« アントニオ・カルロス・ジョビン生誕80年 | トップページ | 悪い夢 »

2007年1月27日 (土)

新しい剪定バサミ

Senteibasami_1

風は北風できりっと冷えた冬の大気だけれど、フリースを着てベラン

ダにいると背中が熱くなるくらい暖かい冬の朝、暖冬でどんどん伸び

てくるバラの新芽にせかされ、今年はいつもより早く剪定を始めた。

でも私の剪定バサミはかれこれ10年以上使っているので、さすがに

切れない。剪定はよく切れるハサミでやらないと、切り口がスッパリ

いかないで、枝枯れ病など様々な病気の原因になってしまう。これじ

ゃまずいと、以前に村田ばら園で使いやすそうなプロ仕様の剪定バ

サミがリーズナブルな価格で売っていたことを思い出して電話してみ

ると、とても快い対応。なんと電話した次の日に郵送で届きました。

村田ばら園の人はいつ電話しても感じよく、とても良心的な仕事をし

ていることに感心してしまう。この世は全て気と波動で成り立ってい

ると思っている私には、村田さんはじめ彼らみたいな良いスタッフが

育てているバラだからこそ素晴らしく良いバラに育つのだろうと思え

る。街に買い物に行くたびに店員の感じの悪さに辟易としてしまうこ

とを考えれば、これってけして当たり前のことではないよなあ、と思

う。上の黒い柄の剪定バサミは日本中がバラブーム、イングリッシュ

ガーデンブームだった頃に、日本橋三越店の屋上にオープンしたチェ

ルシー・ガーデンで買ったもの。刃の上にレリーフが入ったクラシカル

な英国製。これはバラの太い枝を切るには力がいらずに切れて便利

だったけれど、細かい枝を切るにはちょっと不向き。実に私が実用性

より見た目重視で物を買うかがバレバレである。そして下の赤いの

が村田ばら園さんのスタッフみんなが使っている剪定バサミ。

見た目からして全然ちがう。

さっそく使ってみたところ、もう目からウロコだった。切れる剪定バサ

ミってこんなにサクっと切れるんだあ!・・・ なんだか長いことバラに

悪いことしてたような気分。こんなことなら早く買い換えるんだった。

やっぱり何かするときに基本となる道具って大事です。

バラの剪定は何年やっていても難しい。剪定とは自由にバラの木を

デザインすること。切り方が少ないほど花は美しくなり、たくさん切る

ほど花は大きくなる。株を上から見て芽が外に向かって伸びてゆくよ

うに、充実した良い芽の上で切る、というのがセオリーだけど、切りた

いところにちょうど良い芽が無かったりしてなかなかうまくいかない。

下はバッサリ切った古い12年もののレディ・ヒリンドンの太い幹に芽

吹いた新芽。

Shinme

オールドローズは基本的には強剪定はしない。長めに仕立てたドュ

シス・ド・ブラバン。赤い新芽が伸び始めている。

Shinme_01

ともあれ、全てのバラの木に剪定を終えた。

この次にすることは芽出しの肥料をやること。

春が楽しみです。

Senteibasami_01

|

« アントニオ・カルロス・ジョビン生誕80年 | トップページ | 悪い夢 »

La vie en rose 」カテゴリの記事

コメント

我が家も選定しました。

暖かい日差しを浴びての剪定は
なんか変でした。

良い剪定バサミに出会えてよかった
ですね。
そうそう「刃」を研ぐのも
面白いですよ。
是非試して下さい。

投稿: ルイ | 2007年1月27日 (土) 18:35

バラの超初心者はバラの先輩soukichi先生のこの記事を見て焦っています
今年は土も凍るような寒さもないから花たちは早くから目覚めていますね
もう新芽がたくさん出ているけどこの時季からいい芽を選んで剪定しなくてはいけないのね
うん、まだどれがいい芽なのかよく分からないけれど
やってみましょうか

投稿: tama | 2007年1月27日 (土) 21:21

やっぱり、剪定バサミはこういうカーブしてるものじゃないと切りにくいですね。うちのハサミも長年使って錆びて刃もボロボロなので、買い替えようとおもってます。
このハサミ、近所のDIYに売ってました(^^)

そうきちさんのバラももう新芽がでてますね!
やっぱ暖冬なんですね〜。ワクワクする季節ははじまってますね。

投稿: カルロス | 2007年1月27日 (土) 23:15

ああ、やっぱりルイさんちももう剪定しましたか。
ほんとに今年のこの暖かさはなんなんでしょうね?
今日なんて、昼の最高気温15度、3月の陽気ですって。
今は過ごしやすい冬だ、なんて思っていても、後で狂った季節のツケがまわってきそうでちょっとこわい。

ルイさん、よくわからないんだけど、刃を研ぐって行為はどうも男の人のものじゃないですか?
男の人って(どんなに見た目に女性的な人でも)そういうことするの好きだけど、女の人でそういうこと好きな人って(私は)見たことない。で、私はできない。子供の頃から刃物ってこわいのです。
主婦になってからは毎日使ってるけど。
刃を研ぐのはやっぱり男の人にやってもらおう。
(うん。そうしよう。)

投稿: soukichi | 2007年1月28日 (日) 00:00

tama さん、
先生なんてとんでもござんせん。
あちきはただのバラきちでありんす。

と、言いつつ偉そうなことを言うと、バラの木を見ながら想像力を働かせるんです。
この芽の上で切ったらどういう風に新しい枝が出てきて、株全体としてはどんな形になるか。
言い換えると、どんな形にしたいか、どんな風に咲かせたいか。
私もやっとそんな風に考えて作業ができるようになりました。
前は教科書どおり、三角によく充実した外芽(鉢に対して外を向いた芽)の上で切る、というのをただやってたんです。
樹形のことも考えずに。
でもtama さんのバラはまだ買ったばかりだから今年はそれほど切る必要はなくて、枝の高い位置から良い外芽(伸びすぎてなくて、ふっくら三角にふくらんだ芽です)の上で、芽と平行になるように斜めに
スパッと切ればOKです。
手厚くするなら、切り口に癒合剤を塗っておくと枝枯れ病を防げます。

投稿: soukichi | 2007年1月28日 (日) 00:12

カルロスさま、
ああ、ほんとですか?
だったらカルロスさんも買った方がいいかもね。
あんなにたくさんバラ買ったんだもん。
切れるハサミで切ってあげなきゃ。

写真には撮ってないけど、11月に植えつけた2株なんか、もうバリバリに葉っぱが繁りまくってます。
剪定も芽かきもする暇なく、ただもう野放図に育っております。

投稿: soukichi | 2007年1月28日 (日) 00:16

 家の薔薇たちも、剪定しなきゃと思ってます。そうきちさんの記事を見ては、私もと思うのです。はさみも買い換えたいな~。庭のことを考えるときりがありません。もう一寸薔薇の事大切にしてあげないとね。病気だらけです。なのにこないだスーパーでミニ薔薇の苗見つけちゃって、買っちゃった。紫がかったピンクで綺麗だったから。

投稿: angelseed | 2007年1月28日 (日) 21:16

angel さま、
うん。そうね。
なかなか庭をかまってる時間はないかもしれないけれど、でも緑に触れると人はそこからパワーをもらえるんです。
だから園芸療法なんてのがあるわけで。
だから忙しくてストレスが溜まっているときほど、庭に出てほんのちょっとでもいいからバラに限らず植物と触れあうのはいいと思います。
きりがなく理想を追うんじゃなくて、今すぐにできることだけやってあげればいいんだよ。それでバラも応えてくれたら、それはそれでまた自分の喜びになるしさ!

投稿: soukichi | 2007年1月28日 (日) 22:03

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アントニオ・カルロス・ジョビン生誕80年 | トップページ | 悪い夢 »