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2007年1月29日 (月)

心のいろとすこやかさ

Scabiosa_02

昨日は行かなきゃならない場所も時間も、また内容も知らされていな

いことでモチベートできないまま出かけたセミナーだったけれど、セミ

ナー自体はとても素晴らしい内容だった。『免疫革命』を代表とする多

くの著書をお持ちの世界的な免疫学者、安保徹教授を中心にした、

ユニークな3人の現役医師による健康セミナー、テーマは『こころとか

らだの免疫学』。

とても感動したし、多くの人にお伝えしたいこともあるので、せっかく

私もブログという人と共有することが可能な発信の場を持っているこ

とだし、昨日私なりにわかったことをここでごく簡単にお伝えしたいと

思う。2時間半という時間の文脈のなかで語られたことのエッセンス

だけを書くのは少々無理もあるし危険だけれど、興味を持たれた方

先生の著書を紐解くなど、どうか積極的にご自分の理解を深める

ことをしていただけたらと思います。

****************************************************

『生き方の無理』が病気を発症させる。

長年、ガン患者を中心に診ていた安保徹教授は、西洋医学ではガン

は遺伝子の異常によるものと言われてきたが、それだけではどうして

も説明のつかないことがあり、もっと別の原因があるのではないかと

思った。それは生命体が固有に持った能力を超えた生き方をしたとき

に、人は病気になるのではないかということ。言ってみれば『生き方

の無理』が病気を生じさせるのではないかということだ。そういう視点

で免疫学の研究に入った安保教授は、たくさんの患者から病気を発

症する以前のことを聴いた。いくら病気になった後のことを聴いたとこ

ろで、それでは病気の原因にたどり着けないからだ。そして、過度の

ストレスが交感神経の働きに影響を与え、それに伴って白血球の中

の顆粒球とリンパ球のバランスが変動することを発見した。

たとえば現代人は長時間労働を余儀なくされているが、30代までは

なんとか対応できても、40代、50代以降になってくると無理が生じ

てくる。それによって起こるのは自律神経の酷使。自律神経には、

張るためのコントロール  交感神経と、リラックスするためのコン

トロール  副交感神経の2つがあり、人間の防御システムは、

感神経が緊張すると白血球のなかの炎症を起こす顆粒球が増え、

ラックスすると免疫力を高めるリンパ球が増えるようになっている。

だから、一日中いつも緊張状態にいる(免疫力が抑制される)生き方

を長く続けると病気を発症する。つまり真面目な頑張り屋さんほど病

気になりやすいということ。だから、そういう人は、交感神経緊張型の

生き方は病気を生むという認識を持たねばならない。交感神経の緊

張を続けていると、大病をする前に様々な症状が出てくる。たとえば

肩凝り、首の凝り、頭痛、低体温、冷え性、便秘など。その時点で改

善しないで生き方を変えないままその状態を長く続けていると、大病

たとえばガンになる。ガンは免疫抑制の極限で起こる病気といってい

い。そして、肉体的、物理的に無理をしていないのに病気になったと

したら、そは心の問題。つまり悩み続ける生き方は病気を生む。

怒ること、恨み、妬みの感情を持つことでも自律神経はストレスを受

けて交感神経を緊張させる。以上のことでわかるように、ガンにかか

た人は、身体の中の免疫機能が徹底的に抑え続けられるな強

いストレスがあったはず。

その他、交感神経を緊張させることとしては、身体を冷やすのも

ない。薬、特に消炎鎮痛剤を飲むと血管の収縮が進んで交感神経を

張させる。頭痛や生理痛など、痛みをともなう症状が出ると人は鎮

痛剤を飲むが、それは更に交感神経を緊張させることになって悪循

環。症状が出るというのは免疫系が働いているということで、意味が

って身体のなかで起きていること。血流が良くなることをすればい

い。風邪をひくと出るくしゃみ、咳、下痢、などと言う症状も身体から

ものを外に出そうとして起こっていることで、それら副交感反射

が起った後には、体温が上昇するということがわかっている。ちな

みに人体温がわずか1度上がっただけでも免疫力がグッと上が

る。体温が高い人は病気になりにくく、発熱は治るためのステップと

いえる。以上、ほとんどの病気の8割は交感神経の緊張によるもの

と言えるが、残りの2割は穏やかな生活、副交感神経優位(リラック

ス)の状態で暮す人に見られる。穏やかな生き方の弱点は、ふく

よかな身体をひ弱な筋肉で支えていること。食べるというのは副交

感神経に入り、食べて身体ストレスを与えない、つまり身体を鍛

えないことの弊害でリンパ球が増えると、アレルギーの世界に入っ

てゆく。肥満を続けている状態では身体はリラックスだが、しだい

増えすぎた自己の体重を維持するのに息が切れてくると、交感神経

が緊張を始めるからである。アレルギーという症状が出たところで、

またステロイドなどの消炎剤を使えば、先ほどと同じ理由で悪循

まる。アレルギーは甘いものを控えるのが大前提。

現代医療は様々な病気が引き起こす症状を抑える対症療法だけに

なっている。対症療法というのは痛みなどの不快な症状を一時的に

取るだけのものであって、長く続ける医療ではない。本当の原因をつ

きとめて、自己癒力を上げる医療こそが本当の医療ではないか。

病院でガンと言われても絶望することはない。ガンは生き方、心の持

ち方を見直して、副交感神経を刺激するような身体に良いことをして

自己治癒力が上がれば治る病気。西洋医学の医者の言うことだけを

盲信して諦めずに、自分の身体に秘められた自己治癒力を信じて、

身体に良いことを実践してください。

****************************************************

いささか硬い内容で長くなったけれど、まとめると以下のようになる。

病気にならないためには、

 ①ストレスの多い生活パターンを見直す。

 ②心の持ちようを学んで、すぐに怒ったり悲しんだりしない。

  (人と無用な争いはしない。感謝の心を持つ)

 ③副交感神経を刺激する生き方をする。

  ●質のよい睡眠(ベストは早寝・早起き)  

  ●身体に良い物を食べる(よく噛むと免疫力アップ)

  ●適度な運動を続ける(適度な筋肉は免疫力を上げる)

  ●笑う・感動する(ときめきの無い人生は墓場と同じ)

 ④病気を怖れない(病気をこわがるのではなく、自分の自己

  治力を信じることが大事)

適度な刺激のなかで、無理せず、ラクをし過ぎない。心も身体も良い

感じに動かしているのが病気をしない秘訣と言えそうです。実際には

もっと専門的な話、専門用語も出たのだけれど省きました。

そして病気になってしまったら、自分の心の声を聴くことです。

そして、それを聴いてくれる医者を選ぶこと。ただ薬を出す、悪いとこ

ろを切るだけの医者ではなくて、原因の根本をさかのぼって探り、そ

れを改善し、手助けとなる方法を教えてくれる医者。医者は治してく

れる人ではなくて、治る手助けをしてくれる人です。治すのはあくまで

自分自身です。昨日、主催者の社長も言っていたけれど、健康とは

身体のすこやかさと心のやすらかさ。

昨日は安保教授のほかに教授の考えを実践している医者として、

の友人、それから現在は『健康増進クリニック』の院長を務めている

水上治先生がいらっしゃり、それぞれいわゆる普通の医者からはだ

いぶはみ出たユニークなお医者さんでした。東北弁訛りでゆっくり朴

訥と話す癒し系の安保先生とは対照的に、実にはっきりとした物言

をする水上先生にはすごいインパクトとエモーションを感じました。

初めての臨床実習のときに教授に付き添って末期肝臓ガン患者

を診ることになったとき、教授の言った言葉に彼は現代西洋学の

限界を見て絶望した。絶望から医者のキャリアを始めた水上

は、大学院という組織のなかでは異端児扱いされて、それで

分の信じところを信じてやってきた。

『自然治癒力がグーっと上がるとガンは退縮してしまう。脳腫瘍だっ

て退縮して、退縮したところに穴が開くかといえば、脳は再び再生す

る。誰もが凄まじい自己治癒力を持っている』という水上先生の言

葉はすごくパワフルだ。『ボケないためにはどうしたらいいか?』とい

う質問には、『痴呆は前頭前野の機能が駄目になって起こるけれ

ど、前頭前野はまさに感動中枢。笑う、喜ぶ。そういうときめきと感動

にあふれた生活をすればならない』と言った。また私の友人はガンコ

が病気の1番の原因、とも。人の話に素直に耳を貸さないのは×。

文字通り感動して元気になって帰った私。写真は仕事帰りに買った

花。ピンクのスカビオサ、薄紫のスウィートピー、スプレーバラ、白と

ピンクのカスミ草。昨日、私の心が欲した色でた。

さて、今日のあなたの心のいろは何色?

Scabiosa_03

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コメント

奥さんが病気に成った時に
「免疫力」の大切さを学びました。
「笑う」こと本当に病に効くそうですね。


今日のあなたの心のいろは何色?
勿論「バラ色」・・・・  本当は、これでも
色々悩みが有るんですよ。

投稿: ルイ | 2007年1月29日 (月) 18:29

そう言われれば以前は「肩凝り、首の凝り、頭痛、低体温、冷え性、便秘」のオンパレード
すべて体の代謝が悪かったから引き起こされたのかな
毎週針治療は欠かせなかったもの
多分私には3番の「副交感神経を刺激する生き方をする」が足りなかったのね
さて、これからも笑って過ごせるようにしなくては!
う~ん、今何色だろう・・暗い色ではないわね
今は上の症状が全部ないから明るいわよ
柔らかい春の色の花たち、心まで明るくなりますね

投稿: tama | 2007年1月29日 (月) 21:55

犬を飼うことで「癒し」とか言うのは嫌なのですが、実際 喜怒哀楽を共有したりして精神的にとてもプラスにしてもらってます。(人間だとそうも行かないケースもあり^^)

投稿: MOAPA | 2007年1月29日 (月) 22:25

ルイさま、
笑うことは本当にいい。
心底笑えたら最高だけれど、たとえ元気がないときに顔だけ笑顔を作るのでもいい。脳はほんとに笑ったかどうか区別はつかないと言われています。人の脳は暗示にかかりやすいので、それを利用して駄目なときも良い方向に方向転換できる。
元気のないときに落ち込んだ顔をして、背筋をまるめて、声も出さないのが1番いけない。

人生の折り返し地点をとうに過ぎて、世帯主として家族を養っていれば、悩みがひとつもない人なんていないでしょう。
仕事ひとつ、とったってね。
私も今の仕事は人のためになることと思ってやり甲斐を持ってやっていますが、本当に自分に合っているかといったらクエスチョンです。
でも人生は幸せの点と点をつないでゆくことだから・・・

投稿: soukichi | 2007年1月29日 (月) 23:59

tama さん、
この症状がひとつもないなんて優秀じゃないですか。
私なんて、いま黄色信号です。
肩凝り、特にこの首の変な感じ、肩を回したときにある痛み、ちょっとヤバイです。
良い本を見つけて体操も始めたけれど、一度近所の保険の効く整体に行ってみようかと思っています。

tama さんは今は日常的に3番やってますよね。
ブログをやって、毎日のように写真を撮ってる!
この効果はすごいですよ。
いつも好奇心のアンテナを立ててアクティブに意識的に生きてるってことですから。
ここに書き忘れたことをひとつ補足すれば、食事で摂りきれない有効なものをサプリメントで補うってことです。
効果のあるものは本当に結果が出ますから。

tama さんの心模様は、そのブログのヴィヴィッドで明るい写真でいつも見せてもらってます。

投稿: soukichi | 2007年1月30日 (火) 00:09

MOAPAさん、
確かにね。よくわかります。
私も犬か猫かどっちかなあーって時々まじめに考えてみるけど、どちらとも答えが出せないくらい、どっちもとてもかわいいもんね。
でも私にとってはしょせん犬や猫なんだな。
人とは較べられない。
人である以上、人とうまくやっていけることが自然でベストなことだと思えるし(人はひとりでは生きていけないから)、どんなに面倒でも、自分の大事なものを少々削ってでも一緒にいたいと思いあえる(ここが大事)人がいたら、やっぱりしあわせじゃないですか。
それあってのペット、犬や猫だと思うな。
人排除のペットじゃね。ちょと違う気がする。

投稿: soukichi | 2007年1月30日 (火) 00:17

とってもためになる話でした!ありがとうございます(^^)
その結果、ぼくは多分ガンにはかかることはないなって思いました(笑)
緊張するっていえば嫁から怒られ時ぐらいで、その他はなんにもないし・・・いつも副交感神経が活発に活動中です。(爆)
それにいまだかつて肩こり、腰痛は経験ナシ。涙もろいし、よく笑うし・・・アハハー(^^)
あ、CD届きました!
とってもありがとうございました。これでまた副交感神経が活発に活動を始めました。

投稿: カルロス | 2007年1月30日 (火) 00:38

詳しい説明をありがとうございます。
そうきちさんの文章を読んだだけで、少しは病気にならないための免疫力が上がると思いました。
今日の色?
今、さつまいもの包装紙を作っているので、赤っぽい紫と濃い黄色です。目がチカチカです。
春の花...淡い色が、わたしの目に優しく写りました。

投稿: calligraphy_m | 2007年1月30日 (火) 19:34

免疫力のお話、今の私にはとても心強い内容でした。
ネコのコウが白血病になってしまい(これも自己免疫障害ですが)幸い、重病の家族を看た経験の無い私としては、とてもこたえており、自分の体重までも減ってしまいました。
ペットといえど家族だなぁ・・・と改めて実感。
私ってこんなに精神力無かった?と反省しているところです。
この次期にチョコレートを食べ過ぎた影響もあり、お肌の調子も悪いんです。
soukichiさんのように、子育てを経験していく上では、より深刻な問題と直面する事も数多くありますね。
私も今後の為にも、心のすこやかさを保てるよう、自分なりの方法を見つけて行きたいと思いました。
スイートピーの香りまで伝わってきそうな春色ですね!

投稿: reche | 2007年1月30日 (火) 21:00

カルロスさま、
>いまだかつて肩こり、腰痛はなし
ってマジ? いいなあ・・・
でも常に副交感神経優位の人は、リラックスして食べ過ぎて太り過ぎないようにしないとね!
カルロスさんはその点もスポーツやってるからOKかな?

CD、気に入っていただけたようで何よりでした(^-^)

投稿: soukichi | 2007年1月30日 (火) 23:35

calligraphyさま、
さつまいも?
それもなんかいいやねぇ・・・そうぞぉ(^-^)
そういえば今年は暖冬のせいか、焼き芋屋さんが全然来なかったような・・・
それに近所のスーパーの前でいつも紅アズマのおいしい焼き芋売ってるんだけど、この冬はほとんど食べてないなあ・・・
東京は初雪もまだなんですって。
レミオロメンも今年だったら『粉雪』歌っても売れなかったかもね。
運ていうヤツはデカイぜぃ・・・

calligraphyさんもお仕事ひっぱりだこのようで何よりです。
私もいつかあなた様をひっぱりだしたいなー

投稿: soukichi | 2007年1月30日 (火) 23:42

レチェさま、
それはとても心配ですね。
安保先生は(人間の場合)白血病も副交感神経の緊張の連続からなる、って言ってました。
でも言葉が話せる人間でも大変なのに、猫の白血病となったら、どうしたらいいんでしょう。免疫力、自己治癒力を上げて病気を治すというのは人間でも猫でも一緒だと思うけれど。
前にTVでガンを克服した犬の話もやっていたから、絶対に治らないということはないと思う。
私のブログには無類の猫好きの方が何人かいるから、その方たちに私もちょっと聞いてみますね。
でも今は猫のサプリメントもあるし、とにかく猫の主治医とよく話し合って、最良の方法を模索してゆくのが1番かなと思います。

私は7年前に母をガンで亡くしたのです。
ちょうど私が最初の子どもを産んだ年に乳ガンを、それから13年後に肺ガンになって。
それも最初のガンのときに診断をした医師が明らかなミスをしたせいで、切らなくてもいいものを、切らねばならないほど悪化させてしまった。結果、そこから母の人生が狂ってしまった。
だから、いま私がこうして健康を仕事にしているのも縁なんだと思います。
ペットも家族と同じです。
大事にしてあげてください。

それから、私も最近チョコレートの食べすぎなの。
てきめんに寒冷じんましんがひどくなってきました。
レチェさんも甘いものは少し控えて、ビタミンB2、B6、ビタミンCとE(つまりマルチビタミンでいいかな)を摂ったほうがいいね。
人の波動も猫に伝わるので、猫を元気にしたかったらレチェさんが
元気じゃないと駄目だよ。
良くなると信じて、あきらめないで。
ストレスに負けないように笑う種をみつけてくださいね。

投稿: soukichi | 2007年1月31日 (水) 00:17

 笑う事が大切ね。
いいお話ありがとうでした。
いつも結構笑ってると思うけど、怒ることも多い。気をつけなきゃ!!

投稿: angelseed | 2007年1月31日 (水) 00:51

そうそう、angel さん、
怒っちゃアカンねんなあ・・・
泣くこと、涙を流すことは自浄作用でいいみたいだけどね。

投稿: soukichi | 2007年1月31日 (水) 20:57

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