2018年12月 4日 (火)

冬の花たち

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今朝ベランダに出て何気なくハーブに触っててびっくりした。
手の先に何か黒いものが見えて。
よく見たらサルビア・ディスコロールに花がついてたんでした。
滅多なことじゃ花をつけない、サルビア・ディスコロール。
黒い花ってあまりないからびっくりします。
カラスの羽みたいな、濃い紫のような黒い花。

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そして、ついにひらきはじめたセルリア。

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わたしのベランダの冬の花たち。
今日は昨日の天気予報では雨のはずだったけど、天気予報がはずれて、晴れてよかった。

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冬の花

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親友のMちゃんがまだ近所に住んでいたころ、冬の夜にアポなしで訪ねたら、自転車飛ばしてハアハア息切らしながらやってきたわたしの顔を見たMちゃんに、「そうちゃんは冬の花だね」といわれたことがあった。
冬の花。
わたしが夏が好きなのは、厳寒の二月生まれだからかもしれない。

今年は妹の引っ越しとブッキングしてしまったせいで初日には行けなかったけれど、昨日暗くなるころ娘と連れ立って行って来た。
渡邊知樹個展『冬の花』。
今回でたぶん、4回めとなる陶芸家の駒ヶ嶺三彩さんとのコラボ展。
今年も三彩さんの作ったたーくさんのお皿やコップやタイルに、知樹さんが絵を描いた陶の作品やアクリル画が空間いっぱいに賑やかに並ぶ。
知樹さんの個展のDMは毎回素敵なのだけれど、今回のDMもとてもよかった。
絵も言葉も。(特に言葉が。)

 春であれば過ち
 冬であれば静けさ
 いずれにせよ
 花の言葉


そのまま詩ですね。
昨日はあいにく三彩さんはいなかったけれど、前髪を切ってますますかわいくなった(知樹さんの奥さん)なっちゃんと、相変わらずとぼけた画伯が温かく迎えてくれた。この古民家のギャラリーも、なくなったらさびしい、ある意味HOMEみたいな場所だと思う。
昨日、わたしが選んだ1枚のタイル。

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これにします、といってなっちゃんに渡したら、あ、それ菜摘が「これなんで売れないんだろう。いいのに」って言ってたやつだー、と横から画伯。
そう、なっちゃんとは気に入るものがいつも似てるのです。
家に帰って包みをあけてわたしが見てたら、「でも、なんでこれ裸なんだろう?」と娘。「さあ。ヌードが描きたかったんじゃない? 絵描きだから」と、わたし。ちっとも答えになってないけど、ああ、もしかしたらそんなところにあるのかもね。売れ残ってた理由。日本人って変なとこコンサバだから。
さあ、わたしの人生にはたして猫と暮らす日々はやってくるのでしょうか?
猫好きの神みたいな男の人とセットで、がわたしの理想なんですけど、、、、、、
それこそ神のみぞ知る!

渡邊知輝個展『冬の花』は、阿佐ヶ谷CONTEXT-s で、7日金曜日まで。
時間は12時から7時。
冬の木漏れ日が美しく揺れるギャラリーにお散歩がてら、ぜひお出かけください。

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2018年11月20日 (火)

スープとパンの朝

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そのパン屋さんはかつてはホテルにパンを卸すほどおいしいパン屋さんで、夕方行くとなんにもなくなるくらい店はいつも繁盛してた。それがいつしかだんだん売れなくなって、店で働く店員の質が落ち、店から清潔感が薄れ、パンの味にもキレがなくなってきて、いつしかわたしはそこからネガティブなオーラみたいなものを感じるようになって、ついに行かなくなってしまった。そこの店主は料理がとてもうまくてアイディアマンの働き者だったけれど、もうすっかり疲れきってしまってるんじゃないかと思った。このままだと病気になっちゃいそうな気がする、と家族と話していたのだ。だから今年の春、店の窓に「体調を崩してしまい、しばらく店を休ませていただきます」の張り紙を見たとき、ああ、やっぱり、と思った。そして、それからずっとシャッターが閉まったまま、だんだん店の外観が薄汚れてゆくのを見ながら、きっとよっぽど重篤な病気で、もう復帰は無理でこのまま閉店するんだろうな、と思った。
それがつい先日、店の前を通ったらあたらしい張り紙があって、店を再開するからパートタイムを募集しているという。ああ、よかった。店主はやっと元気になったんだと思った。
開店は15日だったらしい。
その日の夜になってから知った。
それで娘が16日の午後に行ったら、店にはパンはまだ少ししかなかったという。
昨日わたしが行ったときも店内の広い棚はほとんどガラガラで、見慣れた数種類のパンがやっとこさ並んでいるという感じだった。それを見てあらためて、この店いっぱいに毎日パンを作るのがどれだけ大変だったか、どれほど店主が無理をしていたかが手に取るようにわかった。このパン屋さんはパンそのものもおいしいけれど、何より店主のつくる牛筋カレーやチキンやカモのローストといった料理が絶品で、それらが野菜とともにたっぷり入ったお惣菜パンがボリューミーで人気だった。サンドイッチの種類だけでもずいぶんたくさんあったと思うけれど、それを見るたび、これだけのお惣菜を店主ひとりでどうやって作ってるんだろう、いったい厨房はどういうことになってるんだろう、と思ったものだ。
最近、週1でカフェとかパン屋さんとか花屋とかお菓子屋さんをやるのが流行ってるけど、定休日以外、雨の日も風の日も毎日仕込みをして店を開けて経営をやりつづけていくって、ほんとうに大変なこと!
昨日、レジにいるときチラリと見かけた店主はまだ「すっかり元気!」というようには見えなかったけど、ここから先は無理をせず、できるかぎり長く店をつづけてほしいと思う。
昨日は揚げたてカレーパンとチョコクロワッサンを買ったのだけど、カレーパンの中はおいしい牛筋カレーがたっぷりで、これで160円は安すぎるんじゃないか? と思った。
パリッと焼けたクロワッサンにはパン屋のスピリットを感じた。
サービス品だからミニだけど、わたしは板チョコのはさまった普通サイズのチョコクロワッサンが食べたい。
・・・・・・ というわけで今朝はそのミニ・チョコクロワッサンと、ポサダ・デル・ソルのを真似てパスタのスープ。自分で作るとやっぱり具だくさんになってしまう。これはミネストローネみたいにベーコンは入れなくても、たっぷりのセロリとパプリカ、にんじんと玉ねぎをしっかり香りのたったニンニクとオリーブオイルで炒めることでコクがでる。ニンニクを炒めるときに輪切りの鷹の爪を入れ、仕上げにチリを入れたことでピリ辛になってそれがメキシカン風。でも、ポサダ・デル・ソルのはたぶん、オーダーが入ってからショートパスタを入れるんだと思う。パスタがアルデンテだったから。
11月になっても初冬というより晩秋の感じだったのがいよいよ冬っぽい気温になってきて、これからの朝はスープとパンの日が多くなりそう。

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2018年11月18日 (日)

冬の白 ***

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気温的には初冬というよりまだ晩秋の暖かさだけど、季節的にはもう冬。
11月のフェアビアンカ。
うっとりするような白。
このあいだ『冬には赤が着たくなる』と書いたけど、冬の白も好きです。
昔はよく全身白のコーディネートをしたものでした。
いまでも思いだすな。
クリスマスプレゼントに買ってもらったまっしろいコート着て、冬の海に行ったこと。
人生で、時間が経ってからわかることってとても多くて、いまからだってそれを伝えられたらと思うけど、もうわたしにはその術がないんだ。
それにもうとうにそんなこと、求められてもいないと思うしね。
こんなとき、わたしに必要なレメディーはハニーサックルかな。
徐々に色づいてきたセルリア。
うつくしい、午後の冬のひかりのなかで。

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2018年11月 8日 (木)

りんごのお便り **

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先週、りんごの樹のオーナーをやってる友達に、「今年はいつ収穫に行くの? わたし、一度りんご園でりんごがたくさん生ってるとこ見たいんだよね」といったら、「来週行くよ。なんだったら一緒に行く?」といわれて、まじで急きょ会社に休日届け出して行っちゃおうかと思ったけれど、いかんせん急すぎるし、いきなり彼らの間にわたしが飛び入りしていいもんかな、というのもあったから、今年はパスして来年は一緒に行かせてもらうことにした。
それで、長野が11月頭ってことは青森は11月末くらいだから、そろそろ来るころかなあと思っていたら、やっぱり来ました、青森の長谷川りんご園さんから今年もりんごのお便りが。家族、親類総出で一年間、丹精込めて作ったりんご。今年のりんごも蜜がたっぷり入ったおいしいりんごだそうです。完熟で収穫して、採れたてを届けてくれます。たのしみ 
で、一年ほんとに早いです。
これからまた数ヶ月、アオムシのように毎日りんごばかり食べて暮らす冬がくるんだと思うと・・・・・・
そう思っていたら新月の今日、別のところからりんごのお便りが届きました。
そう、りんごの木のオーナーをやってる友達夫婦から。
収穫したての大きくて真っ赤なりんごとともに。
彼らのりんごの品種は、陽光。
ほんとに大きくて真っ赤でピカピカのきれいなりんごです。
姫りんごみたいな、おっきなサクランボみたいなかわいいミニりんごも入ってて。
「今年は初の雨の中の収穫となって大変だったけど、終わってみれば楽しかったなあーっていう感じでした!」というメッセージ付き。
しかも、いつもの年より大量に採れたそうです。
もう、そう聞いただけで自分も行きたくなってしまいます。
夢はユーリさんの白樺かごいっぱいにりんごを収穫して、りんごの樹の下で写真撮って来ることかな。で、りんごの樹の下で、っていえばすぐ思い浮かぶのはマイケル・フランクスの『Underneath The Apple Tree』ってかわいい曲で、ママライオンとぼく、つまりいってみればこれはアダムとイブの歌で、マイケル・フランクスののんびりした歌いっぷりの割にはけっこう色っぽい歌なんだよね。タイガー・イン・ザ・レインってアルバムに入ってる。
それを口笛で吹きながらさっそく剝いたりんご!
あたりまえだけど、りんごは採れたてがいちばんです。
ジューシーで香り高いうちにいただきましょう。
立冬過ぎて暖かな11月の午後。
今年もりんごの季節のはじまりです。

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«『挌』というもの。