからに着物が似合いそうな、山形生まれでどこ

か粋筋の匂いがする彼女はいまだ現役の女という感じで、そう呼ば

れることを拒否しているような感もある。彼女の泳ぎはけして上手くな

い。もう70を過ぎているからパワーがないし、伸ばすべきところがち

ゃんと伸びなかったりする。しかたがないことだ。それが老いるってこ

となんだから。でも彼女は私と違ってグラマーだから浮力があるし、と

ても柔らかな身体をしていて、力の抜けた楽な泳ぎをする。力を抜くこ

とが何よりも必須課題のスイミングにあっては、その点でよくコーチか

ら褒められているくらいだ。何より、私の母が67で他界したことを考

えると、70を過ぎて毎週泳ぎに来る彼女はすごいと思う。体力のこと

もさることながら、その意識レベルの高さが。

いつも男の子みたいにプレーン・トゥか、ガーリーなペタンコ・シューズ

を履いている私と違ってお洒落なOさんは、若い頃ずっと先の細いハ

イヒールを履いていたんだろう。外反母趾に悩む彼女の次の誕生日

には、布ぞうりをプレゼントしようと決めていた。このところずっと仕事

が忙しくて作れなかったけれど、やっと作りました。

いつも華やかなスイムウエアを着ている彼女にはちょっと男っぽいか

も知れないけれど、これはこれで粋でいいかもしれない。

Birhday_02_1

ちなみにOさんからもらったのはこれ ↓

『チョコっと気持ち』と書かれた小さなチロル・チョコと一緒に。

チロル・チョコって私、初めて食べました。

Birhday_03

肌が弱いから私はシルクのボディ・タオルしか使わないのだけれど、

私がクマ好きってなんでわかったんだろうか ・・・

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日々のあれこれ」カテゴリの記事

コメント

スイミング続いてるんですね。
私は喘息がでて、休んでいます。
もともと気管支が弱く、風邪をひくと咳がながびいていたのですが、喘息になったのは初めてです。
年上のお友達、粋なぞうりにお気持ちが和む事でしょう。
なかなかできない、お互いのちょっとした思いやり、大切にしたいです。

投稿: みちこ | 2007年2月19日 (月) 16:02

はい。みちこさま、続いております。
というか、健康で泳げる間はずっといくつになっても続けるつもりです。これしか私にできそうなスポーツはないし。
6年目に入った今でもモチベーションを失わずにいるってことは、泳ぐのが好きなんだろうなあって思うし。

喘息ですか?
それはよくないですね。
毎年、歳とるごとに、今まで経験しなかったようなことが起こりますものね。
私のウイークポイントも実は咽喉なんです。
子供の頃から扁桃腺肥大だし。
引越し直後、それも失業している真冬に風邪をこじらせて気管支炎になって、咳で息もできなくなりそうだったときは、もう死んじゃうんじゃないかと思うほどつらかったです。
以来とても気をつけてるけど、スイミング始めて風邪ってものをほんとにひかなくなったし、咽喉も強くなりました。
お大事にね。

そうそう、人とのちょっとした繋がりはとても大事ですね。

投稿: soukichi | 2007年2月21日 (水) 00:12

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