« スイミング仲間 | トップページ | ハチミツ »

2007年2月18日 (日)

恋が終って

Ben_moon

私はあまりテレビを見ないから芸能ネタには強くないし、それほど興

味も無いのだけれど、昨日 Yahoo ! のトップページを開いたらいきな

り目に飛び込んできた、『国分太一が aiko と破局』の文字。

aiko はとても好きな女の子だし、この2人は芸能界にはめずらしく素

朴でピュアなカップルでお似合いだと思っていたから、そうかあ、終っ

てしまったかあ、なんて思いながら眺めた。

恋はどうして終ってしまうんでしょう。

先日、近所の女友達のところで話していて、どんなに好きな相手とで

も我慢無しには一緒にいられない、という話になった。

別々に暮らしている恋人の間はまだいい。

デートという限られた時間の間、お互いに外向けに繕った(できるだ

け)最上の自分を見せていればいいから。それが結婚とか一緒に住

むとかいうことになったら、そうはいかない。お互いに素の状態から繕

うまでの、たぶん一番見せたくないし見たくないプロセスまであからさ

まになってしまうし、どんなに気が合う2人だとしたって、好みや生活

スタイルが完全に一致するなんてありえないから。自分ひとりで部屋

にいるのでは存在しない、相手がたてる生活音ひとつにしたって。

ひとりで暮らすのは孤独なものだけれど、慣れてしまえばそれ以上

気楽で自由なものはない。特にクリエイティブをやろうと思ったら、ひ

とりでいるのが一番じゃないかと思う。社会的なことさえちゃんとやっ

ていれば、自分の部屋の中では何をしても(たとえば夜中に珈琲を

たてようと、友人と好きなだけ長電話していようと)文句を言う人は

いないから。そんな生活にすっかり慣れてしまって、人といることに

我慢できない人が今は増えてしまっているんじゃないかな。そして、

その孤の部分を癒すために、人じゃ我慢できないけれど、かわいい

ペットなら許せるというところでペットに過度な依存をしている人が多

いんじゃないかしら。なーんて、話をした。

(どこからかブーイングが聞こえてきそうだけれど、ペットを飼う人全

てについて言っているわけではないので、念のため。)

恋が終って、相手の良いところも悪いところもはっきり見えるようにな

って、人と一緒にいる面倒も鬱陶しさも充分に承知した上でなお一緒

にいたいと思う。そのとき人生のレールを曲げるのは片一方の人間

だけじゃなくてお互いさま。そして、それをチョイスしたのは自分。

日々の瑣末な不協和音に少々イライラしたとしても、相手の嫌なとこ

ろをそれこそ嫌ってほど見せられても、リスペクトできるところがあっ

て、いつの間にか相手の足りないところを責めるんじゃなくて補える

ように成長することができたら、それこそが愛の本質なんだろう。

かくいう私も貧乏生活でいろいろ制約があるとはいえ、かなり気まま

にやっているので、再び誰かとそれをやれるという自信はない。クー

ルに考えるなら、本当の意味で自立できたら別に独りでいるのもいい

んじゃないかなあ、などと思ったりするのも確かだけれど。いやいや、

待て待て。私は少々面倒でも難儀なことでも、人と一緒にやる人生を

目指すのだ。

私がもう人は懲り懲りしたからやめて、今後の人生はペットと共に生

きることにします、などと言ったら、そうきちのヤツ、ついに焼きが回

ったか、と思ってください。

ずっと私の携帯の着メロだった、aiko   キラキラ

|

« スイミング仲間 | トップページ | ハチミツ »

モノローグ」カテゴリの記事

コメント

とってもよく分かる会話の内容、実感です
前は当たり前に暮らしていたけれど
今は離れて暮らすからお互いに嫌な面を見ないでいられる
今日は金曜?帰ってくる日?なんて時はちょっとうれしかったりもするもの
週末に帰って来れば1週間のお互いの出来事も新鮮に聞けるけど
これが毎日ならばどっかに行ってよ、私が出かけようかになるのかしら
縛られないうちならばもうこんな関係はとなるけれど家族になれば維持するエネルギーも必要かしらね
な~んてね
一人で生きる自信もないのにね

投稿: tama | 2007年2月18日 (日) 23:13

相手がたてる生活音ひとつにしたって・・・。
もうもう、深く頷いてしまいましたよ。
TVのボリューム1つ取っても、人それぞれの適音がある訳で。
うちは10年以上お付き合いしてからの結婚でしたが、
夫婦生活7年目にしても未だに「そうだったの?」なんてこと、でてきます。
今は気ままに生活していますが、子育てが始まればまた、新たな関係へと変化していくのですよね。
夫に「結婚とは?」と尋ねたら、「忍耐でしょう!」と即答でした(笑。

投稿: reche | 2007年2月18日 (日) 23:38

tama さん、
tama さんはそんな風にこともなげにおっしゃるけれど、私はtama さんは偉いなあと思ってますよ、ずっと。
というか、ひとりで頑張ってるんだろうなあーと。
ただただ健康なときなら別々の暮らしも新鮮な通い婚みたいでいいと思うけれど(^-^)、具合が悪かったりしたら1人でいるのが心底心細くつらいときだってあるでしょう。
私は息子に男嫌いとか言われているけれど、自分がどんなに苦労していても、子どもが産めない男、ゆえに孤独な男の人はさみしい生きものだと思って慮っているつもりです。
ただ自分が産んだのじゃないゆえに無責任、というのもどうしても感じてしまうんですけどね。
tama さんのそんなお暮らしもこの先ずっとじゃないでしょうし、きっと一緒にお暮らしになったらなったで、穏やかにしあわせに暮らせることと思います。

投稿: soukichi | 2007年2月18日 (日) 23:40

そっか、そうだよそうだよ。
お互い外向けの態度のまま一緒になっても、それは偽りの愛ですね。
見たくないことも見せたくないこともさらけ出してから、はじめて恋愛は始まると、僕は思ってます。
そうして初めて相手を好きになる・・・つまり、心の触れ合いなんて、表面上の飾ったお付き合いではずっとありえないことだと思ってますが・・・
泣き叫んで、怒り狂って、歓喜に震えて、素っ裸で激しく抱き合って・・・お互い、そんなエモーショナルなぶつかり合いがあってやっと恋愛感情がわき上がってくるものだと思ってます。(意外とオトナな意見かも?フフフッ!)
そういう恋愛って、よくも悪くも後々印象に残りますね。きっと。

投稿: カルロス | 2007年2月18日 (日) 23:58

結婚して「げ”!!」って思った事数知れず・・(^^ゞ
でもこれってきっとお互い様なんだよね・・
最近はオットと言うより、「兄」みたいに感じる事が
多くなって来たかも・・ちょうど出来の悪い独り者の
兄の居る家に息子二人連れて出戻って来たみたいな
感じかな?ちょっと寂しい気もするけどそんな感じ♪

投稿: | 2007年2月19日 (月) 07:41

夫婦・・・・難しい不思議な関係ですね。
たしかに年数が経つと、空気みたいな
でも知らな事も、たくさんあると思いますよ。
私はよく「永いこともってますね」なんて言われたほうです。離婚願望はみんな持っているし、別れるのは面倒な事もあるし、気が付いたらもうこんな歳にという夫婦が多いでしよう。
ご夫婦でお仕事されているの、好きですね。

投稿: みちこ | 2007年2月19日 (月) 16:34

昔ボーイフレンドが「猫に依存するな」と言った。
生活から猫を取ったらそれが本当の生活だと。
猫は依存の対象か・・・
まあね、私から猫を取ったら無に等しいから、
猫を選んだ。余計なお世話だい!って思った。
私のそこまでを左右するな!って思った。

投稿: hanta | 2007年2月19日 (月) 23:31

カルちゃま、
カルさんの意見は大人っていうより、やっぱりラテンだよね。
すごく若くてパワフル。
あなたってほんとは獅子座じゃないの?

>泣き叫んで、怒り狂って、・・・

みたいなのは私には無理かな。
だって、これでも私ってけっこう静かな人なんだもん。
そんな体力もないしさ。
私はもっと静かに穏やかに、じわじわと湯たんぽのように愛を育みたいわ♡

投稿: soukichi | 2007年2月20日 (火) 23:54

凛さま、
昨日はどうもありがとう。
凛さんの元気な関西弁聞くなりもう笑いましたよ。
やっぱり関西人は東京人よりパワーあるかもね。
東京人ももっと元気出さなアカンね。
若いときは私は本物の関西も関西人も駄目だろうと思っていたんだけれど、もしかしたら関西行った方が私は楽しく暮らせるかもなあーなんて、ちょっと思った昨日だす。

>ちょっと寂しい気もするけどそんな感じ

か・・・
でも、それはまだ息子さんが家にいるからじゃないかなあ。
2人きりで暮らすようになったら、また変わってくるんじゃないかな?
・・・というか、少しずつ凛さんの望むほうに変えちゃうんだよ。
うん。それがいいと思う。
年取って寂しいなんてヤダからさ。


投稿: soukichi | 2007年2月21日 (水) 00:01

レチェさま、
そういうときはすかさず笑って「me too]と言わなくちゃ!
あなたに先に言われたくないわ(^-^)
私だったら男の人には(嘘でも)もうちょっとラブリーなこと言われたいですね。
そのへん男の人ももう少し賢くなったらいいのに。
夕飯のおかずが違うのに(^-^)

レチェさんが言ったようなことをうまく書いているのが村上春樹ですね。『20年も連れ添った妻の机の引き出しの中に、ある日突然ピストルをみつける』
みたいなね。
吉本ばななは『心の闇』、と言ってるけど。
誰にでも、誰にも踏み込ませたくない心の領域は存在するし、それに本人でもわかっていない自分ってのも、あるんじゃないかしらねぇ・・・

投稿: soukichi | 2007年2月21日 (水) 00:22

みちこさま、
いつか、離婚する前だったか後だったか、知り合いから柳美里の
言葉が書かれた手紙をもらったのです。
『結婚とは、2人の間で壊れやすい卵を抱えるようなものだ』
そんな文章だったと思います。

私は離婚願望がありながらも、別れるのが面倒だという理由で熟年にまで達してしまった夫婦にも、やはり愛があったのだと思います。
愛ってものをとても狭義に考えて、これは愛じゃないと言っている人が多いように思うけれど、愛なくして人と一緒にいられるものですか、と私は思うのです。愛も宇宙のエネルギーのひとつ、と考えればいいんじゃないかしらねぇ。
好きでもない人に365日、ご飯は作れませんよ。

投稿: soukichi | 2007年2月21日 (水) 00:34

hanta さま、
人は誰だって何かしらに依存して生きてるものだよ。
hanta さんの場合は猫だし、私の場合は音楽ですね。
これなしには生きてゆけない。
問題なのは病的な依存で、ペットロスで自殺をしてしまうような人です。

でもボーイフレンドにそう言われてそう思ったってことは、ボーイフレンドより猫のほうが大事だったってことよね?
さて。
hanta さんの今後の人生に猫より大事なボーイフレンドが現れるか?!

・・・って、そんなことを考えないでいいくらい、hanta さん以上の猫好きが現れることを祈るよ(^-^)

投稿: soukichi | 2007年2月21日 (水) 00:39

私が未だに街角でバッタリ会いたいな~と思う彼は
ネコアレルギーだった。
人生は思い通りに行かないものよ。
仕方ないね。
私の人生ってすっかりネコに占拠されているし、
それを私は喜んでいるんだから。

投稿: hanta | 2007年2月21日 (水) 22:24

hanta さま、
そうねぇ・・・確かに。
人生はままならない。

だが!
みんな過去のことよ。
しあわせで楽しい未来を想像しなくちゃね!

あ!
いま私には浮かんだわよ。
猫だらけの屋敷で至極しあわせそうな男と女が。
(って、あたしは占い師かい!)

投稿: soukichi | 2007年2月21日 (水) 22:44

あはは・・・・占い師にはなれないね。
第一それが当たったら大変だ。
ネコだらけなんて、めっそうもない。
当たったら怖いよ・・・

投稿: hanta | 2007年2月22日 (木) 22:56

あら! そうなの?
何をおっしゃるhanta さんです。
私、右脳が開いちゃった方から、私は細木和子以上になれるかも知れないって、まじで占い師になることを勧められたんですよ。
もちろん、私は「やなこった!」って答えましたけどね。
hanta さんも天邪鬼だなあ(^-^)
私から見たら今だって猫だらけなのに。

投稿: soukichi | 2007年2月22日 (木) 23:14

タイトルみて、そうきちさんのお話かとおもったよ~
私は一人が長かったので、というよりも子供と3人の生活が長かったでしょう、数年前には誰かと暮らすのは無理だと思っていたけど、子供が成長してくると仕事に生きるだけだとやっぱり寂しくなってきてた。
今は側に共通項のある相手がいることは安心感があるよ。一緒にいても適度な距離感は必要ね、ひとりでいる時間や休みでも別行動も必要で、、特に彼の場合。
今は適度なすれ違いが快適だけど、今後どうキモチが変わるかわからないけどさ・・(笑)
ま、うちは大変静かな生活です。

投稿: bluerose | 2007年2月23日 (金) 21:33

blue さま、
まさか。私はとうに終ってます(^-^)
この6年間のなかでも最もすっきりした気分です。

私もどこかの女流脚本家じゃないけれど、女性に花と男は不可欠だと思うよ。
でも、私は今の仕事が好きだから、とか、仕事が生き甲斐だから仕事に生きる、なんて思ってるわけじゃないのよ。
私の場合、世帯主として今の経済状態を変えないことには子供の教育費さえおぼつかない現状だから、私ががんばるしかないのです。
私のいつもの文章を読む限り、私がいつもそんなことばかり考えているとは思えないでしょうけれど。(私は右脳がぶっ飛んでますから。)
ブルーさんは別れた方が父親としてきちんとした方だったから、まだラッキーな方だと思うな。別れた後もちゃんとしてくれる誠実な男って、ほんとに稀有なんですから。
それに何より!
自分と共通項があって、なおかつ自分のペースを守れる素敵な相手と出会うことができたんだから、ブルーさんはラッキーです♪

私はもう転職はしたくないから、今の会社がなんとか軌道に乗るように、そして私自身もギャランティーが上がるようにがんばるわ。
とうぶん男の人はいいや。
私の力になってくれるどころか、その反対のことのほうが多いんだもん。

投稿: soukichi | 2007年2月24日 (土) 23:52

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« スイミング仲間 | トップページ | ハチミツ »