La vie en rose

2017年11月 8日 (水)

冬のはじまり

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このところめずらしく穏やかな晴れの日がつづいてずっと暖かだったけど、今日は曇りで暗い朝。・・・・・・ と思ったら雨が降りはじめた。
立冬過ぎて、ゆるやかな冬のはじまり。
長いステムの先に重い頭をのせてしなだれて、もう自力で咲きそうにないばらを切った。
11月のライラックローズ。

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2017年10月28日 (土)

Roses in the Rain

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みんなすこし疲れが溜まってたみたいだ。
今朝、目が覚めたらもう10時半だった。
それであわてて起きて洗濯機を回しながらお湯を沸かし、珈琲豆を挽いた。
古い電動ミルが壊れて以来ずっと、毎朝プジョーの手動の珈琲ミルで豆を挽いている。あたらしい電動ミルもとっくに届いてるのだけど、プジョーの挽き目の調節もちょうどよくなったし、何より電動ミルより珈琲がまろやかでおいしいので。
時間がないから今日は珈琲とはちみつバタートーストだけの朝食。
シャワーを浴びて支度して、プールバッグを前かごに、もう何年越しでかぶっているカシミヤのニット帽をかぶって自転車で小雨の中をプールに行く。
そして今日行ったら2週間前のストレスが突然、解消した。
Hさんの一言で。
ホッとしたし、ああ、やっぱりこのひとはこういう人だったかと思って安心した。
ロバさんは「わたしは何も悪いことしてない」といっていたけど、まあ、それはそれとして近々おいしいものでもお取り寄せしたら、それ持ってHさんちに行こうと思っていたのだ。おなじ持って行くにしてもこれでずっと気が楽になった。
それから今日はコーチから、誕生日が一緒のあやこさんからの言伝。
クラブから電話したら、わたしにお茶杓をあげるって約束してたからこの数週間ずっとクラブに持って行ってたけど、あなた来ないしって。たしかに茶杓がほしいとはいったけど、あれって約束だったっけ、とか思う。お茶杓をいただくかわりに来週、近所にできたカフェでお茶とケーキをごちそうすることにした。もう長いつきあいなのに、そんなことも一度もしたことなかったから。
遥かに年の離れた女のひとたちとのつきあい。
そんなんでわたしの駄目駄目スイミングライフもまだもうすこしつづきそう。

写真は、雨の朝の凛としたライラックローズ。
大人のピンクというにふさわしいローズカラー。

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2017年10月19日 (木)

秋を通り越して冬

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昨日、東京は4日ぶりに晴れて、お日さま暖かいと思っていたら昨夜からまた雨。
今朝は起きた瞬間あまりに寒くて、すぐさま押し入れの引き出しからニットポンチョを引っぱりだして頭からかぶった。
まだガスファンヒーターを出すどころか、衣替えもしてないから寒くてたまらない。
でもつい先日まで29度の日があったのだ。
なんという急転直下。
今日の予想最高気温は12度。
今朝、都心では最低気温9.9度を観測して31年ぶりの冷え込みだという。
だとするとここはもっと気温が低いだろう。
こうなると気がかりなのは病を患っている人や高齢者、ホームレスや屋外労働者やのら猫のこと。折しも連絡のつかない友達のこと。
一日中雨でも洗濯物が出ない日はないから、晴れた日以外ずっと部屋干しで除湿機をかけている。一日暗い部屋で除湿機の音を聞いているとどうしたって気分は上がりようもないから、いっそもう街にでもでかけていきたい気分だ。
路面に面した暖かい喫茶店で、珈琲を飲みながらガラス越しに雨を見ているならこんな日も難なくすごせるだろう。若いときみたいに。
わたしは厳寒生まれの夏好きだから寒さにも暑さにも弱くはないけど、わたしが冬が苦手になったのは家族が3人になったあの年の冬からだ。それから何度も転職して、一軒家のあまり暖かくない二階の編集室で自分に不向きな校正をしたり、おなじく陽の当たらない一軒家の信じられないほど寒い事務所で営業事務をしたりして苦労した。とくに陽の当たらない一軒家の事務所ときたら屋内で仕事をしてるのに歯がガチガチ鳴って手がしもやけになるほどで、もう二度とあんな思いしたくないと思う。そんなやこんなで冬がすっかり苦手になった。とくに冬になってしまえばいいのだけれど、いまくらいの秋と冬の間がほんとにだめ。
思うに、冬が好きだというひとは、若くてしあわせで身も心もあったかいひとなんだと思う。昔、わたしもそうだったように。
ベランダのばらも、今日は秋を通り越して冬のいろ。

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2017年10月14日 (土)

秋のセントセシリア

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うまくいかないな。
体調が悪かった先週は秋晴れの三連休だったのに、今週はつめたい雨がふる土曜日。病み上がりで2週間ぶりにプールに行ったら、同じレーンで泳ぐ誰かさんの様子がおかしくなっていた。あれほど仲良くしていたのに、話しかけるとそっぽを向かれる。
思い当たることがあるとしたら3週間前、Rさんが彼女のバタフライを見ながら「形はきれいにできてるのに何故あまり進まないんだろう」といったことだ。わたしも、ちょっと上手いコーチがアドバイスすればすぐに良くなりそうなのに、という意味で、「前はあれだけいい第二キックが打ててたんだから、また進むようになるよ」というようなことをいった。誰も彼女を揶揄したり、からかったりしたわけじゃない。泳ぎに関するまじめな話。それでそんな話はプールではいつも誰かがしていることだ。まして彼女の泳ぎが遅いせいで迷惑だなんて誰もいってない。でも何かが彼女のプライドを傷つけてしまったらしい。
人ってほんとに難しい。特に女の人は難しい。
いつでもどこでもヒソヒソ内緒話をする女たちを見かける。
直接かかわったこともない相手から目が合うなりあからさまにフン!と嫌な顔して顔をそむけられたことがある。自分のいやな顔を相手の記憶にインプットして何が面白いのと思うわたしは、そういうことをする人の気持ちがぜんぜん理解できない。言いたいことがあるならはっきり言えばいいのにと思う。でも、こちらも外出した先でいやな思いはしたくないから、そういうことをする人にはできる限り近づかないようにしている。大体、相手によって態度えを変える人って大嫌いだ。子供のころはいじめられっ子だったから同級生の女の子から仲間はずれや無視やら様々な意地悪をされたけど、いい歳の大人になってまでまだ小学生の女の子みたいなことしてるかと思うとほんとにバカバカしくなる。
でも、これまでうちのスイミングクラブはそういうことがあまりないのがいいと思っていた。年が違っても貧富の差があってもみんなあっけらかんと好きなこと言えるのがいいと思っていたし、それだから15年もつづけてこられた。その最たる人が彼女だと思っていたのに。世話好きの姉御肌で気前のいい、さっぱりした男前の性格。
だから今日はなんだかとってもがっかりしてしまった。
がっかりしたついでに毎回今日みたいだとたまんないから、もうやめちゃおうかな、と考えた。どっちみちたいして進歩のないスイミングだ、理論だけなら15年分、もう人に教えられるくらい頭に入ってる、スイミングの本もあるしDVDもある、この先はひとりで市民プールにでも行って独学でやるかな、と。だがしかーし、もともとアスリート気質でもないわたしにそんなことがつづけられるはずもないのだった。

いつでもどこでもいちばんめんどうくさいのは人間関係だ。
息子はもういろいろ変え時だっていう。
そうかもしれない。

そしてこんなとき、人間の顔色伺ってるより、ばらや鉱物眺めてるほうがずっといいと思ってしまうわたしなのです。

写真は寒い雨の朝に咲いたセント・セシリア。
秋のセント・セシリアはピンクがつよく乗った。
ひさしぶりに見る、完璧なかたち。

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2017年9月25日 (月)

HAPPY 29th BIRTHDAY!

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ずっとうまくいかなかったことが急展開を見せた、9月。
転機は向こうから突然やってきた。
この日本では努力することでしか手に入らないものがあるんだよ、という息子。
このひとは見た目よりずっと硬派で真面目。
ある意味わたしよりずっと真面目で努力家だと思う。
性格に少々アナーキーでクレイジーなところがあるにしても。
君のおかげで今年わたしは『努力は報われる』ってことを教えてもらったかな。
みんな変わっていくね。
息子も娘も、そしてわたしも。
時間は片時も止まってないし、年齢だって関係ない。
もう世間のいうことなんてどうだっていいよ。
世の中の常識なんか興味ない。
みんな壊して超えていけ。

朝の食卓で馥郁と香る大輪のイブ・ピアッチェ。
わたしのユーカリ・ポポラスと。
今日、息子の29歳の誕生日。

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2017年9月16日 (土)

雨が降りそう

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昨日ちょうど雨男くんが帰ってきそうな時間に雨がザーッと強く降りはじめて、「駅まで傘持っていこうか?」とメールしようかと思っているうちに雨男くんが帰ってきた。激しく降ってるあいだは駅前のスーパーの前で雨宿りしていて、雨脚が弱くなったから歩いてきたって。そんなに濡れなくてよかった。
今日は雨だったらプールには歩いていかなくちゃならないな、ことによっては暴風雨で行けないかもしれない、なんて思っていたけど、まだ雨は降ってない。いまにも降りそうな空模様だけど、なんとかプールから帰ってくるまではもってくれ!
今日から三連休に突入。
休日の少ない今年の貴重な三連休だというのに、台風でまたしても雨とは。
でもさすが雨男くん。この雨を、いい雨だって。落ち着くって。
お日さまさえ出てれば元気なわたしはもうしおしおのぱーだ。
昨日のフェアビアンカ、咲いた。
このばらを包むひかりのいろは、もう秋のいろ。
ひんやりした大気のなかで深く呼吸してみる。

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2017年9月15日 (金)

フェアビアンカのつぼみ

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フェアビアンカの純白のつぼみ。
このばらは小さなつぼみのうちからほんとによく香る。
このばら特有の、すごくいい香り。
今朝はちょっとしたきっかけから夏のあいだ水やりしかしてなかったばらの手入れをはじめたら、すっかりハマってしまった。
花が終わってもほったらかしだった花がらや、無駄に伸びすぎた枝を切り、病葉を取り、鉢をどかして箒で掃いて、植物の配置換えをした。
いつの間にかすっかりカイガラムシがついてしまったばらが数鉢。
この夏の長雨で完全に枯れてしまったばらが一鉢。
それから今年もまたコガネムシの幼虫に根っ子を食い荒らされたばらが一鉢。
それに、このあいだまでずっと元気だった原種のランの緑の葉っぱが数枚、急に茶色くなっているのに気づいてショックを受けた。思い当たることがあるとしたら数日前、ばらを切った後の剪定ばさみでそのまま枯れたランの下葉を切り取ったとき。
もしかするとあのとき雑菌が入ってしまったのかもしれない。とすると完全に枯れちゃうこともありうる。あーあ・・・・・・。
ランは繊細な植物。
繊細といえば、うちにはいま風邪っぴきがいる。
いつも季節の変わりめに最初に風邪をもらってくる人。
風邪っぴきの雨男くんは具合悪いのに今日は午後から出かける予定だ。
稲川順二の怪談ナイトに行くんだって。
季節外れのこわい話。
娘もわたしも、変なもの連れて来るなよ、と思っている。

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2017年7月 1日 (土)

Roses en juillet

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白いばら、マダム・フィガロ。
ラズベリーピンクのばら、ジュビリー・セレブレーション。
レモンイエローのばら、シャルロット・オースティン。
今朝めざめてすぐに見たベランダの風景。
7月のばらたち。

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2017年6月29日 (木)

ヴィヴィッド!

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このばらは春に伸びた枝がたいていオール・ブラインドで、いつもこんな梅雨時になって最初の花を咲かせる。
ラ・パリジェンヌ。
はじめてこのばらが咲いたのを見たときは「これがパリジェンヌ? わたしが思ってるパリジェンヌのイメージとはずいぶん違うな」って思ったけれど、こんな梅雨時の冴えない空の下でヴィヴィッドに咲くこのばらを見ると、なんだかそれもわからなくはない気がする。
まるで血色のいい、元気な若い女の子みたいで。
わたしにもそんな若いときがあったなって、思いだしたりして。
切って花瓶に挿していて夕方になると、ウェーブした花びらがさらにウェービーにひらひら閉じてきて、退色してちょっとアンニュイな風情をまとったくらいが好みだったりする。
うつくしい時の変遷。
でもずっと、鮮烈なレモングラスの香りだと思っていたこのばらが今日は違う香りがして、そう、これはこのあいだ嗅いだクローブフラワーの香りだ、と思う。

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2017年6月18日 (日)

二番花の季節 ***

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休日モードで朝7時に目覚ましが鳴って、反射的に止めて、起きたのは8時半。
昨日はよく晴れて気持ちのいい日だったけど、今日は一転、どんより曇り空。
こんな日はいつまでも眠い。
プールで泳いだ日はたいていそうだけど、この時期は湿度のせいか肩関節がよけいに痛んで、昨夜はなかなか寝つけなかった。
いつものようにベランダにでるとうどん粉まみれのグラミス・キャッスルが弱々しく、それでもなんとか二番花を咲かせていた。

わたしのベランダはいまひどいです。
毎年、春先と高温多湿になる初夏にうんざりするほど出て悩まされたアブラムシが3.11以降パタッとでなくなって、いいのか悪いのかわからないけどとりあえず楽だったのが、今年はなぜか大量に発生した。やっと生態系が戻ったということなのかどうなのか、取っても取っても間に合わない。
アブラムシが新芽と蕾だけに付くのかといったらそんなことは全然なくて、うどんこの付いた元気のないしわしわの古葉の裏にもたくさん付いていて、見るとほんとにげんなりする。
害虫のほとんどがただ葉っぱから栄養分を吸い取るだけじゃなくて、病気のウィルスも媒介するから放っておけない。
昨日、ハダニとアブラムシの被害の酷かった何本かのばらの木から病葉をむりし取ったら、まるで休眠期のばらみたいに丸坊主になってしまった。
夏のあいだ、ばらは葉っぱからたくさん光合成をして強くなるから、秋までいかにきれいな葉っぱを保つかというのが秋にきれいな花を咲かせるポイントなのに・・・・・・
それで昨日の夕方、近所のホームセンターに行ったらちょうど園芸売り場でベニカXファインスプレーの宣伝をしていて、この薬剤は物理的に殺虫するから食用野菜にも収穫の前日まで使える、といっていて、ばらでもハーブでも基本、無農薬で育てているわたしとしては、「ほんとなのか?」と思った。ほんとだとしたら今年はもう、こういうのを使うしかないかもしれない。

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午後は繁殖力が旺盛すぎてボーボーになったパルマスミレを散髪するみたいにバチバチ切ってすっきり。
切った枝の一部は挿し木にした。
すでに一鉢、この方法で増殖していて、咲いてない時期のスミレがほしい人なんてきっといないだろうけど、またつぼみが上がってきたら好きな人にあげたいなと思っている。
下は房咲きで咲いたハープシコード。

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