2017年4月23日 (日)

サン・ジョルディの日。

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あんとす堂のえりさんが、今日23日を植物の本屋『草舟あんとす号』のオープンの日に決めたのは、今日が『サン・ジョルディの日』だったからだそうです。
スペインのカタルーニャ地方では今日23日は聖ゲオルギオス(サン・ジョルディ)の聖名祝日で、『本の日』とも呼ばれ、当地では親しい人に赤い薔薇と本を贈る習慣があるそう。
まさに本屋を開店するにふさわしい日!
そして、それがそのまま屋号にデザインされていたというわけでした。
わたしが例によって午後バタバタと家を出てお店に到着すると、ちょうど彼女のお友達ふたりが帰るところで、お店の前で記念写真を撮っていたので、ついでにわたしも撮らせていただきました。
お店の入り口で佇む、店主のえりさん。

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彼女は職業柄もあるのだろうけど人の話を聴くのがとっても上手な人で、なおかつぜったい人を悪く言わない人。とても努力家だけれど、ふだんはそんなこと少しも匂わせずにいつもにこにこ笑ってる。彼女の大らかで温かい人柄に助けられている人はいっぱいいると思うし、会うといつもわずかな時間でも面白い話をいっぱいしてくれて、その後いろいろ考えさせてもらえる人です。あたらしいこのお店の中もとっても素敵で、りえさんならではのセレクトだと思える美しい本がいっぱい!
わたしは今日は給料日前でプアだったので何も買ってこなかったけれど、しっかりほしいのをみつけてきましたよ。
そして、この草舟あんとす号とアトリエコナフェさんの焼き菓子屋さんは扉一枚隔てて繋がっていて、草舟あんとす号から見たビューがまた素敵でした。

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アトリエコナフェさんは、高校生になったお嬢さんに毎日、手のかかったお惣菜がたくさん詰まったお弁当を持たせる素敵なおかあさんで、そのうえオリジナルのお菓子も作れて本も出されている、いわば家事と仕事をしっかり両立している良妻賢母、デキる女のお手本みたいな方で、わたしなんかはちょっと近寄りがたい感じなのだけれど、かといってキツイ感じは全然なくて、静かでおっとりした知的な雰囲気の方です。
そして、そんな人柄はもちろん、コナフェさんの作るお菓子はとってもおいしい!
使う材料も見た目も食感も味も、それにラッピングにいたるまで、素朴だけれどセンスがあって、こだわりいっぱいのお菓子。いちどでも食べてその味を知っていたら、見たら買わずにいられません。いままではコトリ花店のイベントのときとか、コクテル堂さんでしか買えなかったけれど、これからは週に4日、営業日に行けばいつでも買えるなんて。しかも花屋の店頭や店内で売ってたときとちがってこれからはショーケースもあるから、クッキーだけじゃなくてケーキなんかも買えるかもしれません。たのしみ♪

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というわけで今日ははじめて食べるバニラシフォン、白みそのスプーンクッキー、いちごのアイシングクッキー、フラップジャック、りすのクッキーを買ってきました。

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もう、このシフォンケーキがね、しっとり、ふわんふわんでおいしかった。
しあわせな味

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2店ならんだ新しい店舗。
デッキはまだリニューアル途中みたいだし、何もないから気持ち殺風景にも見えるけど、だんだんにまわりになじんでいい雰囲気になってゆくことでしょう。
末永くつづいてほしいです。

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そして、さっき草舟あんとす号で買ったばかりの本を眺める花屋の店主。
開店から今年10年めを迎えるコトリ花店にとっても、お隣さんの開店はきっとあたらしいステージのはじまり。一緒にがんばれる仲間ができるって、すごく心強いことだと思います。

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それにしても今日は滅多にないような美しい日だったなあ!
昨夜の土砂降りが嘘みたいに気持ちよく晴れて、風もなく、移ろいゆく光のなかで何もかもが輝いていて ・・・・・・

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季節はじき初夏。
わたしが1年で最も好きな季節がはじまります。

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2017年4月21日 (金)

今季最後のラナンキュラス

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食卓にひさしぶりに花がある。
昨日、とってもひさしぶりに行ったコトリ花店で買ってきたラナンキュラス。
今季ラストだそうです。
それに緑のまんまるしたのと、いちごみたいなのと麦と。
かわいらしいのや美しい花に混じって、ちょっととぼけた愛嬌のあるのを仕入れてくるのがコトリさん風。
わたしが去年はじめて植えたラナンキュラスの球根は、ぜんぶ発芽したものの12球植えて蕾がついたのは5株だけ。つまりたった4割しかうまくいかなかったわけで、なんでかなあ~と思ってるところ。
最近知ったところによればラナンキュラスは温度管理が難しい植物らしい。
わたしに思い当たる節があるとすれば、暮れの忙しい時期だったから、吸水させてから植えるまでにちょっと時間があいちゃったこと。
めげずに今年もトライしてみたい。

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きれいなサブレをいただきました。
和歌山のパティスリー、ミニョンヌさんの『サブレ・ド・スワン』。
ちょうどこの春、娘のリクエストで(村上春樹が『海辺のカフカ』のあるシーンを書いているときちょうどこの映画を想起していた、という理由で)『ピクニック・アンド・ハンギングロック』を見たばかりだったから、それに今日Yahoo!のトピックで頭をくっつけあってハートを作っている白鳥の写真をみたばかりだったからちょっと不思議な気分。今年は些細なことだけどいろんなところでシンクロニシティが起きる。コトリさんのお隣のコナフェさんとあんとす草舟号さんは外が暗くなってもまだ作業に追われていた。
開店はついに明日!

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2017年4月20日 (木)

ママのチキンスープ

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いまよりもうちょっと子供が小さくて、いまよりもっと何もできなかったころ、わたしが家を留守にする日の夕飯にはきまって『ただ器によそえばいいもの』を作って出かけていた。
たいていカレーか、チキンのトマト煮。
それでいいかげん、そのふたつは食べ飽きちゃったらしく、ときどきノー・アイディアで何を作ったらよいか全然浮かばないときなんかにわたしが「チキンのトマト煮は?」といってもことごとく却下されてきたのだった。
とくに何故かチキンのトマト煮は。
でも昨日はほんとに疲れて何も思い浮かばなくて、誰にもなんにも聞かずに作ってしまった。ただ、昔作ってたチキンのトマト煮のままじゃなくて、それに野菜と豆をたくさん入れてスープにしたもの。
さて、どうかな、と思ったら、久しぶりだったせいか多少アレンジを加えたせいか、ふたりともおいしいといって食べてる。
そうだよ、わたしが作るものはおいしいんだよ。
いままでマズイものなんか作ったことないじゃない? と思う。

今朝、昨日の残りのスープとナッツとレーズン入りのパンを食べながら、そういえば高校生のころに夢中になって読んだサリンジャーの小説の中に、『ママのチキンスープ』が繰り返し出てきたっけな、と思った。あのころはとうぜんのことながら子供側の立場(感情)で読んだけど、いま読むとどうなんだろう。
すっかり母親側の感情にシフトしているとか?
そんなことありえる?
もう一度あれを読むと思うとちょっとめんどくさいけど、暇をみつけて読んでみるか。

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2017年4月18日 (火)

Birthday Live@sometime♪

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3月18日夜。サムタイム。
今日のことは2ヶ月以上も前からカレンダーにまる付けてたのに、ここのところいろいろ詰まってたもんだからうっかりしちゃって、今朝になってまだ予約もしてないことに気づいた。
ランチで混みあう時間を避けて午後サムタイムに電話をしたら、やっぱりもう席はほとんど埋まっちゃっててカウンター席はとれなかった。いつも前日電話しても取れないんだから、当日だったら当然か、と思う。さすが直さん。しかも今夜はバースデー・ライブときてるんだから。
「失敗した」とブチブチいいながら遅いランチをすませ。
物事をつつがなくやれるときと全然だめなときと、このムラのある自分ってなんなんだろうと自嘲しつつ、でもそれでも気持ちは今年初めて聴く直さんの音への期待感にあふれ、やっぱり今日もバタバタで家を出た。

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して、厨房前のカウンター・バーからの今日のビュー。
店に着いたときこそまだ人もまばらだったけど、はじめるころにはお客さんで満杯!
3ヶ月ぶりに見る直さんは、今日は白いシャツに黒のスーツとシックないでたちで渋かったです。
最初の曲は『ハロー・サンダース』。
オープニングからすごい疾走感。
それに反応してわっと湧く観客。
その最初の音を聴いた瞬間、ああ、またここに帰ってきた、帰って来られた、と思ってほっとするのと同時にふつふつと喜びが湧いてくるのは(そういう音は)直さんだけだなって思う。つづくミシェル・ルグランの『You Must Believe In Spring』もこの時期だけに沁みる。そしてわたしにとっての今夜のファーストセットの白眉は、ビル・エヴァンスのアレンジでやったという『You And The Night And The Music』でした。
このカルテットにおける真骨頂ともいうべきか。
めちゃめちゃかっこよかった!

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演奏してるあいだも次々お客さんが来るんです。
ぎゅうぎゅう詰めで、その熱気で中は汗かくくらい暑い。
ファーストセットは直さんのオリジナル『カリプソ24』まで全6曲、ピアノの片倉真由子さん、もう淀みなく弾きまくる、それあわせてドラムの大阪昌彦さんも叩きまくる、でも上手いドラムってどれだけハードに叩いても固く締まった音で全然うるさくないのがすごい。
ファーストセットから大盛り上がりで終りました。
そして思わず狭い厨房前のバー・カウンターで並んだ、お隣の今日が初直さんだという男の人に「いやあ~、めちゃめちゃよかったですねー!」というと、彼も「いや、ほんとにすごかったですね!」という。
でもさすがにバーカウンターの高いスツールに長いこといると腰が痛くなりそうだったので、ファーストセットで帰ったお客さんをいいことに席を変わらせてもらった。
して、ビューが変わってセカンド。

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直さんをこの背中越しに見るのも好きです。
そして、これだとかろうじてメンバー全員見えるかな?

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今夜のメンバー、左からピアノの片倉真由子さん、テナーサックスの竹内直さん、ウッドベースの須川 崇志さん、ドラムスの大阪昌彦さん。
セカンドの曲は知らない曲が2曲つづいて、1曲めも2曲めもすごくよかったんだけど相変わらずMCの直さんがボソボソいうので(すみません)よく聞き取れず。3曲めの『竹田の子守唄』はいつも書いてるけどこういう曲をかっこよくジャズでやれるのは直さんくらいじゃないかと思う。渋い。日本のノスタルジー。懐かしさとさみしさと、繭玉に包まれるような温かさと。そしてその後のバラードではこれも曲名がわからなかったのだけど、片倉さんがたっぷり長めの前奏を弾いて、それがすごく美しくてイマジネーティブで素晴らしかった。
セカンドのラストは『I Concentrate on You』。
もちろんセカンドも大盛り上がりで拍手喝采。
となったらアンコールは必至のことで、最後の最後といったら『Kokiriko』でしょ!
っちゅーわけで、今夜も全員手拍子のなか調子っぱずれの直さんの歌で終りました。
でも今夜はサプライズなつづきがあった!
厨房からスタッフの女の子がローソクの立ったバースデー・ケーキを静々と直さんのもとに運んできたの。(実はわたしはカウンターにいたとき、店の男の子が黄色い袋に入った四角い物を外から持って帰って冷蔵庫に入れるのを見逃さなかったんだけど!)

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さあ、こういうの苦手なシャイな直さん、困りましたねえ・・・・・・
「えー、じつは今夜は最初からバースデーライブをするというようなつもりは全然なくて・・・たまたまブッキングした日がそういう日だったものですから、あのお店の人が・・・思えばサムタイムに出させてもらうようになってもう30年くらいになりますでしょうか・・・」と、お店の人やら今日来てくれたお客さんやらメンバーへのお礼やら、喋る喋る、、、、、、

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全方向に向けてあっちを向いたりこっちを向いたり、、、、、、
こういう誰にでも平等なところが直さんのいいところなのだけれど、一体その間わたしは何枚シャッターを切ったことでしょう。

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最後はケーキをずっとかかげつづけてる女の子がかわいそうになってしまったわたしなのでした。そして最後は自分にハッピー・バースデーの歌を歌う直さん。

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ついにローソクの火をふっ!!!

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ふたたび満場の拍手!!
ぶじに今夜のすべてのイベントが終わりました。

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それで今日もわたしは帰り際に直さんとちょこっとだけ話して、「いやあ~、今日も楽しかったー♪」としあわせな気持ちで帰ってきたのだけど、サムタイムでこれをずっと見ているあいだも、この記事をアップするために写真を見ているあいだも、直さんを囲む観客もメンバーもお店の人もみんな実にいい顔して笑ってて、ダブルでしあわせな気持ちになりました

直さん、お誕生日おめでとう!
人生は降る日も晴れる日も、ハレもケもシケもあるけど、降っても晴れてもいつも直さんの音楽があるように、そして直さんがいつも音楽と共にあるように願います!
いつも最高の演奏をありがとう!!

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早咲きばら

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今年の一等賞もやっぱりデュセス・ドゥ・ブラバンでした。

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