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2005年10月15日 (土)

ひとつだけ

tsubomi

大まかに言うとバラの強さは、色によって分けられる。

いちばん強いのが赤で、次がピンク、黄色や白やブルー系のバラは

病気になりやすく、弱いものが多い。

このバラは『グラミス・キャッスル』というイングリッシュ・ローズで、純

白で強いミルラ香の大輪の花をつける。順調に育てば樹高90センチ

くらいのブッシュ型になるはずなのだけれど、雨の時期はウドンコ病

にやられ、夏は虫と強い陽射しにやられ、新苗の頃から少し伸びて

は駄目になったところを切る、ということを繰り返して、ちっとも大きく

ならない。この夏はとうとうわずか15センチ足らずのところに弱々し

い葉を何枚かつけるだけになって、このまま立ち枯れてしまうのかと

思っていたら、秋になって元気な葉が数枚でてきた。それでも20セ

ンチくらいのひ弱な茎に葉が3枚ついてるだけだから、私としては木

が充分に力を蓄えて元気になるまでは蕾なんかつけてほしくなかっ

たのに、数日前に見たら、こんな蕾をつけていた。まんまるの可愛

い蕾。木のためには咲かせない方がいいくらいなのだけれど、でも

たったこれっぽっちの木を切ってしまうのも忍びなく、また最後の花

になるかもしれないと思うと切ることもできない。すでに先週からの

湿った天気で、葉にも蕾にもうっすらウドンコが付いているが、それ

を手でそっとぬぐってやる。人によってはこんな写真つまらないと思

うかもしれないけれど、私にはこのたったひとつだけの蕾が大事だ。

それはこのちっぽけなバラの木が、まだ生きていることを示している。

樹高の割りに大きな蕾は、これでもちゃんと咲けば中輪くらいにはな

るだろうか。見事に咲いたら、またここでアップしようと思う。

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追記:ちなみに、このバラが健康に育ったときの花の写真を今、

    見つけました。みちこ様の『つるバラの庭』にTB。

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La vie en rose 」カテゴリの記事

コメント

 全然つまらなくないです。
見た瞬間・・・又そうきちさんやってくれたな~
って思いました。まん丸で・・・一生懸命で
少しピンクががかっていて・・・すごくいいですよ。
そうきちさんの祈りが入ってるんですね。
 『ピエール ド ロンサール』というのをづーとほしくて
やっと手に入れて・・・1・2年はきれいでした。
病気になって・・・やっぱりどんどん切って・・・周りの土焼いてみたりしたけど・・・とうとう去年だめになってしまいました。黒点病には重曹がいいと・・・姉が試してみて・・・結構効いたと言っていました。ウドンコには木酢・・・強い化学薬品は使いたくないですよね。
  『グラミス・キャスル』ファイト!!

投稿: angelseed | 2005年10月15日 (土) 10:12

angel さん、おはよう!
優しいお言葉、ありがとう!
バラもがんばるかな?
私もピエール・ド・ロンサール持ってるよ。古い借家に住んでいる頃は、外のフェンスに絡ませていて、それは見事で、道ゆく人によく声をかけられたものでした。けっこう強いバラだと思うけど。いまの団地に引っ越して、先日ブログにも登場させてしまった庭師の友人に、下の共同の庭に直植えしてもらいました。以来、かなりほったらかしなので以前のような繊細な花は咲かせてませんが、土に直な分、鉢植えよりは逞しく育っています。私も農薬はほとんど使わない。自分のバラの庭を持つのは本当に夢ですね。

投稿: soukichi | 2005年10月15日 (土) 10:26

よ~く分かります。 それに綺麗です。
咲くのが楽しみですね。

投稿: school-t | 2005年10月15日 (土) 13:24

うわぁ、すごく綺麗だ。
先がほんのりピンクがかってて、がくの産毛まで見える・・・。なんか産まれたての赤ちゃんみたいだね。愛おしいよね。
どうか咲きますように。
私もいつか子育てが楽になったら薔薇を育ててみたいな。でも、薔薇を育てるのって大変そうだね。大ざっぱでずぼらな私でもできるかなぁ・・・。

投稿: よしえ | 2005年10月15日 (土) 14:14

soukichiさん。さっそくTBしてくださって有難う。
このグラミス・キャッスルは京阪園芸のローズセミナーで自分で
つぎ木をして大きく育てました。もう4年目を越え春~晩秋まで
花を咲かせます。ただ雨がつづくと蕾のまま咲かないことがあり
ますので、コンテナで育てておられるのなら軒下え移してあげてくださいね。

投稿: みちこ | 2005年10月15日 (土) 15:33

こんにちわ。赤い薔薇が一番強いのですね。
初めて知りました。色によってある程度の強弱が
差がつくなんて何故でしょうかね?
色白美人-白い薔薇ー美人薄命
ちょっと考えすぎですかね!
つまらないコメントでごめんなさい!

投稿: うー | 2005年10月15日 (土) 16:02

お伝えするのを忘れてました。
納豆のホットサンド、作りましたよ。
結構いけます。美味しかったです。
有難うございました。

投稿: うー | 2005年10月15日 (土) 16:04

はい。school さん、雨にやられずウドンコに負けずに、ちゃんと咲くと良いんですけどね。

投稿: soukichi | 2005年10月15日 (土) 16:24

よしえさま、
あなたにだって、できるよ!
ショップに立っているときはよくお客さんに、バラをひと鉢、有することで生まれるたくさんの愉しみを説いたものでした。たったひと株ならそんなに難しくないと思います。フランス好きのあなたなら、サンテグジュペリの『星の王子さま』の気分になって、たった1本のバラの木を育てるのも夢があっていいじゃない? 1本育ててうまくいったら、また1本増やせばいい。香り好きのあなたにスペシャルな1本を選ぶとするなら、『イヴリン』をお勧めします。香料メーカーの『クラブトゥリー&イヴリン』が自社の新しい香りのラインナップのためにデヴィッド・オースティンにオーダーして作らせたバラです。アプリコット・ピンクの優雅なバラで、香りがなんといっても素晴らしい!

投稿: soukichi | 2005年10月15日 (土) 16:36

みちこさま、
コメントありがとうございます。
いま私はスイミング・クラブから帰って来て、空模様が怪しいのでグラミスの鉢を雨のかからないところまで移動させたところです。
みちこさんのように自分のバラの庭をお持ちだといいですね。秋の天気の良い日には庭で優雅に afternoon tea ができるもの。しかも京都のお近く、なんてね。

投稿: soukichi | 2005年10月15日 (土) 16:42

そうきちさ~ん、最近涙腺の弱い私は、読みながら感動のウルウルがひどくて、まいっちゃってます。^^;
というのも私には、2年程前からバラに心底のめりこんでいて、しょっちゅうメールで美しいバラの画像を送ってくれてる旧友がいます。でも旧友はメールに、バラに関するコメントはほとんど付けて来ない人。バラの性質や開花までの手のかかりようなど、私にはまるで想像がつきませんでした。
そうきちさんのこのバラを見、コメントを読んでると、あぁわが友も口には出さねど、そうきちさんと同じように、さまざまな思いにあふれてバラを育てているんだなぁ!充実してるなぁと、彼女の日常までも身近に感じられてうれしかったんです。
どうか、この生まれたての子ネコのようにいとおしいバラの蕾が、健やかに開花しますようにと、祈らずにはいられません。
そうきちさん、どうか、どうか、がんばってね(^o^)丿

投稿: リサ・ママ | 2005年10月15日 (土) 16:42

うーさん、どうもありがとう。
でも見るからに赤いバラって生命力、強そうじゃないですか?
カラーにも人に及ぼす効果があって、ブティックの店員さんなんか、売り上げの悪い日には赤い服に着替えると急にお客さんの購買欲が上がって売り上げが伸びるとか、会議で自分の案を通したかったら赤いネクタイにしたらいいとか、いろいろありますよ。TVで政治家なんか見てるとうまく活用してます。赤はパッションの色ですものね。
それに、うーさん、なかなかチャレンジャー。納豆サンド、試してみたんですね。けっこう悪くないでしょ? すぐに人から言われたことにトライしてみる人、好きだな。素直な方なんですね。ちなみに私も人がいいって勧めてくれることはすぐに試してみるタイプ。試して駄目だからって、自分が減るわけじゃないもんね!

投稿: soukichi | 2005年10月15日 (土) 16:51

リサ・ママさん、
あなたってほんとに優しい人だなあ。
どうしてあなたみたいな人に神様は子供を授けなかったのかなあ。不思議だ。でも泣かないでくれ。
歳をとると人間以外の言葉を喋らない生き物に共通の無心さ、一心さに打たれることが多くなるよね。
私は小学校の1年から6年までずーっと通信簿の連絡欄に『涙もろい』って書かれた子供なの。それをまたずーっと母親に言われてたのよね。だから仕方ないと言えば仕方ないんだけど、歳をとってますます涙もろくなりました。『A time for love』かけたら自動的に泣ける自分がいて、ちょっとやばいぜ、これは。

投稿: soukichi | 2005年10月15日 (土) 17:01

わかるわかる、よーく分かるその気持ち。
白い薔薇は弱いのですね。やっぱり・・・そうか。
ICEBERGがひょろひょろなんですよ。でも咲いてるんですよ。
けなげでね・・やっぱり、私も切れない。
白や薄いピンク淡いピンクがよりによって好きなんですよ。
今日は気温が5度ぐらい。今月末には根元をバークで保護しないといけません。ああ、いよいよ冬がやってくる・・・
薔薇、まだまだ初心者ですので、これからもいろいろ教えてくださいね。

投稿: lehto | 2005年10月15日 (土) 21:11

うわぁ、『イブリン』ね!覚えとこ。
しかもアプリコット・ピンクは薔薇の中でも大好きな色!
香りが素晴らしいなんてますます育てたい!!
1本の薔薇の木から始める・・・なんて素敵な言葉。
よし、いっちょ頑張りますか!
そうそう、話し変わるけど、私も「納豆サンド」試しましたよ。セロリ刻んで混ぜて、ケチャップ、からしでね。普通にトーストしたパンに挟んだだけだけど、美味しかったよ。結構病みつきになりそうね(笑)。簡単だし、これからの貧しい私のランチメニューにいれる事にしました。

投稿: よしえ | 2005年10月15日 (土) 21:31

lehto さん、こんばんは!
もう気温5度ですか。厳しいですね。
私も借家に住んでいた頃は鉢の根元を藁でマルチングしていました。でもここは建物の4階で、そうじゃなくても冬の東京は風がものすごく強くてできないので、今年は腐葉土で覆ってみようかと思ってます。寒いとガーデニングをするのも大変だけど、それでもパソコンの前に長くいるよりはずっといいと思いますよ。気持ちが落ち込んでいるときは植物に触るといいと、何かの本に書いてありました。日本と全く違う気候の土地に住むというだけで大変だと思うけど、力をもらえるものからはどんどんもらって、元気に冬を乗り越えてくださいね。
あ、それからlehto さん、タイトルはすぐ思い出せないけど、今度、日本に可愛い女の子2人が主人公のフィンランドの映画が来るみたいです。女の子たちも、彼女たちの部屋のインテリアもすごく可愛くて、その映画見たいと思ってます。

投稿: soukichi | 2005年10月15日 (土) 23:42

よしえさま、
あら、そう。やってみた?
主婦のお昼なんてシャビーなもんよ。なら、納豆でもうひとつ教えよう、納豆パスタ。普通に作ったペペロンチーノ(レストランで食べるみたいな味にするには、にんにくのみじん切りを低温で香りよく炒めること、おたま一杯分の茹で汁、これは海水くらいの塩分です、それでパスタあえた後にもいちどオリーブオイルを少々かける、のがコツ)にタレとカラシを入れて普通にかき混ぜた納豆をかけて、きざみ海苔ちらすだけ。これも早い、旨い、安い! です。

投稿: soukichi | 2005年10月15日 (土) 23:50

もう、ずるずる〜って感じね。
パスタ大好きよ。でも納豆と合うかい?
今年の夏は納豆ぶっかけうどんに狂った私。ゆでたうどんに大根の千切りやしそやねぎ入れて納豆ぶっかけて、刻み海苔ちらすだけ。なんか似てるね(笑)。
ペペロンチーノ納豆、秋はそれでいってみますか。ずるるる〜。

投稿: よしえ | 2005年10月16日 (日) 00:40

 薔薇の庭を目指したのです。
オールドローズもいくつかあって・・・
でも名前もわからなくなってしまった。
 ミニ薔薇が見事に大きな株になって・・・春から夏にかけて次々と咲き続けます。毎朝花摘みをして・・・電子レンジでチンしてドライにして・・・リースにしたり・・・してました。
 今年は本当に庭に出ていません。かわいそうな事に
花たちもいじけてるように思えます。こないだ・・・秋蒔きの種を・・・たくさん買っちゃった。来春はきれいな花たちをアップできるように・・・庭で過ごす時間を増やしたいと思います。

投稿: angelseed | 2005年10月16日 (日) 00:40

oui、よしえさま、やってみてくだされ! 騙されたと思って!

投稿: soukichi | 2005年10月16日 (日) 00:58

angel さま、
電子レンジでチンしてドライフラワー作れるの? へー
庭のバラだけど、花がぜんぶ終わったら株のまわりを掘って肥料を漉き込むといいです。それと、東京よりはずっと寒いのでしょうから、lehto さんも言っていたように、株の根元を何かでマルチングした方がいいね。生き物なんでもそうだけど、手をかけたらかけただけ返ってきますから。寒くてちょっと面倒でもね。

投稿: soukichi | 2005年10月16日 (日) 01:04

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