2017年9月17日 (日)

9月、静かな雨の朝

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雨が降る音を聴きながら眠り、雨音で目覚めた。
そのときすぐ起きればよかったけど、プールで泳いだ翌日はなかなか起きれない。それから2時間眠った。
いつの間にかラプアンカンクリの猫の毛布がぬくぬくと気持ちよい季節になった。
珈琲、いい匂い。
遅い朝の食卓で、昨日知ったばかりのベネズエラのうさぎ作戦の話をした。
そんなことをするよりいっそ肉食をやめるか減らすかして日本人みたいに畑の肉を食べればいいんだ、と話した。
重要なのはいつだって体重よりも体型。
本物のうさぎみたいなぬいぐるみをこよなく愛する娘のためにも。
それから我々は指先を紫にしながら巨峰を食べた。
秋は葡萄のおいしい季節。
気温が下がるこれからはおなががすく季節だ。
冬までの束の間の楽園。
娘は静かな霧雨のなかをアルバイトに出かけた。
さて、何を聴く?

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2017年9月16日 (土)

雨が降りそう

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昨日ちょうど雨男くんが帰ってきそうな時間に雨がザーッと強く降りはじめて、「駅まで傘持っていこうか?」とメールしようかと思っているうちに雨男くんが帰ってきた。激しく降ってるあいだは駅前のスーパーの前で雨宿りしていて、雨脚が弱くなったから歩いてきたって。そんなに濡れなくてよかった。
今日は雨だったらプールには歩いていかなくちゃならないな、ことによっては暴風雨で行けないかもしれない、なんて思っていたけど、まだ雨は降ってない。いまにも降りそうな空模様だけど、なんとかプールから帰ってくるまではもってくれ!
今日から三連休に突入。
休日の少ない今年の貴重な三連休だというのに、台風でまたしても雨とは。
でもさすが雨男くん。この雨を、いい雨だって。落ち着くって。
お日さまさえ出てれば元気なわたしはもうしおしおのぱーだ。
昨日のフェアビアンカ、咲いた。
このばらを包むひかりのいろは、もう秋のいろ。
ひんやりした大気のなかで深く呼吸してみる。

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2017年9月15日 (金)

火薬のにおい

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娘とふたりで夕飯をすませた後、娘が「線香花火やらない?」と言った。
どうだろ、台風前で風つよくないかな。あとでベランダ出てみるよ、と言って、しばらく後に出てみたら、風はあるにはあるけどそれほどでもない。空き缶にティーライトキャンドルをひとつ落として、着火マンを持ってふたりでベランダに出た。
去年の夏のおわりに、友達と海でできたらいいなあと思って買った線香花火。
昔ながらの製法で作られた純国産の上級品。
でも海の近くに住む友達にはそんなロマンはないんだろう。
海なんかいつだって行けるし。
去年はついに海には行けなかったし、今年もたぶん行けないだろうから、もうここでみんなやってしまおう。
国産の花火は三種類あって、今日のは『九州三池・筒井時正の不知牡丹』。
一年も経ってしけってないかなと思ったけれど、さすが純国産品。
しけってなかった。
花火に火がつくときの、シュッ!という音。
火薬の匂い、いい匂い。
子供の頃からこの火薬の匂いが大好きだった。
これは紛うことなき夏の匂い。
イノセントな夏の記憶の匂い。
季節はずれに嗅ぐとなおさら鮮烈ではかない。

ふたりで7本やって、「これでも浄化されたんじゃない?」と娘が言った。
息子が怪談ナイトの会場から変なもの連れてこないようにセージでも炊こうかと言っていたのだ。
たしかにね。
浄化されたかもしれない。
これを買ったときの思いも。
みんな忘れてしまうこと。

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フェアビアンカのつぼみ

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フェアビアンカの純白のつぼみ。
このばらは小さなつぼみのうちからほんとによく香る。
このばら特有の、すごくいい香り。
今朝はちょっとしたきっかけから夏のあいだ水やりしかしてなかったばらの手入れをはじめたら、すっかりハマってしまった。
花が終わってもほったらかしだった花がらや、無駄に伸びすぎた枝を切り、病葉を取り、鉢をどかして箒で掃いて、植物の配置換えをした。
いつの間にかすっかりカイガラムシがついてしまったばらが数鉢。
この夏の長雨で完全に枯れてしまったばらが一鉢。
それから今年もまたコガネムシの幼虫に根っ子を食い荒らされたばらが一鉢。
それに、このあいだまでずっと元気だった原種のランの緑の葉っぱが数枚、急に茶色くなっているのに気づいてショックを受けた。思い当たることがあるとしたら数日前、ばらを切った後の剪定ばさみでそのまま枯れたランの下葉を切り取ったとき。
もしかするとあのとき雑菌が入ってしまったのかもしれない。とすると完全に枯れちゃうこともありうる。あーあ・・・・・・。
ランは繊細な植物。
繊細といえば、うちにはいま風邪っぴきがいる。
いつも季節の変わりめに最初に風邪をもらってくる人。
風邪っぴきの雨男くんは具合悪いのに今日は午後から出かける予定だ。
稲川順二の怪談ナイトに行くんだって。
季節外れのこわい話。
娘もわたしも、変なもの連れて来るなよ、と思っている。

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2017年9月14日 (木)

カニ缶でカニごはん

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今朝は仕事仲間とスカイプで話してるときにグラッときて、本棚のいちばん上に置いた器が転がりそうなほどの大きな揺れで、思わず「うわー!地震だー!」といいながら子機を握ったまま本棚を押さえたほどだった。
震源地は埼玉南部。
だんだん近くなってる。
こわい。
自分と子供が生きてる間は関東大震災なんて起こらないでくれと思うけれど、そんな虫のいい話はないか。

お昼は、妹がお香典返しでもらったという、いいカニ缶をおすそわけでひとつもらったので、それで作ったカニごはん。白米だったらもっとおいしくできたのかなと思うけど、うちは玄米。夜は息子が仕事帰りに外で食べてくるというからカニごはんがいっぱい余っちゃうのでこれをリメイクしてカニ雑炊にして食べる。
作家ものの手書きの桜のお茶碗は縁が何ヵ所かチップしていたのを、2年前だったか3年前だったかに国分寺のくるみギャラリーの『簡単金継ぎワークショップ』に行って自分で金継ぎしたもの。備前のマグカップとこれとふたつ持って行った。教えてくれた陶芸家の堀込和佳さんからは「初めてやった割にはうまい!」といわれたけれど、自分としては不満足な出来。わたしはおなじナンチャッテ金継ぎでも、筆を使って新うるしを塗るのがやってみたい。
日常のこんな小さないとなみと、それを一気に押し流してくような天災の予兆とが常に同一線上にあって、ときどき頭の中が白くなる。

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